少女にとって彼女は全てだった──。
この国には二十人の能力者がいる。支配者たる彼らはその数を徐々に減らしつつあった。それもたった一人の女の手によって。
レイはかつて愛した少女、アイとの日々を取り戻すため、殺した相手の能力を奪う能力に
よって能力者を狩り続ける。その最中、アイにそっくりな少女に出会ってしまう。
これは「あなたのため」だけを思い続ける少女たちの物語。
※全二十話です。毎日日付が変わるころに更新します。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-20 00:10:00
96718文字
会話率:38%
こちらは2023年12月(待降節)にカクヨムのアドベントカレンダー企画に寄せて書いたものの転載です。
『遺形の承継者』の番外編といった位置付けになります。
本編はこちら↓
https://ncode.syosetu.com/n134
1fq/
主人公が従弟に宛てた手紙を一日ずつ紐解いていきますが、内容としては日記に近いものになります。
本編未読の方は、謎の背景をあれこれ想像しながらお楽しみいただければと思います。
全二十話。一日ずつ公開します。
作品説明:
【主人公】
この年に両親と死別し、自身は王から蟄居を命じられ、僧院に暮らす貴族の少年。
本作中で語られることは無いかもしれないが、『遺形の承継者』の主人公ヴィーのことである。
二歳歳下の従弟がいる。
【世界観】
中世に近い文化程度の異世界であるが、生物相は現世に準ずる。
舞台となるエルム大陸には多くの国が存在し、いずれも聖者バルサムを信奉するエルム教(別名バルサム教)を信仰している。
魔法など超常の力の類は登場しない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-14 12:30:00
18521文字
会話率:14%
結婚生活に苦悩し、さらに病気で早死したわたくしを憐れんでくださったやさしい(?)女神さまが、特別な恩寵だと言って人生の巻き戻しをしてくれた!
二十八歳のわたくし!
……って、女神さま?
普通、巻き戻すとしたらもっと少女の頃か、結婚ま
えじゃありません?
巻き戻されたのは結婚後十年経ってからって、どうしろと?
もう子どもだって生まれているのですよ⁉
やり直すなら、せめて婚約解消できる時期じゃないと意味がないですよ⁉
朴念仁の旦那サマとまた付き合う羽目になるじゃありませんか!
このっ駄女神!
あの朴念仁(ポンコツ)を調教(カスタマイズ)しろと?!
※全二十話。約六万文字。完結済。
※拙作『妻の死で思い知らされました。』のスピンオフ作品(IF作品)です。
※前作を知らなくてもお楽しみいただけるようにしたつもりですが、知っていればよりニヨニヨできてお愉しみいただけるかと愚考します。
※前作の「基本コンセプト」は踏襲していません。
※この作品はアルファポリスにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-25 07:00:00
62721文字
会話率:20%
「ルイ・スルバラン伯爵令嬢、いつも馬の臭いを漂わせているきみは、王太子になるぼくにはそぐわない。よって、この場で婚約を破棄する。父親のスルバラン伯爵同様、王宮への出入りを禁止する。ああ、心配はいらない。ちゃんと次の婚約者はいるからな。さあ、
ラメラ。ラミラ・メドラノ公爵令嬢、こちらにおいで。家格といい品位といい、ラメラこそがふさわしい。それに、馬のにおいはしないからな」
王族主催の乗馬大会で多くの貴族たちが見守る中、ルイ・スルバラン伯爵令嬢はバレス王国の王太子レイナルド・テランに婚約を破棄された。スルバラン伯爵家は馬の調教や飼育に専従する家系である。ルイの亡くなった母親はレイナルドの乳母でルイは幼馴染という存在。あくまでも幼馴染であり、婚約破棄どころか婚約者であったことを知らなかった。とりあえず、そのときには家族と王都を去って借りている土地へと去る。
そこで、土地の貸主であるロベルト・セプルベタ公爵から「貸している土地代免除や父親と兄に仕事をやるから、『お飾り妻』でいろ。夫婦のふりをするだけで、あとは好きにしていい」と持ちかけられる。
ルイは、生きていく為にその申し出を快諾する。ロベルトには一人息子のブルーノがいて、それがまた可愛く、ルイ一家はブルーノを溺愛する。そんな中、ロベルトが隣国との戦いから戻ってきた。謀反の嫌疑をかけられ、追われたらしい。結局、王都は陥落し、占領されることに。
ルイに離縁を申し渡すロベルト。その際、ルイはブルーノは本当の息子ではないこと、国王の血をひいていることを知る。その直後、ブルーノに暗殺者の集団が迫りくる……。
※全二十話。ハッピーエンド確約です。ゆるゆる設定です。ご容赦願います。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-10 22:16:53
29061文字
会話率:23%
リンネは(一応)お嬢様にも関わらず、家を抜け出してしょっちゅう街へ遊びに行く跳ねっ返り。魔法使いで家庭教師のニルケは、いつも授業をエスケープされて追い掛ける日々の繰り返しだ。
祖父母の住む街へ向かう途中、リンネは狼の魔獣カードを助けた。その
後、泊まるために立ち寄った街で盗賊が現れると聞き、カードと一緒に盗賊を捕まえる計画を立てようとする。そこへ、旅をしている青年ダルウィンも首を突っ込み……。
突っ走るリンネに、振り回される周囲。元気な少女のちょっとした冒険と、何やかんやの物語です。話によって5部~11部構成の全二十話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-24 19:00:00
974166文字
会話率:47%
ハビアンを主人公にした歴史小説です。全二十話予定です。彼の本名や家族の名前は独自に考えたものです。史実ではありません。またところどころ創作がありますので、ご注意ください。それからこの小説は宗教を扱いますが、あくまでも創作です。大きな心と暖か
な目でお読みください。最後になりますが、この物語は歴史小説でありますが、歴史家が書いたものではございません。間違いや勘違いが多数あると思います。その場合はそっと感想等をください。作家は嘘つきではなく、思いつきで創作をするというのをご理解ください。神話などがいい例です。
追伸。あらすじにて神話を揶揄するような言葉を使ってしまい、大変申し訳ございません。科学的根拠のなく、歴史的事実の無い創作物を馬鹿にしたつもりはありません。慎んでお詫び申し上げます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-03 23:30:29
10294文字
会話率:30%
「先輩って何者ですか?」
「見てのとおり、ごくありふれた異世界帰りの高校生だよ」
「イタい妄想はけっこうです。真面目にお願いします」
「お前らだって退魔士なんて言っちゃってるし」
「私たちは本物ですからっ」
「そんなデタラメな霊力なんてあり
えないのー。おまけに彼女さんも美人なのー」
「それ関係ないよな。とにかく俺たち普通の生徒だから。妖魔とかサッパリだから」
「まるで動じないのも怪しいですね」
「もうただの言い掛かりじゃねーか。おたがい夢見がちってことでよくね?」
「先輩と一緒にしないでー」「さあ白状なさいっ!」
「その鉄パイプ、俺に向けるのやめようよ」
これは現代日本に跳梁する怪異に立ち向かう退魔士少女たちを、異世界帰りの高校生がゆる〜く手伝うというお話です。手に汗握る血と涙のバトルも、数奇な運命を呪う壮絶な展開もありません。数話読んで退屈でしたらその先も同じですので、作者の益々の健勝を祈りつつ別作品へ移動しましょう。全二十話の予定です。
この作品は「異世界転移すればそこは玉座への階段だったりするし(完結済)」https://ncode.syosetu.com/n1009el/の続編でもあり、if編でもありますが、前作を先にお読みいただく必要はありません(震え声)。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-02 12:15:16
88888文字
会話率:47%
ツンデレヒロインとメールアドレスを交換するまでの過程を描いた小説です。
全二十話です!
最終更新:2019-12-16 00:00:09
33903文字
会話率:37%
ここではない世界の、どこかにある森の奥深くに、姿形がそっくりな男の子と女の子がいる。
男の子は日の出から日没まで、女の子は日没から夜明けまでしか目覚めることができず、二人は同じ時間に目覚めることがない。
ある時、ふとしたきっかけから男
の子と女の子は互いの存在を意識し合い、心を通わせあう。
おだやかに時が流れていく中、男の子は女の子と同じ時間を共に過ごしたいと願いはじめる。
※全二十話程度を予定しています。午後四時に最新話投稿予定です。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2018-09-02 16:00:00
21482文字
会話率:0%
触れられない両手を、言葉や服に代えたとしても。
大正後期。晴れて夫婦となった沙耶子と竜治は、選んだ道をしっかりと踏みしめ歩いていた。
幸せな日々には違いないのに、周囲の歩む速度は二人のそれよりずっと早くて。
帝都の木枯らしが新たな出会いを
運び、二人の生活に再び、波風が立つ。
甘えたな年下男子×姉御肌の年上女子を描いた『触れず愛でませ、ハイカラ男子』の続編。
こちら単体でも読めます。全二十話ちょっと。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-08-30 01:37:23
58316文字
会話率:42%
基本的人権を剥奪されて社会の中で生きる刑罰――極刑。 死に地獄より遥かに地獄的な生き地獄に放り込まれた、ひとりの極刑囚の生き様を描く。
最終更新:2015-06-08 05:03:35
65562文字
会話率:35%
大阪(世界)から次々と人々が消えるという事件が発生。原因を突き止めようと、試行錯誤するおり、娘の沙羅のやっていたゲームと関連があるらしき事がわかった。ゲームの製造メーカーである京都を目指すも、大阪を出る事が出来ず、更に娘の行方も同時にわから
なくなってしまう。途方に暮れた私の前で、消えた筈の娘がナイフを突き付けてきた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-04-01 16:19:22
1413文字
会話率:42%