「絶対的な悪である魔法使いを駆除するために5人の老人が立ち上がった。そしてできたのが、絶対的な正義の集団である久恒団。
この団は他の魔法使いを倒すことを目的として造られた団体、通称チャレンジ団と比べても異例の速度だった。その理由は一目瞭然
、5人の老人が魔法使い駆除数の上位5位を占めているからだ。老人は若者と比べて体力が劣っているはずなのになぜ魔法使い達を駆除できるのか。その理由は魔力量にある。
魔力といっても非現実的な、それこそ魔法使いが使うような悪の力じゃない。善の力だ。これを習得できたのには人間と魔法使いの特別な関係性を知る必要がある。
人間達は魔法使いと長いこと争ってきていた。何故、宇宙を創り出すほどの化学力を持つ人間に魔法を打つことしか能がない魔法使いが長いことついてこられたのか。それは、魔法使いが使う魔法の特性にある。
まあ。こんなところで授業は終わりにしようか!」
「はい!先生!人間にもあるように、魔法使いって上下関係とかあるんですか?」
「ああ。あるよ。ま、人間が勝手につけてるだけだけどね。
まず、知能が低くて低級魔法しか使えない個体を3級魔法使い。
知能が低いけど初級魔法と中級魔法が使える個体を2級魔法使い。
4歳児くらいの人間の知能を持って、上級魔法しか使えない個体を1級魔法使いと呼んでいる。
まあ、テストには出ないけど特別階級っていうのもあるよ。まあ、覚えなくてもよいけど。
これは、さっきいった階級に分類されない個体の事を言うんだ。例えば、19歳くらいの人間の知能を持っているけど魔法を使えない個体とか、知能が低いけど封印系の魔法が使えるとか、そんな感じかな。まあ、娯楽程度に覚えていれば大丈夫だよ!じゃあ、起立!気を付け!礼!みんな、テストまで3週間、しっかり実践やってくるんだぞ~!」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-05 07:00:00
11785文字
会話率:63%
五歳の頃、わたしは神童と呼ばれていた。
全属性の初級魔法の発動に成功したことで、虹色の魔法使いとして将来を嘱望されていた。
同い年の子たちは、まだ魔力を感じることすらできていなかった。そしてそれは王族の子でも同じだった。
ある日、
わたしは王族主催のパーティーに招かれることになった。
そこでわたしは、同い年の男の子に魔力の感じ方を教えることになった。
その男の子は、憧れるような目でわたしを見てきた。だからわたしもついつい得意気になって教えてあげた。
それから十年の月日が流れた。
わたしは、神童からただの人に成り下がっていた。
七属性の魔法が使えるといっても、全てが初級魔法止まりの器用貧乏。それが今のわたしに対する評価だった。
でも、辛くはない。
だって両親はわたしのことを愛してくれている。だから家の中は居心地抜群だ。
その結果、学校に行くのを止めて毎日ダラダラと自堕落な生活を送るようになった。
つまり、引きこもりだ。
わたしのことを馬鹿にした同級生たちは、今では中級魔法を幾つか習得しているはずだ。
まあ、そんなことは今のわたしには関係のないことだ。
これから先もずっと引きこもり続ける。
それが神童ではなくなったわたしの行く末なのだから。そう思っていた。
あの日、彼と再会するまでは……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-23 13:28:04
21864文字
会話率:45%
火属性の初級魔法のみで戦ってきた魔法使いのカルム。だが、急に中級魔法が使えるリーダーの恋人が現れ、パーティーを追放されてしまう。
そこで、彼らに会いたくないと向かった先のカトレア王国に続く森で遭遇した怪力美女に目をつけられて…!?
良い師匠
(?)と個性豊かな仲間たちに出会ったカルムはどんどん成長していき、やがてはギルドでナンバーワンの強豪パーティーを目指すことになる。
これは、魔法使いだけで構成されたパーティーがおかしいと嘲笑ってくる人々を、圧倒的実力で論破していく物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-07 21:35:02
18693文字
会話率:42%
不慮の事故で人生に幕を閉じた主人公が異世界を中級魔法で無双する。
俺の魔力は無尽蔵だ!!
最終更新:2024-01-19 02:31:06
43543文字
会話率:57%
レベル、魔力、魔法威力について数値的な根拠も含めた関連性をまとめたので、備忘録的なメモ、雑記として残した。
本人のレベルは99,魔力300万の上級魔法師である。
メモの内容としては、例えば中級魔法師が使える上限の魔法である、魔力1000の火
魔法を使うと418KJの熱量が発生し、1トン級のモンスターの全身を100℃に上げることが可能といったものである。
本人は火・氷・土・雷魔法に習熟しているので主にその点記述する。知られている残りの風・光魔法について不得意のため記述少な目となっている。後進の魔法使いの魔法習熟・場面に応じた適切な魔法使用について参考になれば幸いと思い以下残す。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-24 15:28:28
8598文字
会話率:0%
昔、一人の少年が天才魔法師と呼ばれていた。
彼の名前はリンネ・アルフィード。
同世代の子はまだ一つとして魔法を扱う事が出来ない中、彼は五歳にして基本五属性(火・水・木・土・雷)と特殊二属性(光・闇)の初級魔法を扱える様になっていた。
彼の住
むノンノ村では、大人も含めて光・闇魔法の使い手はおらず、誰もが彼の将来を楽しみにしていた。
しかし月日が経ち、彼が十歳になった頃、同世代の子は初級魔法は当然、中級魔法を覚え始める中、彼は未だに初級魔法しか扱えなかった。
さらに月日が経ち、彼が十五歳になった頃、同世代の子の中には上級魔法を扱い始める子もいる中、彼は未だに初級魔法しか扱えなかった。
そんな彼を見て、村の人間は誰しもが落胆し、ついには落第魔法師や落ちこぼれ魔法師と呼ばれるようになってしまう。
しかし彼は初級魔法しか扱えなかったが、魔法に込める魔力値が常人のそれとは異なった。
中級魔法であれば魔力値10~99、上級魔法でも魔力値100~999なのに対し、彼が初級魔法に込める事が出来る魔力値は最大1000万。
その威力は強大で、上級のさらに上、特級魔法すらも軽く凌駕してしまう程だ。
そう、彼は初級魔法しか扱えない。
しかし、込める事が出来る魔力値が常人とは異なり、初級魔法ただそれだけで、世界で最強の力を手にしている。
そして、そんな彼は二人の幼馴染みと共にシルビアン王国宮廷魔法師団に入り、共に成長をして行く物語り。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-22 13:00:00
200486文字
会話率:65%
孤児出身のジンは努力して国の災害対策を行う国立魔導師団の隊員になった。
孤児としては最高の出世コースだ。
だが、一年前に移動してきた支部長に疎まれ、国立魔導師団をクビにされてしまう。
何とか首を回避しようと食い下がるジンはある条件
を満たせば再び段に戻れることになった。
それは一か月以内に魔導書を手に入れて中級魔法を覚えることだった。
しかし、魔導書は貴族や金持ちに独占されている。
唯一手に入れられる方法はダンジョンに潜って自分で探し当てること。
少ない可能性に賭けてジンは探索者としてダンジョンに潜ることに決める。
だが、探索者の世界は今までとは全然勝手が違う世界で今までの常識は通じなかった。
新たな仲間と新たな環境でジンは活躍していく。
魔導士団の友人から魔導士団が大変なことになっていると話を聞くが、新しい生活を楽しんでいたジンはすぐには首を縦には降らなかった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-31 21:56:49
118320文字
会話率:27%
2115年人類は魔素原子を発見し、それをもとに下級魔法、中級魔法、上級魔法を編み出した…
最終更新:2020-08-12 10:43:54
1946文字
会話率:47%
私は魔法学校三年生キラリです…
私は落ちこぼれです。
今日は三年生…いや、人生を左右するであろうイベントがある。
そう。人生を共に過ごす使い魔召喚の儀だ。
16歳になった魔法使い達は使い魔を召喚する。
使い魔にはレベルがあって
R、N
、A、S、SSと五種類ある。
Rは低級魔法動物で会話出来ないし、ろくな魔法も使えない。いわゆる雑魚。
Nは中級魔法動物とかで、会話出来て、魔法も少々使える。召喚率が一番高い。
Aは中級と上級の間。半獣人とかそこそこ強い魔法動物が出てくる。会話は完璧。魔法もそこそこ使える。
Sは上級。半獣人とかほぼ人間な悪魔が出てきたりする。会話、魔法とほとんど完璧である。召喚率は低いがいないこともない。
SSはマジレア。ガチでレア。召喚できるのはほんの一握りの人間。会話、魔法完璧。そして特殊能力を持っている。誰もの憧れ…
…まじレアなのに落ちこぼれの私はSS級を召喚してしまって…?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-02-09 10:03:42
20108文字
会話率:40%
高校生の橋本慧斗は、異世界召喚されて、勇者に…
しかし、魔法が中級魔法までというとっても中途半端なとこまでしか使えない勇者…
莫大な魔力量と中級魔法と初級魔法と現代知識を使って、魔王を倒す旅をする。
最終更新:2017-12-25 10:00:54
3791文字
会話率:33%
吸血鬼は容姿と感情、その他すべてにおいて人間とはほとんど変わらない。
違うのは血を吸うか吸わないかその一点。さらに吸血鬼は人間の血を吸わず動物の血を吸って生きている。
だが、人間は吸血鬼を差別し、吸血鬼殺害を自由とする法律が作られている。
それに疑問を感じた中級魔法の使い手レンは吸血鬼とともに国へ反逆をする。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-08-07 18:49:38
15679文字
会話率:28%
神も魔王も切り伏せて、人の時代を作った大賢者ミストが2000年後の世界に転生すると、人々の間から魔力と魔法がほとんど失われてしまった世界になっていた。「中級魔法が最強扱いとか何の冗談だろう?」「これが魔剣? 嘘だろ?」そんな世界でもミストは
再度魔法と魔剣を広めようと、唯一魔法を教えている学院に生徒として潜り込み、失われた魔法の力で世界を変えていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-05-17 23:00:00
11508文字
会話率:29%
五寸釘レオは、普通の人間ではありません。精神と肉体を操作する、中級魔法使いと名乗る存在です。
中学3年生の時、幼なじみの少女が誘拐されました。魔法使いたちのネットワークで少女の居場所を突き止めますが、人間の世界に興味がない魔法使いたちは手を
貸し言くれず、レオは一人で少女の救出に向かいます。
物語はレオが誘拐犯人たちのアジトに乗り込んだ場面から始まります。
魔法の力を駆使し、幼なじみの少女を救出したレオでしたが、少女にはさらなる不幸がふりかかります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-03-05 09:35:38
41949文字
会話率:38%
あたし、カリン・アルバート。新米の中級魔法使い。
いわゆるエリート学校を卒業したわけなんだけど、それが人生の失敗だったわ。
仕事のパートナーは変人眼鏡爆発男だし、就任早々とんでもない事件に巻き込まれるし、左遷先は変なところだし!
あ
たしが見ているのは『精霊』ですって?
だから精霊王の奥さんになれって?
そんなのイヤに決まってるじゃない!
あたしは絶対に幸せな家庭を築くって決めてるんだから。相棒も精霊も知ったこっちゃないわ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-02-25 18:08:17
154128文字
会話率:51%