2020-08-08「Pixiv」にて投稿した作品を転載する。
[あらすじ]「僕」はカラシニコフを持っている。標的として設定された「空の酒瓶」を頭に乗せた人間を殺すためだ。銃はどこからともなく送られてきて、標的を撃つことで報酬を得ることがで
きる。銃の扱いについては講習もあるのだが、どういう仕組みなのかは一切が謎に包まれていた。
銃はすべての市民が持っているわけではなく、学校では主人公の隣の席の女子だけが持っていた。彼女は銃を持つということを特権的に考えていて、新たな銃を購入するほどだった。
突如担任の教師が「空の酒瓶」を載せた人間になってしまい、彼女が射殺したために午後の授業は流れた。主人公は躊躇いなく標的を撃つ彼女に、銃が送られてくる理由や、仕組みについての疑問を打ち明けるが、彼女は「第三の男」を例に出し、「観覧車の上から見れば、どんな人間も点に見える。撃てば高額の賞金がもらえる無数の『点』を撃つことについて『悩む』のか」と尋ねる。
それでも制度について疑問を捨てきれない主人公は、その銃を得たであろう人々の中で、「空の酒瓶」以外を撃った人間が報道されていないという点から切り込むと、彼女は「自分がやってみたら」と主人公を唆す。
主人公は唐突に標的を切り替えて、目の前のクラスメイトを撃ち殺す。撃てば煙のように消えてしまう人間と違って、彼女はその場に倒れ伏す。彼女の死こそが、「空の酒瓶」たちの非現実的さとのアクセントになっていた。
しかし、彼女は突然何事もなかったかのように立ち上がると、主人公の両手を握って狂喜する。彼女は主人公に「現実へようこそ」と言い、主人公に地上を見下ろすように言う。
下校し始める無数の生徒たちは点には見えなかった。しかし、全員の頭の上に空の酒瓶があった。クラスメイトは「空の酒瓶を載せた人間を撃つこと」という暗黙の了解を破ったことで、主人公が現実に目覚めたと喜んでいるのだ。主人公は、咄嗟に自分の頭に手を伸ばすも、彼女と同じく自分の頭には何もないことを悟る。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-03 13:41:22
4493文字
会話率:19%
ガンアクションやミリタリーモノで、【ちょっと気の利いたフレーズ】をお探しのための資料。
語意のためのツールなので、細かい意味は調べて下さい。
そのため、『ミリタリー的に重要だがカッコよくない言葉』は俺の独断と偏見で削除しています。
あと、固有名詞は省いてます。
カラシニコフとかナンブとかカッコいいけど、小説の世界観によってはオリジナルの銃メーカーが出ちゃうし、キリがないので割愛しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-21 23:49:30
13420文字
会話率:1%
嘉永六年、原子力空母を旗艦とするペリー艦隊が浦賀に来航。志士たちは尊王攘夷を叫び、カラシニコフ銃を手に動乱の京都に飛び込んでいく……。今も世界のどこかで繰り広げられている悲喜こもごもの大騒動。堂々、幕末に上陸。
最終更新:2018-09-07 20:23:11
45744文字
会話率:49%
山口多門様が主催する『架空戦記創作大会2018冬』のお題2参加作品です。
『カラシニコフ祭』。
それは、世界最高の自動小銃AK-47とその銃を設計した偉大なるカラシニコフ氏、そしてその才能を見出し設計の機会を与えた偉大なる同志書記長をたた
えるイベントである。
AK-47系列の銃の優秀さをアピールするこのイベントは、一部の批判も何のその!、楽しいイベントで盛り上がるのであった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-02-05 16:09:30
3769文字
会話率:0%
ある国での子供たちの日常風景
最終更新:2017-08-26 02:00:00
431文字
会話率:0%
扱い易すぎるのも考えものです。
最終更新:2016-03-08 20:52:16
208文字
会話率:0%
カザフスタン、アスタナで開かれた国際防衛展示会は『ユーロサトリ』の中央アジア版といえるもので、各国が最新鋭の兵器を展示する中、日本のブースに並んでいたのは、ゆるキャラ警備ロボだけだった。ところがその展覧会場にテロリストが侵入。ゆるキャラロ
ボが雄々しく(?)立ち向かった。
この小説もブログ等に同時掲載します。他の小説サイトには載せません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-01-09 16:11:22
3177文字
会話率:38%
リア充たちが楽しむ聖夜の公園。
其処にトラックに乗った漆黒の死神が舞い降りた。
カラシニコフ片手に社会に巣食う悪害『リア充』を情け容赦なく抹殺する。
聖なる夜に真紅の薔薇が咲き誇る。
「リア充死すべし」
最終更新:2015-12-12 22:31:35
4574文字
会話率:18%
言わずと知れた小銃カラシニコフ(通称AKライフル)。もしこの兵器に心があったなら……。世界で最も有名な殺戮兵器の現状を、武器目線の擬人法形式で綴りました。批判覚悟の異色な作品です。
最終更新:2013-12-27 17:35:01
1364文字
会話率:0%
ありきたりな僕の日常
最終更新:2010-11-15 03:28:21
3138文字
会話率:13%
僕の日常生活のワンシーン
キーワード:
最終更新:2010-06-09 06:18:28
1438文字
会話率:39%
ぼくのさりげないさわり
キーワード:
最終更新:2010-01-07 01:13:24
731文字
会話率:31%