目が覚めたら、そこは大好きだったゲームの世界。
……しかも俺は、よりによって“ポンコツ怪盗団の敵キャラ”モノクローム怪盗団のリーダーであった。
冷静沈着?なポンコツツッコミ役《アッシュ》として転生した俺は、
男だと思っていた美少女勇者や、
破天荒な怪盗仲間《シロ》と《クロ》に振り回されながらも、
「このままじゃ魔王に勝てんだろ」と、なぜか敵の立場から勇者を育成するハメになる。
魔王軍と王家の裏の繋がり、帝国と姫をめぐる物語、美少女勇者の悲しい運命、ゲームとは違い始めた未来――
これは、正義でも悪でもなく。
誰かのために“敵役”を演じ続ける。
ツッコミとギャグと時々トキメキ。
そして世界の裏側へもたまーに迫る、ちょっと不器用で、でも本気の冒険譚。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-01 20:00:00
76340文字
会話率:34%
*カクヨム、アルファでも掲載中です
*こちらとアルファは全て挿絵付きなので絵が苦手な方はカクヨム推奨
世界は、白と黒に分たれている。
境界線で隔てられた"白の世界"と"黒の世界"。
白の世界に生
きる者達が抱えた負の感情は、黒の世界で新たに生を受ける。生まれた命はやがて"鏡像"と呼ばれた。
白の世界の者達は、ヒトの心の汚い部分から生まれた"偽物"の鏡像を忌み嫌う。
鏡像はそんな"本物"達と白の世界そのものを怨望し、羨望し、渇望し、鏡を通して白と黒の境界を超えてヒトを喰らう。
白の世界を守る種族・守護者として生を受けたシリスとヴェルの双子の姉弟は、見習いとしての最終任務を命じられた。
外の世界での簡単な視察任務。それを終えて、初めて見習いは正式に守護者を名乗ることができる。
任じられたのは平和な街。
鏡像はまだ少なく、ヒト同士の争いもない。未熟な見習いには格好の任地。
期限は3日。
快活だが、向こう見ずで体が先に動く姉。
横着だが、勘が良く機転の効く弟。
お互いを補い合うことは誰よりも自信がある。
だからきっと、今回の任務も大きなトラブルもなく終わりを迎える
はず、だった───。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-29 19:37:33
420440文字
会話率:41%
魔法少女モノクローム。悪魔と人間の古い契約によって作られた人間の平和の象徴である。
彼女たちは日々現れ続ける怪人と戦い続け、勝利し、平和を守り続けていた。
しかしある日、彼女たちは敗北してしまった。彼女たちを下した怪人は、自らのことを
『魔人』と名乗った。
魔法少女たちは初めての敗北と、初めて感じた死の恐怖に怯え、心を病んでしまう。そして、魔法少女ではなかった普通の人生に憧れを抱き始める。
彼女らは話し合い、そして決めた。
「私たちの目標は、普通の女の子になること。そのために、まずは魔法少女の責任を全うしよう」
その頃、勝利したはずの魔人達にも問題が発生していた。
何故か魔法少女を殺すことができないのだ。魔法少女を殺そうとすると、頭の中に感じたことのない言語化不能な感覚が溢れ、とどめの一撃をさせなくなってしまうのだ。
魔人たちにとって魔法少女とは親の仇。恨みの対象である。しかし、どうしても殺すことができない。
「何故だ? 俺たちは魔法少女にとどめを刺すことができない。あの気持ち悪い感覚は何だ? これはもしかして、魔法少女による洗脳か?」
魔法少女たちは普通の女の子になるために。
魔人たちは魔法少女を殺すために。
二つの勢力がそれぞれの問題に悩まされながらも、自分の目的を果たすために争いを始める。
……そんな中、魔法少女モノクロームの一人、シザースグレーは魔人レインに助けられてしまったことで、これまでの人生で感じたことのない『愛情』を感じ、彼のことが気になり始めてしまったようで……?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-29 07:37:58
80801文字
会話率:36%
罪人の獏は、人間の願い事を叶える善行を科されていた。
相変わらず獏は適当に人間の願い事を叶える。
新しく作ってもらった牢で罪人の日常を送りながら、獏は引き続き巻き込まれて振り回されて流され四苦八苦!
獣達と人の姿を与えられた生物達の不器用で
優しいモノクロームな物語、花咲き誇る第二幕。
キャラがわいわい、時々戦闘有り。男女比半々くらい。
第一幕を読んでいなくても、まあまあわかるように説明は入れてます。詳しくは第一幕へ。
毎週土曜日更新します。(残酷描写は毎回ではないです)
X(https://x.com/ti_h_noi)に絵も描いてます。
――第一幕のあらすじ――
雨降って地固まる所は固まった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-28 20:11:01
400169文字
会話率:60%
特殊能力者の存在が当たり前になった2100年。
『触れた特殊能力を無効化する』という能力を持つ少年・芹田 流輝(せりだ るき)は、国立の能力者育成学校『星天学園』の2年生。この学園には学年ごとのランク制度が存在しており、彼の学年ランクは89
位とほぼ最底辺だった。
目標のために努力を続ける芹田だが、強力な能力者たちを前にランク戦では惨敗続きで、一部のクラスメイトからは『無能力者』と笑われる始末。二年生にもなってランクが一つも上がらず八方塞がりかに思えたそんなある日、彼はある人物と出会った。
一人で数十もの特殊能力を使いこなす謎多き転入生・彩月 夕神(さいづき ゆうか)である。
「ボクと一緒に目指してみない?この学園の頂点を」
学園の頂点に君臨する最強の少女が差し伸べた手を、最底辺で足掻き続ける最弱の少年は握った。
戦略と頭脳、そしてたった一つの特殊能力を駆使して、少年は最強を目指す!!
―――そして彼らは、次第に大きな運命に巻き込まれていく。
能力者の集団昏睡。人々に広まる『ゴーストタウン』の存在。東京西部に甚大な被害を及ぼした災害の真相。
数々の謎が一つに交わる時、運命は大きく歪み出す。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-28 20:00:00
681912文字
会話率:54%
ある日、ひょんな事から異世界転移してしまった少年[鳴神修也]。彼の周りに起こる様々な事件を解決し、世界を救うことが出来るのか!?
異世界王道ファンタジーです!
最終更新:2025-06-22 00:14:50
4252文字
会話率:48%
感情を押し殺し、モノクロームの世界に生きる水無月澪(みなづき みお)。
美術室の片隅で、誰にも見せることのない衝動だけを鉛筆に込める彼女は、ある放課後、学園の完璧な優等生・東雲晶(しののめ あきら)の秘密ーー壁に叩きつけられた暴力的な色彩と
、押し殺した嗚咽ーーを垣間見てしまう。
その日を境に、二人の世界は静かに交錯し始める。
影を抱える澪と、仮面を被る晶。
古い灯台、夕暮れの美術室。二人だけの秘密の場所で重ねるぎこちない言葉は、互いの孤独な魂をかすかに揺らし、危うい共鳴音を奏でる。
それは甘美な毒のように互いを蝕み、依存にも似た特別な絆を育んでいく。
しかし、その歪な調和は、周囲の些細な波紋によって脆くも崩れ去ろうとしていた。
純粋な憧憬、無邪気な嫉妬、そして「普通」という名の圧力。
やがて訪れる文化祭の日、二人の関係は決定的な瞬間を迎え、信じていたはずの世界は音を立てて砕け散る。
うたかたのように儚く、けれど鮮烈な色彩を放った、二人の少女の青春。
これは、痛みを抱えながらも誰かを求めずにはいられない魂の渇望と、喪失の先にかすかな光を見出すまでの物語。
繊細な心のひだを、鮮やかな色彩と共に描き出す、切なくも美しい青春百合グラフィティ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-02 16:12:12
52003文字
会話率:28%
父親が浮気をしているみたい。
自分自身も道ならぬ恋、いわゆる不倫に悩んでる最中とあって、気分は複雑。
父の不貞を暴くため、行動に出た私の運命は?
最終更新:2025-05-11 09:55:55
13985文字
会話率:33%
この世界から色が消えたのは、いつのことだっただろう。人の肌も、青々とした緑が宿る木も、色とりどりの花も、赤黄色の地も、透き通った川も、群青の海も。そして、露草色が広がっているはずの空だって。世界の全てが色を失って、単色になった。今、ここにあ
るのは一面のモノクロームのみ。
それでも、私は覚えている。薫ばあちゃんと見上げた露草色の空を。雨空のあとの虹の綺麗さを。空に広がる色彩の深みを。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-20 10:58:15
6221文字
会話率:39%
占いをこよなく愛する柴剣太郎はある日、幼馴染の山根小冬が購買で何か揉めているところを目撃する。
どうやらお気に入りのパンが販売中止になったようで……?
その日の放課後、剣太郎は先日の生徒会選挙についてある噂を聞くのだが――。
きつね色に焼
き上がったパン、中身は何色なんだろう。
ちょっと風変わりな青春ミステリ短編集。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-02 18:30:00
78346文字
会話率:40%
幼くして両親を失った少女-セナ-
親戚へと引き取られたが、彼女の心は一人ぼっちだった。
少女は19歳となり、恋人ができた。
恋人の名は-トウマ-
ある日、トウマは彼女の前から去ろうとする。
一言だけ残し、セナから離れる。
もう一人になり
たくない。
その思いは強く、彼女は前へと踏み出す。
トウマを追いかけるために前へと。
しかし、彼を追い掛けた先は
現実とは極めて異なった不思議な世界。
その道中、知識欲を求める者-モノリス-と出会う。
トウマを求めて、奥へ奥へ。
セナは真実を求めて
モノリスは知識を求めて
それぞれ、未知の運命を体験する事になる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-06 12:00:00
119068文字
会話率:41%
子どもの頃に見た絵画の影響で、私こと蒼井沙楽は、絵を描きたいと思うようになる。だが蒼井には、致命的な欠点がある。それは、『生まれつき色が見えない』こと。最初は無理だとあきらめていた蒼井だったが、人から教わり、自分で考え、未来を信じることで、
蒼井の運命は大きく変化する──。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-06 10:19:23
235340文字
会話率:32%
美大に通っている、はじめは色彩失望症になる。
色のない世界は退屈かもしれない。だが、周りに助けられながら、日々を大切に生きる。心はあるし、白黒の世界だって、色はある。
はじめは色を取り戻ることが出来るのか?
最終更新:2024-04-02 17:51:35
17355文字
会話率:14%
高校生同士のBL。
根暗で眼鏡の男子高校生が、小さくなったり、小動物に噛まれて昏睡したり、世界の終末を迎えたりする話。
明るい天パ×根暗眼鏡(美形)のイメージ。
【注意】
本文に、漫画『南くんの恋人』のラストのネタバレが含まれます。知りた
くない方はご遠慮ください。
本文に、登場人物が帰国子女や野球に固執する人をいじるシーンがありますが、帰国子女の方や野球を貶める意図はありません。ご不快に思われましたら申し訳ありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-11 23:00:00
31853文字
会話率:62%
ユイとアスカ、二人の女子高生の日常が、謎めいた感情の旅へと変わる。彼女たちの関係は、学校のモノクロームな廊下で始まり、現実の境界を超えて進化する。
最終更新:2023-12-29 12:01:55
987文字
会話率:50%
ある日突然、街にモノクロームという怪物が現れた。
モノクロームは次々と街や人々を襲っていった。
同じくモノクロームに襲われそうになった星奈、日向、月美だったが、なぜかクールナイツとして覚醒。
もう何が何だか分からないが、このまま悪を見逃すわ
けにもいかないし正義のヒロインをやりますか!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-15 00:00:00
512857文字
会話率:30%
【実話】作者の実体験を元に小説化した、運命のノンフィクションラブストーリー
1993年、北海道。高校3年生の長谷川龍司は、隣の座席の最上純子に恋をしていた。上品な佇まい、清廉さと透明感が眩しく、龍司にとって最も特別な存在だった純子。2人
の距離は徐々に縮まって行くが、純子は卒業後に神戸の大学に進学することを知り、龍司はショックを受け告白出来ないまま卒業を迎える。
卒業式当日、その後の龍司の人生に大きく影響する信じられない出来事が起こる。
その後2人は別々の人生を歩んで行くが、あの出来事が影響で龍司は、他の人と恋をしたり結婚する中でも、純子を時々思い出し続けながら生きていた。
27年後、龍司の身にその現象はある日突然起こり始めた。起床した瞬間から就寝するまで、急に純子のこと以外何も考えられなくなり、それが3週間も毎日続いてしまったのである。
自分の身に起きた不可解な現象の答えを探すために、龍司はついに……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-08 12:04:26
64878文字
会話率:19%
「マリーツァ = ウィルバーフォース」は、波打つ栗毛色の髪に菫色(バイオレット)の瞳、穏やかな性格に豊かな胸と、充分魅力的な女性なのだが。つい先日、二年にも満たない結婚生活に見切りをつけ、嫁ぎ先を出立したばかり。
しかもすぐに祖国へ戻らず
、わけあってグーベルク国へ立ち寄った――までは良かったのだが。城の正門に着いて早々、大勢の騎士団員に追いかけられている国王陛下「アレクセイ = チューヒン」と鉢合わせ、一緒に投網を受けるという、普通ではありえないアクシデントに見舞われてしまう。
その「アレクセイ = チューヒン」は、美しく長い銀の髪と天秤座(ヴァーゲ)の瞳と称される緑の瞳を持つ美男子であり、革命児でもあった。
当時、彼は「静寂狂乱(モノクロームノイズ)の王」という二つ名がついたぐらいには、敵側に恐れられた男なのだが。今現在の彼は、「温和」「温厚」「ど天然」の三拍子。25歳になっても独身童貞。「お見合いなんて嫌だ!」と見合い話からも全力逃走とくれば、騎士団長兼国王補佐の「アシュリー」とその伴侶、騎士団長補佐「エマ」の頭を抱えさせるには充分であった。
そんな中で起きたまさかの投網事件(ラッキースケベ)で、アレクセイはマリーツァに一目惚れ。
こうして少々どころか、だいぶ突拍子もない出会い方をしたふたり。
マリーツァはアレクセイの優しさと、それだけではない秘められた強さも弱さも知りたいと願い。
アレクセイも、マリーツァの穏やかな性格だけではない芯の強さに触れ、いっそう想いを強めていくのだが――。
※「グーベルク国の恋愛事情 ~凛々しい女騎士は、天使と見紛う愛らしい騎士団長に求婚される~(https://ncode.syosetu.com/n8514hy/)」と同じ世界となります。どちらも楽しんでいただければ嬉しい限りです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-22 07:11:32
128525文字
会話率:60%
夕暮れ時の美術室。
その日、私と彼は二人で美術部の活動を行っていた。
傍から見れば一見似ているようでも
内実は似ていない二人。
私は不意にそのことに反発したくなって
風景画を描いている彼の姿を描こうと思い立った。
それで何が変わるわけ
でもないけれど、
ただ、自分と彼は違うのだと
思いたかっただけなのかもしれない。
羨みと妬みと。
その気持ちの狭間で。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-17 08:00:00
3942文字
会話率:20%
記憶を持たない幼女、鵺宵(やよい)。
彼女が目を覚ました場所は牢屋の中だった...
妖廻というバケモノがいる世界で、
鵺宵の力が、世界の命運を左右する。
(ほんのりと江戸時代をイメージした世界が舞台となっています。
しかし、ファン
タジー的な能力やバケモノが登場するので、
あくまで江戸風味の異世界のような世界観です)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-13 00:00:00
29495文字
会話率:36%