私はオスのワラジムシだ。
若い頃の私は、ダンゴムシを一方的に敵視していた。
その一方でダンゴムシのように丸くなりたいという夢を抱いていた。
しかし、ある老ワラジムシから「体の構造が違うから丸くなることはできない」と教えられた私は絶望し、荒
れた生活を送るようになる……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-28 16:35:12
2101文字
会話率:32%
砂浜でひざを抱えて丸くなるキミはあの日のままの姿で
最終更新:2024-08-11 13:18:19
315文字
会話率:0%
吹き荒ぶ風の音を聞きながら、私は部屋の隅っこで丸くなっていた。
すると風呂上がりの彼が隣に寄り添う。
「嵐は嫌い?」
「外で聞くのは好き」
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
教会が
苦手な理由もこれな気が。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-28 21:23:31
629文字
会話率:48%
世界がまだ丸くなる前、即ち剣と魔法の時代。
煙草屋の若い店主キアヌは飼い猫ランスロットと穏やかな日々を過ごしている。何の、危うい予感もない毎日。ただ、糸の如き細い月の夜に限って、若い店主は魔術師サレクと名乗っていた頃の己を回想する。其の中で
、疵無き珠であった公女エレインと美しき公国を襲った災厄が語られた時、2人の宿命が交錯する。
作品自体はかなり昔、イメージチャットと言われるネット上の仮想世界にて筆者自身が単独の語り(イメージチャットの世界ではソロル等と呼ばれていました)として綴ったものを小説にリライトしたものです。
また
筆者はダークファンタジーの女王と言われたタニス・リーの一部の連作を愛読書としていて、其の世界観や登場人物の物言い、またモノの修飾の仕方など彼女の作品から大きな影響を受けています。影響と言えば聞こえはいいのですが正直模倣です。もっとも文体や表現系などは原文を読んだわけではない故にタニス作品を翻訳された方々の影響を受けたというのが正しいかもしれません。
其の他、英国ゴシックファンタジー作品などの影響も見られるかと思います。いずれにしろかなり古めのファンタジー作品を踏襲したものとなっておりますれば。勿論、タニスを始め、かつての名作には足元にも及びませんが。
一応、タイアップ企画への応募を希望しておりますが、上記の諸々が応募規定に反するのであれば取り下げるつもりです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-10 09:41:46
34242文字
会話率:32%
時々、小さな箱の中に入りたいと思うことがある。
膝を抱えて丸くなると、体がぴったり収まるくらいの箱。光も、音も、何もなくて、そこには自分しかいない――
わたし(吉村希咲)は高校一年の、いたって平凡な人間だ。性格も、容姿も、頭の出来だっ
て。それでも時々、そんなことを思ってしまう。何があったわけでも、特別な理由がなくても。
日増しに暑さが厳しくなっていく、六月のこと。わたしはある女子生徒のことが気になってしまう。図書室で見かけたその女の子の、ある特徴が頭から離れなくて。
それから些細なことをきっかけに、わたしたちは親しくなる。少なくとも、話くらいはできるように。そうしてある雨の日、わたしは彼女に、とても重要なことを質問するのだけど――
「心の正しい置き場所を探すの」
ある人は、わたしにそう言った。心が傷ついたり、悩んだり、苦しんだりしているときは、そうするのだと。
わたしはその言葉を思い出して、その場所のことを想像する。自分の形がよくわかる、その場所のことを。
――そこは、小さな神様がいるところに似ている。
(21/5/6~21/5/24)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-23 00:00:00
31697文字
会話率:29%
ハロウィンの夜、バイトで猫娘に擬態した寧子(ネイコ)が出会ったのは、挙動不審でぬめぬめした大きな、イカ、だった。ボーイミーツガール!
最終更新:2023-12-01 21:00:00
1989文字
会話率:23%
壮絶な過去を持った双子の姉妹がゲームと現実で冒険をしたり恋愛をしたり色々なことにチャレンジしながら幸せになる....はず。トラブルに巻き込まれることも多々ありいろんな経験をする物語のはずです。
最終更新:2023-01-29 00:01:17
2733文字
会話率:35%
三日月を見るたびに思う。満ちたり欠けたりの、細い方どねと。また、丸くなるんたから、いいんだよね、それとも、大変かな。ある、ない、どっちがいい、どっちでもない。ただそのために、あるってことで、ほんとに、ご苦労さま。
最終更新:2023-01-07 09:46:25
461文字
会話率:0%
少女が通う雪の森には、小さなキツネが暮らしている。
頼りなく震える身体、穴倉で丸くなる尻尾を、少女はいつも心配しながら眺めた。
無垢な少女は、ただキツネの幸福をだけを祈って、その姿を見守るのだった。
しかし、運命は残酷である。
キツネのさ
さやかな平和は、腹を空かせたオオカミに脅かされてしまう。
捕食者の出現に、揺れ動く少女の心――無力な彼女は、キツネの無事をひたすら祈り続けるのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-28 22:17:16
5956文字
会話率:1%
我が家の両親は無事に健康なまま70歳を過ぎました。
昔はガテン系の厳しかった両親も今では穏やかな性格になっています。
最終更新:2022-03-22 18:17:08
632文字
会話率:0%
私は、孤独だ。
寂しいと感じない。
イラッとすることも、心を棘(とげ)に刺されることも、幸福感に身を包まれることも、笑みを浮かべたこともなかった。
飢えも渇きも覚えない。
痛みや快感、刺激、妬(ねた)み嫉(そね)み、怠けることも出来ない。
他者を蹴落としたり、唯我独尊を貫くことや傲岸不遜になることも、愛や恋、身を焦がす恋慕とも縁遠い私だ。
そして、ここには誰もいない。
私以外に。
やるべきことは何もない。
他の者は何をしているのだろうか?
己以外と対話や遊戯を囲うのだろうか?
時の流れは停止しているかのようにゆっくりだ。
鳥が羽を1回羽撃(はばた)かせるために掛かる刻が3年くらいゆっくりだ。
雨粒の1滴1滴が弾ける静止画や、黒レンガの角が丸くなる様や、自動車のタイヤが磨耗(まもう)していく過程など、積年を懸ける事象を眺め続けることが唯一の娯楽だ。
娯楽と言える程楽しいものではない。
今は、星屑の輝きを観測している。
まぁ、退屈だがな。
『退屈』と衝動を覚えるしか、残っていない。
星屑は粉砕され、砂塵のように舞う。
これの繰り返し。
謂わば、再生だな。
散り散りに在(あ)ろうとするも、例に倣(なら)うだけ。
群集たる星屑ならば、逆もまた、然り。
数千年、数万年と星、星団の生死を幾度も観測してきた。
私は星屑を人に見立てている。
パターンで星屑は規則正しく輪廻するが、つまらない。
退屈だ。退屈だ。退屈だ。退屈だ。
だが、異変が生じた。
新鮮だ。しかし、不規則は、乱れは、修正されるだろう。
観測を続けよう。
星屑は一つの星となり、銀河を爆発的に拡大させた。
これは、成功なのか?
それとも、失敗なのか?
ん?あれは、視たことがない。
未知だ。昏(くら)く赫々(かっかく)と光る渦巻く現象だ。
一体どんな世界だろうか?
もしかしたら、国家?企業?集団?
まさか、1個人なのか?
判らない。もう少し観測・観察を継続しよう。
………………
他の者は干渉しているのだろうか?
ならば、私も干渉してみようか。
これは、人類が愚かな歴史を歩みながらも、彗星(すいせい)の如く顕現した『超能力』という『薬』となるか『毒』となるかが問われる物語。
伝説となるか、夜咄(よばなし)となるか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-04 23:00:00
2354文字
会話率:4%
……太陽が海に沈むとき、僕たちは巡り逢えるだろうか、あの約束の日のように。
そこまで書いて、僕はひと息つき、窓のない部屋の片隅で丸くなる。
ベッドと机と椅子。したためる一本のペンと一冊のノート。
これがあの頃の僕のすべてだった。
本作は、
「はじまる季節 ──十七歳、僕は初めて人を愛した」
( https://ncode.syosetu.com/novelview/infotop/ncode/n6570gj/ )
の番外編です。
時間軸としては、主人公・佐伯清志郎が社会人になった後、精神の病を得た頃のお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-28 19:12:33
1278文字
会話率:24%
かつて実家で「ハル」という猫を飼っていた。
歌では、こたつで丸くなる猫だけど、ハルはお腹を無防備に上へ向けて、こたつ布団の中で伸びている。
その日も学校帰りに、ハルがこたつに入っているのを確認。おやつがわりに卓上コンロを使って、もちを焼こ
うとしたところ……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-11 22:00:00
3035文字
会話率:2%
大人になるとか丸くなるとか
それとは少し違う気がして
キーワード:
最終更新:2020-09-10 20:31:37
607文字
会話率:0%
小学生の頃の体験談を少し脚色して書きました。
最終更新:2020-04-06 00:42:51
1250文字
会話率:50%
目を覚ますと見知らぬ女性の布団に潜り込んでいた。
犯罪行為をしたと思って謝ったら相手は人狼だった。
自分の状況を説明しようにも、何が起きてるのか分からない。
そんな時、なぜ魔力が無いのかと質問された。
この世界の常識を聞いて、ここが異世界だ
と知った。
1人じゃ簡単に死に死んじゃうし、知恵も無くて便利な道具は作れないから知ってる範囲で村を手助けするために頑張ってたけど、ある出来事を切っ掛けに自分には変わった力があることが分かった。
村を豊かにしたかっただけなのに、この世界は放っておいてはくれなかった。
※2/19あらすじを変更折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-08-13 04:00:11
363255文字
会話率:57%
これは賢い私の生き様を書き記した物語である。
※書いてる連載は全くの別物です、ご注意下さい。
最終更新:2016-02-24 11:50:58
2964文字
会話率:14%
外国で一人暮らしを始めた頃、ともだちができた。たぶん俺の片思いだけど。
前編・後編の二話構成。
(この作品は「カクヨム」でも掲載しています)
最終更新:2019-12-18 12:23:14
6401文字
会話率:2%
腹痛で目が覚めた。
「……くぅ、う゛ぅぅ゛」
下腹部をナイフで刺されているかのような痛みに、思わずベッドの中で丸くなる。
お腹が痛い。
(くそ、原因はなんだ?)
自らの不幸を嘆きながらも、何か当たったのだろうかと心当たりを探す。
最終更新:2019-07-26 01:28:03
3492文字
会話率:19%
白い女、森本千代はある日黒い少女、安中小色を拾う。
お互いに秘密を抱えながらの共同生活。
角ばったおもちがあんこに出会って丸くなるまでのお話。
最終更新:2018-11-06 17:57:55
3662文字
会話率:43%
サンタさん。猫ってかわいいですよね!
寒い部屋でこたつの中に潜る。息苦しさと辛さから解放されたときに幸せを感じる。でも、それすら失っていく。幸せも悲しみもこたつの中に。
最終更新:2016-12-24 15:40:02
701文字
会話率:0%
学年一番の成績だけが取り柄のあか抜けない女子高生、梶原美希は、ある日、学校一のモテ男、上坂蓮に交際を申し込まれる。ほとんど言葉を交わしたことのない彼からの申し込みに戸惑うも、「あの月が丸くなるまで、俺の彼女でいて」という言葉が気に入って、
期間限定でつきあうことを了承する。
けれどやはり、自由奔放で軽薄な上坂に振り回される美希。一方上坂は、真面目なだけだと思っていた美希の意外な一面に触れてその考えを改め始める。そんな二人には、お互いに諦められない夢があった。進路、恋愛……彼らの選ぶ将来は。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-06-06 00:00:00
106236文字
会話率:60%