すべての恋するヲタに捧げる、濁りに濁った純愛小説――
巨大IT企業デスパート社によってネット上に開発された、現実世界と遜色のないヴァーチャルリアリティの世界。ユーザーはアイマスクひとつで、睡眠時だけその世界に意識がとぶことができる。
瑞生はかつてそのプログラムのセキュリティ部分を担当したエンジニア。それをいいことに、自分で設定したセキュアをほどいてもうひとつの仮想空間をつくり、学生時代に好きだった詩梁のコピーを創造して自分の恋人にしたのだった。
しかしとうぜんながら瑞生は、仮想空間の治安を維持するための公安組織にマークされ、違法コピーである詩梁ともども狙われることとなる。
公安から逃亡する瑞生と詩梁。そこに仮想空間を好き勝手にいじりたおすハッカーの天才「ご陰キャさま」が現われ、はてまたOSのアプデを嫌がるVRアイドルのメグが仲間に加わって、物語はねじれにねじれて怒涛の展開に⋯⋯
VRシリーズの第二弾となります。いちおう前作の『世の海は漂流するためにあるもの』の続きモノにはあたるのですが、話はそれぞれ独立しているので、そちらを読んでいなくてもまあ楽しんでいただけるかなと。
仮想空間のこまかいルール等は『世の海』に書かれてあるので、もう一歩踏みこんでこの世界に浸りたいという方は、ぜひぜひご一読のほどを。
*不定期連載となります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-13 01:57:19
69567文字
会話率:46%
明治四年、東京・谷中。
江戸の面影を色濃く残すこの町で、三人の若者が静かに巡り会う――
町火消し「れ組」の纏持ちを務める風間千里(かざませんり)。
和菓子屋の看板娘・寺島海里(てらじまかいり)。
剣に生きる武家の娘・葛篭琴美(つづらことみ
)。
町を守るために掲げる纏。
団子に込めた優しさ。
剣に込めた覚悟。
三人の心は不忍池の春の風のなかで交差する。
やがて街を包む“火”の匂いと共に、恋と因縁が動きはじめる。
これは、江戸の残り香と共に生きる若者たちの物語。
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-06-24 20:44:45
5587文字
会話率:10%
もしも、私たち人類が誕生する前に、私たちと同じような文明があったら。そしてその文明が滅びていたら。それを何度も繰り返していたとしたら。
そんな世界で、最初の文明が生み出した永遠を生きる少女スペースと、"今"を生きる、とあ
るマフィアのボスの息子、水馬海(みずまかい)の2人が、"今"の世界を救うお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-31 14:28:28
7710文字
会話率:59%
Fラン美大生・一色彩人(いっしきあやと)は、物置で古い絵の具箱を開けた瞬間、異世界のパントゥーラ魔絵術(まかいじゅつ)大学校に転移!
「未開人」とバカにされ、「大会で結果を出さなきゃ帰れない」と言われる始末。絵が下手でも魂を込めれば魔法が
発動する魔絵術の世界で、彩人が成長する話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-09 10:34:14
4346文字
会話率:35%
腰振りを覚える日はこないままかい
キーワード:
最終更新:2025-01-03 16:27:58
377文字
会話率:0%
厳島海斗(いつくしまかいと)は売れない作家で金欠気味の二十五歳。
金は無い、デビュー以来本は出せない、編集からの連絡は半年ないの無いない尽くし。
そんなお先真っ暗な彼だが……実は昔、伝説のダンジョン配信者「日高円佳(ひだかまどか)」相
棒だった過去を持つ。
ダンジョンに潜る「冒険者」としての才能は世界で五本の指に入ると言われる海斗だが、作家として売れたい彼はダンジョンとは無縁の生活を送っていた。
そんな彼だったが円佳にアイテムを取ってくるよう頼まれ(脅され)渋々ダンジョンに潜ることに。その時人気配信者「ハルル」を助ける。
作家として大成するまで目立ちたくない彼は名前も告げずその場から去った。
「さて、企画書を作成しないと、でも編集さんは見てもくれないんだよなぁ」
だがその日以来、なぜか編集長の北大路氏から頻繁に連絡が来るようになる。
<ラブコメ作家の厳島先生にこんな本を書いて欲しいのですが>
今まで放置されていたのに今度はプロットも自作してくる気の乗りよう。それは「ダンジョンで女主人公が王子さまに助けられる」という内容だった。
「最近似たようなこと俺の周りにあったな。ていうか北大路編集長って女性だったんだ」
急にノリ気でどうしたのかと訝しがるが作家として期待に応えようと意気込む海斗。
そんな折、姪の美波に誘われ取材もかねてダンジョンに赴くことに。そこで例の助けた人気配信者ハルルと再会する。
ファンである美波たっての要望で海斗は無理やり彼女とコラボをすることに。
「いや俺、執筆で忙しいんだけど」
だがコラボを承諾した途端、編集長から「忙しくなったので前回の企画は当分先送り」と無慈悲な通告が。
「急に!? 何が起きたの!?」
二転三転する編集長に振り回されながらもハルルとコラボし「日高円佳以来の逸材」として海斗は界隈で有名になっていく。
ハルルの仕事の愚痴を聞いて「個人事業主に優しくしてあげな」と諭すと次の日から編集長が暖かい言葉を掛けてくる。
そして、彼女と仲良くなればなるほど編集長のプロットは具体的になっていき、もはや自分で書けレベル。
「マジ何なの!? 絶対性格悪いぜ編集長……ハルルさんとは大違いだ」
そこに円佳も絡んできて事態はさらに大事に――お互いに素性を知らない二人の織り成すすれ違いダンジョンコメディ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-31 18:00:00
53074文字
会話率:47%
こまかい、
こおりが、
ひかります。
キーワード:
最終更新:2024-12-19 09:06:11
200文字
会話率:0%
この小説は本編【九羅市の怪事件】の後の話です。
この小説の主人公 式島界人(しきじまかいと)25歳の過去の物語です。
最終更新:2024-10-08 21:45:20
8017文字
会話率:57%
ここは、『超能力』が存在する世界――
スケベな女子高生――尾張罪檎(おわりさいご)の転校先は、美人超能力者たちが体罰で生徒を支配する『真戒(まかい)女子高等学校』だった!
『暴力による支配』を否定する尾張は、自身の『常にラッキースケベに
見舞われる』超能力を駆使して、美人超能力者たちに戦いを挑むことになるのだが……。
縦横無尽――混混沌沌――学園スケベ超能力バトル開戦!
* * *
この物語は決して、法律・法令に反する行為やセクシャルハラスメントを容認・推奨するものではありません
『残酷描写あり』のセルフレイティングは保険のためにつけたものです。
ノベルアップ+様でも連載させていただいております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-29 18:00:00
135025文字
会話率:38%
ほんまかいな?とその行為に疑いをかけてしまったのが間違いだったのか
キーワード:
最終更新:2024-04-08 09:29:35
1930文字
会話率:3%
僕(ぼく)は魔界のプリンス、そして女子さ。彼女(こいびと)と住むお城を買いに不動産屋に来たよ。大きな買い物だから向こうの方が緊張してて、庶民って大変だね……
『住宅の内見』というお題で書いています。
カクヨムに投稿しています→https
://kakuyomu.jp/works/16818093073093471341折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-05 12:03:08
800文字
会話率:60%
セイアドロという街の守護者であるアディール・バラエイドは、街を守るために今日も迷宮へ向かっていた。
この世界は魔刈霧(まかいむ)と呼ばれる霧に汚染されていて、身を守るためにはトメリコの樹という大樹から展開された障壁の中で生活するしかな
い。
トメリコの樹を枯らさないために、迷宮最奥にあるノルンの聖水を集めてくるのが守護者たちの仕事であり、街を守るために守護者たちはなくてはならない存在なのだ。
セイアドロの街を繁栄、発展させた守護者は五聖守護者と呼ばれていて、アディールもその五人の内に数えられるほどの強者だ。
そんなアディールがいつものように、幼馴染のガイスと迷宮に行った帰り、一人の少女と出会う。
名前はララーナ・ジャディビーヤ、死を呼ぶ少女(イラ・アルマウト)と呼ばれる呪われた二つ名をもった街でのちょっとした有名人。
美しい見た目に反して禍々しい形の大鎌を持っており、体格からは想像もできない重量の鎧を纏っている。
その上どんな状況になっても眉ひとつ動かさない、貼り付けられたような無表情。
しかしそんな彼女には、ある物騒な噂が立てられていた
———彼女と迷宮に行くと、この世界で最悪の存在【悪霊】に襲われ命を落としてしまう。
今まで犠牲になったのは十二人、一人も生きて帰った者はいない。
彼女は周囲の守護者たちから忌み嫌われ、毎日一人でノルンの聖水を取りに向かっていた。
幼馴染のガイスからその情報を聞きつけたアディールは、何のちゅうちょもなく彼女を呼び止めた。
「おまえ、明日は俺と一緒に迷宮に行かねえか!」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-09 18:00:00
146332文字
会話率:36%
少年は、ある日「悪魔憑き」となった。
何か得体のしれないものとぶつかった日から、夢にうなされるようになった高校生の泰山戒斗(やすやまかいと)。普通の日常が、悪魔の出現により少しずつ変化していく。
少年に憑いた悪魔の名前や目的とは一体・・・
ホラーありバトルありの現代ファンタジーに仕立てる予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-13 11:10:59
12365文字
会話率:38%
――時5018年、世界は《ヒーロー》と《怪人》と呼ばれる者達によって混沌の時代となっていた。
そんな時代に1人、未だ就職先が決まっていない青年がいた。
そんな彼は、いい加減捨て鉢になり、ウケ狙いと話題作りのために、世界に名を馳せる日
本の大企業[(株)ワールドワーキング]への一次試験に向かったのだった。
あぁ、彼がもっと「No」と言える日本人であったなら――――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-06 22:24:23
872文字
会話率:0%
幼いころ聴いた高校吹奏楽の演奏を夢見る少女、三島絵(みしまかい)は芳野木中学校吹奏楽部に入部する。興味のないトロンボーンパートに配属された絵は、幸か不幸か一年生にしてコンクールメンバーに選ばれてしまう。同じパートの一年生森田成哉(もりたなり
や)や先輩たちと衝突しあいながら、最初の支部大会に向けて奮闘する――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-12 22:23:25
18344文字
会話率:57%
誤植だった男爵毛令嬢で一本かけとの命令がきたので書いてみました。
勢いだけで書いた超短編なので、こまかいことというか
下手に突っ込むとやばいの満載なので取扱注意
最終更新:2020-06-12 18:54:20
1788文字
会話率:83%
あるひ、まかいのだいまおうが シュクレのおみせに やってきた!
2020年4月TLジャック企画のテーマ「フレッシュ」のイメージで書きました。
最終更新:2020-04-26 11:55:03
2605文字
会話率:51%
私が恋仲を疑われる相手は、シチサンで、第一ボタンをきっちりしめる真面目な奴だ。
最終更新:2019-09-19 01:05:11
2048文字
会話率:35%
花火大会とは、夏本番だ。
一瞬の風物詩を眺めるために、人が集まっている。
最終更新:2019-09-13 06:32:31
495文字
会話率:19%
~2月10日投稿スタート!~
7人の仲良しグループの学生たちが
神によってばらばらに異世界転移される。
そして主人公霧島灰牙(きりしまかいが)は槌を神に
授けられる。槌というのはハンマーです!
たぶんほのぼの異世界ファンタジーをお楽しみくだ
さい!
成長してどんどんと強くなる感じです。
よっぽどのことがないかぎり毎日投稿します!
短めなので気軽にどうぞ!(最初だけ長いです)
ポイント評価、ブックマークをしていただけると
作者がめちゃくちゃ喜びます。
(ポイント評価は最新話でできます)
※入試が近いので休みます
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-08 22:50:18
30435文字
会話率:38%
悪役令嬢に転生したと思ったけどそんなことはなかった。転生したのは乙女ゲーの主人公だった。
全ルートで闇落ち悪役令嬢になるあの子を救うため、主人公は今日もあの子に向けられる死亡フラグの矢先を叩き落とし、ついでに自分の恋愛フラグもへし折ること
にした。
はやりのあくやくれいじょうというのものをかいてみようとおもいましたがなんかちがう。
あとあたまからっぽにしてよんでほしいです。かいてるやつはあんまあたまよくないのでこまかいこときにしないでいただけたらさいわい。
※当作は文字サイズ『小』行間は狭めの設定を推奨しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-10-04 01:26:54
15051文字
会話率:26%