中学時代、陰キャ女子として教室の隅っこのジメジメしたところに棲息していた私――鳴海愛結は「高校では部活に勉強、友達に忙しい薔薇色の生活を送るんだ!」と高校デビューを決意する。
そして、その決意が実り、現在――高校1年の五月下旬、クラス
でもキラキラした可愛い女の子が集まるグループに身を置くことに成功したわけだが……。
顔ばかり良くて、自分を推しているファンガールに色々貢がせているイケメン女子――魚見明香。
顔ばかり良くて、高校がはじまってまだ五月なのにすでに交際人数多数の恋愛体質――波瀬陽菜。
顔ばかり良くて、顧問している水泳部でストライキされたり、生徒たちからも何かとアレな扱いをされている数学教師――湖崎姫乃。
……私、高校デビューして薔薇色の学校生活を送るつもりだったのに、どういうわけか陽キャの皮をかぶった残念系女子たちに囲まれてないか。
望んだ薔薇色は遠く――いやむしろ、私の高校生活、薔薇色なんかじゃなくて、なぜか百合色に染まっていないか? なんで? 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-18 01:19:34
75680文字
会話率:32%
短編「初夜の前に愛することはないって言われた? ”前”なだけマシじゃない!」の連載版です。ジメジメターンは2話目ぐらいで終わります。 一章は短編と大筋は変わりませんが、多少の加筆修正と設定変更があるかと思います。更新は少しゆっくり気味になる
かもしれません。また短編時は連載前提ではなく話が変わる所で区切っていたので、それに合わせて区切った結果、一話一話の長さにバラつきが出ると思います。 / 伯爵令嬢アナベルは、侯爵子息のブライアンに熱烈に求められて結婚した。……はずだった。「君を愛する事はない」初夜を終えた途端、ブライアンは本性を見せる。彼には身分の問題で結ばれる事が出来ない恋人がおり、アナベルはその隠れ蓑に選ばれただけだったのだ。それまで囁いた愛は全て嘘……。反抗したくても処女も失っているので白い結婚は望めないし、実家を援助してもらっているために強くも出れない。アナベルはお飾りの妻として無為に日々を過ごすしかなかった。ブライアンからは社交も茶会も禁じられ屋敷に閉じこもるしかなかったが、アナベルが大人しく従順だったためにブライアンから外出を認められるようになる。外に出れるようになったものの、問題があった。お飾り妻という事実は周りに秘密にしなくてはならず、アナベルは対話での嘘がとても下手なのだ。よって下手に人と関わる事も出来ない。悩んだ彼女が始めたのは、美術鑑賞や演劇鑑賞といった、出来る限り人と話さなくてすみそうな趣味だった。それでも一人でいると落ち込むことが多いアナベルだったが、ある時デビュタントからの友人であるメラニアに外出を誘われるようになってから、次第に考え方を変え始める……。気が付けばアナベルは夫のことなど忘れ去り、自分の趣味に没頭し、自由に過ごすようになる。 / 定番の「愛することはない」を告げられた凡人妻が、自分の好きな事に集中していたらいつの間にか夫に軽いざまぁをやり返す事になる話。夫との元鞘(?)はありません。ご都合主義な展開が多いかと思います。軽い気持ちでお読みください。本人の恋愛は二章からスタートします。 残酷描写及びR-15は、その後の展開の時の予防です。ガッツリはないと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-08 08:06:34
251131文字
会話率:36%
プロローグ
「ポーション類の在庫、大丈夫ですか?」
棚の、ずいぶんと隙間のあるガラス瓶の並びのバランスを、神経質に整えて「そろそろ作りはじめないと足りないのでは?」と、リュコスは素材採取を促す。
切羽詰まってから出かけるとなると、また
店をに任せっきりにすることになるかもしれない。
「あぁ〜麻痺解除薬〜どうしても行かなきゃダメ〜?」
店頭のカウンターにダラリと腕を投げだし突っ伏していた目の前に、|空《から》のガラス瓶が並ぶ木箱を ガチャリ と置いて現実を突きつけると、リュコスは作業場に戻って行った。
状態異常の麻痺解除薬の調剤には、どうしても同じダンジョンの麻痺蛭の体液が必要で、どうしても沼地フィールドに行かなければならない。
誰もがイメージする通り、蛭はかわいくないし、沼地はジメジメして臭いし、ブーツは汚れるし、臭いし、行きたくない。
ついでに、ソレが経口接種薬って現実からも目を逸らしたい。
「やっぱり素材持ってきてくれた冒険者にだけ売る事にしよっか?」
「俺は最初からそう言ってました」
返ってきた軽口に、むう と口をとがらせる。
「・・・お互いだいぶ人間らしくなってきましたなぁ」
ダンジョンのセーフルームの壁をくりぬいて造った「雑貨屋ぼったくり」のカウンターで、リコは、この世界に拉致られた時のことを思い出していた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-29 06:00:00
731692文字
会話率:40%
下町のアパートに住む倫(りん)は、若者特有のジメジメした悩みや寂しさから、家に訪れた猫に一方的に数ヶ月間話し続けるという常軌を逸した行動をとる!するとその猫がいきなり不遜な態度で喋りかけてきた!
お盆休みで暇してる作者がいきなり書き始めた
素人小説
矛盾を見つけたらコメント欄で指摘する読者体験型アトラクション、ここに開幕。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-14 01:27:06
4108文字
会話率:49%
「……うおっ……えっ、うおおおっ!」
「どうしたー?」
「一人でなに驚いてんだよ」
「しかも二回な」
「はははっ、なになにー?」
「こ、これ……」
連日の雨のせいで、私たちの教室は六月を象徴するようなジメジメとした空気に満たされてい
ました。そして、深山くんが掲げたそれが、まさかあんな悲劇を引き起こすとは、あの時、私たちの中の誰もまだ予想していませんでした。
「うお、そ、それ、カビ生えてるじゃん!」
「きたねー!」
「気持ち悪い!」
「それ、いつの食パンだよ!」
「一昨日の給食のじゃない?」
「いやー!」
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-08-05 11:00:00
2927文字
会話率:81%
ジメジメで暑くて寝られないですね、という愚痴です
キーワード:
最終更新:2024-07-13 02:29:43
238文字
会話率:0%
魔力無し侯爵令嬢として生を受けたエリンシア・バズガイン。御多分に漏れず王子の婚約者だったが、突然現れた聖女様に婚約者を奪われ、あらぬ罪を着せられて国外追放! だけれど、婚約を解消する事により前世を思い出し、と同時に溢れ出る魔力に戸惑いつつ
、追放先の国で真実の力に気づかれないよう穏便に、でも、持てる力は最大限に使て、人生の再スタートを切ります! ちょっと初めはジメジメ感がありますが、爽快に成っていく予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-07 16:00:00
290419文字
会話率:54%
惨めジメジメじめ太郎は一生懸命生きてますし、一生懸命生きてきました。
最終更新:2024-06-21 23:10:00
12807文字
会話率:29%
ジメジメとした暑さの中。
出かける。
最終更新:2024-06-15 13:59:32
1836文字
会話率:20%
ジメジメとした日々の中。
ジワジワと広がる。
最終更新:2023-06-20 18:37:40
1209文字
会話率:33%
ジメジメとした夏の日。
最終更新:2022-05-08 22:29:50
319文字
会話率:0%
仕事帰りのある日、居眠り運転をしていたトラックにはねられて死んでしまった主人公。次に目を覚ますとなにやら暗くジメジメした場所で、自分に仕えているというヴィンスという男の子と二人きり。
彼から話を聞いているうちに、なぜかその話に既視感を
覚えて、確認すると昔読んだことのある児童向けの小説『ララの魔法書!』の世界だった。
その中でも悪役令嬢である、クラリスにどうやら成り代わってしまったらしい。
混乱しつつも話をきていくとすでに原作はクラリスが幽閉されることによって終結しているようで愕然としているさなか、クラリスを見限り原作の主人公であるララとくっついた王子ローレンスが、訪ねてきて━━━━?!
原作のさらに奥深くで動いていた思惑、魔法玉(まほうぎょく)の謎、そして原作の男主人公だった完璧な王子様の本性。そのどれもに翻弄されながら、なんとか生きる一手を見出す、学園ファンタジー!
ローレンスの性格が割とやばめですが、それ以外にもダークな要素強めな主人公と恋愛?をする、キャラが二人ほど、登場します。世界観が殺伐としているので重い描写も多いですが、読者さまが色々な意味でドキドキしてくれるような作品を目指して頑張りますので、よろしくお願いいたします。
他、アルファポリス、ピクシブにも重複投稿しています、更新は同日です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-12 11:01:24
796513文字
会話率:44%
今日はジメジメしてしまったな
キーワード:
最終更新:2024-03-05 23:42:11
226文字
会話率:0%
シファラは、生まれてからずっと、真っ暗な壁の中にいた。ジメジメした空間には明かり取りの窓すらない。こんなことは起きなかった。公爵の娘であるシファラが、身分の低い娼婦から生まれたのではなければ。
シファラの人生はその部屋で終わるはずだった。だ
が、想定外のことが起きて。
*恋愛要素は薄めです。これからって感じで終わります。
アルファポリス様にも投稿してます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-03 17:18:25
5975文字
会話率:36%
◆【 ✿新・ニャートリー先生✿JK女神とやっほーい! 】
◆大神直人(おおがみ・なおと)がゲーム『勇者はペガサスを駆り迷宮に巣食うオーロラ魔女のサバトを阻止す』をプレイ中に空から落馬すると、そこは不思議な花園世界だった。
早速、猫とも鶏と
もつかないピンクのふわもこに出会う。
彼は、猫鶏(ねこにわとり)のニャートリー先生と名付けた。
だが、花園の守り神らしい。
冒険は、一気にスローライフに切り替わり、花から女子高生女神まで誕生した。
ラブ度マシマシで困ったことにわちゃわちゃがとまらない。
肝心の農業も進んだ。
ニャートリー先生の海亀化でがんばりを見て、大神は大切なことに気付ける。
謎なマヤ文明に似た遺跡は一体なんのためにあるのか、疑問を抱きつつもパン作りで親交を深めて行った。
◆主な登場人物
大神直人(おおがみ・なおと):ゲーム好きの大学生。明るい主人公にシフトしました。
ニャートリー:ピンクのふわもこ猫鶏(ねこにわとり)。
*JK女神です。
櫻女(さくらめ):真面目。(春)。
菜七(なな):優しい。(春)。
紫陽花(あじさい):ジメジメしている。(夏)。
百合愛(ゆりあ):菊子を慕う。(夏)。
菊子(きくこ):男前。(秋)。
秋桜(しゅうおう):本が好き。(秋)。
水仙(すいせん):古い時代に生まれた。(冬)。
ドラゴン:花園世界に巣食う。
ペガサス:ホワイトシュシュと大神が名付けた。
◆本作は、既存の『ニャートリー先生、農場で働きますからJK女神と戯れたいです。』を全面的に改稿したものです。ストーリーや構成が変わっておりますので、新しい作品としてお楽しみいただけると思います。
◆この作品は、『カクヨム』様、『魔法のiらんど』様にも掲載されています。
◆よろしくお願いいたします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-27 18:00:00
111717文字
会話率:62%
子供は雨を楽しみ、大人は家に引きこもる。ドイツ人は傘を差さず洗濯に勤しみ、梅酒の梅は梅酒の味。南高梅は高校で、夏は梅干し日の丸弁当。
雨が続く梅雨に入り、ジメジメする毎日。そんな雨の日の気持ちを切り替える、雨と梅のエッセイ。
最終更新:2023-06-23 12:47:00
3498文字
会話率:3%
エアコン使ってますか?
家はジメジメするから除湿、結構使ってます。
最終更新:2023-06-11 08:28:08
396文字
会話率:0%
幼馴染のヤミ子、伊吹と共に、陽キャの悪口を言うのだけが楽しみの一太だったが、ひょんなことから、カーストトップの主人公キャラ、正真に筋トレ指導を受けることになる。
正真の彼女と噂の美少女ギャル、華乃も指導に加わり、一太は心身とも成長してい
き、そして正真や華乃との絆も強めていく。
しかし、忘れてはならない。
ヤミ子と伊吹にこんなことがバレたら、何もかもが終わってしまうことを……。
キラキラとした青春物語をとるか、ジメジメとした腐れ縁をとるか――果たして一太の選択は!?
この作品はカクヨムにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-17 20:22:27
14524文字
会話率:40%
「なあソフィア、僕達の為に死んでくれないか?」
王城の地下にある暗いジメジメとした牢屋。
排水管さえマトモに管理されていないのだろう、
夜中にはネズミがキィキィ鳴いて恐ろしくてとてもまともに寝れなかった。
この目の前にたつ男を信じて待
っていた私に今何と言った?
私は聞き違いかと唖然としてしまった。
「ねえソフィア姉様、仕方ないのよ。
あのまま陛下が生きていたらアーサー王子様といつ結婚出来るか分からないじゃない」
そこには派手な赤いドレスを着てニタニタと男の腕にしがみついている私の実の妹がいた。
全てを悟った。
私は実の妹に婚約者を奪われたばかりか、この女の犯した罪を被せられたんだ。
数日後、時折霧雨がふる天気の中で私の斬首刑が行われた。
「悪女ソフィア、婚約を破棄された腹いせに我が父上の国王陛下に毒殺するとは、
なんと卑劣な行いをしたのだ、最後に申し開きがあるなら聞いてやる。」
「いいえ何も、心よりお慕いしておりましたアーサー様。
私を騙して掴んだ束の間の幸せを今だけ楽しんでいて下さいな。
必ず必ずこの恨みを晴らしに戻って参ります。
そう私が言い放つと首筋に刃の感触を感じた。
ゴロリと回る視界の中で怯えるアーサー王子を睨みながら
私はその日、確かに死んだのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-30 12:00:00
19411文字
会話率:30%
ジメジメとした梅雨時期のとあるユーザーの嬉しかったことを報告します。
最終更新:2022-06-25 11:12:34
441文字
会話率:0%
ジメジメネガティブ思考の高校2年生、沢田里緒。
同じクラスの藤々木里奈との出会いをきっかけに、平凡だった学校生活に変化が訪れる。
ほろ苦い青春の日々は何処に向かうのか。
最終更新:2022-05-31 22:51:14
44278文字
会話率:22%
CRAW《クラウ》―神様に呪われました――
何という事もない普通の人生を歩むはずだった会社員――天宮慎二、二六歳は、ある日突然、不幸な交通事故に遭い、その短い人生に幕を下ろした。
慎二が意識を取り戻したのは、全てが曖昧な純白の空間。
どうやら慎二は勇者候補として、異世界に召喚される――はずだった。
しかし、彼の運命は、神の悪戯によって大きく変わる。
その神は、邪神であった。かの邪神はある目的から勇者候補の魂に介入し、その一つの魂を捕らえた。その捕らえられた魂とは、皮肉にも慎二の魂だった。
邪神は三つの呪いをその魂に課す。決して勇者として覚醒することなどない強力な呪いを。
凄絶な激痛を伴いながら三つの強力な呪いをかけられてしまった慎二は、異世界へと落とされながらその意識を闇へと閉ざす。
そして、慎二が次に目を覚ましたのは――
「ピピビィィィィ(なんじゃこりゃー)!」
変わり果てた姿で横たわるジメジメとした薄暗い洞窟であった。
*『カクヨム』にて先行掲載中です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-01 19:00:00
179834文字
会話率:33%