―――― 私……世界を救う夢を見たの……滅びつつある世界を救う夢を ――――。
王子さまと結ばれて幸せになったはずのアミアン姫。しかし彼女はルルボン城へ戻って来ていた。そして、まじない師から<世界の終末>が近づいて来ていることを知らされる
。
城の外へ出たい姫。彼女を厳しくしつけようとする「じいや」と「ばあや」がそれを止めに入る。
しかしすでに精神的にも自立した女性へと成長していたアミアン姫の行く手を阻むことはできない。
世間を見て、その実情を知った上で、なおかつ世界の滅亡を回避するすべを探す姫。魔導士の本領を彼女が身につけるとき、世界を破滅させる力を持った強大な銀色の剣士と戦うことを決意する!
これは人類の滅びの唄であると同時に、人類の救いの唄でもあるのだ。アミアン姫が見た<夢>は、現実のものとなるのか?
「人の道」を描くシナリオの前編でもある今回の作品は、私たち人類のことを暗示している?
大幅にスケールアップした「アミアン姫」のストーリー。
2章全10エピソード完結!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-18 05:00:05
48977文字
会話率:53%
父親は神坂潤一(こうさかじゅんいち)実業家、母親は渋川弥生(しぶかわやよい)女優、という両親を持つ11歳の少年深来(みくる)は、
小学校へ上がる直前まで、海登(みと)の別荘でばあやとのんびり暮らしていた。
入学を機にばあやと引き離され、東京
の両親宅へ移ると、大学までの一貫校へ通うようになった。
夏休みを一週間後に控えたある日、深来は生まれて初めて学校をさぼった。
新宿の街を一人でさまよう深来は、土呂(とろ)という男から性的な暴力を受けてしまう。
それだけでなく、土呂は弱みに付け込み、深来に売春を強要する。
母親の名声を人質に、土呂の言いなりになっていた深来は、中学一年の夏休み、一人海登を訪れる。
深来はここで、ばあやと過ごした幼い頃や、土呂と出会った後の記憶を辿る。
ただ、深来が一人で海登を訪れたのは、思い出に浸るためではなかった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-27 09:49:29
50589文字
会話率:25%
バル国の王城で働く古参のメイド、エデルミラ。勤続55年の70歳。
ある日妖精ぺぺに選ばれ魔法少女になってしまう。
メイドと魔法少女の二重生活がはじまった。
最終更新:2024-07-23 12:10:00
29461文字
会話率:46%
名家に生まれたが体が弱いため別荘で、ばあやたち使用人と過ごす主人公。
ある日、勉強が嫌で逃げた先の川で鉄砲水に巻き込まれ……
※匿名現代切恋企画の参加作品
※アルファポリスにも投稿中
最終更新:2024-07-22 14:33:11
3808文字
会話率:34%
聖女のニーナは、勤め先でもあったシレジア子爵に婚約破棄され、失意のまま故郷へと帰ろうとしていた。
しかし乗合馬車の待ち時間に入った食堂で、シレジア子爵家の兵士達の話から、後輩聖女のクロリスが、実は自分を陥れていたことを知る。
長年の
激務の疲れと、陥れられていたショックで気を失ったニーナは、乗る予定だった馬車を逃してしまう。
次に故郷行の馬車が出るのは、1週間後。
元兵士のアレフさんに助けられて連れて行かれたのは、下町の暖かい雰囲気の宿屋『ジャックとオリーブ亭』。
そこでニーナは、女将のベルさん、少しだけ聖女の力のあるおばあや、下町のお客さんたち、護衛役のアレフさんと、穏やかな生活を送ることに。
故郷から、乳兄弟である領主の息子、ランスロートもニーナに会いに来て……。
一方ニーナがいなくなったシレジア子爵家は、なぜか薬草園が枯れ、兵士たちは体調を崩し、剣術大会での成績もふるわなくなっていた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-09 06:32:29
102638文字
会話率:27%
オウリー伯爵家の当主リリーベル、彼女は日々忙しかった。オウリー家の財産と彼女目当ての求婚者たちを追い払うのに。
しかし、彼女は一人ではなかった。格闘術と隠密術に優れ、陰ながら彼女を守るじいやと、じいやに鍛え上げられた執事たち。そしてあり
とあらゆる薬を調合でき、彼女の敵を無力化してしまうばあや。さらにメイドたちも、家事のかたわら情報収集に余念がなかった。
つまりこのオウリー家の使用人たちは、最強だったのだ。彼らに支えられながら、リリーベルは当主としての仕事を全うしていた。
しかしあるパーティーで、リリーベルは公爵家の青年レオニスに求婚される。いつものように断ろうとした彼女だったが、じいやには何か考えがあるらしく、レオニスはしばらくオウリー家に滞在することになってしまったのだ。
求婚者たちにうんざりしていたリリーベルも、レオニスの真面目で誠実なところを好ましいと思うようになっていく。しかしそんなある日、到底見過ごせない事件が起こり、リリーベルは立ち上がることを決意した。
(※全12話のお話です)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-12 12:13:22
43859文字
会話率:41%
「外の世界が見てみたい!」
人魚の娘、アーティはずっと外の世界へ憧れていた。ある日ばあやを振り切り、外の世界(人間の住む世界)へ行ってしまう。海面へ出ると、見たこともないキラキラした世界に目を奪われてしまう。
そんな時、声をかけてきたのは
何とペンギンの王子様!?
人魚の娘アーティが、ペンギンの王子様と恋をしてしまうお話です。
*
「この話は、☆天野蒼空さんの企画☆第5回空色杯500文字以上の部、応募作品です」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-13 18:29:14
3959文字
会話率:46%
「私」マルミュット・オースタはばあやのエルダから愛する姉・トリールのとんでもない現状を聞いた。
夫が親友と浮気、しかも子供までできてしまって。だけどその子供を引き取って実子として育てると。
マルミュットは姉が何故その選択をしたのか理解できな
い。
理解できないから聞いてしまおう、と彼女はそれぞれの当事者に話を聞くことにしたのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-23 19:18:35
96088文字
会話率:60%
「シュタール伯爵家息女カロリーナ。此度の皇太子妃選定の儀に皇太子妃候補として参加を命ずる。」
ある日突然届けられた勅書によって皇太子妃候補になったカロリーナ。
報せを受けた同年代の貴族の子女は酷く動揺した。
『カロリーナって、誰?』
全く意
味のわからない人選の理由はただひとつ。
学校の総評で無難な成績の上級貴族というだけ理由で皇太子が恋人フローディテアの競合相手(咬ませ犬)として選んだのだった。
高い能力があれば庶民でも皇后になれる。
優秀なフローディテアがその力を知らしめ、何の問題もなく皇太子妃として認められるーー
皇太子とその恋人が書いた筋書きに、幼い頃からカロリーナに傅いているばあやは失笑した。
「お嬢様を咬ませ犬に選ぶとは、とんだ阿呆にござりまするなぁ…」
斟酌なし!友情なし!恋愛感情一切なし!
敵役(咬ませ犬)に選ばれた正体不明のステルス令嬢がシンデレラストーリーを淡々とぶち壊す?
「いいえ、そちらの自損です」
※R15は保険です。車もでません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-22 22:02:25
34514文字
会話率:42%
「やっばい、うちの子天才だわ。どうしよ? この子、わたしより賢いわ。王女なのに……心配過ぎる」
と、我が母は頭を抱えたのだと、ばあやから聞いた。
我が国は、男尊女卑が強い国と大層な評判だ。
そんな国において、王太子よりも賢いとい
う評判を得てしまい、命を狙われまくっているわたしは、殺される前に子を産もうと決意した。
政治情勢とわたし自身の条件の悪さから縁談相手に四苦八苦していたある日、凶兆と呼ばれる奴隷を拾った。
『虚弱な兄と比べて蔑ろにして来たクセに、親面してももう遅い』のスピンオフというか、番外編。『虚弱な~』に出て来る、某放浪王族キアンの両親の話。
一応、『虚弱な兄と比べて蔑ろにして来たクセに、親面してももう遅い』を読んでいなくても大丈夫な内容だと思います。
※ネイサン達は一切出て来ません。
※『虚弱な~』よりも殺伐。
※インド風な国という設定のため、身分制度、奴隷、男尊女卑などの不快な表現があります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-30 20:28:11
33746文字
会話率:39%
12歳のリーンハルトは、名家バルシュミーデの先代の後妻の子という微妙な立場にあった。
父親が亡くなり、総家から荘園を与えられていたリーンハルトだったが、非凡さの片鱗を幼い頃より見せ、当代の息子と次期領主の座を競うことになる。
同居するのは、
ばあやと両性具有・ガブリエルのラウラだ。
※ 狼子由さま主催「描写力アップ企画」(すでに終了)を一人で二周目をしようと思います。
全八話。一話4000字くらい? おそらく3万字~4万字くらいになるのでは(希望的観測)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-22 00:25:18
19120文字
会話率:44%
僕とばあやは幽閉されてしまった。
心を強く持つのです。そんなばあやの言葉を信じ、ただ日々を過ごしていた。
そんな僕の前に現れた少女。
僕は何もしていない、何もしていないけど転機が訪れました。
最終更新:2022-07-22 13:56:27
2897文字
会話率:7%
高校生社長の柊木くんはばあやが円満退社する為に代わりのメイドを探す事にした。
候補として一目惚れしたクラスの女の子、城崎有紗に目を付ける。
メイドになってもらう為にじゃんけんで決める。
最終更新:2021-09-15 15:11:17
3184文字
会話率:63%
母を亡くした私に新しい母と妹ができた。どうやら新しい家族に私は入れてもらえないらしい。それでも使用人たちに愛され今日まで来た。だが父から呼び出され「嫁ぎ先が決まった」と。どこのどちら様に嫁ぐのかも知らされていませんが、ばあやと侍女と3人で向
かいます。
スローライフを楽しむ主人公の、中世ヨーロッパ風・王道ほのぼのストーリー。軽い読み物です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-22 08:38:25
23823文字
会話率:17%
イケメン政治家として知られる首相が小児インフルエンザを発症、子供になっちゃいました!
家庭では愛する妻や子供たちから「可愛い〜」と愛玩され、仕事の場では閣僚たちからの無茶な要求に涙目で応対すればあやされて……。
頭脳は大人なのに身
体は子供。
右往左往しながら仕事に家庭に一生懸命です!
自分のお話「ダモとエンマ」(完結済)で使ったネタ“小児インフルエンザ”をモチーフにした新しいお話です。気に入ったエピソードなので「ダモとエンマ」では2回使いましたが、こちらは完全に新しいお話です。
今回も暴力表現等のない、ほのぼの展開です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-01 22:48:28
5113文字
会話率:43%
美咲マリア。十歳。小学生。超美少女。人形のように美しい少女である。しかし、彼女はある秘密をもっていた。実はオックスフォード大学を首席で卒業し、今年マサチューセッツ工科大学に入学した才媛だったのだ。IQ二〇〇以上で、世界で指折りの数学者、プ
ログラマーでもあった。つまり精神は大人、肉体は子供という危ういバランスを持つ少女なのだ。今の時代、リモート、ネットで授業を受けられるため、普段は日本にいても問題はない。彼女の本当の顔を知っているのは、ほんの数人で、いつもは私立の小学校に通う三年生だ。そんな折、親戚の上野一平が城南大学に入学し、美咲邸に下宿するようになる。そして、美咲家のばあや、孫娘のゆきちゃん、友達のラッキー、悪ガキ三人組とともに様々な事件やトラブルに巻き込まれて、難事件を解決していく。一平は真面目な好青年であるがマリアの危うい魅力にみせられていき悩んでしまう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-22 14:50:04
63400文字
会話率:50%
美咲マリア。十歳。小学生。超美少女。人形のように美しい少女である。しかし、彼女はある秘密をもっていた。実はオックスフォード大学を首席で卒業し、今年マサチューセッツ工科大学に入学した才媛だったのだ。IQ二〇〇以上で、世界で指折りの数学者、プ
ログラマーでもあった。つまり精神は大人、肉体は子供という危ういバランスを持つ少女なのだ。今の時代、リモート、ネットで授業を受けられるため、普段は日本にいても問題はない。彼女の本当の顔を知っているのは、ほんの数人で、いつもは私立の小学校に通う三年生だ。そんな折、親戚の上野一平が城南大学に入学し、美咲邸に下宿するようになる。そして、美咲家のばあや、孫娘のゆきちゃん、友達のラッキー、悪ガキ三人組とともに様々な事件やトラブルに巻き込まれて、難事件を解決していく。一平は真面目な好青年であるがマリアの危うい魅力にみせられていき悩んでしまう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-22 14:44:09
62522文字
会話率:58%
勤続50年のベテランメイド長、通称ばあやと呼ばれるアデルはかわいいお嬢様が王太子の浮気により婚約破棄されたことに激怒した。
メイドの力を舐めるんじゃないよ坊や、かわいいお嬢様を泣かせた罪は重いよ!
メイドのネットワークを使い、ばやあメイドア
デルがざまぁする!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-20 20:02:36
5267文字
会話率:55%
ノルカ王国五大家のひとつであるジュオウ家のアサノハは聖堂で喪服を着て葬儀の参列客を迎えていた。ジュオウ家当主の両親の葬儀を行うために。
その席に突然国王と宝剣の守護精が現れた。そして、アサノハは国王の庇護者となる。
その夜、泣いて
いるアサノハの元に現れたのは、宝剣の守護精だった。国王の守護精ではなく、次代の守護精である。守護精はアサノハに共に生きることを誓う。
翌日、ばあやが守護精を見つけて騒ぎになるが、とりあえず事なきを得る。
アサノハは守護精の名前を聞いていないことに気づき尋ねるが、守護精は名をつけてくれとアサノハに頼む。アサノハは彼に「クオン」、古語で『永遠』を意味する名を授けた。
昼食は新当主であるハナビシ夫妻と共に取ることになった。その席で、ハナビシは昨日のアサノハの態度を褒める。そして、そののち、ハナビシはアサノハに養女にならないかと提案してきた。戸惑いながらも受けるアサノハ。
そして、王に会いたいというアサノハに何故と問われて、アサノハはクオンを呼び出した。
守護精を見たハナビシは、養女の撤回を申し出る。なぜなら、次期となった子供はその家からでなければならないからだった。
ハナビシはアサノハを抱きしめ、大切に思っていることを伝える。
その日の午後、アサノハは当主就任の報告に王城に上がるハナビシと共にムラクモ王に拝謁する。そこで、五大家の一つであるエンノウ家の当主アサアケに出会う。
そして、何故ここに来たのかと問われたアサノハはクオンを呼び出し、自分が次期であることを明らかにした。
国王であるムラクモはアサノハを残し、お茶を進めると話を始めた。
次期としての心構え、守護精の話、それは多岐にわたっていた。
それをアサノハは時折疑問を挟みつつ、聞いていた。
最後に、ムラクモはアサノハに宝石の入った細工物を渡す。それは次期が生まれたときのために、ムラクモが用意していたものだった。
それに当代の守護精がアサノハと細工物を波動で結びつける。それは次代のための剣でもあった。
アサノハはそれを身に着け、王の元を辞した。
誓いを胸に。
当作品は、私が別PNで同人誌で先行発表したもの(当時のタイトルは『宝剣と王国の守護者』)をリライトしています。盗作などでは一切ございません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-09 01:00:00
57440文字
会話率:47%
公爵令嬢として常に気高くあれと育てられたガートルードは、学園に入学したとたん婚約者のウィリアムに浮気されてしまう。嫉妬のあまり浮気相手のセシリアに嫌がらせをしようとしたある夜、どこからともなく「パシッ」という音が聞こえた。
あれは、そう、死
んだばあやの鞭の音。
「悪い子にはお仕置きをしませんと」
そう言って微笑むバーサはとても怖かった。でも、大切なことを教えてくれたのはいつもバーサだった。バーサ、そこにいるの……?
ガートルードはばあやの鞭の音でなんとか思いとどまった。
一方、結婚前の遊びと称していちゃいちゃするウィリアムとセシリアには、奇怪な出来事が次々と起こりはじめ……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-30 12:37:13
9560文字
会話率:50%
十歳のターニャは、前の「私」の記憶を思い出した。そして自分が乙女ゲーム『月と太陽のリリー』に登場する、ヒロインでも悪役令嬢でもなく、サポートキャラであることに気付く。侍女として生涯仕えることになるヒロインにも、ゲームでは悪役令嬢となってしま
う少女にも、この世界では不幸になってほしくない。ゲームには存在しなかった大団円エンドを目指しつつ、自分の夢である「完全無欠のばあやになること」だって、絶対に叶えてみせる!
*三十話前後で完結予定、最終話まで毎日更新します。
(本作は『アルファポリス』『カクヨム』にも投稿しています)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-08 16:00:00
211050文字
会話率:37%