奇妙(ビザール)な掌編を書きます。
ジャンルとしては、SF、幻想、シュルレアリスム、マジックリアリズム、といったところ。
以下の作家等にピンとくる方には恐らく楽しめると思います。
星新一、時雨沢恵一、内田百閒、ラファティ、ボルヘス、カフカ、
コルタサル、コッパード、ペソア、円城塔、ウィトゲンシュタイン、永井均、寓話、民話。
***下記サイトへ転載***
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折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-29 21:23:01
5408文字
会話率:0%
「貴族界では悪名高き、悪食男爵――ビザール・シアン・ドゥ・シャッス。かの男の、呪殺を、お願い致します」
化け物退治を生業とする貴族、ビザール・シアン・ドゥ・シャッス男爵。
口さがない者には「悪食男爵」と呼ばれていた。
故国では歴史が古い家
の現当主であり、王家の覚えもめでたいが、
胡散臭いペテン師呼ばわりされることも少なくない。
彼はどうにも貴族としては型破りであり、言動がどうにも胡散臭くもあり、
それよりなにより――とても、太っていた。
ネージ国が冬深くなる中、異変は其処彼処で起きつつあった。
例年になく降り続ける雪。
“蜘蛛”の元締め、レイユァは姿を消した。
“蜻蛉”の元締め、ミロワールはいつもの苛烈さを見せずただ穴熊を決め込む。
そこへ腕と足の修理に出向いたヤズローは、予定を過ぎても戻ってこない。
地下の奥底に現れたのは、美しいメイドと二頭の黒狼を連れた、黒き貴婦人。
そして、ある呪殺師に依頼が届いたその瞬間、ビザールは運命に追いつかれた。
「悪食男爵と首吊り塔の花嫁」→https://ncode.syosetu.com/n7302ff/
「悪食男爵と唄歌いの人形」→https://ncode.syosetu.com/n6860fu/
「悪食男爵と墳墓の皇帝」→https://ncode.syosetu.com/n5466gl/
の続編です。この話が最終回となります。
前作までのネタバレを多分に含みますのでご了承下さい。
※完結まで毎日自動更新されます。
※カクヨム様にも連載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-06 00:00:00
86248文字
会話率:49%
「ただ、あの時――お前の事を信じちまった俺自身に、只管むかっ腹が立つだけだ……!!」
化け物退治を生業とする貴族、ビザール・シアン・ドゥ・シャッス男爵。
口さがない者には「悪食男爵」と呼ばれていた。
故国では歴史が古い家の現当主であり、王
家の覚えもめでたいが、
胡散臭いペテン師呼ばわりされることも少なくない。
彼はどうにも貴族としては型破りであり、言動がどうにも胡散臭くもあり、
それよりなにより――とても、太っていた。
前回の事件から半年ほどたったある日のこと。
ビザールは親友にして悪友の瑞香から、南方国への旅行を提示される。
勿論それはタダではない、航路に出てくるという幽霊船退治の依頼を兼ねて、だったのだが――
少しずつ零れ落ちる過去の残滓。ビザールと瑞香に残る忘れられない疵が明らかになる。
そして、容赦なく命を狙われた一行が逃げ込んだのは、南方国の古い皇帝の墓だった。
「悪食男爵と首吊り塔の花嫁」→https://ncode.syosetu.com/n7302ff/
「悪食男爵と唄歌いの人形」→https://ncode.syosetu.com/n6860fu/
の続編です。
前作までのネタバレを多分に含みますのでご了承下さい。
※完結まで毎日自動更新されます。
※カクヨム様にも連載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-29 18:00:00
74234文字
会話率:52%
化け物退治を生業とする貴族、ビザール・シアン・ドゥ・シャッス男爵。
口さがない者には「悪食男爵」と呼ばれていた。
故国では歴史が古い家の現当主であり、王家の覚えもめでたいが、
胡散臭いペテン師呼ばわりされることも少なくない。
彼はどうにも
貴族としては型破りであり、言動がどうにも胡散臭くもあり、
それよりなにより――とても、太っていた。
首吊り塔での仕事を納め、美しい妻も得て上機嫌の男爵は、
相変わらず従者達に仕事を任せつつ新婚気分を満喫していた。
そんなある日、親友・瑞香からの提案を受け、
唄を歌う美しき人形――オルゴール・ゴーレムとそれに関わる略取事件に挑むことになる。
※前作「悪食男爵と首吊り塔の花嫁」→https://ncode.syosetu.com/n7302ff/の続編です。
前作のネタバレを多分に含みますのでご了承下さい。
※完結まで毎日自動更新されます。
※前回一章の文字数が多すぎたので今回は割と細切れにしてます。
※カクヨム様にも連載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-19 18:00:00
69439文字
会話率:57%
リストランテ=ビザール。どこにでもあって、どこにもない、神出鬼没のレストラン。ここでは世にも珍しい、小説料理のフルコースが味わえる。今宵、あなたはこの不思議な不思議なレストランへと、迷い込もうとしていた。
最終更新:2020-11-06 22:00:01
26558文字
会話率:22%
車輪と螺旋のイメージをナンセンス的に書いたものです。
不在の男がビザールな授業風景を覗く、といった非論理的な内容です。
お読み頂ければ有り難いです。
他サイト「ふみふみ」でも同じものを投稿しております。
最終更新:2014-02-10 00:00:00
8851文字
会話率:20%
人を斬りたくて仕方のない居合の達人はそれを実行するが、発覚して警察に射殺される。
最終更新:2013-12-13 00:22:44
1864文字
会話率:12%