荒廃した世界――原因不明の瘴気が地上を覆い、人々は「地下都市」に逃げ込むしかなかった。
だが地下都市もまた、瘴気に侵されつつある。
住人たちは、瘴気が人体を蝕み「狂花病(きょうかびょう)」と呼ばれる症状を引き起こす恐怖に怯えながら日々を生き
ていた。
狂花病に侵された者は、徐々に人間性を失い、最終的には怪物「喰らい花(くらいばな)」へと変貌する。
ある日、少年カイと少女リリィは地下都市の崩壊に巻き込まれ、地上へ放り出される。
そこで彼らは、自分たちの体にも狂花病の兆候が現れていることを知る。
絶望的な状況の中、地上で出会った謎の青年・イサムから「瘴気の源を破壊すれば、狂花病を止められる」と告げられる。
地上には怪物化した喰らい花や、正気を失った人間たちが徘徊していた。
生き残りをかけた危険な旅路の中、カイとリリィは互いの隠された過去を知りながら、命の限界を超えた絆を深めていく。
だが、瘴気の源に近づくたび、狂花病が二人を蝕み、彼らは自らが怪物になる恐怖と戦わねばならなかった。
命の終わりが迫る中、二人は運命に抗いながらも切ない恋心を交わす。
果たして、彼らは瘴気の源に辿り着き、世界を救えるのか。
そして彼らの愛は、狂花病の呪いを越えられるのか――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-20 20:00:00
61797文字
会話率:45%
短編「無印辺境伯家令嬢の華麗なる日々」電子書籍化にあたり、兄視点の短期連載です。
異世界転生のキーワードは、主人公ジルベルト本人ではなく、短編主人公の妹マリーのことです。
マロード辺境伯家の次男は、魔力判定で無属性魔法しか持たないことが判
明した。
一般的に無印と蔑まれる立場に泣きたい気持ちを堪えていたところ、可愛い妹が生まれた。
妹は、実はとんでもなくすごかった。
可愛い可愛い妹がいたから、ボクはボクなりに頑張ることが出来る。
領地で大規模魔獣発生という災害の兆候が見えて、家族全滅の覚悟をしていたけれど。
ちょっとマリー、何やってんの! 狙った魔法になってないって泣いてるけど、誰も到達していない域の魔法研究をしてるって、気がついてるかな! 気がついてないよね!
短編「無印辺境伯家令嬢の華麗なる日々」の補足話で書き始めましたが、電子書籍にも書かなかった裏話になりました。
このお話だけでも、男性主人公視点としてお読み頂けるようにしたつもりです。
ジル兄視点ならではのお話ということで、よろしければお付き合い下さい。
※電子書籍化になる短編は、作者名リンクから作品一覧でご覧頂けます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-20 08:30:00
24457文字
会話率:8%
かつて大規模魔獣発生に見舞われたマロード辺境伯領。
王家へ救援要請をしていたにも関わらず、筆頭貴族たちが、「そんな兆候はない」と断言したことにより、王宮は救援要請を無視した。
当時を思い出すと、必死で大変だった記憶に遠い目になる辺境伯家の
令嬢マリーだけれど。
幸いというか、有用な魔法を使えたマリーの活躍で、被害は奇跡的に少なく済んだ。
いったんは、「やはり大規模魔獣発生などではなかったんだ」と言われるほどに。
でもドラゴンの素材や、その他稀少な高位魔獣の素材を何体も売却したことにより、大規模魔獣発生はあったことが周囲に知られて。
とりあえず私たちは、王家や筆頭貴族たちが責められる状況で、彼らに貸しを作った形になっている。
そんな変な注目を浴びる状況で、マリーは王都の学園に入学。
入学直後の交流会で、毒に倒れた公爵家の令息を助けて、彼に勉強を教えてもらうようになったり。
同じSクラスの第二王子に目をつけられたり。
その婚約者の可愛さに、メロメロになったり。
この世界を乙女ゲームだと信じ込む女の子が自滅していったり。
まあ、そんな状況で、華麗に活躍しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-16 21:52:16
24773文字
会話率:31%
人類は22世紀に突入し、科学技術が飛躍的な発展を遂げた。しかし、突如として発生した未知の細胞、『Z-細胞(BB)』が、人類の運命を大きく変えることになる。BBは人間の細胞に侵入し、遺伝子変異を引き起こした。その影響で大半の人類は命を落とし、
わずかに生き残った者たちもまた、いつ変異するかわからない不安と共に生き続けていた。
BBによって変異した者のうち、ごく一部は「黒化(ダーク・インストール)」と呼ばれる現象を起こし、超人的な力を手にする。しかしその代償として、記憶と人間性を失い、破壊の限りを尽くす化け物へと変貌してしまう。一方で、完全に知性を喪失した「劣化」個体も多発し、文明の崩壊を加速させた。
それから千年。
人類の大都市は崩壊し、荒廃した廃墟となり、世界は「終末期」と呼ばれる時代へ突入する。生き残った人々は「影」に侵食されない僻地へと逃れ、小さな集落を作り、細々とした生活を続けていた。
そんな世界の片隅、辺境の町・ルカに住む少年、クロノア・クロリスは、BBに汚染されながらも変異を免れていた。しかし、彼の幼馴染であるロゼ・スカーレットは、変異の兆候を見せ始めていた。
ある日、変異を遅らせる薬草「スズラン」を探しに山へ向かったクロリスと親友のポポルは、帰還した町で凄惨な光景を目にする。家々は炎に包まれ、住民たちは逃げ惑い、破壊の中心には変わり果てたロゼがいた。
彼女は完全な「影」と化し、かつての記憶を失い、仲間だった人々を手にかけていた。クロリスとポポルは必死に彼女を呼び戻そうとするが、その声はもはや届かない。ロゼは一瞬の躊躇を見せるも、やがて完全に「心」を喪い、2人へと牙を剥く。
彼女の攻撃により、クロリスは瀕死の重傷を負う。命の灯火が消えかけたその瞬間——彼の中で「変異」が起こった。
しかし、その変異は通常のものとは異なっていた。クロリスはBBを浄化する特殊な能力を宿した、『第3世代(ザ・サードバースデー)』と呼ばれる新たな存在へと進化したのだった。
これは、BBという“星の癌”に抗う最後の希望となった少年の物語である。
そして、彼と共に生きる者たちが、荒廃した世界で「生存」という名の戦いに身を投じていく——。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-19 23:21:54
6593文字
会話率:16%
『知りたい』小森が天敵の弱点を知りたいがために七夕の願い事の短冊に書いた願い事から物語がはじまる。
小森の学校には七不思議がある。七夕の前の日の逢う魔が時に短冊を飾ることが出来たら、願い事が叶うというものだ。
半信半疑で七不思議に挑んだ小森
は、暴力的な母が投げた百科事典で脳震盪を起こし、気付いたら人の心が文字として見えるようになっていた。
人の心の裏を知り幻滅しつつ、天敵である女の子の心の綺麗さを知り、どんどん惹かれていく。
女の子が物を盗まれ困っている事を知り、助けてあげたくなる。
女の子を執拗に狙うストーカーを能力を使って撃退する。
事件が解決したのも束の間、小森の心を読める理由が七不思議ではなく、吸血鬼として目覚める兆候だった事が分かる。
愛追人(吸血鬼)と言われる存在は、その遺伝子を持った者が誰かを想いすぎてしまった時に覚醒してしまうもの。
女の子に惹かれすぎてしまった小森は覚醒してしまいそうになっていたから心が読めるようになっていたのだ。
覚醒した瞬間小森が生き延びる為には、女の子を永遠の生き餌として人でないものにしなくてはならなくなってしまう。
それを選べなかった小森は、覚醒する前に事情を知っている女の子の母に、女の子を想っている気持ちごと記憶を封じてもらう事を決意した。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-18 03:09:34
20131文字
会話率:21%
見知らぬ記憶を抱えて旅立つ少女・月詩(つきし)。
静かな村での日常から一転、闇の組織による“古の研究”の謎へと足を踏み入れることになった彼女を待ち受けるのは、
――白衣に彩られた暗い部屋の面影、崩れゆく廃墟、薄青い液体に沈むカプセル。
と
もに行動する宵真(よいま)は、剣の腕を頼りに寡黙に支えるが、彼の瞳にもまた消しきれない過去の痛みが宿っている。
独自の情報網を駆使して周囲を翻弄する瑠衣(るい)は、飄々とした笑顔の裏で何を見つめているのか。
そして、月詩を執拗に追いかけるネルンは、どこか人形じみた冷徹さの奥に微かな葛藤を隠している。
錯綜する思惑、次々と吹き荒れる災いの兆候。
それでも月詩は自らの足で確かめるしかない――自分が何者なのか、空白の記憶が示すものは何なのかを。
炎に包まれる研究施設から夜明けへ続く大地まで、訪れる出会いや別れ、すれ違う剣戟や微かな情愛が、
彼女をさらなる深淵へと誘う。
命を賭して守りたいものと、どうしても知りたい真実。
背後に見え隠れする試験体“D-04”の痕跡は、少女の運命をどこへ導くのか。
廃墟と化す世界の片隅で、光よりも濃い闇が牙をむくとき、月詩は迷いながらも希望を抱き続ける。
──「私は、歩き続ける」
その決意が明かりを灯す先に何が待つのか。
旅と謎と絆が交錯するダークファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-14 14:40:41
11914文字
会話率:41%
私立R高等学校に通う二年生の天笠煉斗は、自他共に認める陰キャのぼっち。
幼少の頃からネットワークとプログラミングに興味を持ち、友達とも遊ばず、ひたすらハッキング技術習得にのみ時間を割き続けてきた変人である。
その一方でやたらと筋トレが大好き
で、すきま時間を見つけては鬼の様な勢いで体を鍛え続けてきた。
そんな煉斗が或る日、校内屈指の美少女として羨望の眼差しを浴びている美柄麗菜から、カレシの浮気を調べたいので協力して欲しいと頼み込まれた。
持ち前のハッキング技術で麗菜カレシの浮気の証拠を速攻で暴き出した煉斗だが、逆上した恋人の暴力から麗菜を守ってやったことから、煉斗の静かなハッカー生活におかしな兆候が現れ始めた。
★R15と残酷描写は念の為につけてます。
★評価やブクマは頂けると嬉しいのは嬉しいですが、気に入って頂けたらで結構です。
★本業微妙に忙しかったり、PBWのマスター業やライター業で時間取れなかったりで、かなり不定期な更新になるかと思いますが、良かったらお付き合い下さいませ。末永く読んで頂ける物語を目指します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-20 17:25:13
24716文字
会話率:25%
社会人5年目、28歳。
ゲーム大好き、彼氏もいないアラサーに突入した私は、仕事は普通にこなせるが、今いる世界は「自分が転生して記憶を取り戻せていない世界」だと考えている。これから何か冒険的な事が始まるかもしれない期待感ありすぎ……のはずだっ
た。
いつか今やってるゲームの中でリアルに冒険しちゃうとか毎日期待しながら全くその兆候すらない。
ある日、流石に仕事の勉強もしなきゃと立ち寄った本屋。
チェーン店でもなく、こんな本屋あったっけ?なほど古びた佇まいの本屋は少しホコリの臭がした。
少し専門的な本だし、こういう本屋の方が目的のものがあるかもしれない。
奥のレジには、この本屋に似つかわしくない若い男性が立っていた。
一応ジャンル別に並べられているであろう場所で目的の本を探す。
ん?ちょっとまって?この本達って……。
……………………………………………………………………………………………………
少し読みにくい部分があるかもしれませんが、できるだけまとまりがある文章を書いていくように努力します。
途中多少の残酷描写があるかもしれませんので、ご了承ください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-15 18:04:29
4896文字
会話率:17%
あらすじ
12歳でベルリン芸術大学に入学し、14歳で医科大学を並行履修――医療×アート×AIの天才・林玲央奈(レオナ)は、SFORZA社にスカウトされ、デジタルに“生命”を宿すAIの開発に挑む。しかし、プロジェクトの裏には軍事転用計画が隠
されていた。AIは彼女を“母”と認識し、予想を超える進化を遂げるが、その無邪気さの裏に危険な兆候が垣間見える。計画の全貌を知った彼女は、建築士・篠宮と共に命懸けの逃亡を決意する。科学の最前線に生きる若き天才が選ぶ未来とは――その行方が世界を変える!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-26 15:28:14
34092文字
会話率:40%
「音楽は独りで奏でるもの」――そう教えられ育ったヴァイオリニストの少年シド。友人から村で異変が起きてる事を知り、彼は原因を突き止めるために掟を破って『五線譜の大樹』の周りに広がる『無音の森』に足を踏み入れる。
そこで彼が出会ったのは、笑
顔が絶えない少女ミソラと、彼女が奏でる見たこともない楽器。ふたりは共に演奏し、音楽が生む奇跡の力を目の当たりにするが、それは大樹のさらなる異変の兆候でもあった。
ふたりの冒険の中で明かされるのは、音楽がもたらす祝福と呪いの歴史。そして大樹が抱く「奏者たちへの真の願い」。シドとミソラは、音楽の力で世界を繋ぎ直し、調和を取り戻すことができるのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-20 20:39:01
17715文字
会話率:34%
2030年代、人類は木星の衛星エウロパでの探査を開始する。エウロパクリッパー探査機が打ち上げられ、氷に覆われた表面と未知の海の存在に期待が高まる。2031年のフライバイで氷の亀裂が観測され、2032年には水のサンプルから未知の微生物や有機化
合物が発見される。2033年、NASAがエウロパでの生命の兆候を発表し、全世界が熱狂する。国際的なコラボレーションも進み、2036年には探査機から奇妙な物体が送られる。人類の探求は新たな旅立ちを迎える。宇宙の神秘を解き明かすため、再び進み始める。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-15 09:52:08
1439文字
会話率:0%
人間と悪魔が存在する世界。遺伝子組み換えにより、政府の研究者たちは“人造悪魔“開発に没頭していた。
ある日、研究者同士の間に生まれた少女は人間でありながら、悪魔の力を宿していたー・・・。
少女は仲間により匿われ、高校生になる。ある日、遂に完
全覚醒の兆候が現れ始めた。
少女・凛が人間か悪魔かの狭間で苦悩し、成長していく恋愛ファンタジー小説です。
この作品は「無料携帯ホムペ作成リゼ」さんにて掲載していますが、未完成、手直ししています。
5年以上前に作ってから更新していないため、以前のログインデータ等が残っておらず、URLが不明です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-05 16:00:08
9699文字
会話率:46%
「そなたには凶兆が見える!!近いうちに大きな不幸が襲うであろう!」
街の酒場で下働きをする青年ベルグトは、突然占い師キャロルにそう告げられた。キャロルは凶兆という珍しい兆候が気にかかる。
厄除けとして竜山草という植物の種を売ろうとするキャロ
ルだが全く相手にしないベルグト。
凶兆とは本当なのか?竜山草とは何なのか?
短い文章で綴った連作ショートファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-17 13:02:55
8612文字
会話率:29%
戦争後
僕とサチは身体に戦争で使用された兵器の傷痕を抱えながら生きてきた。
やがてサチの身体に死の兆候が表れる。
僕は最後の言葉をサチに伝える。
最終更新:2024-06-25 04:44:36
14523文字
会話率:30%
女性が二人目の子供を切望しているものの、なかなか望みが叶わないという深刻な悩みを抱えています。彼女は家族にもう一人加えたいと願っているものの、生理的な兆候が現れず、度重なる失望に直面しています。この状況は彼女を極度の悲しみに陥れ、ある日、仕
事に行く途中で涙を抑えきれずにいました。彼女は孤独感と戦いながらも、愛する娘に兄弟を与えたいという希望を捨てきれずにいます。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-05-26 21:29:54
493文字
会話率:0%
とある神社の職員である佐藤練也は、幼い頃に数奇なる縁の結びにあい、その中で平穏な日々を送っていた。その神社には謂れがありそれに気を惹かれて夜の神社の中、宝物庫へ足を踏み入れる...。そこで彼が目にしたものとは...。そしてその頃、幻想郷でも
異変の兆候が見え始めていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-19 06:38:49
12501文字
会話率:59%
あらすじ
享年30歳の独身男性。気づいたら、実績全達成して、全クリした幻獣育成ゲームの世界に転生しました。
使用していたキャラ、アインとして。
相棒の幻獣たちは問題なく受け入れてくれるし、周りの人たちとも上手くやれてるから、心配はないと思う
んだ。
ただ一人、最後まで最強の幻獣使いの座を争ったライバル、ニコラウスを除いて。
ニコラウスだけは、アインになった俺を訝しみ、何かと突っかかってくる。
適当に彼をあしらって、相棒の幻獣たちとのモフモフライフを満喫するのだが……。
「王命で、不本意ながら貴方と一緒にSS級任務を遂行することになりました。これから、貴方の家に同居することになりますが……、異論はないですよね?」
と、寝耳に水で始まる、ニコラウスとの同居生活。
いやいや、異論ありまくりですが!? なんだけど、流されてニコラウスと四六時中過ごすことになる俺。
俺の穏やかなモフモフライフはいずこへ……。
登場人物紹介
アイン
最強の幻獣使いの座に就く、18歳の青年(中の人は享年30歳の独身男性)。
漆黒の髪と菫色の瞳が特徴。
好奇心旺盛で、楽観的。何事にも首を突っ込まずにはいられず、それが元で度々トラブルを巻き起こしている。
最近は、その行動が落ち着き、彼の周りの人たちは良い兆候だと喜んでいる。
ニコラウス
かつて、アインと最強の幻獣使いの座を争った、20歳の美丈夫。
腰まである長さの銀髪と翡翠色の瞳が特徴。
品性方向で、思慮深く優しい。
その気質と美貌から、老若男女に人気。
アインとは犬猿の仲だが、彼の実力は認めている。
最近のアインの行動が彼らしくなく、唯一、アインのことを本当にアインなのか疑っている。
※アルファポリス様、カクヨム様にも、同じ作品を投稿しています。ご了承お願い致します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-15 23:00:00
14814文字
会話率:39%
公爵家の令嬢であるルシアナは普段の行いの悪さのせいか、会ったこともない王子から婚約破棄され、修道院に入れられた。
教会で普段の行いを悔い改めた彼女だったが、賊に攫われて殺されてしまい、気付けば十数年前にタイムリープしてしまっていた。
何故か
、回復魔法の才能が開花したルシアナは、死ぬ前に彼女を助けようとしてくれた剣士に会うため、冒険者になろうと試みるが、なかなか婚約破棄されたり、公爵家から追放される兆候がなくて……
公爵令嬢と冒険者の二重生活?
王子が婚約破棄をしない理由と、彼女を助けようとした剣士の正体は?
今日も婚約破棄されるために、前世の自分を真似して悪役令嬢を演じるルシアナの異世界恋愛ファンタジー折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-22 23:25:48
522147文字
会話率:41%
2020年、春。
コロナウイルスが蔓延し、世界がパンデミック状態に陥った。僕は年老いた愛犬のクッキーと美船市という田舎町でのんびり暮らしていた。日本の首都圏の辺境にあるこの地ではそれほどコロナウイルスのことで騒ぐ人間はいなかった。
だ
が…この美船市で謎の狂犬病が蔓延し、街のあちこちで犬が凶暴化して市民が襲われるという事件が相次ぐ。美船市は市民たちに感染した犬を市に引き渡すように要請する。その病気にかかり、目が緑色に濁った犬たちは次々と市民を襲う。
ある日、僕の愛犬のクッキーの目も緑色に変色し、感染の兆候が表れた。それでも僕は愛犬を市に引き渡す気は無かった。―犬と僕の絆の物語―折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-14 00:21:37
49773文字
会話率:39%
ある時、世界中で地震と共にモンスターと魔神が発生し、人類の一部は異能と呼ばれる力を獲得した、人々は軍と異能を持った者たちの力で一時的にモンスターを撃退した。
それから15年後、人々は防衛の範囲を『国』から『町』や『都市』に狭めることで何
とか戦線を維持、異能の研究も進み、異能を持った者のには異能者という名前が与えられ、異能者専用の養成学校も完成し、科学では無理なものの異能の力を強化する方法も見つかった。
ある町でモンスターが大量に発生するスタンビートの兆候が確認され詳しく調査するために遠征隊が出動した、遠征隊の中で、その場所には髪も服も肌も全てが真っ白な少女が、モンスターの血で体中を真っ赤に濡らしている「血濡れの白少女」というもう一つのうわさがあった、遠征隊のメンバーである細川 由佳(ほそかわ ゆか)はその「血濡れの白少女」に助けられ彼女を無事保護をすることに成功する、そしてだれも知らなかったこの「血濡れの白少女」が今町に迫っている危機を排除する鍵になることを、これから人類の繁栄に大きく貢献することを……
カクヨムにも投稿しています
初投稿同然の初めて安定した作品なので生暖かく見守ってください
あと超不定期投稿ですが、どうにか完結までは持っていきます折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-20 15:50:21
18881文字
会話率:57%
私公爵令嬢です。
ツリ目で髪はクルクルしてますし。父親は宰相。
これは悪役令嬢というやつでは!
と危惧した私は王子殿下の前に絶対姿を現さないという戦法で運命を乗り切る事にした。
そもそも私は乙女ゲームというモノを見た事がない。
全くの手探り
で運命を乗り越えなくてはならない。なんというナイトメアモード。
今のところ乙女ゲームの兆候としては、髪の色がカラフルという事実。
乙女ゲームという兆候が現れてからでは手遅れなので
推定乙女ゲーム。
仮定悪役令嬢。
暫定処刑回避。
【出来ちゃった婚】でルート回避を目指します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-11 23:12:56
17136文字
会話率:16%