エミリー・ジェラルド女史のトランシルヴァニア地誌、第2巻。
最終更新:2024-04-25 23:18:04
59183文字
会話率:7%
『トランシルヴァニアの伝説』著者のエミリー・ジェラルド女史はその後、トランシルヴァニア全般に関する2巻の滞在記を出している(1888)。ブラム・ストーカーが参考文献として言及したのは先の『伝説』であるけれど、『ドラキュラ』(1897)執筆時
点でこの本も読めた筈で、実際にはこちらを参照しているとの説もある。
しかしながらこれも未訳なので、読んでみることにしよう。底本はプロジェクト・グーテンベルクに拠る。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-01-22 12:48:12
477403文字
会話率:8%
事実上『ドラキュラ』初の映画化であった『ノスフェラトゥ Nosferatu』の語源が本書にあるという、吸血鬼史上なくてはならない1冊の筈なのに、邦訳がない。そこで、これを少しずつ翻訳して紹介しよう。
もっとも、吸血鬼 vampire の別名
が nosferatu であるというのは著者の誤解で、実際のルーマニア語には存在しない事が判明している。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-29 19:14:18
67014文字
会話率:2%
人狼は人々の中にまぎれ、女子供を襲う。そんな怪物を狩りたてるため、肌が青くなるのと引き換えに銀を摂取し、人狼に対する猛毒と化した修道女たちがいた。その一人、シスター・イロナはトランシルヴァニアの小さな農村へと赴く。ある若い妊婦が食い殺された
というのだが、殺害現場はいささか不自然な様相を呈していて――(カクヨムにも掲載中)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-05 02:00:00
137272文字
会話率:62%
【冬童話2019参加作品】
トランシルヴァニアの丘に暮らす羊たちは、ある春の日に、ふしぎな生き物の赤んぼうを見つけます。
ミティテル(ちっぽけ)と名付けられたその赤んぼうは、育つにつれて羊とはどんどん違っていき——。
最終更新:2019-01-16 21:13:19
17009文字
会話率:32%
ここはトランシルヴァニア。
吸血鬼や半魚人そして狼男が暮らす地方都市である。
斎藤ありすは冷酷非道な吸血鬼である。
いつも吸血鬼ハンターから命を狙われている。
しかしある日突然現れた少年だけは違った。
最終更新:2018-02-17 01:36:05
1042文字
会話率:22%
トランシルヴァニア太守ヤンク公はワラキア公ダン二世の訴えを、げんなりとしながら聞いていた。その時、謁見の間の扉が開き、一人の少年が姿を現す―。
最終更新:2017-05-16 00:04:11
4487文字
会話率:43%
宿命の敵国・東帝国との国境線に接する西帝国・パンノニア地方でブタペスト大軍管区指導者の息子として生まれたジグムントは、帝都アーヘンにある帝立アーヘン士官学校に通う四年生だ。しかし彼は、内地軍管区生まれの候補生たちが余りに平和ボケしていること
に呆れて居た。そんな中帝国の起源とも呼べるイタリア半島が東帝国によって侵略された。突如士官候補生たちに従軍命令が下され、彼らは初めての戦場へと赴く事になった。浮足立つ士官学校生に対し、ジグムントはある懸念を抱いていた。それは隣国ルーマニアでの攻防戦に置いて、トランシルヴァニア大軍管区指導者とその家族、及び領民を虐殺した『皆殺しのバシレイオス』との邂逅であった。イタリアへの道中、ジグムントは幼馴染一家の無念をバシレイオスの死で持って晴らすと固く決意したのであった。ローマ帝国が舞台ですが、かなり適当ですのであまり突っ込まないでください(苦笑)。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-11-17 18:23:45
10240文字
会話率:65%
吸血鬼の青年は放浪ののち、傲慢な人間と出会う。自分に名をつけた人間に青年は魅入られるが。『トランシルヴァニアでのある体験に関する、ヨーゼフ・Aの手記』に出てきた、吸血鬼伯爵ミフネアの過去の話。耽美風の掌編です。
最終更新:2007-09-26 23:09:05
10635文字
会話率:41%
18世紀初頭。オーストリア人青年ヨーゼフはトランシルヴァニア地方に旅行し、山中で迷った末、城下町にたどりつく。十字架だらけのその町を治める「老伯爵」とは・・・?吸血鬼ものです。
最終更新:2007-08-05 15:18:38
24487文字
会話率:48%
ルーマニアのトランシルヴァニア地方で起こる怪事件!それを解決するために一人の魔術師が立ち上がる!(嘘)同一筆者による「言霊使いの災難」「災厄の魔術師」の外伝的作品ですが、別に読んでいなくても大丈夫です。
最終更新:2007-07-25 21:45:21
25835文字
会話率:50%