鬼と対抗する霊力を持つ術師華族。
彼らは、その力を用いてこの国を鬼の手から守っている。
春那公爵家の娘、乃彩は高校3年であるにもかかわらず、離婚歴がすでに3回もあった。
また、彼女の力は『家族』にしか使えない。
そのため学校でも能なし令嬢と
呼ばれ、肩身の狭い思いをしていた。
それに引き換え年子の妹、莉乃は将来を有望視される術師の卵。
乃彩と莉乃。姉妹なのに術師としての能力差は歴然としていた。
ある日、乃彩は学校の帰り道にとてつもなく強い呪いを受けている男性と出会う。
彼は冬賀公爵家当主の遼真。このまま放っておけば、この男は一か月以内に死ぬ。
それに気づいた乃彩は「わたしと結婚してください」と遼真に迫っていた。
鬼から強い呪いをかけられ命を奪われつつある遼真(24歳)&『家族』にしか能力を使えない能なし令嬢と呼ばれる乃彩(高3、18歳)
この結婚は遼真を助けるため、いや術師華族を守るための結婚だったはずなのに――
「一生、側にいろ。俺にはお前が必要だ」離婚前提の結婚から始まる現代風和風ファンタジー
※他サイトにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-19 07:10:00
29254文字
会話率:32%
マーベル子爵とサブル侯爵の手から逃げていたイリヤは、なぜか悪女とか毒婦とか呼ばれるようになっていた。そのため、なかなか仕事も決まらない。運よく見つけた求人は家庭教師であるが、仕事先は王城である。
嬉々として王城を訪れると、本当の仕事は聖女の
母親役とのこと。一か月前に聖女召喚の儀で召喚された聖女は、生後半年の赤ん坊であり、宰相クライブの養女となっていた。
イリヤは聖女マリアンヌの母親になるためクライブと(契約)結婚をしたが、結婚したその日の夜、彼はイリヤの身体を求めてきて――。
娘の聖女マリアンヌを立派な淑女に育てあげる使命に燃えている契約母イリヤと、そんな彼女が気になっている毒舌宰相クライブのちょっとずれている(契約)結婚、そして聖女マリアンヌの成長の物語。
※他サイトにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-03 19:10:00
124974文字
会話率:47%
鬼と対抗する霊力を持つ術師華族。
彼らは、その力を用いてこの国を鬼の手から守っている。
治癒・解呪を得意とする卯月公爵家の娘、乃彩(のあ)は、高校3年であるにもかかわらず、離婚歴がすでに4回もあった。
そんな彼女は、学校の帰り道にとてつもな
く強い呪いを受けている男性と出会う。
彼は睦月公爵家当主の遼真(りょうま)。このまま放っておけば、この男は一か月以内に死ぬ。
それに気づいた乃彩は、遼真に「わたしと結婚してください」と迫っていた――
離婚前提の結婚から始まる現代和風ファンタジー
※他サイトにも掲載しております折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-17 19:00:00
29233文字
会話率:43%
ある日、東京都全域に奇妙な霧が立ち込めた。
それだけならば珍しい濃霧として、SNSなどの恰好の餌になっただろう。
しかし事はそれだけでは終わらなかった。
霧の中から現れる多数の "何か"。
それは創作中の存在とし
て認知されている筈の、人を殺し、喰らう恐ろしい怪物たちだった。
世界が一変し、人々は翻弄され、多くは狼狽の中命を落としてしまう。
しかし、そんな中でも賢明に抗おうとする者たちがいた。
──東京が異界に。あなたはこのバトルロワイアルで生き残れるか?
※
更新頻度は週5回。最低でも一か月ほどはそのペースで更新します折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-19 00:27:05
89765文字
会話率:20%
俺は幼馴染である朱里のことが好きだった。
けど最近、なんだか朱里は俺の親友(運動部の超イケメン!)と仲良くしている。
二人はお似合いだし、きっとあのまま付き合うんだろう。
そう思うとやるせなく、なんだか気分も憂鬱になるというものだ。
しかし
ある日、夢の中に神様が現れた。
そいつが言うには「朱里は一か月後に心臓発作で死んでしまう」らしい。
せめて朱里のために、そう思った俺は神様に身代わりを申し出ることにした。
これで何の悔いもなく――などと考えていた矢先、俺は朱里に呼び出されることになる。
えっ? 「ずっと昔から好きでした」だって……?
カクヨム・ハーメルン・アルファポリスにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-18 18:19:58
54367文字
会話率:67%
乙女ゲーム史上、最大、最高、最鬱と呼ばれた「君と紡ぐ恋物語~輝く王国の未来~」、通称「キミツグ」。
広辞苑を凌ぐとまで言われるほどの膨大なテキスト量と、複雑に枝分かれした選択肢の先にある100にも及ぶマルチエンディング。
一千万通りを超える
組み合わせのほとんどが99のバッドエピローグに通じ、真のハッピーエンドと公式発表されているゴールに到達する組み合わせは、その内のたったの1つという鬼難易度。
発売から一か月がすぎても、誰一人として真のエンディングに到達したという報告がネット上に上がることはなかった。
アラサー社会人の『風祭 理沙』はプライベートのほぼ全てを「キミツグ」へと捧げ、最初の真のエンディング到達者を目指し、寝食も忘れてゲームに没頭していた。
そんな無理がたたったのか、徹夜でキミツグをプレイしていた翌朝、強いめまいと共に倒れてしまう。
そして彼女が目覚めた時、理沙がいたのは馬車の中。
目の前に座る上品そうな老人が理沙に向かって――
「お目覚めになられましたか。お嬢様」
黒髪の前髪ぱっつんの日本人形のような髪型の少女。
やや吊り上がり気味の鋭い目つき。
やや丸顔だけれど整った容姿の令嬢。
リサ=フィッツジェラルド
キミツグに登場する悪役令嬢である少女の中に理沙はいた。
知識チート?
逆転ざまぁ?
そんなの無理無理!
理沙の目覚めた世界は、すでに本編の終わった後の世界。
辺境へと追放される途中のリサだったのだから。
婚約破棄され、王都を追われ、辺境の領主となった――リサっぽい理沙。
唯一の救いはリサのこれまでの記憶を受け継いでいるということ。
十年後には必ず滅びる王国で新米領主として過ごすことになった理沙。
ただのゲーム好きなOLだった彼女が目指す真のエンディングとは?
※乙女ゲームっぽい展開の話ではありません。
※恋愛要素、ラブコメ要素はありません。
※攻略キャラとのラブラブいちゃいちゃはありません。
※ありそうになった場合は全力で回避します!
※リア充爆発しろ!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-18 17:00:00
54900文字
会話率:31%
西暦2324年。犬が人語を操るようになって100年が経った。
『人に人権があるように、犬にも犬権を』と最初の犬が叫びだしてから90年。
全世界の法律に犬権保護法が追加されてから80年。
医学の進歩により犬の平均寿命が50年に伸びてか
ら70年。
犬はヒトに使役されるべきではない、犬とヒトとは別れて暮らすべきと主張する反人派の犬たちが立ち上がってから60年。
犬だけが暮らす反人派の国が世界中に乱立するようになって50年。
反人派の国々と、ヒトと犬が共存する共生派の国々との貿易が開始されてから40年。
医学の進歩により脳移植が可能となり、ヒトの脳疾患が治癒され始めてから30年。
犬の臓器を人間へ、拒絶反応なく移植できる技術が開発されてから20年。
僕が生まれて、ちょうど同じ年に生まれたラブラドール・レトリバーのアイリがうちに来てから17年。
僕の脳疾患が判明して、3日。
――――――――――――――――――――
【あらすじ】
記憶を徐々に失っていき、やがて死に至る病を患ったアキラ。治療方法はただ一つ、誰かの脳を移植すること。
ある深夜、アキラはキョウダイとして育ったラブラドール・レトリバーのアイリを連れて家を出る。それは、両親がアイリの脳をアキラに移植しようとするのを防ぐため。
余命は一か月半。最期の時間を二人で過ごすため旅を続けるアキラとアイリはやがて、共生派国と反人派国、そして遡上(そじょう)派との三つ巴の争いに巻き込まれていく。
長いようで短い、ひと月半の旅の果てに、アキラとアイリが迎える結末とは―――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-18 09:03:16
24745文字
会話率:51%
ベッドの上に寝っ転がり、本棚から引っ張り出した漫画を楽しそうに読み進める少女。これが彼女の部屋で起きている日常の一部だと言うのなら、何もおかしな所はないだろう。
しかし、俺にはこの状況をおかしい。と言わざるを得ない理由があった。それは
…。
この少女が独占してるのは俺のベッドで、読みふけっているのは一か月前に俺が買った漫画なのだから。なぜこんな状況になったのか。話せば長くなるが全てはあの夏の日…。
プロローグから読んで頂けるとありがたいです。R15は念のためにつけてます。カクヨムにも投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-17 07:08:00
75987文字
会話率:67%
アフィリア・メルクーリはメルクーリ王国の王女だ。
彼女には成人に合わせて傍付き騎士として叙勲する予定の幼馴染、シン・タキトゥスがいた。
しかし、叙勲を一か月後に控えたある日、シンは叙勲を延期するように申し出てきた。
どうやらシン
には言えない事情があるようで……
────────────────────────────────
婚約破棄のテイストを含んでいるけど、婚約破棄ではない。
アフィリアの活躍と、シンとの関係性を楽しむ物語です。
お付き合いいただければ幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-10 19:44:08
68181文字
会話率:53%
異世界レベェナという世界にクラス転移してから早一か月、主人公【仲居律】は自身に与えられた役職について苦悩していた。
その役職は【魔法陣術士】。魔法陣を専門に扱う役職であった。
しかし、問題がある。
それは―――魔法陣は誰にでも扱えるとい
うものであった。
個人の役職や性質に直結する「魔法」とは違い、「魔法陣」は老若男女問わず誰しもが魔力を使って魔法を起こせるようにしたものが魔法陣であったからだ。
故に、リツは自分自身が役に立てないことを不甲斐なく思いながら、せめて誰かの手伝いをして役に立とうと奮闘する日々を過ごしていた。
そんなある夜、いつもの通り手伝いを終えるととある空き部屋で三人の男の声を立ち聞きしてしまう。
その人物達は自分と同じグラスメイトであり、なにやらこの国からの脱出を企てている模様であった。
曲がりなりにも「勇者」という肩書を背負ってこの世界に召喚された主人公はその理由を聞こうと直接三人に声をかけてみるものの、逆に説得されて仕舞には脱出の勧誘まで受けてしまう。
その脱出が自分にとっても魅力的な提案であることは間違いなく、されど責任を放り投げていいものかと苦悩していると召喚した国の聖女【エウリア】に鉢合わせた。
エウリアの独特な雰囲気につい悩み事を相談するとなぜか肯定的な意見を受け―――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-05 23:07:34
688411文字
会話率:32%
消滅病の存在する世界。
それに伝染ると、一か月後にその人物も、その人物が存在した他者の記憶も、記録も、すべてがこの世界から消えてしまう。
しかし記録士と呼ばれる者たちは例外的に、その消滅病に罹った者の記憶を残すことができる。
これはそん
な消滅病にかかった消えるべき運命にある人々と、ひとりの記憶士の物語折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-28 23:52:10
23656文字
会話率:48%
自らの宿命により、柄埜崎 奈都芭(えのさき なつは)は仲間と共に異界の危機を救った。
全てが終わり現実世界に帰る事となった奈津芭。これでようやく非日常から解放されると思っていたが…帰った先で、親友である二人の少女が行方不明である事を知る。
調査の結果、彼女たちは異世界に無断で召喚された事を突き止める。
奈都芭は友人を助ける為、異世界に渡る事を決意する。
一方その頃、異世界では――
クライスター王国の若き女王であるエミリアは七つの国家が同時に行う、世界の命運を握る大儀式『勇者召喚』に臨んだのだが、他国の工作によってそれを失敗してしまう。
他の六か国が勇者召喚に成功した報聞いて焦ったエミリアは嘘の報告をしてしまう。教会との面談あるまでの一か月なんとか、再召喚を試みるが失敗の連続。
しかし、面談当日の土壇場で『勇者召喚』を成功する事ができた。
現れた勇者、柄乃崎奈都芭によって彼女の運命は大きく変わる事になる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-27 15:00:20
40923文字
会話率:45%
帝国自由自治都市ゼントファーレンの地下には、古代にドワーフが造った地下迷宮があるという伝説がつたわっている。
継母毒殺未遂の冤罪をかけられて逃亡中だったフォン・ヴェルン男爵家の姫君アマーリエは、警備を固められてしまったゼントファーレンから
脱出するとき、伝説の《地下迷宮》の一部かもしれない秘密の地下道を通った。
案内してくれたのは、ゼントファーレン在住の肖像画家で、若いころは冒険者稼業で地図作りに携わっていたアーデルハイトという女性だ。地下道への入り口のある倉庫には鍵がかかっていたため、アーデルハイトの九歳の息子ヨーゼフが小窓から入って鍵をあけてくれた。
その後、アマーリエは地方法院への上告を成功させ、冤罪を晴らして父の城へと戻った。
一か月後、その城に、ゼントファーレン在住の顔なじみの女傭兵隊長フレデリカが駆けつけてくる。
ゼントファーレンで謎の奇病が流行っているというのだ。
「フォン・ヴェルンの姫君、あんたの冤罪事件に連座した連中がのきなみ捕縛されているから、今のゼントファーレンに教育レベルの高い治癒者は殆どいないんだ。どうか助けてくれ」
前作『等級《三》の凡才治癒姫、冤罪を晴らして独り立ちをめざす』の続きですが、これ単独でも読めると思います。
今回はかなりファンタジー要素を重視してみました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-20 13:02:17
23551文字
会話率:33%
伯爵家長女アニエスは妹のエリアに三度も婚約者を奪われた。
妹は向こうが勝手に好きになっただけだとその度に泣いた。
結果アニエスが妹を虐める悪女だと噂されるようになった。
そのことに対し不満を漏らしたアニエスは妹を溺愛する両親によって嫌われ者
の公爵の所へ強引に嫁がされる。
相手の名はジェラール・スカーレット。
美男子だが自分を慕う婚約者を突然捨てたと噂され冷酷な氷の公爵と嫌われていた。悪女と氷の公爵、嫌われ者同士の二人。
愛の無い結婚を始めて一か月、中庭で猫に引っかかれ悲鳴を上げたアニエスを何故かジェラールは怒鳴りつける。
彼の冷たい態度に我慢の限界だったアニエスは毅然と言い返した。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-18 22:01:56
8259文字
会話率:45%
何も進まない焦燥感です。
最終更新:2024-12-12 17:20:00
392文字
会話率:0%
一か月に一回、ぼくの家には、『おふろ島』の日がある。
その日、ぼくがおふろ場に行くと、おゆの中には、『おふろ島』がうかんでいる。
島の形は毎回ちがっていて、大きさも、さまざまだ。
今日も、そんな『おふろ島』の日。
まだ、島の上には何
もない。
これから『おふろ島』に、いろんなたてものを、おいていく。
そうやって、ぼくだけの『おふろ島』をつくるのだ。
ところが、予想外のことがおきて・・・。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-12 12:00:00
2951文字
会話率:16%
「ステータス、オープン!」
力強く叫んだ瞬間、周囲から一斉に飛んできたのは、冷たい視線だった。
当然の反応だと思う。
ここは現実。異世界じゃないのだ。朝の駅で叫べば、こうなることはわかっていた。
だけど、現実世界に生きていても、おか
しなことには直面する。
同じ相手を好きになった、十二人の女子高生たち。「みんなで一緒に告白しようね」と誓い合った、あの日の約束。
そのあと一か月の間、それぞれが自分みがきをがんばってきた。絶対に後悔はしたくない。この努力はきっと彼に伝わるはず。そして、恋人同士に・・・。
ところが、抜け駆けした奴がいる。先に告白しやがったのだ。しかも成功。
この裏切りは許せない。そのクズを、他の仲間全員で処刑することにした。彼との仲を引き裂き、じっくりと時間をかけて、徹底的にいたぶってやる。
ただし、処刑執行しているところを、彼に見られてはいけない。自分の評価が下がってしまう。恋人候補からは脱落だ。
しかし、ものは考えよう。自分ではなく、他の誰かがやったのだと、彼に誤認させることができれば・・・。
ハーレムなんて、クソ食らえ! 彼には、私一人いればいい!
怒りの女子高生たちが恋と友情を天びんにかけて、裏切りまくりの心理戦スタート。最後に笑うのは、いったい誰だ!?
(このあらすじは制作中のものです。完成版とは、内容が大きく異なる場合があります)
(追記:上のあらすじは諸事情により、下のように変更になりました)
放課後の教室で女子高生が、自分の好きな相手について、親友に語るのだけど、そこには大きな問題点が・・・。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-21 08:11:32
1667文字
会話率:98%
国の王であるエドヴァンと結婚したばかりのリュミエールは幸せな新婚生活を送っていました。
しかし――突然知らされる凶報。
それは、エドヴァンが、魔王に殺されたということでした。
絶望の淵に堕ちる中、祖母の形見であるペンダントを握り
しめると、時が戻り結婚式の一か月前に戻っていました。
自分の身に起きたことをエドヴァンに伝え、魔王が侵略してくる未来を変えようとするのだが――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-08 12:10:00
21963文字
会話率:43%
一か月前、季節外れの大雨で家の後ろの山が崩れたことから、ド田舎から隣町・春咲町の住宅街に引っ越してきた主人公・片倉いちご(15)は、春咲町内にある高等学校、春咲高校に入学することになった。入学式当日、校門の前の桜に浮かれていると、「……あれ
、もしかしていちご?」と、幼なじみの住岡航太と三年ぶりに再会する。人見知りで知らない人と話すのが苦手ないちごは、中学校の間中々友達が出来なかったため、航太は同年代で唯一の友達。そんな航太とはクラスが離れてしまったが、いちごは無事入学式を終える。その後の自由時間、航太がいちごのクラスへやってきて、一緒に学校を回ろうと言ってきた。それに何やらお願いもあるらしく……?不思議に思いながらも校舎巡りをしてると、航太は「春咲高校平和部」と書いてある教室の前で足を止めた。中に入ると、その部活動の部長、九十九魁星の姿が。話を聞くと、平和部とは簡単に言うと人助けをする部活動らしいのだが、廃部の危機にあるという。だから入部してくれと魁星からお願いされる。しかし、事故で両親を失っているいちごは、自分を育ててくれている祖父母に負担はかけないよう、少しでも学費の足しにとアルバイトをするつもりでいた。だから「ごめんなさい」と断るのだが、魁星は「いーから。結局入部しなくても、見てってくれよ。悪いもんじゃないから」と言っていちごを部活体験に連れて行く。そこでいちごの元に訪れた素敵な出会い。自分に自信がないいちごが、人と出会い、次々と訪れるピンチや出来事に向き合い成長していく。純粋無垢ないちごだからこそ、たくさんの登場人物の心を動かすことが出来る。そして、すれ違いなどで生まれる悲しい感情を、温かな思いや笑顔に変えて行ける。出会いと別れ、本心と涙。おっちょこちょいだけど人のために一生懸命頑張る主人公の姿は、つい頬が緩むほど愛らしく、胸を掴むほど勇敢で、心に響くほど尊い。
高校生を主とした、青春・成長・涙・恋の物語です。
きっとあなたも、いちご達の一生懸命な姿に笑顔になる──。
新作です。
よろしくお願いします!
(この作品は、「アニセカ小説大賞1」に応募しています)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-05 23:58:52
30561文字
会話率:32%
永遠の学園の園、神宮寺学園に珍しい転校生がやって来た。
運命が回り始め、桜の花びらが舞い、暴れ馬が暴れ出す。
そのフェチニズムな運命が蠢動し始めるとき、二人の少女が紡ぐ物語も動き出す。
それでも少女は少女の足に熱くキスをする。
【注意事項】
※作中の地の文でも名前だけだったりフルネームだったりするのは演出の一つです。
※無駄に回りくどい言い回し等も演出の一つとお考え下さい。
※不定期更新です。恐らく一か月に一度くらいのペースで、『章』ごとの更新となります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-22 12:20:00
319927文字
会話率:28%
あるところに高薮という、才能に満ち溢れた音楽家の男がいた。その才能によって彼はスター街道を、ターボエンジンを積んだF1レースカーの如く駆けあがていった。彼はいつしか日本の音楽業界を背負うほどの存在になった。
これはそんな男が、己の中の苦悩や
葛藤を見つけるまでの、一か月の阿呆または痴呆のような青春・日常・冒険譚である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-16 00:33:42
1286文字
会話率:0%
自称「え?」シリーズの二作目です。一作目が全然進んでいないので、投稿頻度はかなり低めです。
あらすじ)2XXX年、今年で高校生になる日壺 流雨(ひつぼ りゅう)は、入学からちょうど一か月の日に、悪の組織『エルドラ』に攫われてしまう。しかし
、『エルドラ』はあまりにも弱すぎたため、流雨は簡単に脱出、そのまま登校した。そして、その日の下校時、『エルドラ』からバイトでもいいから入ってくれと懇願されたので仕方なく入り、『怪人化』したのだが………「おい、これはどういうことだ………?」流雨はなんと転性してしまっていた!これは、そこはかとなく不幸な悪の組織と、それに巻き込まれる元少年の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-13 08:26:58
20551文字
会話率:61%
投資家としてのそこそこの経験から、色々思うことなどを出来るだけ読みやすく描いていきます。
このエッセイを読んで、少しでも投資に興味を持ってくれたら幸いです。
現在相場がめちゃくちゃなので、コロナショックが過ぎたら投資を開始しよう、が正しいタ
イトルだろうね。
すみませんが、書き溜めに入るので一か月程度更新停止します。
興味に惹かれた方へ一言。
投資は結果も含めて自己責任で。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-04 08:00:00
135251文字
会話率:4%