『|世界改革《ワールドエンド》』と呼ばれる超常現象を境に、世界には|妖精《フェアリー》と怪物《モンスター》が生まれた。
そして人間社会には妖精から与えられる『|魔法《マギ》』が浸透し、魔法を使う魔法師が当たり前の存在となった。
魔法を嫌う
不適合者、真堂護と、自堕落な妖精、ホムラ。
二人の日常はぬるま湯のような温かさで、ずっと続くものだと思われた。
しかし、ある事件をきっかけに護はホムラと契約し、魔法を授かることになった。
ホムラを失うという対価と共に。
護はホムラの真相を知るため、力を付けるために、『|国立桜花魔法学園《こくりつおうかまほうがくえん》』の門を叩いた。
魔法を複数使えるのが当たり前の世界で。
護はホムラが残した唯一の魔法を手に、学園で魔法師としての才能を開花させる。
そんな彼の周りには様々な人が集まってくるが、誰も彼も曲者ぞろい。
仲間たちと共に|怪物《モンスター》と戦いながら、真相を求める学園バトルファンタジー、開幕。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-01 22:45:32
189237文字
会話率:30%
テンリミットこと天川理斗(あまかわりと)は廃ゲーマーである。
様々なジャンルのゲームで数々の記録を塗り替えてきた、まさに最強のゲーマーだ。
そんな中人々の注目はゲームではなく、ダンジョンというより現実に近い空想の世界に集まっていた。
ダ
ンジョンは、十年前に突如スプーンで穴を掘ったかのように各地に誕生した。
人々はその探索や謎の解明に盛り上がり、ダンジョンへ入り探索する者――探索者たちが急増していた。
ダンジョンの中は現実世界とは全く異なり、人々はまるでゲームのように様々なジョブやスキルを使え、その身体能力は地上より格段に向上した。
探索者にはダンジョンの踏破を目指す者や、ダンジョンとは一体何なのか謎を解明しようとする者、はたまた未知の鉱石や素材を持ち帰り商売する者など、さまざまな探索の形が出来上がっていた。
その様子を配信してエンタメを追求する者まで現れ、ダンジョン探索は一大ムーブメントとなっていた。
しかし、理人はゲームに夢中でそんなことになど知る由もなかった。
代わりに、その天才的なゲームの腕はゲーマーたちの間では伝説とされ、理人は最強のゲーマーとしての名をほしいままにしていた。
しかし、ふと思う。
そろそろ、もう少し刺激が欲しいなあ……と。
もし仮に。
様々なゲームを完璧に攻略してきた天才廃ゲーマーが、ゲームではなく現実に飛び出し、ゲーム世界のようなダンジョンを攻略し始めたとしたら、一体どうなってしまうのだろうか?
これは、最強の廃ゲーマーテンリミットが、その類まれなるゲームセンスを持ってダンジョンを無双していく物語である。
いきなり遭遇した超規格外の伝説級のモンスター。ダンジョンを治めるの八体の王――その一体。
チュートリアルと勘違いした理人との戦いの中で、理人はその力を認められ、特殊なジョブを手に入れる。
それは、このダンジョンでは存在しないはずの“闇”魔法を使えるユニークジョブだった。
美少女ダンジョン配信者と同盟を組んだり、攻略を目指すクランと共闘してのダンジョン攻略や、考察組から追いかけまわされる日々。
ゲーム世界で最強を誇ったテンリミット――天川理人は、ダンジョン攻略でもその才能を遺憾なく発揮する!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-12 08:00:00
137487文字
会話率:40%
★ブレイブ文庫様より書籍発売中★
★コミックノヴァにて、コミカライズ連載中!★
生まれたときから最強であることが確定している存在がいる。
生まれ持った才は周りの努力を無に帰し、努力する天才は他の追随を許さない。
仮面をつけた正体不明のS
級冒険者。史上最年少でS級に至り、雷魔術を自在に操り、雷鳴と共に現れるその姿から付いた二つ名は"雷帝"。冒険者界隈では最強の魔術師と名高い冒険者だ。
その正体は、魔女と共に森に住む少年――ノア・アクライト。
ノアは幼い頃、森の魔女シェーラに拾われた。
ノアの尋常じゃない魔術の才能に目を付けたシェーラは、ノアに魔術の英才教育を施す。
そうして十五歳の時、史上最年少でS級冒険者へと至った。
冒険者"ヴァン"という偽名と、防護魔術の掛かった仮面をつけて活動し、その地位は揺るがぬものとなっていた。
そんなノアが最年少でS級冒険者に昇格した日、シェーラはノアに言った。
「次の課題よ。冒険者で正体を隠して力を付けるフェーズは終了。次は魔術学院で存分に暴れてらっしゃい」
こうして、シェーラの課題を達成するため、S級冒険者"雷帝"ヴァンことノア・アクライトは、王都のエリート魔術学院――レグラス魔術学院へと入学することになった。
それは他の魔術学院生にとって幸か不幸か……。
貴族からの差別も軽く跳ね除け、上級生からの圧にもどこ吹く風、しまいには悪の組織も軽く潰していく。
これは、雷系最強の魔術師であるノアが、その力を遺憾なく発揮し、魔術学院で様々な伝説を成し遂げていく物語である。
加減と油断を知らない最強魔術師は、その圧倒的な力で無双するのだった。
※カクヨムでも投稿してます折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-21 20:28:45
339610文字
会話率:51%
「お前のように魔術を使えない人間はただの家畜だ。ヴァーミリア家に家畜は必要ない」
ホロウ・ヴァーミリア、五歳。ヴァーミリア家の三男として生まれ、二人の優秀な兄同様魔術の才能を持っていると信じられていた。
しかし、魔術を初めて使ったこの日
、全てが変わる。
魔術に対する激しい身体の拒絶反応。――ホロウの身体は魔術を使えない身体だったのだ。
魔術全盛の時代、魔術こそが全てと言われるこの時代でホロウはまさに落ちこぼれだった。
その結果、ホロウは父からお前は家畜だと切り捨てられた。
――しかし、魔術に嫌われるかのようなその体質は、逆に魔術を破壊出来るという規格外の力を秘めていた。剣による魔法陣の破壊、形成された魔術の否定。ホロウの体質は、魔術の根底を否定した。
ホロウは魔術が使えず家畜と蔑まれ、期待されず最底辺の人間として生きてきた。しかし、その魔術を破壊する力とその力によって出会った妖刀と共に、剣術を磨き、数多いる最強の魔術師たちを凌駕していく。
魔術師、魔剣使い、騎士、吸血鬼、冒険者、魔術学院……様々な出会いと戦いの中で、ホロウはその剣術で最強を目指す。
これは、家畜と蔑まれた魔術を使えない最底辺の少年が、己の剣術と妖刀を駆使しすべてを見返して、最強の座につく物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-05 22:49:10
173069文字
会話率:47%
Arcadiaのクズ読者に地雷とかこれはないとか言われるような作品をあえて書きました。
六千年にわたってぬるま湯に使ってきた井の中の蛙たちが最凶の侵略者相手にどう立ち向かうのか
最終更新:2024-10-23 07:30:00
224文字
会話率:16%
幸せはお湯のようなもので、体を温める。だから、明日も明後日もぬるま湯のような幸せを求めてる。、
最終更新:2024-09-17 01:25:44
212文字
会話率:0%
安定というぬるま湯から出る時が来た。
レベルアップするためには、お風呂から出ないと。
次へいくぞ!
キーワード:
最終更新:2024-08-27 07:08:57
205文字
会話率:0%
ゆるゆるエルフ系ヴァンパイアの旅日記の世界に存在する盲目の女性(人間族)のお話。
最終更新:2024-08-14 17:52:41
51128文字
会話率:49%
ある日、友達と散歩をしていた魔族の女の子フィースは色々あって魔王になってしまう。戦いを好まないフィースは目立たないよう静かに日々を暮らしていく。女しかいない魔王城で。注意・フィースは二重人格です。
最終更新:2023-02-21 20:34:13
62054文字
会話率:56%
エルフとヴァンパイアの間に生まれた娘のゆるくのんびりと楽しんだ日記。ヴァンパイアだけどお日さま大好き。寝るのも好き。寝る子は育つ?らしい…。
最終更新:2018-07-12 21:30:04
121829文字
会話率:81%
「800年前のイデオロギー戦争の後、あまりよろしくない環境になってしまった地球」「人間以外と一部の自然派は喜んでるみたいでしたけどね」
「とある大陸には過去の技術水準を保っているが閉じた生活を送り、資源の涸渇に怯えて暮らす「都市ソドム」と滅
びた都市ゴモラから逃げてきた民の一部が築いた「アウター」がありました」「宇宙に逃げ残った連中と避難民ですね。なおどちらも自業自得の模様」
「ソドムとアウターは習慣、政治、宗教、さまざまな差異があるものの、妥協点を見つけ、どうにかこうにか共存していた」「ぬるま湯につかった平和ボケ集団が死にかけの強欲な戦闘民族に飯やったら居着かれたって感じですね。政治が悪い、政治が」
「もうお前が読めよ!」「こういうのは人の口が語るからいいらしいですよ。どれだけ技術が発展しても人は人を求めるみたいです」
「そうなのか?えー、そんな中ソドム出身の少女マキナと謎のAIのデウスはハンターとして害獣を狩る中で成長し、様々な困りごとに巻き込まれていくのであった」「高性能AIです。『高性能』。一般AIと区別するために明確な定義あるので忘れないでください」
「これは二人が紅髪のマキナと無貌のデウスと呼ばれる様になる物語である。あたしももっとかっこいい二つ名がよかったな。紅髪ってそのまんまじゃん」「二つ名なんてそんなものでしょう・僕にだってアイコンくらいありますけどね」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-26 22:14:12
49058文字
会話率:47%
高校1年生の押井リクは高校デビューに失敗し、中学時代からの友達とぬるま湯のような日々を送っていた。そんなある日、仄暗く、それでいてどこか魅力的な雰囲気を持つ、高校2年生の東雲朱音と出会う。文芸部を通して交流を深め合っていく中で、彼女の衝撃的
な事実が発覚して――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-24 18:10:00
27390文字
会話率:30%
時速は金なり。
最近は、居る場所、知ってる。
キーワード:
最終更新:2024-04-06 12:56:15
224文字
会話率:0%
自分の信念 意志を貫き続けた漢の異世界転生物語
ある日主人公の漢は長めの夢を見た。自分の意見に多くの人たちが耳を傾けそのことに対してみづからの見解を述べ皆で話し合っている夢だ‥これは僕の目指している理想そのものだ。
僕はこんな光景を見れる人
になりたい。そうお思い目を覚まし現実とは違うぬるま湯には溺れず自らの志を強く掲げ色んなことに挑戦していく者の物語折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-18 03:03:57
819文字
会話率:0%
社畜だった私が、ある日ストーカー田中に誘拐され快適な監禁生活を送る、そんな日常のお話。
人間は意外と慣れる生き物で。ぬるま湯の日常は逃げる気力を奪っていく。田中と私二人きりの生活は、閉じた箱庭のよう。だからきっと。
──この世界は正され
ない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-31 20:05:29
12754文字
会話率:29%
目が覚めたら何も覚えていなかった。父と兄を名乗る二人は泣きながら謝る。痩せ細った体、痣が残る肌、誰もが過保護に私を気遣う。けれど、誰もが何が起きたのかを語らなかった。
優しい家族、ぬるま湯のような生活、穏やかに過ぎていく日常……その陰で、人
々は己の犯した罪を隠しつつ微笑む。私を守るため、そう言いながら真実から遠ざけた。
やがて、すべてを知った私は――ひとつの決断をする。
記憶喪失から始まる物語。冤罪で殺されかけた私は蘇り、陥れようとした者は断罪される。優しい嘘に隠された真実が徐々に明らかになっていきます。
【同時掲載】 小説家になろう、アルファポリス、カクヨム、エブリスタ
2023/08/14……連載開始折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-19 20:00:34
197352文字
会話率:40%
ゆらゆらとぬるま湯に漂う感覚の中、薄目を開けると、淡い光の中にいた。 意識が徐々に覚醒するにつれ 私は、ゆっくりと起き上がり周りを見渡す。
「どこ?」辺りは、白一色で 見知らぬ老人が一人佇んでいた。
「気分は、どうじゃ?」老人は、優しげな
瞳で私の目をのぞき込む
「あ…大丈夫です。寧ろ体が軽いくらいです。
あの~ここは、どこなんですか?それに貴方は、誰なんです?」
「ここは、天界と異界の狭間じゃ、そしてわしは、神じゃ」
長い白銀の髪と髭 ダブダブの白い衣装 左手には、武骨な木の杖をついている テンプレ老人の姿 ん~?私は、死んだのか?突然の事で少しパニックに陥り理解が追い付かない。
そんなこんなで 唐突に始まった、私の異世界生活。スローライフ目指して頑張ります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-02 20:26:21
316881文字
会話率:35%
バイトに明け暮れる天音海斗(あまねかいと)の通う高校には、有名人が二人居る。
その一人である西園寺凪(さいおんじなぎ)は、銀色の髪をショートカットにした小柄な美少女だ。
彼女は容姿だけでも魅力的なのに、学業の成績が非常に優秀で、更に実
家がいくつもの会社を経営しているお嬢様と噂されている。
そんな凪と学年も違えば能力も違う海斗は、偶然の出来事から顔見知りとなった。
お互いに深く踏み込まず、ぬるま湯のような心地良くも適度な距離感。
その関係に満足していたある日。海斗の日常に大きな変化が訪れる。
「これから、海斗くんに僕の親戚の子の世話をして欲しい」
バイト先の店長から依頼された、名前も知らない人のお世話係。
とはいえバイト代は出るし、頼まれたからには会ってみようと、海斗はその人が住む場所へ向かった。
すると、インターホンから聞き覚えのある声が耳に届く。
『天音、なの?』
「……こんにちは。まさか貴女だとは思いませんでしたよ。西園寺先輩」
完璧だと思っていたのに誰かにお世話される必要のある凪と、バイトに追われる毎日を送っていた海斗。
そんな海斗達の間で始まる、普通では有り得ない関係。
他人から見れば歪な関係の中で、海斗は人を寄せ付けないと言われている凪の本当の姿を知り、距離を急速に縮めてゆく。
「海斗の手はおっきいね」
「凪さんの手は小さいですね」
「早く食べよう、海斗!」
「はいはい、すぐ行きますよ」
「いつもありがとう、海斗」
「……別に、感謝される事なんてしてませんよ」
これは才能を持つがゆえに悩む少女と、何も持たないがゆえに自信のない少年が、少しずつ心を繋いでゆく物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-29 20:00:00
545971文字
会話率:43%
俺には二人の幼馴染がいた。
俺の幼馴染達は所謂エリートと呼ばれる人種だが、俺はそんな才能なんて
まるでない、非凡で普通の人種だった。
そんな幼馴染達に並び立つべく、努力もしたし、特訓もした。
だがどう頑張っても、どうあがいてもエリー
ト達には才能の無いこの俺が
勝てる訳も道理もなく、いつの日か二人を追い駆けるのを諦めた。
自尊心が砕ける前に幼馴染達から離れる事も考えたけど、しかし結局、ぬるま湯の
関係から抜け出せず、別れずくっつかずの関係を続けていたが、そんな俺の下に
衝撃な展開が舞い込んできた。
そう...幼馴染の二人に彼氏ができたらしい。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-05 20:11:03
97787文字
会話率:28%
過労死によってこの世を去った、芽吹 宗治(めぶき そうじ)。輪廻転生の途中で閻魔様に声を掛けられる。
「剣と魔法が飛び交う異世界に行ってみないか?」
テンプレ通りの職選びが始まり、異世界転生に良くある勇者や賢者、更には王などの職を勧
めてくる閻魔様。だが、生前を過労死で終えている芽吹は目立つ職は避けて、縁の下の力持ちである防具職人を選択する。
飛ばされる先の異世界……そこはなんと、全種族を巻き込み四百年続いた戦争が終結したばかりの世界だった。はたして芽吹は転生した新たな世界で、防具職人として平穏に暮せるのであろうか。
* カクヨムにも投稿しています *
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-13 20:02:12
126969文字
会話率:52%
「フィルド。お前はもう必要ないんだ」
「本当にいいのか? 俺のポイントギフターのスキルは、経験値を分配するだけじゃなく増加も……」
「良いから早く出ていけって。もうここにお前の居場所はないんだから」
「そうそう。お前みたいな役立たず雇ってる
金でさ、うちは他所からエースを引き抜いたんだよ」
「そうか」
幹部陣からそう言われ、ギルドをあとにすることを決めたフィルド。
その直後、国内トップの成績を走り続けていたギルド『栄光の光』は崩壊の危機に直面することになる。
「どんどん力が発揮できなくなるぞ……!?」
「剣が重い……?」
「えっ……魔法が出ないんだけど!?」
フィルドに指示して溜め込んでいた経験値が剥がされて残るものなど、何年もぬるま湯生活をしてきた者たちにあるはずもない。
新規加入した剣聖もまた、ポイントギフターありきで移籍を決めていたため、話が違うとすぐに飛び出す始末。
ギルドが崩壊していく一方、自由を得たフィルドは、これまで分け与えていた経験値が全て個人に還元されたことで、
大陸随一の実力者に成り上がっていた。
※すかいふぁーむさんとの共著です。原案、プロット、すかいふぁーむさん。本文つくも。
※アルファ、カクヨムでも連載中
※ハイファンタジー日間1位 週間2位 月間7位 総合日間2位 (最高到達順位です)
※現在 夜18時一日1回更新中。
旧題『経験値分配能力者《ポイントギフター》の幸せなソロライフ〜「経験値を配るだけの無能に払う金はない」とギルドを追放されたけど、俺のスキルは経験値を二倍にするし俺がいなくなると効果がなくなるけどいいですか〜』
※第1章ソロライフ編完結
※第2章エルフ国編完結
※第3章王都混乱編 完結
※第4章ドワーフ国編連載中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-24 05:04:43
182371文字
会話率:60%
※この作品はカクヨムでも掲載しております。
巨大隕石が落ちた後の地球は、魔力が溢れる世界、人々が魔法を使う世界となっていた。しかし魔力を持ったのは人間だけでなく、獣が進化したベルーラスという生き物もそうであった。そしてベルーラスは人々が守
る魔力の泉を狙い、人間との死闘を千年以上も続けていた。
回復の魔法の使い手のソルは、十五歳で司教士官学校に入学する。ソルは五歳の時に誰も使った事のない魔法、命を復活させる魔法を姉のアクリラに使っていた。そのアクリラもまた攻撃の魔法の使い手である魔導士になる運命を背負う。
士官学校に入学と同時にソルは、ヴィーダという若い女が暮らす家で暮らす事になる。母との別れを気にしながらも、ソルの士官候補生という厳しい毎日が始まっていく。
ある訓練でソルは人工のベルーラスと戦う事になる。その戦いに勝利したソルだが、次に襲ってきたのは姉のアクリラだった。士官学校のぬるま湯のような訓練ではなく、本気の戦いの怖さを教えるアクリラ。そしてソルにアクリラが暮らす魔力の泉に来いと言い渡す。
魔力の泉でアクリラから刺激を受けたソルは、誰も使った事のない魔法の全体化に挑もうとする。ソルの師でもある法王はそんなソルに、ヴィーダの母であるアルマが医師を務める病院に行くように提案をする。
やがてベルーラスとの決戦が近づき始まっていく。次々と出る死傷者に苦汁を味わいながら、ソルはアクリラの参戦を待つ。やがてベルーラスの親玉である覇王が現れ、ソルの戦いが始まっていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-31 13:05:22
132194文字
会話率:46%
————————知りたくはないか? 消えた親友がどこに居るか。 己の力の行きつく先が。
亡き父から受け継いだ魔術に苦しめられる少年・近衛春人は、ある日神を名乗る女イヴリに異世界へと誘われた。
飛び込んだ先で、近衛に課せられた使命は”英雄”
。
各国が異世界から英雄を召喚して戦わせる代理戦争に、近衛は同じく異世界より呼ばれた吸血鬼の姫、メアリ・シェリダンと共に参戦する事となる。
英雄の座を狙う異世界の猛者たち。戦争を利用せんと企む梟雄。代理戦争の裏でひた隠しにされてきた国家間の確執。そして異世界にて確かに潜む、かつての親友の行方。
ぬるま湯の中で鬱屈と生きてきた少年は、迫り来る波乱を潜り抜けて己の望む真実にたどり着けるのか。
無双なんてできるわけもない。泣いて笑って敗北して、でも戦いからは逃げない。暑苦しいまでの異世界王道ファンタジー、ここに開幕。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-05 08:00:00
127088文字
会話率:47%
俺の両親は多額の借金を残して蒸発した。毎日のように借金とりが押しかけてくる貧乏生活を送っていたが、ある日、将来を悲観した妹の葉菜(はな)が近所の川で入水自殺しようとしてしまう。
そこを地元の名士であり資産家であるお嬢様、扇山琴音(おうぎ
やまことね)さんとメイドの中杉凪咲(なかすぎなぎさ)さんに助けられる。
俺たちの境遇に同情した琴音さんは俺を『スキンシップ係』として雇ってくれることになった。
スキンシップ係とは文字どおり琴音さんとスキンシップをとる係である。
超絶美少女お嬢様な琴音さんとスキンシップをとるだけでお金がもらえるというありえないような仕事を手にした俺は、これまでの人生からは考えられないぐらいぬるま湯で極楽な生活を送り始めるのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-28 23:13:56
107898文字
会話率:38%