『影』話、誰にも知られないところで『月』のために働いている。月のためといっても、具体的に何かする訳ではなく、ただその生活を見つめ記録に残すだけ。月は短い命を久遠に繰り返す。その繰り返しを、ひっそりと影が記録として残していたから、月たちは先祖
の残した記憶に触れることができた。けれどある日、影は誰にも知られないまま、ひっそりと闇に消えていく。本当は光の元に出たかったなんて心残りも一切なく、ただ己の役割に忠実だった影として。影を失った月たちも、そのことに気づくことなく久遠に日常を重ねていく。
「……暗殺者って影の存在じゃ折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-25 20:30:00
868文字
会話率:20%
眉目秀麗、才色兼備な人気者(ただし運動音痴)なファナの前に現れた転入生、サリオン。アイドルみたいに爽やかなのは表向きの演技で、実は図書館好きで愛想なし? 孤高な素顔を知れば知るほど、ファナはサリオンに惹かれていく。
しかも、サリオンはどう
やらファナの秘密……幼い頃から感じていた違和感の正体である、500年前の『白の教皇』との関係を知ってるみたいで──?
転生した神さまのもだもだ純愛ストーリー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-17 11:57:37
56506文字
会話率:45%
ブラック一筋IT企業に女神(?)が降臨!?
おっとりふわふわな人事コンサル、モモさんが俺様社長をぶったぎ…らないほんのりオフィスラブストーリー。
このお話は構成から見直すため、第一部のみで完となります。
完成版は四コマ漫画にて連載予定。気
に入ったら応援いただけますと幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-19 17:10:00
9263文字
会話率:48%
『――世界は仮初の平和の上にある。それは不変の事実で、誰かがどうにかできるものじゃない』
かの世界では、特別な力を持つ者が、常に十二柱いた。
『人間族』と『魔族』という、二つの勢力に分かれたその世界では、人間族に四柱、魔族に八柱分け与えら
れ、その勢力の均衡を保っていた。
そんな中、突如その均衡が崩された。夜が明ける前、中央部に位置する王都が、雷電の如き速度で陥落した。
それを皮切りに、領土は紙切れのように端から火を放たれ、種族としての存亡も危ぶまれるほどに、疲弊しきっていた。
使命を帯びる四人の人間族は、その身体を『扉《ゲート》』の中へと投げ出した。
――護ろうなんて綺麗なものじゃない。これは、身勝手な報復だ。
同胞を置いて逃げることへの罪悪感を押し殺し、いつか、その刃を届かせることができるのだと、無垢に信じることにして。
そのうちの一人である青年は、純恋(すみれ)と名乗る少女に保護されるが、記憶が封じられてしまっていた。
自身の知らない過去をもとに、とめどなく吐き出される責任感と感情を原動力として、彼はまた、『扉』を潜る。
これは、四人の勇者と、四人の人間たちの『反撃の物語』折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-30 07:00:00
46361文字
会話率:35%
人間は神々を必要としなくなった。人間を導く役割を終えた神々はその記念にパーティを開く。そこに現れた謎の男は語る。「後悔を無かったことにしたくはないか?」ほとんどの神々が首を横に振る中、前に出る八柱。「生き残った一柱のみにその権限を与えよう!
」始まった一対一のトーナメント。ロキはこのトーナメントを無かったことにするために力を奮う。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-29 14:02:50
45540文字
会話率:57%
八柱悟は大学に通う傍ら、民間自警団……という名の秘密結社的な組織で、日々様々な任務をこなしていた。
そんな中舞い込んできた依頼、それはデスゲームを企画する組織の摘発だった。
単身そのゲームに乗り込んだ、が。
司会者の女性が運営に切り捨てら
れていた。
何これ地獄? と悟は思った。
デスゲームを潰したい奴と、その運営に裏切られた奴。
そいつらが共通の目的を持ち、数々のフラグをへし折りつつデスゲームをクラッシュしにかかるお話。
※短編の予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-16 22:03:11
13797文字
会話率:46%
バルシーア大陸。
此処は人間と魔物、そして悪魔と呼ばれる人間に似た種族が存在する世界。
かつて人間と悪魔は大陸の覇権を賭け、永きに渡り争った歴史がある。
人間は八柱の神々に加護を求め、悪魔は魔物を召喚し使役したという。
戦火は大陸中に遍き、
古代の書物を焼き払っていった。
やがて争いの歴史は人間側の勝利という形で幕を閉じる。
世界は人間の繁栄により数多の国が生まれた。
神の加護を受け、人間の勝利に大きく貢献した貴族の王国『王都レムザストル』。
才能の影響を受ける魔法という概念から脱却し、人間の可能性を追求し続ける機械帝国『ローバーグ帝国』。
戦争に貢献出来ず、貴族の迫害から逃れ肩を寄せ合う様に文明を築いた王国自治区『リシュカリア自治領』。
戦争には一切関与せず、独自の文化で繁栄した自由国家『レアド共和国』。
失われた古代の叡智を求め、また人間をより良い時代へ導く意志を掲げる永世中立国『聖堂』。
時は伝承紀996年、大陸中央部に位置する王都レムザストルと、南の共和国を分断する様にそびえ立つスリーヴン山脈の麓にアランス村という小さな山村がある。
…物語はアランス村に暮らす若い魔法使いが、村の防衛隊として魔物討伐に出掛けるところから始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-18 21:36:02
17435文字
会話率:47%
神学者のアンセルムは、自分の論文に興味を持ったという手紙を受け取り、古い屋敷に住まう女性を訪ねた。
彼女は全身を黒いドレスで覆い、喪服のように顔まで黒いヴェールで覆っていた。まるで御伽噺に聞く、世界を彷徨う黒き貴婦人のように。
広く信奉され
ている八柱神の教えについて切り込もうとするアンセルムに対し、婦人はゆっくりと昔語りを始める。
まだ、この世界が生まれる前の話を。
哀れな神と、その神に壊された奴隷の話を。
完結まで毎日投稿します。
カクヨム様にも連載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-11 18:00:00
97867文字
会話率:41%
神の信仰が色濃く残る大陸に、三つの国がある。
八柱神の加護を得た、カラドリウス皇国。
鷲獅子による世界唯一の空軍を有する、リントヴルム王国。
そして――他国からは邪神と呼ばれる神々を信奉する、フェルニゲシュ王国。
フェルニゲシュの王弟・
ヴァシーリーは、姉王とその側近による身勝手な政治に胸を痛めつつ、
両性の護衛にして間諜・コーシカをはじめとする忠実な部下達の力を借りて、国内外を立ち回っていた。
そんな彼に、姉王アグラーヤは、リントヴルムの王家に嫁ぐ貴族の娘の護衛を言い渡す。
それは、大陸全土を揺るがす、戦のはじまりであることに、彼はまだ気づいていなかった。
※GA文庫大賞へ投稿した作品です。
※カクヨム様にも連載しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-21 18:00:00
173733文字
会話率:50%
42歳の独身男 山野弘樹は、職を失い現実から目を逸らして生きていた。
特技がスプーン曲げと言う微妙な力を持つ彼は、心霊スポットで怪事件に遭遇。
異能を持つ少年少女たちと出会い、八柱の女神が主となって作り出した世界へと転移することとなる。
彼
らは地球世界からの転移者として、神話由来の魔物に生じた歪みを浄化する役目を負い、冒険者ギルドの依頼を受けるのだが…
※40代後半のオッサンが脳活のために書いてる昔見たことあるような内容だと思います。
文体くどいです。
簡単に人や動物、魔物等が死にます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-28 15:56:51
425000文字
会話率:19%
八柱の神とエーテルの恩恵により魔法文明が発達した世界ブレイド。
この世界の人間は神々を奉るギルド濁拷会(だくごうかい)を設立し、凶悪な魔物や剣邪と呼ばれる七人のロックな変態の被害と千年近く戦っていた。
ある日、十六歳の女子高生トーコは事故死
がきっかけで別の世界からブレイドに転生し剣邪と戦うことを頼まれた。
まさか剣邪が破廉恥な連中と知らない彼女は最初に遭遇した剣邪……剣邪の中でも最も弱く、最もタフで、そして最も異性にモテない嫌われ者、最弱無敵のジンシーから一目惚れをされてしまう。
生理的悪寒から殺意を向けるトーコと変質的に求愛するジンシー。
二人の戦いが幕を開ける。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-16 15:10:05
81187文字
会話率:43%
異世界〈円環をなす大地(アルクスギア)〉。八柱の魔王と七大天使が互いにしのぎを削り、不安定な均衡を保っていたこの世界に、予言されていた最後の九番目(エナトス)の魔王が誕生をした。勇者の幼馴染で仲間でもあった聖女の体を憑代として。勇者と魔王。
最悪にして最強のボーイ・ミーツ・ガールの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-26 23:23:06
67090文字
会話率:44%
『神話における戦争』と問われれれば、何を思い浮かべるだろうか?
トロイの木馬で有名な、『トロイア戦争』?
マハーバーラタやラーマーヤナに描かれる英雄譚?
失楽園において、ルシファーの叛逆に端を発した『創世記戦争』?
月と太陽が飲まれて幕を開け、九つの世界をを焼き尽くされ、神の大半が滅んだ『神々の黄昏』?
いずれも、神話に置いて重要な転換期とされている戦争だ。
だが、これから起きる『戦争』は、それらの名では語る事の出来ない、異質な戦争。
それは――――地球全土を舞台とした『戦争』。
それは――――古今東西のあらゆる神話を集結した『戦争』。
それは――――神々の王を選定するためだけの『戦争』。
それは――――あらゆる神話の神々が、この地球を舞台とし、自らの力を人間に貸し与え、巻き起こる『戦争』。
全ての神が参加する権利を持ち、彼らが自ら人間を選抜し、眷属として戦いを委ねる。
この『戦争』に
あえて名前を付けるなら
こう呼ばれるだろう。
『神々の代理戦争』、と。
.この世界の何処かで・・・
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-01-06 23:35:32
44414文字
会話率:24%
ごく普通の女子中学生、夏樹はある日、戦闘機型宇宙船に乗った宇宙最強生命体――ラージアンに攫われてしまう。一臆個体の上位八柱に君臨する司令塔、シュナイゼルに守られながら、夏樹の生死をかけた奮闘が始まる。生まれや姿かたちは違っても、芽生える想い
。君にハグ&キス――。アメイジング・ギャラクシー・ストーリー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-08-22 20:20:57
77152文字
会話率:44%
黄泉から人界に進行せんとする者を監視し人界を人間を守ってきた黄泉夜家と、黄泉の選ばれし霊魂である黄泉夜霊夜。
だがある日に黄泉夜家は襲撃され、黄泉からも、厄なる者が八柱と共に人界に進行してしまう。
選ばれし霊魂の霊夜、輪廻、凍霊は人界を守
る為に厄を刈らんと戦っていく事になる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-07-23 11:17:37
91521文字
会話率:46%
私の二度目の人生は、神の代行者として世に放たれる事が目的とされているようだ。
なんでも遠からず起こる危機に備えるためらしいが、幸いにも私一人でどうにかする必要はないらしい。何せ私を含め八柱の神の代行者が全員揃うという、この世界においては数百
年ぶりの出来事が起こるからである。
さて、『天空の評議会』の円卓末席、『薄明の化身』が代行者トワ・ウォルカはここに宣言する。
この物語は私の生活と仕事と、私と同じ代行者である友人達との無遠慮な会話が中心であり、あの戦争の詳細な顛末を描くような戦記ではないと。
あなたが尤もらしい英雄譚を好むならば、酒場にでも行って吟遊詩人にでも尋ねれば良い。
むしろ毒にも薬にもならぬ薄明代行の日常と、代行者達の下世話で馬鹿馬鹿しい話を知りたい方は、しばしお付き合い頂ければ幸いである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-08-20 22:00:59
11189文字
会話率:32%
主人公、八柱健一の日常を書き綴った短編集。基本はコテコテのコメディー。暇つぶし程度にお読み下さい。
最終更新:2012-08-26 18:23:20
14302文字
会話率:40%