『その体に出会いと別れの挨拶を』のあらすじや登場人物をまとめたものです。章ごとに管理しています。振り返り用なのでネタバレ注意です。
最終更新:2024-10-19 19:30:25
5170文字
会話率:2%
……意識が戻ったわたしは、ロボット二体に抱えられてトラックの荷台に放り投げられた。2289年7月初め、一斉安楽死の死体処理が始まっていた。わたしは、咄嗟にトラックから飛び降りると、ロボットに見つからないように部屋へと戻った。
6月30日
の「最終日」。わたしは、残っていた何人かの知り合いと、別れの挨拶を交わした。家族は、選ばれて火星に移住した一人息子のオガワ・マモル以外は、すでに安楽死処置でこの世を去っていた。火星の息子に最後のメッセージを送ったその夜、わたし、ミヤマ・ヒカリはこの部屋で「享年28」の最期のときを迎えるはずだった。
生まれ育ったここネオ・トウキョウで、一斉安楽死処置の失敗例は、確率的におそらくわたし一人のはず。月に本部を置く国際連邦のマザーAIに知られたら、再び処置を施されるに違いない。どうしよう…
かつて老占い師に言われた、「会いたいと思う者のところへ向かうとよい」という言葉を思い出した。会いに行ける可能性のある唯一の人物は、自分が生まれる前に大陸で行方不明になった、祖父のミヤマ・マモル。彼の写真と、その裏に書かれた「30115」の数字を手掛かりに、わたしは大陸へ向かうことにした。
マリンビークルという小型船で、AIによる追跡が来ないうちにネオ・トウキョウを後にする。航海のお伴をするビークルを、わたしは「アルト」と呼ぶことにした。「30115」をもとに指定した「北緯30度、東経115度」の地点は「到達不能」。代わりに、最寄りのレフュージを目指して東シナ海を航行し、長江河口のネオ・シャンハイへ到着した。
第四次世界大戦後、寄るべき国を失い、核兵器、生物化学兵器で汚染された地上に残された約1億の民。彼らを収容すべく、国際連邦が建設した大型シェルターであるレフュージは、ネオ・トウキョウ、ネオ・シャンハイを含めて地球の30ヵ所に設置されていた。
レフュージの外には、国際連邦管轄外のAOR(Aliens Outside the Refuge)と呼ばれる居住民たちがいる。その大きなコミュニティーが、ネオ・シャンハイの対岸に存在することをアルトから聞かされ、わたしは長江を渡り、上海へ向かった……
※事情があって削除した長編を、少し再構成して、再び連載の形で公開します。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-18 20:10:00
87681文字
会話率:23%
主人公は丘の上で彼女と言葉を言い合う、それは彼らなりの別れの挨拶であった。
最終更新:2024-03-22 14:08:51
700文字
会話率:15%
優しすぎる孫と意味不明なおばあちゃんの日常。
最終更新:2024-01-29 09:57:01
750文字
会話率:0%
世界滅亡の危機を脱した錬金術師が世界滅亡の危機を引き起こした下手人(好きな人)に別れの挨拶を言いにいく話。
最終更新:2023-10-22 20:10:12
17592文字
会話率:43%
充実した毎日を送る女、美穂
幼い頃から死への憧憬を抱えた彼女は、ある日とうとう死を決意した
同じく死にたがりな友人に別れの挨拶を済ませれば、彼女から唐突に旅行に誘われる
生きる事に向き合えない人間が二人、思い出作りの旅に出る
どこまでも自分
勝手に生きたどうしようもない女たちの話
この話は自殺を取り扱っており、またそれを肯定する描写がありますが、現実世界において自殺行為を肯定、推奨する意図は一切ございません。あくまでフィクションとしてお読み下さい
これは、生に対する執着の薄い山田が、いつか美穂の様にならない為の戒めの話でございます折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-26 13:46:40
32753文字
会話率:23%
いつもの別れの挨拶。
この作品はPixiv、カクヨム、ノベルアップ+、アルファポリスにも掲載しています。
最終更新:2023-07-27 18:14:29
1986文字
会話率:43%
没落した華族令嬢、凛々子は明日、この街を出る。借金のために成金の桐生喜一の妾になることになったのだ。凛々子は恋い慕う慎介のところへ別れの挨拶へ向かうのだった。
※大正時代をモデルにした架空の街が舞台です。異世界転生の要素がありますが、敵を
倒したりということはありません。ご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-17 18:34:20
12031文字
会話率:24%
勇者は魔王との最終決戦へと挑もうとしていた。王国の崩れかけた城内で、世界の平和を願い、勇者が無事に帰還することを祈るのは、王族で唯一残されたお姫様。勇者は姫君に、長い遠征へのしばしの別れの挨拶をする。そこで勇者が託したものは……
なろうラ
ジオ大賞4 参加作品
テーマは「ひまわり」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-06 16:24:32
999文字
会話率:49%
夜に電話がかかってきた。
甘い声音だった。何時も通りの声音だった。
ただ一つ違っていたのは、別れの挨拶。
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
メンタル豆腐な女子が出ます。
お気をつけ下さい。
最終更新:2022-07-08 20:35:55
840文字
会話率:40%
大きなお馬さんと少年(少女)の出会い。
初めはお互いに恐怖心と警戒心。
ゆっくり距離を縮め触れ合うひと時。
そしてお別れの挨拶。
最終更新:2022-07-04 23:16:20
769文字
会話率:8%
『最強の勇者パーティーのお荷物』ことこの物語の主人公
“シンノスケ・ノボルカワ”
は〈勇者の幼なじみ〉とゆうだけで世界最強の勇者パーティー 【希望の剣】 のメンバーに加えてもらっていた。
シンノスケは別に弱くはないの
だが、メンバーが凄い奴等ばかりなのと、未だにスキルをひとつも持っていない(持ってはいるが、何に使うか分からない)ので、どうしても比べられて格下扱いされてしまう。
それでもシンノスケは頑張った。
幼なじみの ”セレン・ルーベス“ の為に…。
どんな仕打ちを受けようと、どんな扱いをされようと、どんな罵詈雑言や誹謗中傷を言われようと 『幼なじみのアイツと一緒に入られるなら…。』 とその理由だけで頑張れた。
手続きなどの面倒な事は勿論。あらゆる雑務や雑用をこなし、何かしら問題が発生したら速やかに対処・対応・処理・後始末をした。
メンバー達の体調管理にも気を配り、アフターケアも欠かさなかった。
各々の自己責任の筈なのに、揉め事なんかの尻拭いも、寝る間も惜しんで対応した。
しかし、そんなシンノスケにある日“PTリーダー”から衝撃的な事を告げられる…。
「今日でお前はパーティーから抜けてもらう!」
意味が分からない…。
俺がクビ…?
何故? 何で? どうして? 理由は?
突然の事に困惑するシンノスケ…。
そんなシンノスケに追い討ちを掛けるか如く、他のメンバーからも嫌みったらしい別れの挨拶や、わざとらしい慰めの言葉がかけられる。
更にPTリーダーから渡された【マジックアイテム(録音機)】により、絶望に突き落とされる。
『今日…で……シンちゃんは……クビ……にするね…』
それは紛れもない、“幼なじみ”の声だった…。
最早その場に立っている事さえ困難になるシンノスケ。
気がつけばパーティーから離れ、一人違う街を彷徨い歩いていた。
暫くして、ふつふつと沸き上がる復讐心…。
(よくも俺を━━アイツら全員後悔させてやるッ!!)
“幼なじみ”を含めた全員に復讐することを誓ったシンノスケだったが数日後、意外な事が起こる。
「シンちゃんみーつけたっ♪」
なんと!自分をクビにしたはずの幼なじみが追いかけてきたのだった! それも[女体化]した姿で…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-31 23:00:00
1222文字
会話率:27%
小学生の頃、近所で仲が良かった幼馴染の女の子が引越しした。何故か親同士は仲が悪くてお別れの挨拶もなく、こっそりと公園でさよならした。それから15年経ってばったり会う。そしてさよならの続きをする。
最終更新:2021-11-07 22:38:11
2207文字
会話率:55%
パロ村に住む『ルディ』は茶色い髪と百六十五センチ、普通の体型の十五歳の少年だ。特別強くもなく、賢くもない、そんなルディの夢は街で暮らす事だった。
その足掛かりとして、冒険者として街で仕事をする事にした。冒険者とは、誰でも即日採用される採
用基準が低い仕事で有名だ。
質素な家の前で両親と別れの挨拶を済ませたルディは、馬車に揺られて街を目指した。
八日間の旅でハルシュタットの街に到着したルディだったが、手持ちのお金三万ギルは馬車台と食費で一万ギルまで減ってしまった。
ルディの武器は片刃の短剣。防具は普段着の白の半袖シャツ、茶の半ズボン、布のパンツ、布の靴だけだ。
ルディは槍のように尖った建物という情報を手掛かりに、冒険者ギルドという冒険者になれる建物に辿り着いた。
そこで綺麗な受付女性や爽やかな青年冒険者の手を借りて、仮登録の冒険者となり、初クエストに挑戦する事になった。
初クエストは、洞窟にいるスライムという潰れたボールのような魔物を倒して、一個十ギルの核を集めるものだった。
地図を頼りに洞窟に辿り着いたルディは、洞窟の奥を目指して進んでいく。
その洞窟で灰色の服と猫を持った黒色の服を着た、二人の男の怪しい取引現場を目撃してしまう。
危なそうな話にルディは急いで人を呼びに行こうとするが、その前に背後から、もう一人の男に襲われてしまった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-08 19:16:10
388938文字
会話率:33%
とある世界の片隅に置いて、日々を肉体鍛練の修行に費やす日々を送る少年が居た。
武道家の血筋である彼は、修行の一貫としてこの世界でも有数の覇者に当たるドラゴンに一騎討ちを挑む。
結果は敗北したが、少年の内に潜んでいる稀に見ぬ才能を看破したド
ラゴンは暇潰しも兼ねた修行相手になってやる事を承諾してやった。
それからドラゴンと死合い同然の荒稽古を続けて数年が経ち、師となる人物から遂に免許皆伝を認められるが広い世の中にはまだ見ぬ強者が居る事を示唆され、諸国行脚の旅に出るように言われる。
そこで修行に付き合ってくれたドラゴン……ヴァベルに別れの挨拶をしに行くが、ハクに愛着とも愛情ともつかぬ感情が沸いたヴァベルは別れを拒否し、一緒に着いていくと言い出す。
当初は災害とも称されるドラゴンに着いてこられては旅も儘ならないと断るも、ドラゴンとしての力が半減するのと引き換えに人化の術を体得してきたヴァベルがなし崩し的に同行してくる事となる。
人の世に疎いヴァベルに振り回されながら、各地を巡り歩くハクは個性溢れる仲間達に出会いつつ、世界に巣くう悪と戦う人生を過ごす事になり、晩年には拳聖と謳われる偉人にへと成長するのだが今はまだ先の話である…………。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-25 18:00:00
83466文字
会話率:43%
目覚めたら勇者の剣になっていた私。
前世の記憶は全て消えていた。
私を引き抜いた勇者とともに魔王退治へ出かけることとなる。
隣町の恋人リサに別れの挨拶をしに行く勇者は、衝撃の事実を知らされる。
それは、リサが自ら生贄に立候補して旅立ってし
まったということだった。
一時はリサを追いかけようとする勇者だったが、すでに手遅れだとなだめられ……。
意外な展開が次から次へと勇者の剣になった私を待ち受ける!
幼なじみ同士の関係にも注目。
登場人物(ラフ紹介)
・タカ→勇者に選ばれた少年。
・リサ→勇者の恋人。幼なじみ。
・カズ→勇者の幼なじみ。
・ミカサ→勇者の幼なじみ。
↓ネタばれ注意
・剣の正体→リサ
・タケダさん→剣術の達人。リサとミカサが慕っている大人。タカに剣の修行を施す。
・トキさん→タカのお父さん。死んだと思われていた。魔術の訓練を積むために、かつてタカの元から去ったのだという。
・ツカサさん→トキさんの友人。魔力を使った商売をしていたが、魔王に反抗したところ感情を利用して操られてしまっていた。ピサの町の門番として、タカたちと敵対する。
・キクチ(大男)→ミカサのお父さん。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-20 17:45:21
83404文字
会話率:27%
【 ただ冒険者になりたかっただけなのに、何故王宮へ?〜スタンプラリーは命がけ〜 】
の題名を変え、多少編集し直して再度投稿し直します。
最初に投稿して間が空き過ぎてしまったので。
今まで読んで下さった方は申し訳ないのですが、12章から読んで
頂ければと思います。なるべく早く投稿するつもりです。
★ ★ ★ ★ ★ ★ ★
「いつか大きくなったら冒険者になって、一緒に魔物退治をしながら世界中を旅をしよう」
アリアンはかつて幼馴染みとそう約束した。彼は美しい銀髪にエメラルドの瞳をした、三歳年上の強くて優しくて天使様の様に奇麗な少年だった。
しかし、ルーカンド王国の近衛騎士だった父親が突然解雇されて王都を離れる事になり、アリアンは幼馴染みのスクルドとは別れの挨拶も出来なかった。
アリアンはいつか冒険者になって、幼馴染みの少年を探し出して一緒に冒険の旅をするという夢を抱いていたのだが、彼はなんと囚われの身になっていた・・・折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-18 16:00:00
136901文字
会話率:32%
今年、36歳になる冒険者のハリソンは、自らの限界を知り、引退する事を決めていた。
だが、最後の挨拶にと、世話になった人々に別れの挨拶に向かうも、会ってもらうことすら出来ない。
また、仄かに想い続けていた女性に、自分の気持ちも伝えられずに
いた。
故郷に帰る前に、ハリソンは、自分のやって来た事に意味があったのかと悩む。
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久しぶりに時間が空いたので、以前に下書きをしていたものを書き起こしてみました。
お時間のある時に、読んでいただけたら幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-07 21:00:00
47876文字
会話率:38%
伝説のギルド『ユミルアース』6つの人気ゲームのランキング上位に君臨しておりすべてのゲームのギルド員を合わせると優に数百人にを超え、幹部ですら50人居る。そんなギルドを制作しここまで大きくしたギルドマスター『ハリストス』2145年に6つすべ
てのゲームが終了する事が決まり。多くのメンバーは別れの挨拶をしていた。
【間もなくサービス終了です。ご利用有難うございました。】
刻々と運命の時間が近づいていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-01 19:19:08
8983文字
会話率:33%
少しだけ未来の話。
太陽系の小惑星の一星で暮らしていた「私」と「彼女」だが、ある日事故により「彼女」を失ってしまう。
途方に暮れる「私」だが、友人からの提案により、彼女のクローンを複製することができた。
再び「彼女」と暮らし始める「私」だが
、以前の「彼女」と違う今の「彼女」に苛立ちを感じてしまう。
だが、苛立ちだと思っていた感情は、新しい「彼女」を好きになりつつあることへの、前の「彼女」への裏切りからくる嫌悪感であった。
ある日、つもりに積もった苛立ちは爆発し、矛先は彼女へと向かう。
そこで、今まで自分に従っていた彼女が初めて自らの意見を述べ、家を飛び出す。
途方もない喪失感に包まれた私だが、その時になってようやく自分が今の「彼女」を好きになっている気持ちに向かい合う。
彼女を追いかけた私は、彼女をある場所で見つける。
そこは、前の「彼女」が地球から持ってきたが咲くことがなかった桜の木が植えてある場所だった。
桜の木は満開であり、それが前の「彼女」からの別れの挨拶のような気がした。
そこで、今の「彼女」と私は向き合い、新しい人生を歩むこととなる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-11 13:13:40
5140文字
会話率:14%