『凶人』と呼ばれる人肉嗜好者による犯罪が多発する日本。
大衡幸都は同僚の伊伏瀧矢、加東正と共に『凶人』を物理的に抹殺する警視庁『特務処理』係に属していた。
銃で直接被疑者を撃ちころす彼らは、他の警官から忌み嫌う。
だが、凶人は確実にそ
の数を増やしていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-02 08:00:00
34402文字
会話率:29%
ダンジョン配信者をサポートするブラック企業『ギルモア』。
主人公ブレイは、そこに勤める会社員だった。
日々の過酷な労働から彼を癒す唯一の趣味は、恨みつらみを手帳に書き込むという陰湿なものだった。
しかしその手帳は、恨みを力に変える、狂熱
の魔女マリアの魔導書だった。
ある日、自身が担当するダンジョン配信にて、大人気の勇者フェリルがモンスターに襲われてしまう。
社長に安全に配慮できなかったお前が悪いと批難されるブレイ。世間も叩く対象を求めている。
ブレイは不満を募らせる。
そもそも安全な配信って何だ? なんで俺はこいつらにへこへこしてるんだ…?
「……そうか。世界が俺を嫌いなら、俺も世界が嫌いだ」
ブレイの溜め込んでいた怒りと恨みと『力』が、爆発する……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-18 19:17:26
6990文字
会話率:34%
「凶人《きょうじん》」それは日本の都市部の産婦人科で産まれた赤ちゃんが始まりだった。
片目が黒で塗りつぶされた様な目、首には締められたような痣をした容姿である。
マスコミなどの各メディア業界は、それを物珍しそうに大々的に報道
した。
これら二つの原因は、先天的《せんてんてき》なものだと各学者界隈で言われていた。
しかし、それと同じ様な突然変異を起こし始めた子供や若者が世界各地で確認され、変異を起こした人々は病院へと殺到した。
発症しなかった人々は、変異が起きた人間を「呪われた人間」通称「凶人」と呼んだ、これが「凶人」の名前の由来である。
その存在に恐怖を感じた人々は、凶人を迫害、差別をするのだった。
が、凶人にはとてつもない身体能力など、人間より優れた能力を持っていると研究でわかった時、世界の権力者は立場保持のために、世界各国にて無数の凶人収容区を作り、もし、凶人達が反抗してきた時の対抗策として「GIQ」という組織を創設するのだった。
そして、収容区に突然変異を起こした人々は、収監され、今現在もコンクリートに囲まれた壁の中で、ひっそりと暮らしている。
しかし、反社会組織「アーク」が起こした「革命戦争」により、凶人を研究していた研究施設が爆破され、特殊な実験体五体が脱走する。
革命戦争は、それだけの被害ではなく、大規模な建物の被害、膨大な人数の死者を出した。
そして、その戦争から五年後、これはある一人の少年の物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-19 20:07:16
159830文字
会話率:46%
おみくじは凶のみに限る
最終更新:2022-11-18 10:07:44
1141文字
会話率:7%
N.Yの最大ギャンググループのリーダー、スタイン・トゥキー。
夏の気配感じる春のある日、彼は銃殺された。
目を覚ますと砂漠のど真ん中に子供の姿で立っていた。
そこはレベルやスキルが存在するRPGゲームのような世界だった。
第二の人生も底辺か
らの再開。
そして出会った仲間達。
彼のブラックヒーロー伝説はここから始まった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-11 02:17:24
427949文字
会話率:29%
東京、池袋の観光名所、袋池で起きた超難解、超怪奇的事件、袋池大量○○遺棄事件からはじまる、史上最悪の凶人(世界初の異能者)とそれを追う者ら(凡人あるいは天才)のガチ頭脳戦またはヒューマンドラマ。
一風変わった推理もの。明智とかでてくる。
「ウッぴょぴょぴょ。君、笑ったね?くだらないと笑ったね?あはっ、いいねぇ。また一人増えちゃった。うっっぱぁーーーーー!!!!」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-19 22:50:37
3437文字
会話率:43%
金色――それは魔法を使い、世界を冒涜する〝魔人〟という存在。とある目的で旅をしていた剣士の少女は、木陰の下で血を流す金色と出会う。小さなきっかけから一緒に旅を始めた二人は、一人の狂人と対峙し、『世界の悪意』を知る。やがて少女は選択する。二つ
に一つ、そのどちらかを――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-09 22:44:57
54557文字
会話率:30%
この世にあって、この世に非ず。
江戸であって、江戸に非ず。
そこにある掟も、時の流れも、外界とは異なる場所。
四方を塀と堀で囲んだ、江戸唯一の幕府公認の遊里。そして、浮き世の極楽として闇夜を照らし続けている不夜城ーー遊廓・吉原。だが、
そこには江戸八百八町を、そして世界を欺く、畏怖と狂気に満ちた秘密が隠されていた。
江戸を震撼させる連続無差別殺人の裏に潜む宇宙的恐怖の影。同時に妖異なる魔人・凶人が入り乱れ、裏切りと陰謀が錯綜する。そして、ついに闇に蠢く異形の邪神たちが江戸世界を侵食する!
江戸の人々曰く「昏夜(こんや)に邪なる神を談ずる事なかれ。談ずれば怪至る」ーーと。
(一昨年、昨年とクトゥルー神話小説アンソロジー本「混沌」&「妖神」にそれぞれ寄稿した同名タイトルの連作短編シリーズを加筆修正させたリブート版です)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-17 12:07:17
55331文字
会話率:38%
この世の全てを支配し、そして恐れられてきた魔王。そんな魔王は暇を持て余していた。
「暇だな……」
「暇で暇で死んでしまいそうだぞ……」
そんな最強なる魔王の言葉は、このとてつもなく巨大な魔王城に悲しく響くだけ。
__同時刻の日本
そこらにいる一般人高校生は冬休みに入って暇を持て余す。
「暇だな……」
「暇で暇で死んでしまいそうだよ……」
そんな高校生の呟きはただ虚しく響く。
そんな似てるのか似てないのかよく分からない二人が突如光に包まれ、その場から消えたのは誰も知らない__折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-06-24 18:20:22
21748文字
会話率:42%
じゃんけんに負けると頭が破裂する、奇妙な法則に支配された世界。人類の文明圏は〈帝国〉とだけ呼ばれる巨大政体によって完全統一されていた。皇立監獄都市アギュギテムに投獄された少年、狼淵(ロイド)・ザラガは、大それた決意を胸に、勝ち抜き方式の獄
中武術大会に出場する。だがそこは、狼淵のいかなる想像をも絶した人類史上最強最悪の凶人どもが喰らい合う、修羅の魔窟であった――
剣と、じゃんけんと、論理と、駆け引きのダークファンタジー。
※本作の一気読みはお勧めしません。あなたの心身に重大な損害を与える恐れがあります。頭痛や吐き気、めまいなどを感じられたらすぐに読書を中断し、暖かいココアを飲みながら十分な休息をとられることを強く推奨します。筆者の友人はこの警告を無視して読みふけったあげくに心神喪失し、現在でも社会復帰の目途が立たない状況です。同じ悲劇を繰り返さないためにも、なにとぞご理解とご協力のほどよろしくお願いいたします。
※残虐な表現が頻出します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-05-08 14:07:20
192262文字
会話率:25%
ドレイクシティで悪と戦うファルコンマンは、数少ない理解者ロドリゲス警部や、新しく選ばれた若き市長デレク・ジョンソンによって支えられていた。しかし、正義は突如として打ち砕かれる。ドレイクシティに現れた怪人ピノキオは、人間でありながら悪魔よりも
怖ろしい。マフィアや警察を手玉に取り、ファルコンマンや市民たちに脅迫する。しかし、ピノキオの目的は金やファルコンマンを殺すことではなかった。「欲にまみれ、情報に踊らされる哀れな人間が自滅する」のを最前列で楽しむことだった・・・折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-08-23 00:33:36
37610文字
会話率:49%