森の奥深くに打ち捨てられた朽ちた神殿。そこには人食らう見るもおぞましい怪物が棲(す)んでいた。不幸にも怪物にさらわれた旅の娘。しかし、娘が持つ不思議な石の光を浴びた時、怪物は思い出した。己には心があり、かつて人間だったことを。愛する人、愛
しい我が子、憎き敵……。封じられていた記憶の欠片がまざまざと呼び起こされる。か弱い人間の女が怪物と化すに至った顛末(てんまつ)が、ここに語られる。※各種ショッキング描写有り。基本は一人称、物語終盤に三人称神視点が混ざります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-18 23:16:09
151758文字
会話率:45%
夜にのみ現れる探偵――夜間探偵。
平凡な陰キャ高校生、水上公彦はとある事をきっかけに夜間探偵と呼ばれる月夜野真夜と出会う。
公彦は月夜野真夜に隠された真実とその過去を知り、彼女の助手?みたいな感じになり数々の謎や事件に共に挑むことになる。
※基本は一人称視点で物語を語る感じの作風です。エピソードによっては、主人公以外のキャラの視点で物語を語る場合もあります。
更新日は月曜、水曜、金曜、土曜の20時になります。
不定期で毎日更新など更新できない日があった場合は、活動報告に記載しておきます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-14 20:00:00
34565文字
会話率:45%
ある乙女ゲームにハマっていたアタシはある日、突然、真上から鉄骨が落ちてきて死んでしまった。
けれどそこでアタシという存在は終わらず、乙女ゲーの世界で【ウィナフレッド・ディカーニカ】として生まれ変わる。
アタシはこの異世界で一つの目的をつか
み取った。
それは乙女ゲーの悪役令嬢であるフィロメニアをバッドエンドから救うことだ。
初めて会ったときには色々あって公爵令嬢の彼女にボディーブローを入れてしまったけれど!
そして十年後、アタシはフィロメニアの御付きメイドになっていた。
けれど【霊獣召喚】の儀式になぜかアタシが巻き込まれて――!?
御付きメイド兼、霊獣になったウィナフレッドは、果たして悪役令嬢をバッドエンドから救えるのか。
ウィナに宿った神霊【セファー】と、霊獣の力を携え困難を(物理的に)打破していく異世界ファンタジー異能力メイドの活躍をお楽しみください!
※基本は一人称視点、その他の人物からは三人称視点でお送りします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-04 12:29:01
248065文字
会話率:36%
聖女サリアは、マクシミリアン王国の第一王子ルーファウスとの婚姻も約束された、とっても魔法が上手で仕事熱心な聖女様。
あまりにも熱心なものだから、最近は色々なお仕事を任されるみたい。
そういった毎日が忙しい人の下には、必ず不思議な出会いがや
ってくるのがお約束。
今回出会ったのは、なんと赤ちゃんのドラゴン!
偶然出会った赤ちゃんドラゴンに、サリアは『ジェイド』と名前をつけ、共同生活を始めます。
果たしてこの子育てが齎す先には何が待ち受けているのでしょうか――?
※基本は一人称ですが、【】で囲まれている回は視点が変わります。
※カクヨム、Nolaノベルでも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-27 23:10:39
111486文字
会話率:54%
バッドエンドしかないと話題のフリーゲームに手を出した極々平凡な現代人ヤヨイは、異質な世界に引きずり込まれた挙句、仮面の案内人に世界の道筋を変える数多の"選択"を託された。
ゲーム世界の主人公達と共に、バッドエンドのルー
プから抜け出す為に奔走する事になり――。
※主人公目線で進みます。是非、お付き合いください※
※評価・感想・ブックマーク登録など、更新の励みになります。ありがとうございます※
※基本は一人称視点ですが、■** **■のみ語り部が登場しませんので異なります※折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-10 01:50:07
551736文字
会話率:22%
ラブクラフト全集を読んでいた頃に、とある少女漫画の題名だけを聞いてふっと思いついた話です。基本は一人称視点で進みます。一人称は初めてですが頑張ります。
病み魔法使いの弟子とは違って、主人公は普通の子です。普通の女の子が神社のバイトから日
の光の届かない非日常の世界へと誘われるふんわりホラーです。恋愛要素は盛り込む予定ですが、無事な末路を期待しないほうがいいかも。
なお、思いつくきっかけになった少女漫画ですが全く違う内容でした(笑)よかったら何ていう漫画なのか推理してみてください。
ジャンルの更新ついでに題名を変えてみました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-03-02 16:36:52
187480文字
会話率:31%
子供を庇った女子高生を庇って、トラックに吹き飛ばされた青年、三上良。
それなりに楽しかった人生を振り返り、自分を呼ぶ声に別れを告げて意識を手放せば気付いた先は真っ白な空間。
自分に語りかけるは正体不明の「声」。
言われるがまま
にクラスを決めてステータスを決めてスキルを割り振り、ボーナスポイントを貰った彼が目が覚めて見た者は、金髪碧眼の超絶美人と焦げ茶赤目のイケメン、その後ろには黒髪黒目の切れ目のメイド。
どうやら俺は転生したようだ。
日本にもそういう物語はあったしな。
なんて考えてるとなんとびっくり。
父親は現地生まれのリアル勇者、母親は共に歩んだ大賢者、切れ目の美人メイドさんはなんと生まれたばかりの俺の初の部下と言うではないですか。
生まれた先は英雄の子、期待値Maxを斜め上へとぶち抜きます。
※2017/1/21より改稿開始~2017/2/10に改稿終了。
新キャラ及び伏線の挿入。文の統一化。
※基本は一人称で進みます。
※2018/1/1午前0時よりカクヨムと同時投稿。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-02-12 23:00:00
109296文字
会話率:37%
この世界は完全なる平等だった。あらゆる種族みな平等で寿命さえも平等だった。 75年、それが外的要因で死ななければ生きていられる時間だ。
しかし個人の価値観も平等であるのかというと、そうではない。個人の価値観に合わせた平等が成された世界、それがイコールである。 神が創りだしたこの世界は、たまに問題もあったようだが、今に至っては平和そのものだった。
悪魔との契約によって得られる付加能力(ポテンシャル)による豊かな生活もあった。 しかし唐突に異世界からきた魔王によって その平和と平等は崩れ始める。
―そんな平等と絶望のはざまに生きた少年の物語―
※セインの鈍感視点をメインに用いた作品に成っています。
世界観について最初は伝わりにくいと思いますが、機会を設けては少しずつ一人称の弱点を補えたらいいな、と思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-08-26 13:08:31
68060文字
会話率:30%