名実ともに大陸一を誇るニンフィア帝国。帝国が所有するイージス騎士団の若き部隊長レナート。褐色の肌と鋭い黄金の瞳――その見た目が、この国に伝わる恐ろしい泥の妖精『デルム』と酷似している事から実の両親にさえ疎まれ、さらに、その強さゆえに人々か
ら恐れられていた。そんな彼の悲願は、幼い頃に出会った一人の妖精に再会すること。叶わぬ恋でも良い――ただ、側にいたいと言う切なる思いを秘めていた。
そんな彼はある日、この国の第二皇女の『専属護衛騎士』に任命される。第二皇女の名は、セリーナ。彼女は、幼い頃に母を失ったにも関わらず、決して悲壮感を感じさせない凛とした姿勢と聡明な立ち振る舞い、明るい笑顔で人々を魅了していた。しかし、そんな彼女にも秘密があり――実は、本物の皇女ではなかった。彼女の本当の名は、パルカ・ポルカ。いたずら好きで変装が大得意な妖精。十年前、セリーナが失踪したと思われるその日に、記憶を失った状態で入れ替わってしまっていたのだ。何故、セリーナに扮した状態で発見されたのか。その謎を解き明かし、『本物のセリーナ』を見つけ出すことを目標に掲げつつ、趣味活動に勤しむ。
二人の運命が絡み合い、皇室に掬う様々な問題に立ち向かう。
※『いたずらフェアリーの暇つぶし~せっかくだけど王位継承はお断りします~』を母体に、大きく改稿・改編しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-11 07:00:00
45586文字
会話率:40%
「私が愛を誓うのも、病める時や健やかなる時も側にいたいと思うのも、王太子殿下ではありません。私の心も体も、決して渡しません」
ポロリと零れ落ちた言葉は私の本音。自分の心を守る為に、愛おしい婚約者から貰ったあるモノを、私は取り出した。
※設定はポヤポヤしてます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-19 06:10:00
6458文字
会話率:33%
「呪われた一族」と呼ばれたメリディエス家の最後の人間であるオーギュスト(シェリル)は、それが原因でことごとく女に振られ、恋をする事すら嫌がっていた。
しかし、祖父の遺言により、好きな女と期限内に結婚しない限り家や財産を継げない事を伝えら
れた彼は、しぶしぶ花嫁を探すために異国へと渡る。
そして、遺言の期限が迫る中、彼は道中彼を助けてくれた年上の女性・エリザベスに一目惚れをする。下宿先で知り合ったエドガーやエリザベスの妹・シャーロットの力を借りて、どうにかエリザベスに接近しようとするのだが……彼女もまた婚約破棄という暗い過去を抱えていた。
※「血族奇譚ー月下の夜に交わした約束ー 」のその後のサブストーリー折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-29 21:12:19
150360文字
会話率:34%
これは令嬢に呪いがかけられており、令嬢が出会って恋に落ちた相手は絶対愛人になり、絶対好きになった夫が謎の死を遂げるといった呪いをかけられた可哀想な令嬢の物語。
最終更新:2024-09-16 18:07:45
19751文字
会話率:53%
シェスは聖女としての初任地で、過酷な日々を押し付けられた。
子爵家出身の平平凡凡な彼女が、王太子の婚約者である公爵令嬢以上の神聖力を見せたことが原因だった。
さらには、大聖女を詐称しようとしたと王太子に冤罪で断罪され、独房に入れられてしまう
。
どうやらシェスは本物の大聖女のようだけれど、冤罪で処刑されるのも、聖女として使い潰されるのも、どちらも遠慮しかしたくないと、国を出ることを決意する。
独房を抜け出そうとしたその時、シェスの前に現れたのは、幼馴染のソル。
彼を巻き込むまいとしたシェスだが、彼女を攫ったソルは告げた。
「シェスが好きだよ。これからもずっと側にいたい。……だめ?」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-31 21:00:00
37003文字
会話率:20%
好きなあの子の側にいたい。そんな願望を抱いていた。
スピッツの猫になりたい、から着想を得ました。
最終更新:2024-04-14 12:10:00
12975文字
会話率:39%
※生成AI「Claude 3 Opus」に自作の小説の文体を模倣させた上であらすじも含めて生成させた小説です。
※掲載にあたって不自然な部分に若干手を加えています。
※小説家になろうとカクヨム同時掲載です。
高校二年生の夏休み。
幼な
じみの凛に誘われて、久しぶりに二人でプールに出かけた真人(まさと)。
小さい頃と変わらない無邪気な笑顔を見せる凛に、
真人は懐かしさを感じながらも、大人びた彼女の美しさに気づき始める。
水しぶきを上げて楽しそうに遊ぶ凛。お母さんの手作り唐揚げを美味しそうに食べる顔。
一緒に過ごせることが嬉しくて、真人は自然と本音を口にしてしまう。
驚きつつも喜ぶ凛に、恋心のようなドキドキを覚えるのだった。
帰り道、真人に急に問いかける凛。
「ずっと一緒にいられるよね」
寂しげな声色に、真人は気付く。自分もまたずっと側にいたいのだと。
夏の暑さの中で芽生えた淡い恋心。幼なじみ二人の新たな一歩が、ここから始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-05 21:33:02
2046文字
会話率:33%
「私」は「私」が失踪する理由を考え始めた。何も思いつかなかった。むしろ、ずっとこの家にいたい。ずっと側にいたい。
最終更新:2023-12-26 15:32:12
4789文字
会話率:5%
かつて、イシュマーク王国を獣魔軍より救った、五英雄と呼ばれた者達がいた。
戦いから10年後。
五英雄の一人、すっかり中年となった盗賊のヴァラードは、たまたま買い出しで町に出た際、町長の息子とその婚約者の婚約破棄騒動を目撃する。
そのあまり
の理不尽さに、彼は思わずそこに口を挟むと、自身の|口《・》|か《・》|ら《・》|出《・》|ま《・》|か《・》|せ《・》で裏にある詐欺を明るみに出し、婚約者であったティアラに婚約破棄を受け入れ、新たな道を歩むよう諭したのだが……。
その数ヶ月後。
ティアラはヴァラードの住む山の家に押しかけ、その恋心を伝えにやってきた。
過去の戦いで、婚約者であり聖女であるメリナを失っていた彼は、その話を聞かせ諦めさせようとするも、恋人でなくとも側にいたいという彼女に根負けし、二人は同居生活を始める事になる。
そんな中、自分の留守中、家に王都シュレイドの兵士が訪ねてきたのを目撃したヴァラードは、真意を知るべく、兵士が滞在する村を訪ねたのだが。
そこで出会ったのは、十年前に彼が助け、彼を師匠と呼ぶ二人の少女。アイリとエル。
そして、壊滅したはずの獣魔軍の兵士と名乗る、敵の姿だった。
おっさんの盗賊であるヴァラードと、彼を慕い、彼を師匠と呼ぶ三人の少女。
そして、彼が持つ|奇跡の神言《口から出まかせ》の秘密。
師匠とも英雄とも呼ばれたくない男が、まるで運命に導かれるように、哀しき過去や昔の仲間との因縁を乗り越え、新たな未来の為、師匠として、そして英雄として、彼女達と共に運命に立ち向かっていく。
しょぼん(´・ω・`)さんらしい、相変わらず王道を行く、新たな英雄の物語。
是非お楽しみください!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-28 20:00:00
260308文字
会話率:36%
人と魔族が争っていた時代は終わり、両種族が共存するようになってから数十年。
人狼の女の子、ルゥは初恋の相手、トワの誘いで、彼の通うラピス学園に転校する。
そこは魔族と人間が平等に扱われ、同じように学ぶための場所……のはずだったけど。皆アタ
シのこと、バリバリ煙たがっているじゃねーか!
人間と魔族の間には未だに壁があり、なかなか学園に馴染めないルゥ。その上さらに、乱暴者の先輩の起こす騒動や、犯罪組織の陰謀に巻き込まれる。
けど、そんな奴らはぶん殴って蹴飛ばしてやる。お前らなんて眼中にない、アタシはトワの近くにいたくて、転校してきたんだー!
これは恋する狼少女のバトルあり、友情あり、恋ありの、異世界青春物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-27 19:50:23
147933文字
会話率:38%
命を削って芸術作品を生み出す病・CLA(カッティング・ライフ・アート)。
通称芸術病。
日々を何となく生きてきた|豊《ゆたか》は、転校先でその病に侵された少女、早瀬と出会う。
苛烈に筆を走らせる早瀬の姿に魅せられた豊は彼女の側にいたいと
願い――。
*他サイトでも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-18 10:38:11
7910文字
会話率:33%
ずっと側にいたい。どんなにボロボロになっても。(※重複投稿作品)
最終更新:2023-06-15 06:00:00
322文字
会話率:0%
美園ユリナは日本で家族経営のカフェ店員をやっていた、平凡な日本女性だった。
しかし、ある日、運悪く見知らぬ通り魔に刺殺された。
そして気がつけばヴィジナード国王女、リリアーナ姫の体の中にいた。
魂だけ異世界に転移してしまった。
白百合のよ
うに可憐で、銀髪に青い瞳の麗しき姫の中に。
突如魔物の軍勢に襲われ、陥落した王都から、本来の体の持ち主のリリアーナは、王城にある秘密の抜け穴から山へ脱出した。
お供は護衛騎士二人、メイド一人、弟王子一人。
しかし、抜け道の出口は山の中で、そこにも魔物がいた。
騎士と王子により守られたが、騎士と王子が目の前で魔物と相打ちになって死んだ。
そのショックでリリアーナの魂も消えた。
魂の抜け出たリリアーナの体の中に、何故か入り込んでいた、ユリナの魂。
魂の転移先の国は、滅亡の危機にあった。
同じ異世界に来てしまった地球人がいるかもしれないと、痕跡を探して、救いを求めるユリナは、そこで超絶美少女の転生者と出会う事になる。
転生者の美少女の名はセレスティアナ。女神の使徒と言われる特別な存在だった。
一目見て、その圧倒的な可愛いさと美しさに魅了されたユリナ。
同じ日本出身者だと分かり、ますます側にいたいと思ったユリナは、どうしても側に仕えさせて欲しいと願い出て、王女という身分を捨て、リナとして生きていく事になる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-18 10:51:23
151120文字
会話率:43%
やれやれですね……本当にやれやれです。
自分と違う価値観
中々理解は難しいもんです。
現物の欲が絡んでいるのならなおの事。
それを欲しがらない人間がいるなんて
きっと夢にも思わないのでしょうね。
最終更新:2022-09-30 19:36:04
580文字
会話率:7%
虐げられてきた者が虐げる側にマワルデモソレハイツカシイタゲルモノがアラワレルマデノヒトトキノユメ、願わくば無自覚に虐げる側にいたいモノだ
最終更新:2022-07-03 20:43:13
767文字
会話率:0%
5分で朗読シリーズ
初めて妻と出会った頃から、その関係が少し変わるまで、あまり時間はかからなかった。
いつしか惹かれて、生涯側にいたいと心に決めるまでも、何度も季節を跨ぐほどではなかった。
最終更新:2022-03-03 01:12:47
1543文字
会話率:29%
寒くたって、現実が過酷だって、一緒に側にいたい。
最終更新:2022-01-30 13:43:26
272文字
会話率:0%
あなたの側にいたい。
切ない気持ち溢れてくる。
最終更新:2021-08-30 20:00:00
345文字
会話率:0%
桜が世界を滅ぼす。
唐突に判明した不可思議な事象により、世界中の桜は伐採されることになった。 主人公である「僕」が住む町の桜も、当然切り倒されることになる。
伐採作業が行われたある日、「僕」はつぼみのまま切られてしまった桜の枝をかわい
そうに思い、こっそりと持ち帰ることにした。 翌日「僕」は、桜の花の上で眠る小さな少女を見つける。彼女は無邪気な顔で、人工物をたいらげてみせるのだった。
たとえ世界が滅ぶことになったとしても、彼女の側にいたい。そう決めた僕は、彼女を自宅に匿うことにして……。 寂しがりやな「僕」と無垢な「さくら」が織り成す恋物語。
この作品は、天界音楽さま主催のメリバ企画「#二人だけの閉じた世界」に参加しております。
イラストは、あっきコタロウさまのフリーイラストをお借りしております。
この作品は、エブリスタ及びアルファポリスにも投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-12 23:10:12
4206文字
会話率:25%
普通の高校一年生になった僕は、登校途中に理想の女性に出会う。
清楚で女友達と話しているときに、うふふと笑う笑顔に恋した。
この高校を選んだ動機の一つマン研に入部した。なせならば、僕の大好きな現役漫画家の藤田先輩が所属しているからだ。漫
画家志望の僕は彼に弟子入りしてデビューする計画だ。
でも、「森羅万象研究会」ってのがほんとの名前らしく、もののけ狩りのメンバーにされてしまう。
ただ、ひとより性欲が強いってだけなのに・・・折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-05 21:11:16
6631文字
会話率:28%