その雑貨屋には奇妙な噂がつきまとっていた。
店主のロベリアが鑑定すると偽物も本物に変わってしまうという噂が。
「そんなの誰かが流した嘘だろう」と世間は四方山話としか思っていなかった。
だが、その奇跡を目の当たりにした王国騎士団
長グレイは彼女を不信に思い問い詰める。
「何が目的だ、雑貨屋」
「あら? そんな怒ると端正な顔が台無しですよ」
その後、ちょっとした事件でロベリアと行動を共にしたグレイは彼女の「特別な力」を目の当たりにする。
彼女が「グレイさんの手にしているのは名工が仕立てた刀剣」と口にすればグレイの古びた剣がみるみるうちに一流刀鍛冶師が仕上げた名刀に早変わり。
悪徳商人が手にした銃を「おもちゃ」と口にすれば弾の代わりに旗が飛び出る玩具変貌を遂げてしまう。
「雑貨屋、お前、何者だ」
「これは言霊です、その気になればどんなゴミでも秘宝に変えられます。たまに困った人をこの力で救って来ましたね」
「――っ!? もしかして、お前は……東方で召喚された聖女、なのか?」
「ご想像にお任せします。あぁグレイさんは良い人そうなので、ちょっとお手伝いして貰えませんか?」
「手伝いだ?」
彼女曰く、自分は異世界転移者で元の世界に帰りたい。そのためには異世界に帰るための言霊……それに耐えうる秘宝を探しているらしい。
「わかった、代わりに君の言霊で騎士団が請け負う仕事を手伝ってくれ」
「事件解決に言霊を? まぁいいでしょう、ギブアンドテイクでいきましょうか」
堅物騎士団長と言霊使いの偏屈聖女のバディが次々と難事件を解決していく折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-15 07:00:00
20069文字
会話率:50%
怪談、奇妙な話、四方山話……
虚実取り交ぜてお送り致します。
最終更新:2024-10-12 18:00:00
35833文字
会話率:9%
小耳袋の怪奇譚以外の小話をこちらに移動しました。
最終更新:2024-06-14 17:00:00
3269文字
会話率:7%
「戦国クラス転生」についての四方山話(よもやまばなし)
不定期なので完結済み設定としています。
最終更新:2024-06-09 00:00:00
9077文字
会話率:1%
「ボーイスラブにはまだ早い」にでてくる史実の説明とよもやま話です
最終更新:2023-11-18 05:57:27
2742文字
会話率:0%
徳川幕府の体制が盤石の物となって久しい宝永元年。
戦とは無縁な泰平の世に生まれ育った若侍達は、家督を継げる時を待ちながら穏やかに過ごしていた。
若き岸和田藩士である先山光太郎と加茂内膳もまた、そんな泰平の世に生きる若侍の一員である。
今宵も
二人は泉州名物の里芋を肴に差し向かいで飲みながら、四方山話に花を咲かすのだった。
(※本作品は公式企画「秋の歴史2023」の参加作品で御座います。)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-01 07:23:37
2098文字
会話率:27%
ただの四方山話。本当にそれだけ。
最終更新:2023-09-27 20:20:26
535文字
会話率:0%
フルダイブ式にリニューアルしたVRMMOを“普通”に始めた名前不明の学生「彼」。
新しい世界に憧れて、辛い現実から逃れるかのように仮想世界に飛び出した彼を待ち受けていたのは……頭のネジが外れてしまった大人達だった。
一体、どうしてこんなこ
とになってしまったのか?
社会問題がおざなりのまま、フルダイブ式VRというオーパーツだけが実現してしまった近未来世界で起こる事件の数々。
美しさ溢れる仮想世界すら平気で侵食していく人々の、暗くて深くてどうにも晴れそうに無い心の闇。
現実世界と仮想世界のせめぎ合いの最中――果たして彼は、その冒険の先に「何」を見る?
※作者の実際のネトゲ、MMO経験に基づいて執筆しています。
ヒューマンドラマ要素が強めの“ちょっとだけ”リアル系のお話です。
VRゲーム内の世界観の設定や開発者、プレイヤー事情の四方山話などがメインのお話とは別に多々存在しているので用語解説が多めです。ご容赦ください。
また、加筆修正が非常に多いです。ご了承ください。
【質問などありましたら感想欄にお気軽にどうぞ。作品のネタバレにならない範囲でお答えします。】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-06 00:37:26
1327501文字
会話率:35%
私はママ友と恒例のお茶会をしていた。そこで聞かされた他愛もない話の中に、ちょっと聞き流せないものが潜んでいたようだ・・・
最終更新:2023-07-03 00:00:00
3671文字
会話率:27%
火事に遭遇した松吉は、取り残された子猫を助けようと奮闘する。
※古希(こき):七十歳
※四方山話(よもやまばなし): 種々雑多な話。 世間話。 雑談。
※鳶口(とびくち):長さ1.5m~2mほどの木製の棒の先に、鳥のくちばしのような形状を
した鉄製の鉤(かぎ)が付いた道具。木材を引っかけて運搬したり、木造家屋を解体したりするために用いられる。
※丸髷(まるまげ):結婚した婦人が結う、日本髪の型。頭上に楕円(だえん)形の、やや平たい髷(まげ)をつけたもの。
※旧暦の春は一月~三月。
※欣喜雀躍(きんきじゃくやく):大喜びで、小躍りすること。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-26 10:12:16
2463文字
会話率:43%
【ざっくり概要】
ヴァンパイア少女のフランちゃんに、いろんな平行世界の日常を聞かせてもらう話。
【詳し目概要】
神と妖怪の住まう場所、幻想郷。
その外れにある紅魔館の当主の妹「フランドール・スカーレット」は、平行世界の自身へと接触を
図ることに成功した。
多数の平行世界の自身と交流を深め、経験や又聞きの四方山話を書き起こしては互いに交換し合う日々。そんなある日、彼女の下に幻想郷の管理者「八雲紫」が訪れた。
「――貴女の収集した物語、他人に自慢してみたくはないかしら?」
彼女が何かを企んでいるのは間違いない。その胡散臭い表情からもそのことはよく読み取れた。けれどフランドールにとって、そんなのどうでも良いことだ。
「――それ、良いわね」
フランドールは、自分の収集物を自慢したい。それ以上の詳しい話には、興味がなかったのだ。
かくして彼女の能力により、フランドールの自室は外の世界と繋がることになった。繋がった先は外の世界、とある裏路地のビルの一角。
人通りすら少ないそこに、一人の男が通りかかる。何の因果か、フランドールの部屋から漏れる光に気付いたその男は、興味の向くまま、その異界への扉を開け放った。
その先に、反常識的な世界が広がっていることを知らないまま――。
初日3話投稿、以後毎日18時半に更新。全28話。
※この作品は東方projectの二次創作です。同作の二次創作ガイドラインを遵守しております。
ガイドライン→https://touhou-project.news/guideline/
※この作品は別所で投稿した作品群を短編集として再構成したものです。一部内容が過去作と重複している場合があります。
また短編としてpixiv・ハーメルン・東方創想話に、連載作品としてハーメルン等にマルチ投稿しています。ご了承下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-22 18:00:00
92442文字
会話率:47%
連載中の『転生したらまさかのシンデレラボーイ!?』本編に絡むようで絡まないようなお話アレコレを投稿します。
四方山話=よもやまばなし
レッツ雑談☆
※不定期更新。
「ノベルアップ+」でも掲載中の作品です。
最終更新:2020-10-17 10:18:33
6912文字
会話率:30%
ファンタジーやその他もろもろについての四方山話を徒然と語ってみようと思う。
ファンタジーに魅せられて30年あまり。
ぬるヲタとして、社会人として、無駄に知識は溜め込んだので、適当に放出しようと考えている。
独自研究や聞きかじりも多数あるので
、ここで得たものは知識ではなく与太話であると思っていただきたい。
他人に語る場合は、別ルートで必ず裏取りをすること。
鵜呑みにしたことで生じる損害について、責任は負いかねる。
気楽に読み飛ばしていただきたい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-10 19:50:32
4100文字
会話率:0%
清水丈瑠(しみずたける)はヤクザに追われ、北海道まで逃げてきていた。
噂で『最強の剣士』と会うことが出来る古い道場があると耳にしたからだ。
丈瑠は過去の自分を振り返りながら、その道場で自らの望む『最強の剣士』に会おうとする。
最終更新:2019-11-16 16:00:00
15619文字
会話率:46%
藤木勇斗(ふじきゆうと)にとって、幼馴染でクラスメイトである小松尚子(こまつなおこ)が走る姿はとても美しく見えた。
彼女は中学の頃に才能が開花し、高校に入学してからも記録を伸ばし続けている。
いつかオリンピックでメダルを取るという夢を持って
いる。
そんなある日、勇斗たちの前に七尾梢(ななおこずえ)というクラスメイトが現れる。
その日から尚子の様子が少しずつおかしくなっていく。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-28 16:00:00
12512文字
会話率:55%
中松里帆(なかまつりほ)の隣の家で飼われている千太郎という名の秋田犬が子供を襲うという事件が起こる。
だが、里帆はそれが違っているとして、クラスメイトの茉莉穂乃果と共に真実を明らかにしようと調べ始める。
最終更新:2019-10-05 16:00:00
22617文字
会話率:56%
二十歳の秋に、苗字が変わるまでの四方山話。今回は、菊子視点です。
※『昭和四十六年の夏』および『昭和四十八年の冬』の続編です。
最終更新:2019-10-25 18:00:00
2347文字
会話率:0%
フリーター
それは日本で正社員・正職員以外の就労形態。
場合によっては無職と皮肉られる事もあるが、立派な就労者であり、今のこの国に無くてはならない歯車の1つ
これは、そんなフリーター男と、その友人たちのちょっとした足掻きの日々を記した物であ
る。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-10-09 00:05:20
582文字
会話率:50%
覚妖怪の彼女は、けれど人間である。人間嫌いだった彼女は、されど人間が大好きだ。
一人の歪な少女と出会って、彼女の物語は始まる。
最終更新:2017-08-03 18:24:58
37966文字
会話率:59%
設定ぶっこみ過ぎたこぼれ話安置場
全てリンクして行く予定です
適当なので随時改稿します
最終更新:2016-10-27 00:02:17
2515文字
会話率:79%
ある日ある瞬間から突然人類は特技という異能力を持つ事となった。
特技を使った犯罪を取り締まるために設立された組織【特技犯罪捜査局】通称、特局に入局した橋中 勇司。
自ら望んでいない特技に目覚めた主人公、口の悪い相棒、主人公より主人公らしい能
力を持つ父親、小さくてなんか不憫な同僚、一名のシスコンなどと共に話しは進みます。
350話で一応のお話は完結いたしました。ここから書き直しや、四方山話、リクエスト等あれば追加していきたいので完結済にはしないでおきます。
基本的にはチート無し、ハーレム無し、鬱展開無しどころかシリアス展開も無いお気楽な物語。
一応人物紹介 http://ncode.syosetu.com/n9508cg/1/
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-10-07 03:14:00
588017文字
会話率:45%
私の本業は、お役人薬剤師なのです。
薬剤師免許を取る前、とってからの思い出話をつらつらと書き綴っていこうかと。
思い出せたときに書いていくので、不定期です。
最終更新:2016-04-10 12:38:47
20376文字
会話率:2%
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しっぽのある連中の四方山話です。
-----<< ここまで >>-----
谷山浩子さんの「しっぽのきもち」という私も好きな曲がありますが他にいい題名が浮かばなかったのです。
いい題名が思い浮かんだら変えるかもしれません。
題名が影響を受けてます。
新海誠さんの作品に「彼女と彼女の猫」という作品があります。その中に出てくる電話機、発掘しないといけませんが持ってます。何故かそれがとても印象に残ってます。
登場する種族が被っていますが実在するので回避出来ません。
この話は別の話を書いている時に思い浮かんで勢いで書いた物です。
お見苦しい点、多々あると思います。
公式ブログの「【重要】作品ジャンルの再編成について 2」の追加分を読んでみると、これは[ファンタジー]-[ローファンタジー]になるんじゃないかと。
[エッセイ]にあった「個人的観点により思想や物事を論じている作品。」ではないな。
「現実世界に近しい世界にファンタジー要素を取り入れた小説。」だと。
現地実に近い世界で透明な存在が出てくるので。
と、いうわけで[エッセイ]から[ファンタジー]にジャンル変更しました。
(2016/03/18)
<< 大切な注意事項 >>
・お読みいただく中で、時系列の混乱、残酷な描写、整合性の取れない部分など出てくると思いますが、しっぽのある連中というのはそういう物だと思ってください。
・話しに連続性が無い場合もあります。
(2016/03/27)
・この作品では実名が出てきますが、人間の実名は出てきません。
・あくまでも平行世界の話しです。現実の話しではありません。そういうことです。
・しっぽのある連中がいないとこの話は続きません。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-04-01 02:15:26
6792文字
会話率:0%