生け贄として崖に身を投じた少女は、呪われし神の伴侶となる――。
二年前から不作が続く村のため、自ら志願し生け贄となった香世。
しかし、守り神の姿は言い伝えられているものとは違い、黒い子犬の姿だった。
生け贄など不要という子犬――白麗は、香
世に、残念ながら今の自分に村を救う力はないと告げる。
それでも諦められない香世に、白麗は契約結婚を提案するが――。
これは、契約で神の妻となった香世が、亡き父に教わった薬草茶で夫となった神を救い、本当の意味で夫婦となる物語。
※他サイトにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-09 12:33:27
1690文字
会話率:31%
鈴鳴悠真は目を覚ますと森の中に居た
森から出ようと歩いていた時に遭遇したオオカミとの戦いで今の自分が人では無い存在だと気づいた
そして人に狙われ逃げた先で考える
人に狙われるのなら人里で暮らすのは難しい
ならば人里から離れた場所で生きるしか
ない
平穏に暮らす為に自らの力で家を作り生活の地盤を整えようと行動を始めた
簡単には行かず色々と巻き込まれていく折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-08 23:53:39
78347文字
会話率:51%
平民の娘だったフリージアは、チャールストン伯爵に養子として引き取られてフリージア・チャールストンとなりました。
伯爵令嬢となったフリージアは、ある日前世の記憶を思い出していました。
前世は普通の日本人として過ごしていたこと。
この世界は、前
世の自分が携わった乙女ゲームに酷似していること。
そして、今の自分はその乙女ゲームの主人公(ヒロイン)であること。
主要なイベントも、攻略情報も、全て憶えています。
ただ、問題が一つ。
「私の前世は男だったのです。」
今更男性相手に恋愛などできそうにありません。
恋愛目的の乙女ゲームの世界で、ゲームのヒロインとして生まれて、それで恋愛をしなければ一体何をすればよいのでしょうか?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-08 00:00:00
286067文字
会話率:5%
かって、音楽は自分のすべてだった。
大学の音楽サークルでバンドを組み、仲間とともにステージに立つ日々。
大学卒業を控え、恋人の突然の離脱、将来への不安、そして現実の壁。
僕たちは夢をあきらめ、それぞれの道を選んだ。
10年後仕事に追われる
日々の中で、かっての仲間と再会し、懐かしい思いが交差し、心の奥に眠っていた何かが揺さぶる。
音楽、友情、恋、そしてあきらめきれなかった夢。過去と現在が行き来する中で、もう一度音楽と向き合う決意をした僕たちは、あの頃のように、でも確かに違う今の自分で再びステージに立つ。
これは、大人になった僕たちがもう一度奏でる青春の続きの物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-07 20:49:22
32161文字
会話率:26%
長年社畜をしていた中野は宝くじが当たったのを機に会社を辞めて、第二の人生を調べるうちに新しく始まるVRMMOに出会った。
ゲーム初心者だったため後方支援として他プレイヤーに回復をしていると、お礼を言われて疑問を感じてしまう。今の自分には無
償の愛に似た精神が必要と拗らせた考えに目覚め、隠れながら回復をする遊び方を見出した。
いつしか妖精おじさんや忍者おじさんと陰で呼ばれるようになり、イベントでは回復しかしないにもかかわらずランキング上位に……?
一風変わったプレイスタイルで元社畜おじさんが波乱を巻き起こす。
※カクヨムにて同時投稿中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-06 00:00:00
299961文字
会話率:45%
女子高生の日野森エレンは、夏休みの前日に夢を見る。
それは自分の前世と今世の狭間の記憶。
かつて、エレンはそこで女神と出会っていた。
不遇だった前世の記憶を捨て、人生をやり直すことを女神に願ったエレンは、今世では陽キャのギャルになって人生を
謳歌していた。
だが、ある日、エレンは女神の手違いで前世の記憶を取り戻してしまう。
「え、無理無理。私、ぴえんとか言えないし!(古い)」
今の自分とのギャップに戸惑うエレンだったが、その日以降、彼女は人の死が見えるようになってしまう。
エレンは姉と共に、その力で人助けを始めるのだが……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-05 23:47:06
65580文字
会話率:55%
アプリゲームを開発する開発部のプログラマーだった吉原マヤ。なのだが、連日不眠と過労とストレスで遂に入院、更にそのまま解雇通知を受けてニート化。終いには唯一の心の拠り所だった『フロンティア・ハーツ(以下、FH)』が配信終了との事で絶望し、リ
アルの世界からフライアウェイ。享年26歳。
そして気がついたら今度はどう言う訳か『FH』の悪役令嬢ことマリア・クルスになっていてアルテナ公国第一王子カインに婚約破棄を言い渡されてしまう……かと思いきや、ショックで目を覚ますと自分が後の『癒しの聖女』レベッカ・マグノリアである事が発覚し再び気絶する。
そう、このフロンティア・ハーツにおいて今の自分レベッカ・マグノリアが生存する方法は二つに一つしかないのである。
一つはクーデターを起こす側に回り、聖王国アルテナを踏破する事。そしてもう一つはクーデターを回避し、カインと結ばれる事だけだった。
しかし……そのカイン王子は女癖が悪く!?
「あんなクソ王子こっちから願い下げなんですけどー!誰だよ、あんなクソプロット組み込んだ奴!?こうなったらクーデターを起こす側に回って生存してやらぁ!」
レベッカ・マグノリアの惨劇譚、ここに開幕。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-02 16:36:07
186480文字
会話率:53%
異世界の女型人形に転生した“俺”は前世の事を隠し、創造主である魔女に言われるままにメイドとして仕える事にした。
元から家事能力は高かったので仕事は順調、魔女から与えられたハンドガン型魔銃は強力で人形の身体との相性も良好だった。
適度に困難で
適度に愉快な異世界生活だが、今の自分は人間どころか生物ですらないという事実は“俺”に自己の価値を問う。
最高峰の魔女は何を目指すのか。
人形に恋する魔女の娘の想いは届くのか。
抱いた想いを秘めたまま終わらせると決意した元男のメイド人形は何のために生きるのか――。
※初投稿なので不備があるかもしれません。誤字脱字が多いですが後からこっそり直します。
※基本的に勢いで書いてます。
※更新は月2回を目標にしています。
※台詞、技、魔法、その他にパロディを用いる場合があります。
※ロリはヒロインではありません。また“俺”もロリコンではありません。
※主人公と関係無い所に百合カップルが居る場合があります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-01 00:00:00
826066文字
会話率:39%
ロゼッタ・ファームス8歳はファームス公爵家の長女でこの国「マルカフィス王国」の王太子アスベルト・ロロ・ティエンクの婚約者。
そんな彼女は週一回の婚約者アスベルトとの茶会を楽しんでいた。
何時も会話はロゼッタだけが一人で喋りアスベルトはそれに
空返事で返すのみだった。
しかしアスベルトの事が大好きな彼女にとっては、彼と一緒に入れる時間の方が嬉しかった。
紅茶を飲もうとカップの取っ手を持とうとしようとした時、ふと頭の中に映像が流れてきた。
それは前世の記憶――
前世の記憶を思い出した今の自分には“愛のない結婚”より"国外追放”の方がまだましだと考えていた。
「よし、こうなったら主人公マリナとアスベルトをくっつけるために頑張って悪役令嬢になるわ!」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-31 20:37:30
93092文字
会話率:48%
かつて、ひとつの教室ごと異世界に転移した高校生たち。
魔物との戦い、仲間との絆、愛と犠牲――その全てを乗り越えて、クラス全員は世界を救い、元の現実へと帰還することになった。
だが――
転移の瞬間、魔王の最後の力が主人公・陽翔(はると)を
襲う。
無事に帰還することができた陽翔だったが、彼には異世界での記憶がすべて失われていた。
現実世界では、かつての陰キャで人付き合いの苦手な少年へと戻っていた彼。
一方で、彼に命を救われ、共に戦ったクラスメイトたちは、陽翔の失われた記憶と過去を胸に、それぞれ深い想いを抱えていた。
中でも、異世界で恋人関係にあった美月(みつき)は、記憶を失った陽翔に戸惑いながらも、もう一度恋をしてもらおうと奮闘する。
陽翔は、突然距離を詰めてくるクラスメイトたちに戸惑いつつも、少しづつ心を開いていくが、家族との確執により再び心を閉ざす。
クラスメイトは彼の家庭事情にも心を痛め、何とか“陽翔がもう一度世界と繋がれるように”と動き出す。
文化祭、クラスの団結、父親との衝突。
かつて異世界で英雄だったことを知らないまま、陽翔は「今の自分」と向き合い、「仲間の存在の重さ」と再び出会っていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-29 21:55:46
19465文字
会話率:38%
記憶のない猫。
性別も名前も、どこから来たのかも思い出せない。
猫は自分探しのため、日々記憶の欠片を探している。種族問わずに困っている者を見つければ気まぐれに助けようとするのは、今の自分と重ねてしまうからなのか、記憶にない自分の性だからなの
か。
特別な力を持つ猫は、時に鹿になったり犬になったり人間にもなる。
自分は一体何なのか。わからぬまま。他者と触れ合い新たに思い出を作っていく。
自分を探し続ける猫と、その猫と繋がりを持った種族達の不思議なファンタジー物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-18 20:07:55
20682文字
会話率:24%
『Blessing Blossom』という大人向けの恋愛シミュレーションRPGゲームがあった。
いわゆるエロゲ―だ。
その中に登場する公爵家長男レオナルド=クルームハイト。
あるときゲーム内のキャラクターであるはずの彼は、今の自分ではない
もう一つの記憶を思い出す。
それはこの世界とは別の世界のもの。
その記憶の中で、彼は今自分がいるのがゲームの世界だということを知る。
しかもレオナルドは、ヒロインのどのルートに進んでも最後は死亡してしまう悪役令息で……。
ゲーム本編開始までにはまだ時間がある。
レオナルドは記憶を頼りに死亡回避のために動き出す。
自分にできることをしよう、と。
そんなレオナルドの行動は少なからず周囲に影響を与えていく。
自身の死亡回避、そして悠々自適なスローライフという目標に向かって順調に進んでいるかに見えたレオナルドだが、ある事件が起きる。
それはゲームにはなかったもので……。
ゲームと今レオナルドが生きている現実で展開が違っているのだ。
この事件をきっかけにレオナルドの考え方は変わっていくこととなる。
果たしてレオナルドは死亡エンドを回避できるのか―――。
*念のためのセルフレイティングです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-12 21:27:05
347428文字
会話率:42%
『Blessing Blossom』という恋愛シミュレーションRPGゲーム。
その中に登場する公爵家長男レオナルド=クルームハイト。
あるとき彼は、今の自分ではないもう一つの記憶を思い出す。
それはこの世界とは別の世界のもの。
その記憶の
中で、今自分がいるのがゲームの世界だということを知る。
しかもレオナルドは、ヒロインのどのルートに進んでも最後は死亡してしまう悪役令息で……。
記憶を頼りにレオナルドは死亡回避のために動き出す。
だが、その過程で予期せぬ事態が起き、以降レオナルドは死亡回避だけでなく、大切な者を守ることを誓う。
そのための力も手に入れた。
そうしてついにゲームの開始時点、王立学園入学の日を迎えるのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-03 07:20:00
11607文字
会話率:42%
母の日に因んで……。
今は亡き人に祈りを……。
最終更新:2025-05-11 21:55:15
371文字
会話率:0%
第一章
小学生の美早は、両親を亡くして祖父と暮らしていた。
これを知った子供のいない夫妻が、美早に興味を持ち、会うと気に入って養女にする決意をした。こうして美早は、年金生活者の祖父と一緒に貧困な生活をしていたのに、富裕な家庭に貰われて人
生が劇的に変わる。
第二章
ピアノを習うようになると、美早は猛然と練習して小学生にして難曲を発表会で弾きこなし、中学生になるとコンクールで地区優勝する。
この一方で、美早は音楽教室で里英子という同学年の女子と知り合い意気投合する。二人の顔は親戚でもないのに姉妹かと言われるほど似ていた。そのうえ里英子は美早にとって唯一の理解者となった。
第三章
美早は家元制度のような徒弟関係や金儲け主義の音楽界に嫌気がさしたため、高校受験を口実にして全国大会出場を辞退し、音楽教室も辞めてしまう。そして、やはり受験のため音楽教室を辞めた里英子と同じ高校に行こうと申し合わせて一緒に受験勉強をする。
そのとき、地元のアマチュアオーケストラが、ピアノ協奏曲を演奏するつもりがピアノの独奏者が見つからず、美早に声をかける。応じた美早は特異な能力を発揮し、コンサートを成功させる。
第四章
美早と里英子は同じ高校に入る。
美早は、たまたまライブハウスで唄ったところ、その容姿と美声からアイドルにとスカウトされて断るが、もしも祖父と貧困生活していた時だったら、そこから抜け出すため話を受けたであろうと思い、今の自分は幸運だが、次第に本当の自分ではなくなっていくと言って涙を流す。
そのうえ、校風に合わないことをしていると校長に侮辱され、怒った美早は退学を決意する。すると里英子は、自分も退学を考えていたと美早に打ち明ける。里英子は同級生の男子と親密になり、その彼が、この高校は息苦しいからやめたいと言い出した。それで一緒にやめて転学しようかという話になっていた。これを初めて聞いた美早は、いつの間にか里英子が彼氏を作ったうえ、そこまで親密になっていたことに驚き、大したものだと哄笑した。
第五章
美早も里英子も、親が退学に賛成しなかった。
その結果、美早と里英子は、それぞれの決意をした。美早の決意は、誰であっても特に驚くようなことではなかったが、里英子の決意は美早でさえ驚いたほどだった。
ただ、美早は里英子は決意を尊重しつつ不安を払拭できなかった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-07 12:39:11
29124文字
会話率:65%
地獄のように見えるこの世界でも、誰かとその希望を分かち合える瞬間があれば、それだけで少しは変わるのではないかと思う。確かに、階段を作って登った先に何があるのかは分からないけれど、その途中で手を取り合って、互いに励まし合うことができたら、それ
だけで少しだけでも、世界は違って見えるかもしれません。
「階段を作ること」とは、決して難しいことではなく、むしろ日常の中でできる小さな行動から始まることかもしれません。そしてその行動を諦めないこと、それがどんなに小さな希望であっても、今の自分を少しでも救ってくれるんじゃないかと、そんな風に思うのです。
このエッセイが、何気ない日々の中で少しでも光を感じる手助けになればいいなと思っています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-05 09:18:52
1178文字
会話率:3%
裏切り、逃亡、孤独。
すべてを背負って、男は北の地に姿を消した。
そんなある日、中学時代の親友から届いた一通のメール。
「夏に沖縄行かへん?」
今の自分を知られたくない。でも、会いたい。
ドラッグに溺れながらコソコソと暮らす毎日にぼんやりと
射した希望の光を掴む事が出来るのかーー
その矢先、一本の電話が鳴る。
「最後に一つだけ、仕事がある」
過去との決着、未来への賭け。
最後の仕事を終えたとき、彼は何を得られるのだろうか折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-28 19:55:03
9883文字
会話率:64%
記憶を失った少年、レイ・クローディアは、学院での新たな生活を始める。
「不良」として周囲に警戒され、誰も近づこうとしない日々。
それでもレイは、過去に縛られず、今の自分を変えたいと願い、必死に授業に出続ける。
少しずつ、レイのもとには、歩
み寄ってくれる存在が現れ始めた。
誰よりも早く、壁を越えて声をかけてくれた少年がいた。
共に戦い、肩を並べ、確かな絆を交わしたはずだった。
だが、ある日を境に、彼は何もなかったかのようにレイを遠ざける。
その瞳に、かつての温かさはない。
胸に刺さる痛みに耐えながら、それでもレイは歩みを止めない。
次に現れたのは、理知的で冷静な少女。
初めは慎重だった彼女も、ふとしたきっかけで少しずつ心を開き、ぎこちないながらも笑みを見せてくれた。
――だが、それも長くは続かなかった。
嫌悪を隠さない彼女はレイを避けるようになり、やがて完全に背を向けた。
理由は、わからない。
何が悪かったのか、どうして壊れてしまったのか。
レイはただ、繰り返される別れに、静かに心を痛めるしかなかった。
それでも。
支えてくれる者が、一人だけいる。
どんなときも変わらず寄り添い、励まし続けてくれる、ただ一人の存在。
――だから、大丈夫だ。
たとえ世界に拒まれても、たとえ心がどれだけ傷ついても。
レイは、希望を手放さずに生きていく。
いつか、本当の絆を掴む日を信じて――。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-27 22:00:00
13045文字
会話率:18%
エリート公務員の片桐は、女性関係において報われない人生を歩んできた。
人生の分岐点、恋愛や趣味の選択肢で間違いばかりを選択し、素人童貞かつ無趣味のまま三十五歳の新年を迎えた。
幸せそうな友人達の姿を見て、自分がどこかで間違えたことに気
付く。
『今の自分なら、こうする』という想いが溢れ出した片桐に奇跡が起こり、人生をやり直すチャンスが与えられる。
真面目に生き過ぎた前世の経験と反省を活かして、やりたいことをやってやろうと足掻き回る。
……ところが、エリートというのは世を忍ぶ仮の姿。
片桐の本質は、直感と勢いで動く馬鹿でもあったのだ……。
※同タイトルでノクターンノベルズに投稿した作品のリメイクになります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-20 22:22:44
76672文字
会話率:42%
理不尽な凶行によって美貌を失った婚約者の素顔を見た瞬間、俺は前世の記憶を取り戻し、今の自分がファンタジーホラー小説に登場する、自分勝手な理由で婚約破棄をして彼女を捨てた事で呪い殺されるクズ男に転生している事に気が付いた。
確かに婚約者で
あるヒルダの顔は醜いを通り越してグロテスクだったが、前世でもお見掛けした事のないくらい見事なスタイルを誇るドスケベボディーの持ち主だった。
顔よりもスタイルの方が大事だろ!
こんな理想のボンッキュッボンッを持ってる婚約者を捨てるなんて、そんな勿体ない事絶対出来るか!
前世からの信念を胸にヒルダとの婚約破棄しなかった俺の未来は一体!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-15 16:02:35
7393文字
会話率:16%
ステラフィッサ王国公爵家令嬢ルクレツィア・ガラッシアが、前世の記憶を思い出したのは5歳のとき。
現代ニホンの枯れ果てたアラサーOLから、異世界の高位貴族の令嬢として天使の容貌を持って生まれ変わった自分は、昨今流行りの(?)「乙女ゲーム
」の「悪役令嬢」に「転生」したのだと確信したものの、前世であれほどプレイした乙女ゲームのどんな設定にも、今の自分もその環境も、思い当たるものがなにひとつない!
それでもいつか訪れるはずの「破滅」を「回避」するために、前世の記憶を総動員、乙女ゲームや転生悪役令嬢がざまぁする物語からあらゆる事態を想定し、今世は幸せに生きようと奮闘するお話。
ーーーエンディミオン様、あなたいったい、どこのどなたなんですの?
********
恋愛要素はオマケ程度にストレスフリーに読めるようご都合展開を陽気に突き進んでおりますので予めご了承くださいませ。
☆アルファポリス様にもすな子名義で投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-13 23:45:07
481355文字
会話率:21%