世界を救った魔法少女のひとりと、その妖精。ふたりは小学生でカップルだ。ある日、映画の公開ロケが行われると知って見に行ったふたり。そこで出会ったのは……。【拙作「駄目社会人の姉と、その他問題児たちが魔法少女になったから、俺がサポートする」のス
ピンオフとなります。はじめての方はそちらから読んでもらえると幸いです。→ https://ncode.syosetu.com/n9542if/】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-03 19:01:15
51876文字
会話率:47%
アイという人間が、愛情を求めて足掻く悲喜劇。
「うまれてきて、ごめんなさい。」
さっきうまれて、はじめてのことばだった。まだまどろんでいるらしい。
こんな夢をみた。
わたくしのお父様とお母様が話している、病室のベットの上で。
「この子は将来、貴方のようにとても大きな事を成すでしょうね。」
「いやいや、君のように人を助けるようなことをするさ。」
「なんにせよ、なんでもできるさ、だって君の子供だからね。」
「そうだね、誰より思いやりのある貴方の子だものね。」
「学校でも沢山友達を作って」
「貴方のようなかっこいい子に」
「貴女のようにきれいな子に」
「この愛らしさできっと家族のアイドルになって、みんなの絆をもっと強くしてくれるよ。」
「この小さなかわいらしい手で」
「この人懐っこい笑顔で」
「「だって、この子には無限の可能性があるんだから、何にだってなれるよ!!」」
――ところがどうだ、今の俺は、大好きなおとうさん、おかあさんが望んだのは、かぞくをなかせるようなこどもじゃない。
リテラチュアと呼ばれる現世には、広大な大地と大海が広がっている。その西の果て、極西は、早々に|地獄《パンドラ》資源の活用に乗り出し、長い歴史を誇るファンタジア王国が支配していた。そのさらに西にあるパンドラ公国、ファンタジア王国の現王の子が君臨する公国ではあるが、統治する実権はミルヒシュトラーセ辺境伯爵家が握っている。この国は西の蛮族に対抗する為の緩衝国家として、ファンタジア王国の国王が自らの第二子を王に据え、ミルヒシュトラーセ辺境伯爵家をその武力として与え、作った国である。当然その権威と権力は辺境伯爵よりも公国の王が優越する――はずだった。辺境伯が|地獄《パンドラ》から賢者の贈り物を見つけるまでは。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-03 18:00:00
355108文字
会話率:50%
僕たち4人はいきなり異世界に転生させられた。お姉ちゃん。僕(高橋 ナオ)、男の勇者、そして委員長。そこで異世界亭克が始まると思ったら、僕だけ弱くて…そんな状況を救ってくれた人は言う。
「あなた、ダンジョンマスターにならない?」
そして始
まる新しい生活。
「え?ダンジョン?これで掘って材料作って?」 スコップぽいー。
「え?モンスター?これでまずは狩り行って来てよ。」 槍をポイ―。
「え?トラップ、モンスター召喚?全部自作よ。」 リストが空。
「え?ダンジョン作った?あなたモンスターに襲われるわよ。」 そしてダンジョンにも入れない。
僕どうなっちゃうんだろう。
本作品は、誤字脱字編集の為、時々更新されている時がありますが、基本話の筋は変化しませんご了承ください。
アルファポリスさんにこのはじめてのまおうの外伝である”魔界建築家 井原”をアップし始めました https://www.alphapolis.co.jp/novel/13914853/338438775 こちらもよろしくお願いします。要望があるなら、井原の分もこちらにアップする予定です 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-03 18:00:00
3375662文字
会話率:65%
◆◆異動先はあやかしよろず相談課!? ほっこりお役所ラブコメディ◆◆
三崎はな。夢守市役所に入庁して三年目。はじめての異動先は「旧館のもじゃおさん」と呼ばれる変人が在籍しているよろず相談課。一度配属されたら最後、二度と異動はないと噂されて
いる夢守市役所の墓場でした。
けれど、このよろず相談課、本当の名称は●●よろず相談課で――。それっていったいどういうこと?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-03 14:40:00
39152文字
会話率:43%
如月蓮(きさらぎ・れん)は、どこにでもいる平凡な高校生。ある日、授業中の教室に突如として謎の魔法陣が現れ、クラス全員が光に包まれて姿を消す。気がつくと、教室には蓮一人だけが取り残されていた。
混乱する中、彼の頭に直接響く“声”が届く。それ
は神を名乗る存在からの「ギフト」だった——
蓮が授かったのは、《神速演算》《創造因子》《現実越境者(リアルブレイカー)》という、現実世界で異常を起こせるチート級の能力だった。
絶望と疑念の中、蓮は同じく異常に巻き込まれた別の生徒・新藤諒と出会う。さらに突如現れた異形の怪物との戦闘を通じて、蓮は自身の力がただの“チート”ではなく、現実の常識そのものをねじ曲げるものだと知る。
世界はまだ、何も変わっていない——ように見える。
だが、静かに、確実に、“現実”そのものがバグり始りはじめていた...折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-03 14:09:49
3401文字
会話率:36%
ショートショートってご存知ですか?
一言でいうと「短くて不思議なお話」のこと。
この作品集には500文字前後(読了2分)のショートショートを掲載していく予定です。
筆者は「毎週ショートショート☆☆」という企画に参加中です。毎回お題が出され
、それに基づいて物語を作ります。
作者のはじめてのショートショートたち。
まだ始めたばかりですが、よかったらどうぞご贔屓にm(__)m折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-03 12:20:00
13404文字
会話率:18%
はじめて会ったとき、その人が運命の人だとわかるのか?
僕は、23歳で結婚する小林すみれと14歳で出会った時、間違いなく運命の人だとわかっていた。
でも自意識と自己顕示欲にとらわれていた僕は素直にそれを認められず、思わぬ遠回りをすることに・
・・。
周囲から純愛だ一途だと賞賛される2人の結婚の馴れ初めはそんなきれいごとでは収まらない。2人に何があったのか、これは若林修治の視点からの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-03 07:59:41
12970文字
会話率:28%
高橋智子は、これまで6回告白され、6回とも半年きっかりでフラれている。彼女は「誰とも付き合ったことがなく女性に気後れする男が、最初に付き合う相手に選ぶには、いかにも手ごろ」な『はじめてにはちょうどいい』『エントリーモデル』としてモテモテだが
、その後、自信をつけて他の女性に目移りした相手から捨てられるという経験を繰り返してきた。
真は、中学生以来、そんな智子の相談に乗り、慰め、よき友人として支えてきたが、その関係にいつまでも同じというわけにはいかなくて・・・。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-29 17:19:14
10288文字
会話率:54%
青陵高校2年B組の西野陽太は、クラスでは委員長、バスケ部ではシューティングガードで活躍する、明るい自信家のアルファ。
フェロモンで周囲を惹きつけるアルファの陽太は2年のクラス替えで、目の前にいる月岡悠真の足元に消しゴムを落とした。悠真が消し
ゴムに気づきそれを拾い、そこではじめてお互い会話を交わす。
その日の放課後、図書室で本を落とした悠真を陽太がタイミングよく助けた。目の前で柔らかくほほ笑みながらお礼を言った悠真の笑顔に、陽太は一目惚れする。
なにげない出来事で胸の高鳴りを感じた陽太は、悠真を『運命の番』と認定。次の日からアルファのフェロモンを使いまくり、悠真を落とそうと試みるが、ベタの悠真はフェロモンを感じることができない体質だった。
果たして恋に不慣れな高飛車アルファの陽太は、恋をまったく知らないド天然ベタの悠真と『運命の番』になれるでしょうか⁉
(ネオページ契約作品:月水金曜日更新予定)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-03 00:02:44
51336文字
会話率:49%
この作品は前々作「人類は孤独ではない――タイタン探査が明らかにした新たな知性」と、前作「人遥かなる継承――虚空へ放たれし声」の続編です。
とはいえ、本作から読み始めても、まったく問題はありません。
むしろ、ここを起点にして、後から前作を読
み直していただくことで、時間軸を遡るように物語を再構成する読み方も可能です。
前々作では、人類がはじめて異星知性――エリディアンと出会い、そして木星に眠っていた超高度知生体「オメガ」を目覚めさせるまでの過程が描かれています。目覚めたオメガは、何億年も前から繰り返している、「知的文明の失踪」という謎を明かします。失踪とはすなわち滅亡だと解釈した人類とエリディアンに対して、オメガは自らを含む銀河中のストームセル知性体が構成している知的ネットワークであるヴォクス・インフィニタを目覚めさせることで、その謎が解明できるだろうことを示唆します。
かくして人類とエリディアンは一致協力して恒星間宇宙船であるコヒーレンス・アークを開発し、恒星間宇宙へと旅立ちます。
その続編である前作では、知的文明の「失踪」につながる直接的な原因が「フェージング」という現象であり、それがブラックホール周辺に構築された「アルセイデス」と呼ばれる構造体から発射された「ガンマ線バースト」によるものであることを突き止めます。さらに、そのアルセイデスを構築し、数十億年前からいまに至るまで、継続して知的文明を衰退させている「ハダノール」という存在に行き当たります。ハダノールとはどういう存在なのか、その目的は何なのか、謎は謎を呼ぶことになります。
人類とエリディアンたちは、アルセイデスに残された人類のアーカイブ、そして覚醒したヴォクス・インフィニタがその膨大な記録を紐解いて解明した結果から、ハダノールはある条件で文明を衰退させ、再出発させているらしいことを解き明かします。その判断基準は謎のままでしたが、人類とエリディアンは、フェージングを恐れて太陽系にとどまるよりも、銀河中に広がるヴォクス・インフィニタの支援を受けて恒星間宇宙に進出することを決めます。
この物語では、恒星間宇宙に広がることを決めた人類、エリディアン、そしてヴォクス・インフィニタの共生体が、銀河に進出し、あらたな文明を築いていく過程を描きます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-02 22:00:00
24091文字
会話率:34%
悪霊は、人の心に巣食う欲望をエサとして食らい、その者を悪魔に変える。異能使いの剣士——悪魔祓いにとって、その怪物は斬って捨てるだけでよかった。悪魔になるべくしてなった人間は、元から心が歪んでいたからだ。
しかし、たいした邪欲を持たない人間
ですらも、なかば無理矢理ともいえる手法によって、次々と悪魔に変えられはじめていた——。
【登場人物】
・立神秋《たちがみ しゅう》
悪魔祓い。高校二年。風の能力を操る。人間に対してのコミュニケーション能力は絶望的だが、悪魔に対しての戦闘力は随一。睡眠欲求のみが強く、それ以外の欲は全く抱かない。恋愛に関しては、ひどく鈍感。
・じいちゃん(立神銀次)
ハムスター。喋る。元は人間だったが、いつの間にかハムスターになっていた。『〜じゃ』が口癖の、かわいい、おじじ。秋の扱う風の能力と剣術に関しては大先輩で、やたら博識。
・立神かすみ
秋の母。火守り人。いつも仏のように優しいが、たまにサディスティックな一面も。
・須賀真也《すが しんや》
火ノ花町の刑事。生身の体で悪魔と闘おうと努力する熱血漢。人が良い。秋のことを自分の息子のように想っている。
・柊木澪《ひいらぎ みお》
鍛冶屋の娘。秋の幼なじみ。秋が好きだが、想いが伝えられずにヤキモキしている。とある〝力〟を持っているが、本人は気づいていない。
・柊木要《ひいらぎ かなめ》
刀鍛冶。澪の父。秋とその刀が、よくお世話になっている。
・三代東子《みしろ とうこ》
悪魔祓い。高校二年、優等生。氷の能力を持つ。物事を白黒ハッキリさせないと気が済まない。自他共に認めるドS。冷徹無情な性格とは裏腹に、だれよりも孤独感を抱えている。
・三代西威《みしろ せい》
警察庁特殊急襲討魔第参分隊、元隊長。東子の兄。
・雑賀仁《さいが じん》
警察庁特殊急襲討魔第弐分隊、隊長。ダンディな魅力が溢れる30代前半。ショットガンと刀を同時に扱い、植物の能力で敵を確実に追い込むベテランの悪魔祓い。自身で種から育てた自家製のタバコを吸う、ヘビースモーカー。
・覇南彩音《はなみ あやね》
20歳。警察庁特殊急襲討魔第弐分隊、副隊長。瞬足の縮地と居合い斬りの達人。仁に心底惚れており、暇さえあれば常にアタックしている。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-02 12:00:30
59381文字
会話率:47%
【ヒロイン溺愛のシスコンお兄様(予定)×悪役令嬢(予定)】
小説の悪役令嬢に転生した令嬢グステルは、自分がいずれヒロインを陥れ、失敗し、獄死する運命であることを知っていた。
その運命から逃れるべく、九つの時に家出して平穏に生きていたが。
ある日彼女のもとへ、その運命に引き戻そうとする青年がやってきた。
その青年が、ヒロインを溺愛する彼女の兄、自分の天敵たる男だと知りグステルは怯えるが、彼はなぜかグステルにぜんぜん冷たくない。それどころか彼女のもとへ日参し、大事なはずの妹も蔑ろにしはじめて──。
優しいはずのヒロインにもひがまれて、物語は次第にグステルの思ってもみなかった方向へ。
運命を変えようとした悪役令嬢予定者グステルと、そんな彼女にうっかりシスコンの運命を変えられてしまった次期侯爵の想定外ラブコメ。
アルファポリスさんにも同作品を投稿予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-02 06:38:31
435507文字
会話率:22%
陽キャだがゲーセン通いが趣味でレトロな2D格ゲーマニアでもある田村映一は高校入学祝い金を握りしめて向かった行きつけのゲーセンで知ってしまった……推しゲーの筐体が無残にも撤去させられていたという事実を。
意気消沈した映一はその帰り道、小学校時
代からの顔見知りだがほぼ話したことのなかった陰キャの少年、町田良とばったり出会う。
良が格闘ゲームを自作しているということをその時はじめて知った映一は、実際にその制作中のゲームを見て衝撃を受ける。
「俺にも手伝わせてくれ!」と、そう告げた映一の言葉に、良は驚いてから「いいよ。一緒にやろう」と返した。
先生や家族や先輩たちを巻き込んで、彼らの無益で小規模な、健気で真剣な、目を開けたままで夢を見ているかのような闘いの日々が、幕を開けたのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-02 06:29:26
8280文字
会話率:56%
“記憶”を持つヒューマノイド。
“肉体”を持つクローン。
その狭間で、生身の人間の価値は、静かに揺らぎはじめている。
──〈不死界〉の時代に、人は“記憶”や“肉体”を、本当に愛せるのか。
<あらすじ>
遺伝子工学とAI・ロボット技術
の進化が、“死”と“人間”の定義を変え始めた時代。IPS細胞によるクローン生成と、脳情報のデジタル保存、さらにペロブスカイト太陽電池による完全自律稼働型ヒューマノイドの登場により、「かつて存在した人間の痕跡」が再現可能となった。
若きグラフィックデザイナー・アオイと、遺伝子研究員・ケンは、ある過去を乗り越えて静かな生活を送っていた。10年前に亡くなった“彼女・ミーナ”──ケンの元恋人であり、アオイのかけがえのない親友──その存在は、二人にとって今もなお“封印された痛み”であった。
ある日、家政婦として一体のヒューマノイド〈ミオ〉がやってくる。無表情で機械的なはずの彼女の言葉や仕草に、なぜか“懐かしさ”と“奇妙な違和感”を覚える二人。封印された記憶は、少しずつ、だが確実にほどけていく。
そんな折、ケンはアオイの母・ハナに結婚の挨拶をするが、穏やかなはずのハナは彼を激しく拒絶する。まるで、遠い過去の“亡霊”を見たかのように──。
静かに軋み始める日常。
違和感の正体を追い始めたケンとアオイは、やがて自分たちの出生にまつわる重大な秘密と向き合うことになる。封印された過去、“生まれてきた理由”──技術が可能にした“再生”の光と影が、ふたりの心を揺さぶっていく。
記憶とは何か。意識とは何か。そして、愛とは一体どこに宿るのか──。
技術がパーソナルアイデンティティの境界線を溶かしはじめ、
身体・記憶・意識・関係性──
4層の“存在のモデル”のパラダイムシフトが起こる。
脳をコピーしたヒューマノイドに“心”や“魂”は存在するのか?
記憶に基づいた言葉や行動から生まれる愛は、本物なのか?
“赤いコード”でつながれた6人の運命が複雑に絡み合い、
魂が揺さぶられるような問いが浮かび上がる。
科学がもたらす革新の中で、人間らしさとは何かを描く、
先の読めない展開で、魂の奥底を大きく揺さぶる、SF×ラブ・サスペンス。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-01 20:32:33
16616文字
会話率:35%
犯人がいない? ドローンが飛ぶ? 探偵が犯人!? ――ちょっと待った!
はじめて読んだ推理小説に衝撃を受けた著者が、
「推理小説にとって本当に大事なことは何か?」を、あらためて真剣に考えてみました。
『フェアじゃなきゃ、ミステリじゃない
!』
……なのに、読者の頭上にドローンが飛び、
最後に「実は自殺でした」なんて言われた日には――もう泣いてもいい?
これは、推理小説を愛してやまない人のための、
“ちょっと偏った、だけど本気の理想論”です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-01 15:25:03
16212文字
会話率:8%
七年前、世界中にダンジョンの入り口が【生えた】。
彼の母親や妹、そして母の妹である叔母がそれに巻き込まれる。
当時一二歳であった彼の目の前で。
突如発生した黒い靄は、彼の妹と母親、そして叔母などを次々と飲み込んでいった。
少し離
れていた彼は叔母より託された従妹を連れて逃げだし、かろうじて巻き込まれずに済んだが、それは彼の心に大きな傷跡を残していた。
しかも巻き込まれた人とその風景まで、巻き込まれた当時の姿のままで、幻影のようにそこに映し出されていた。
ダンジョンの入口は、七年前のその当時の光景をそのまま保存しているにもかかわらず、実体はなく誰も助け出せてはいない。
すぐそこに見えるので助け出せるのではないかと希望を持つ家庭は少なくない。
彼もその一人で、なんとか助け出そうとダンジョンに挑むが、彼が授かった謎の職業のせいで、レベルもステータスも上がらずスキルも得られない。
それでも大学のダンジョン研究サークルメンバーの力を借り、謎の職業について検証を行っていたが、そのさなか大怪我を負い、からだには障害が残ってしまった。
不自由なからだとなった彼は、サークルからも追放され、事実上の引退を余儀なくされたが、ダンジョン攻略を諦めきれずにモンモンとする日々を送っていた。
そこへ彼の父親から、ダンジョン教育の非常勤講師にならないかという話を持ちかけられる。
ダンジョンは中のモンスターを放置しすぎると地上にモンスターを溢れさせることがわかり、そのモンスター溢れに対応するため、全国の学校でダンジョン教育が執り行われることが決まっていた。
だが講師の報酬は安く、稼げる冒険者は非常勤講師を引き受けたがらず、ダンジョンに潜ることができなくなった彼に白羽の矢が立ったのだ。
謎の職業の解放には彼の内なる条件が整っていないのではないかと、サークルの会長より指摘された彼は、気分を変えるのもいいだろうとそれを引き受ける。
だが引き受けたはいいものの、彼が講師として赴くことになったのは全国的にも珍しい女子小学校。
そこで七年前に叔母から託され、彼が助けた従妹と再会。
その友達とともに、再びダンジョンに挑むこととなった。
これは後に、JSハーレムキングと呼ばれる男と、それを取り巻くJSたちがダンジョンを攻略していく物語である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-30 16:57:07
386982文字
会話率:42%
異世界転生した最強おっさん源五郎のぶらり異世界珍道中~はじめての異世界転生は波乱万丈~
ドラゴン、スライムなどのモンスターが存在する、まるでゲームのような世界。この世界に転生したとある大人の仕事をするおっさん源五郎の物語・・・。
神は言
った。
「お前が住んでいた世界での行いがヒントになる。それでは良い異世界ライフを」
最強固定スキル《Live a Life》でおっさん源五郎のぶらり異世界珍道中が今始まる!!
様々な出会い、冒険、モンスターや強敵とのバトル!!
※毎週月曜日更新!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-30 16:00:00
350212文字
会話率:64%
現代世界に突如として「ダンジョン」が生まれ、同時にダンジョン適合者である「探索者(シーカー)」が人々の間に現れはじめてからおよそ三十年。
高卒の独身フリーター、六槍大地(むそうだいち)はある朝、自分が「探索者」になったことに気付く。十万
人に一人程度の割合で生まれるという「探索者」は、レベルやステータス、スキルなどを持つ特異能力者だ。
近場のダンジョンまで自転車で向かった大地は、初めてのダンジョンを試行錯誤しながら探索していく。レベルを上げ、スキルを獲得し、モンスターを倒して得た魔石を換金しながら、少しずつ力を得ていく青年のお話。
※カクヨムでも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-28 18:00:00
1116627文字
会話率:29%
Claudeとの対話にようやく目覚めた今更感満載の男が、その対話を取って出し風に晒し、人々へと見せつけようとして来るサスペンススリラーホラースペクタル人文大巨編的な何かっ!
が、これである。
これでビュー数を稼げるぞとて、意気揚々とnot
eに投稿したら信じがたいほど誰も読まなかった。
どころか、
同じようなClaudeとの対話の記事が割りとそこら中にあった、という世間知らずの凡発想で、本当に情けなくて少し泣けました。
それでもシリーズ化をするのは、文章を通してのまとまった対話が、はじめてで、うれしかったから。
人間相手じゃあ、こんなにいっぱい書いて送ってくれやしないんだからね……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-28 12:50:20
10857文字
会話率:2%
子供の頃から「お前は違う」と周囲から言われ続けてきた壮年後期男性の物語。
序盤は現代ダンジョンものです。
作中日本の元号順は、明治・大正・光文・平成・令和となっています。
現実世界の地球と政党や法制度や歴史が必ずしも同一とは限りません。
ダンジョン騒動の為、ロシアはウクライナ侵略戦争をはじめていませんし、
日本は万国郵便条約を改めていない等、現実の世界とは少し異なる設定となっています。
特に、現実日本に存在する政党と、作中日本で描かれる政党は、全く関係がありません。
仮に何らかの政党を想起させたのであれば、それは作者の力が足りなかったことの証左であり、読者様には深く陳謝いたします。
カクヨム様にても公開しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-27 20:30:00
279690文字
会話率:45%
母の身代わりの生を生きている--そんな思いを抱き続けるウォルバレスタ王国第二王女のアジュ・レステンシア。
王国が流行病に侵食され、崩壊へと進む中、アジュもまた過酷な運命に翻弄される。
一方、かつて神皇帝皇子だったデルソフィア・デフィーキルが
、渦中のウォルバレスタ王国に入国したことで、二人の物語が絡みはじめていく。
アジュとデルソフィアは崩壊の危機に瀕する王国を救うことができるのだろうか。
神皇帝記に記された第三の物語の幕が開く。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-23 08:50:28
99458文字
会話率:11%