「歴史って、信じるとこから始まるんだよ! ――たとえ、それが別世界でもなあ!」
気がついたら、異世界の王宮の地下に転がっていた――
大学で史学を専攻する、伝記マニアのぼっち歴女・猪俣古尋(イノマタ・コヒロ)は、酔っ払って寝ていたはずが、異世
界の王宮に召喚されていた。
“預言に導かれし賢者”扱いされ、やんちゃな次期国王・ケイ王子の教育係に……。
クソガキ・王子相手に、伝説の英雄や悪名高き暴君やはたまた歴史上に名を残すマイナー人物たちを語りまくるコヒロ。
ときに熱く! ときにモノローグ芝居で! そもそも異世界なんだから地球の時代も国境も超えて語られる“実在の世界史の歴史上の人物”たちのある意味、不思議な物語なんか、王子はどんどん影響されて……?
「今の処刑法ってなんか単純だよね。こんな改良をしたらどうなるんだろ?」
「お前はルイ16世みたいに自分の助言で改良されたギロチンで処刑されたいのか!?」
「織田信長? 名前は強そう! 魔王的なやつだな?」
「甘い! 織田信長は“破壊の王”にして“創造の胎動”!下剋上の戦国を駆け上がり、天下布武を掲げて古き秩序をぶち壊した、革命児だ!」
「いや、なんか強そうって言ったのに何そのよくわからない魔王!?」
「いやいや、違うそうじゃない。名前が強そう? 実際は人間臭さ全開の革命児だ! そんな浅さで語るな!!」
これは、ひとりの異世界から召喚されてしまった歴女教師と一人の王子が“史実の人物”講義を巡ってボケとツッコミを繰り広げる、
異世界×教育×世界人物史×皮肉×ファンタジー×コメディ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-04 20:00:00
16597文字
会話率:49%
この国には、“存在しないはずの男”がいる――。
どこにでもいる冴えないライター・高倉憲吾は、ある日ネットで“奇妙な動画”に出会う。
それは、戸籍のない男「田中誠」を探しているというものだった。
生年月日、特徴、そして──破格
の報酬。
投稿者の正体は不明、映像はどこか不気味で、荒唐無稽。
だが、どこかに“本物”の気配があった。
真偽もわからないまま、男はその捜索に人生を賭けてゆく。
ネット、掲示板、資料、廃村、噂、証言──
かすかな痕跡をたどるうちに、社会の隙間にぽっかりと空いた「虚の穴」が、彼の人生を呑み込んでいく。
「存在するとは、どういうことなのか」
「真実は、誰が決めるのか」
「信じるとは、救いか、それとも……」
やがて彼は、誰も辿り着けなかった“何か”に触れる。
だが、それは果たして真実だったのか、それとも――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-15 20:23:27
5419文字
会話率:21%
教室で起きる、些細な「消失」。
それは誰にも気づかれず、静かに続いていた。
観察者・ナズナは、ある少女の“優しすぎるまなざし”に違和感を覚える。
誰かの過ちを、正すのではなく、信じるという選択。
これは、ひとつの小さな罪と、静かな赦しの物
語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-16 11:48:16
3370文字
会話率:9%
最愛の恋人を目の前で事故で失い、生きる意味を失った青年。彼の心は深い喪失感に沈んでいた。ある夜、夢の中で未来の自分から「彼女を救え」という声を聞く。目覚めると、彼女が生きているはずのない世界で、当たり前のように彼女が朝食を作っていた。
戸
惑いながらも、青年は少しずつこの世界が自分のいた世界とは「何かが違う」ことに気づく。彼女が生きている代わりに、今度は自分の家族が存在しない――そう、ここは“別の世界”。彼は自分が“パラレルワールド”に迷い込んだことを悟る。
さらに、次に目覚めた世界では、自分自身の“別の姿”と出会う。しかしその彼は、かつての恋人を「親の仇」だと断言し、殺意をむき出しにしていた。裏組織のスパイだった彼女に裏切られ、家族を失ったというその男の絶叫は、信じたい気持ちと現実との間で揺れる青年の心を深く抉る。
幾つもの世界が交錯する中で、青年は問い続ける――
「信じるとは何か?」
「本当の彼女はどの世界にいたのか?」
「救うとは、何を意味するのか?」
すべての真実が交差するその先に、彼が選ぶ“答え”とは。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-11 17:02:59
1996文字
会話率:25%
目覚めた場所は、剣と魔法が息づく異世界“アルシオン”。
現代に生きていた一人の青年が、まったく新しい運命の渦中に投げ込まれる。
力とは何か。信じるとはどういうことか。
彼が手にしたのは、強くて儚く、あまりに不完全な力。
数々の出会いと別れ
、旅路の果てに待つ“答え”を求めて、彼は歩き出す。
――これは、選ばれた者の物語ではない。
たったひとつの想いが、世界を変えるかもしれないという、ただそれだけの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-08 19:03:06
5943文字
会話率:21%
アルバートは、何の変哲もない日常を過ごしていたある日、突然現れた「扉」に導かれ、未知の世界へ旅立つことになる。アルバートは自分に問う。 勇気とは何か、誰かを信じるとはどういうことか、自分自身を受け入れるとはどうすればいいのか――扉の先に広が
る世界での試練、彼は少しずつ成長していく。
旅の途中での出会いは、孤独な少女リーゼ。 奴隷として過去に苦しめられていた彼女は、心を閉ざし、誰も信じられなかったままだった。
彼女はやがて変わり始める。二人は一緒に支え合いながら、扉の向こうに向かって困難に立ち向かい、深い絆で乗り越えてゆく。
荒廃した芸術のない街、不思議な海、陰鬱なスラム街――扉が繋がる様々な異世界で、アルバートは何度も自分自身の限界と向き合い成長していく…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-31 22:02:17
27393文字
会話率:42%
詩作『大慈大悲の輪舞――因縁果』。 仏教は相手に合わせて教えを説く。だから大別すれば三種の方法がある。上根:教えを聞いて自分で気づく人(質問されたときだけ答える)。中根:教えにある理(ことわり)を比喩で聞いて理解する人(能動的な講義をする)
。何を言っても信じない人(信じないと地獄に落ちると嘘「方便」を教える)。ところが、俗世間では上根・中根・下根を弁えぬ教えが流布され迷いを生んでいる。下根向けの因果律(方便)がそれだ。いわゆる因果応報だ。そしてそれを信じると救われることはない。だから、仏教をきちんと学ぶなら、まずは中根の教えを知ることが重要だ。そんな思いで作った仏教詩。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-01-14 02:52:46
771文字
会話率:37%
外見では平凡に暮らして来た22歳の主人公。
ですが、内面では様々な困難に揉まれ続け、運命や人のことを全く信じられなくなり、生きる希望をなくしてしまう。
そんな世界がモノトーンになってしまった主人公に様々な転機が訪れ、これは運命の出会いだと思
える人達に出会い人生をカラフルに変えていく。
そして、最終的には誰にも代えられない愛してやまない運命の恋人とも出逢う。
きっとこの小説を読めば、今大事に思ってる人をこれまで以上に大切にし続けよう、人生捨てたもんじゃないな、本当に運命ってあるんじゃないか。と前向きになれること間違いなし!!!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-10 17:38:55
10634文字
会話率:42%
立ち上がれ勇者達よ。
最終更新:2023-09-24 14:48:35
267文字
会話率:0%
孝也は田舎へと介護要員として呼び戻されたが、その父は一月も経たずに死去。
怠惰な日々を送っていたが、ある日――
最終更新:2023-08-25 07:00:00
7676文字
会話率:22%
江戸時代、1600年ごろの話。
その人は炎の中で生まれたと言った。
その人は神を信じると言った。
その人は…………炎に包まれて死んだ。
最終更新:2023-08-24 12:17:42
2769文字
会話率:1%
創作童話です。
幼なじみで仲良しの「王子様と侍女」は、毎日楽しく遊んでいました。
しかし、時間の経過と供に2人の関係には変化が訪れます。
「人を信じると言うこと」
「誰かに頼ると言うこと」
「弱さを見せると言うこと」
は
悪ですか?
恥
ですか?
「誠実さ」とはなんですか?
「友情」とはそんなに脆いものですか?
童話風ではありますが、子供向きではないかもしれません。
(オスカー・ワイルドの「幸福な王子」とか、そっち系だと捉えてくれたらアリかもです。)
※白いマーガレットの花言葉:「真実の愛」
(本当は「誠実・真実」を意味する花を出したかったのですが、開花時期や花の知名度を考慮して
この花にしました。)
※こちらの作品は「ボイコネ」に別名義で投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-25 15:52:58
3788文字
会話率:19%
とある人と出会い、人生が変わっていく
良い方向に向かっているのか、逆に向かっているのか私にはまだわからない
最終更新:2022-09-15 10:40:30
442文字
会話率:0%
信じるというのは、どういうことだろう…?
そんなことを考えてみた。
最終更新:2022-02-12 01:01:13
410文字
会話率:50%
日本が舞台の、古い時代の話。自分を信じるというのって大事だって、分かります。
最終更新:2022-01-05 19:58:55
653文字
会話率:23%
聖夜の空を一人の男が駆けていた。
彼の名前はサンタクロース、クリスマスの聖人だ。
今年の人気のプレゼントはP・PHONE。
パイナップル社の新型スマートフォンである。
しかし、突如サンタクロースは警察に逮捕されてしまう。
困惑するサンタクロ
ース。
警察からサンタに突きつけられたのは『携帯電話の値引き規制』という聞きなれない言葉だった。
はたしてサンタクロースの運命やいかに。
子供たちの笑顔を守るため、サンタクロースは『聖人』の力で無双する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-31 17:33:32
5722文字
会話率:54%
信じるとは何か
信じれるか
キーワード:
最終更新:2021-11-09 23:00:00
207文字
会話率:0%
信じるという言葉は、相手を受け入れる判断を自分が決断したと相手や自分に言うことと考える。ただ信じるに足る要素は色々あるのが現状だ。
最終更新:2021-07-14 08:11:25
552文字
会話率:27%
霧の魔物が現れてから数百年。人類と魔物との戦いが激化する中、特別な力を持った一人の少年が私立グリモワール魔法学園を訪れる。
その二週間後の出来事。ある街を魔物が襲撃。そこで一人の少年が魔法使いに覚醒する。その少年もまた、特別な力の持ち主だっ
た。
無尽蔵の魔力。あらゆる魔法に適性を持った逸材。魔力譲渡を使う転校生とは全くの真逆の力を持つ少年。
だが、少年は人を信じるということを嫌っていた。さらには、共生派組織『霧の護り手』と通じているという噂があるという。
果たして、その少年は敵か、味方か──。
※この作品は、グリモア〜私立グリモワール魔法学園〜の二次創作です。
既にサービスは終了していますが、ストーリーやキャラエピソードを読めるオフライン版アプリが4種類ほど配信されています。どのヒロインも可愛いので是非インストールしてみてください。
この作品は、pixivで書いていたものを書き直したものです。キャラとのイチャイチャだったり、そういう話を上げているので、気が向いたらご覧ください
pixivサイト→https://www.pixiv.net/users/19826531
それと、消されるのが怖いのでハーメルンというサイトでも同時投稿しようかと思います。そちらの方に馴染みがある方はこちらから。
ハーメルン→折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-25 01:17:24
30707文字
会話率:33%
地球上にはたくさんの神様がいる。
それは人々の信仰の象徴であり
目に見えない太陽だ。
ある日、そんな神が死去した。
そして世界から神様という概念が無くなった。
それは混沌とした時代の幕開けだった。
これはそんな世界に平和
を取り戻す為に
立ち上がった組織
‘’ ブルー•プレイス‘’ に入隊した
‘’ カイト‘’ が平和とは何か?
信じるとは何か?
幸せとは何か?
多くの疑問と向き合い立ち向かい
戦っていく物語である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-16 19:56:31
4862文字
会話率:31%