部屋に部屋があるなんて言葉破綻してると思う。だけど僕の部屋にはそれを体現していると言わざるを得ない理由があった。
「ねぇ、利光くん。ここは私のおうちですか?」
「自分のものだと主張するのは辛うじて理解出来るが、疑問形なのはまじで意味わからん
ぞ? あと違うので、ぜひ出ていってくれ」
親の仕事の関係で1人。田舎のある高校に通うために一人暮らしをすることになった利光雫(かがみしずく)。そんな雫の一人暮らしは初日で幕を下ろした。今、僕の目の前にはおそらく羊であろう帽子を被った少女がいた。
「利光くん? 良かったらこの部屋から出ていってくれないかな?」
「・・・却下だ。あとこの部屋の所有者は僕だ。君が誰だか知らないが、出ていくとしたら君だ」
「あの、私が言うのもどうかと思うけど、状況の飲み込み早くない?」
「世の中には色んなことがあるしな。朝起きて知らないお…んな?が膝枕をしつつ退去を迫ってきても僕には特に問題はない」
「わーお、正答を探す方が難しそうだね?」
「ていうのは建前で、実際はビビりすぎて腰が抜けて起き上がれないだけだ。・・・とりあえず手を貸してくれ」
こうしてぬるっと始まってしまった半別半同居生活を終わらせるために雫は今日も目の前の羊女に向けて笑顔で告げる。
「ほーれ今日は絶好のお散歩日和ですよぉ」
「雨ザーザーだけど!?」
現住民と先住羊(?)による意味不明の少し不思議な居候ラブコメ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-18 21:02:08
2450文字
会話率:73%
王女ベアトリーチェは、フラグを折るのが使命。日々、民の幸せのために死亡フラグや婚約破棄フラグをバキバキに折っている。
ギャグです。広い心と、生温かい気持ちで、ぬるっとお読みください。
最終更新:2023-05-21 19:38:52
4734文字
会話率:58%
魔の森の奥深くで目覚めた美しすぎる男、シャルル。
彼には記憶はないが知識があった。
どうやら転生したらしい。前世は覚えていないが、前世の知識がたんまりあった。
人格が形成されていない子供のような精神で、知識だけは大人顔負け、賢者顔負け。
そ
の身に宿った強大な力で魔獣を倒し、「人」がいる都市を目指す。
都市に行けば、多分冒険者として登録することができ、魔獣を倒したり薬草を摘んだりしてお金を稼いで生活ができるはずだから。
記憶がないのでどこか子供っぽいシャルルは、公爵領の街、デラディアで様々な問題に巻き込まれていく。
前世の「記憶だけ」を失った知識ありの転生者(種族:精霊王)が自分の事を人間と勘違いしたままのんびりぼんやりぬるっと人間社会に溶け込んでいくお話です。
しばらく毎日21時更新です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-18 21:00:00
45804文字
会話率:62%
侯爵令嬢の次女として、父親の仕事を手伝ったり、邸の管理をしたりと忙しくしているアニーに公爵家から婚約の申し込みが来た!
でも実際に公爵家に訪れると、異世界から来たという少女が婚約者の隣に立っていて…。
短編で描いていましたがあまりにもフラグ
回収(?)しきれていなかったので、連載版として書きました。
それでもフラグ回収できてないところがありましたら申し訳ございません。。。。
ゆるゆる設定でぬるっと進みますので、温かいまなざしで読んでいただけたらと思います。
※一部だけR15つけた方がいいかな?と思われる表現しています。
ざまぁ感が弱かったらすみません…これ以上考えられなかったです…。
よろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-07 17:00:00
70907文字
会話率:30%
いきなり婚約破棄を告げられた公爵令嬢のエリーザ・ベルガンドルは比較的冷静に受け止めていた。
それはエリーザ自身も婚約者の事を好きではなかった為である。
そもそも王妃教育で時間がないエリーザには婚約者とあっている時間なんてなかった。
そしてそ
れは第一王子であるガルダ・ミリヤードも同じ。
それぞれが王位、そして王妃になるべく過ごしている中ガルダ殿下が一人の女性に熱を上げ、結果言い掛かりとしかいえない内容で婚約破棄を告げた時、ガルダ殿下を誘惑した男爵令嬢が悲鳴を上げる。
頭お花畑がいますので、気にせずに読んでいただけたらと思います。
また息抜きのつもりで書きました。
ゆるゆる設定で、ぬるっと書いてますので、細かいところは考えてません…。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-28 18:03:39
9447文字
会話率:31%
公爵令嬢のエレンは病弱体質だった。
ある日熱で魘されていたエレンは夢を見る。婚約破棄を突き付けられる夢を。
よくわからない罪で断罪されるくらいなら、平民になり冒険者になって自由を掴み取って見せるわ!と行動するお話です。
ゆるゆる設定で、ぬる
っと進みます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-09 18:12:41
20999文字
会話率:27%
ファミレスト王国の最南端にあるミックフライ領を治める辺境伯の3人兄妹の末娘リリノア・ミックフライは自然豊かな環境で育ったためマイペースだ。17歳のリリノアは1年後の女学校の卒業後に婚約者のルカッシュ・ドリンコバー侯爵令息と結婚予定だったが、
最終学年に上がる長期休暇中に婚約解消を申し込まれる。新しい婚約者を探すもののリリノアの希望である普通の人はなかなか見つからない。すると、紹介制で当たると有名な占い師を紹介してもらえる事となった。占いは少しトラブルに見舞われたものの、その後婚約の申し込みが1件舞い込んでくる。
寝ているときに思いついた設定のため、よくある設定です。婚約破棄物を書いてみたくて書いたのですが、あまりどぎつくならず、ぬるっとさらっと読めるように書き上げています。
最後にざまぁと呼べるか分からない程度の因果応報ありです。浮気はいけないよ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-02 12:00:00
19054文字
会話率:57%
ぬるっとする姉弟小説。
最終更新:2021-05-10 18:46:17
31621文字
会話率:39%
殺し屋の内藤響は、今日もバー〝セントラル〟で情報屋の東條要から仕事の依頼を受けていた。
今回のターゲットは銀行員。
学生時代のいじめが原因の依頼だった。
普段通り陽気な内藤だったが……
「あらー、こうなっちゃうのぉ?」
長身オネェな殺
し屋が、半熟卵なハードさで、ぬるっと世界を生きていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-12 17:16:55
6762文字
会話率:46%
唯子(ゆいこ)はある日突然知らない村に迷い込み、牧場を任されることになった。
なんだかんだ適応する日々。ちょっとしたファンタジー要素。優しい村人達。ほわほわ系男子カミルにフォーリンラブし、あぁ今日も素敵…と貢ぐ日々。ところで最近、朝起きたら
身体がベタベタしているのは何故かしら……??
基本はほのぼの(予定)です。ぬるっとしたファンタジー要素あります。主人公が少し大変な目に遭いますが、愛はあります。ハッピーエンド予定です。ヒーローが捻じれまくった愛情を煮詰めて焦がして大爆発したような性格をしています。
人によっては気持ち悪い、と感じる表現があるため、自己責任で閲覧の程よろしくお願いします!執筆遅いため、どうか、ながーーい目で、温かく見守ってください。感想など頂けますと励みになります。※展開に矛盾が生じていたため、割と加筆修正しています。すみません、ご了承ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-24 22:13:02
16964文字
会話率:32%
伯爵令嬢“だった”サラ・リーディングの平凡な日常。ぬるっとしたお話です。
ちょろっとなろう系悪役令嬢要素あり。婚約破棄要素あり。恋愛要素少しあり、
最終更新:2020-05-07 15:16:38
4987文字
会話率:32%
墓からぬるっと手が出てくる
キーワード:
最終更新:2019-12-15 12:16:44
204文字
会話率:0%
魔法が使えないエルフと最強魔導士の冒険譚のキャラ設定です。
若干作者の本音が入ってます。
細かい部分は随時更新していきますので、本編のほうを読んでてなんだかこのキャラ分からんな~って思ったら、ここに大抵のことは書かれていますので
それでは、
適当にぬるっと書いていきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-09 20:36:20
402文字
会話率:0%
ピコン。
という音がして、私は特殊能力を持った猫に転生した。その割にはなんだかぬるっと転生したなぁ。
まぁいいか、のんびりゆったり家猫生活するぞ!
……と思っていた時期もありました。
猫な私を拾ってくれた飼い主のお医者様(通称:エピタフ先
生)は、頭が良すぎるためなのか、どうしようもないキングオブフラグクラッシャーでした。能力をつかって独身らしい先生に恩返ししようと思ったのに……もう!こうなったら絶対に先生に恋愛フラグを建ててやる!でも……
先生、フラグが折れてます!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-09 15:08:29
34881文字
会話率:41%
人の心に存在する回廊、その無限に続く回廊の出口は自分一人では見つけられないものかもしれない。
運命の人とは、決して恋愛成就の相手の事だけを指す言葉ではなく、様々な形が存在している。
既に記憶の彼方に消え去り、いつの頃だったかも思い出
せないほど昔の話だが、心に触れるぬるっとした感触と、彼女の書いたデッサン画だけが残る思い出だ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-09 22:03:42
1397文字
会話率:6%
ぬるっとした主人公による、ぬるい異世界ファンタジー。
昼休み同僚と食事に出かけ、油分タップリのカツ定食を食べた主人公と、ネッバネバのオクラ納豆ととろろ定食をたべた同僚は、その食事の帰り道、足元に突如現れた光るマンホールに落ちてしまう。
その光のマンホールは異世界召喚だった。
マンホールを通った際に能力を得た主人公。
だが、主人公の能力は『ぬるぬる』だった。
その他にも複数の能力を得ており異世界で能力や仕組みを学び、能力を活用して進化する『魔獣』と共に押し付けられた魔王討伐をはじめる主人公。
一緒に落ちた同僚はどうなったのだろうか。
そして魔王とは一体……
あれ? 魔王めっちゃ可愛くない? フォォォッ!
ぬるぬる冒険譚。ここに開幕。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-06-10 14:09:58
98165文字
会話率:43%
何とか無事に入学できた、なかなかの公立高校。昔からの親友とは離れてしまったが、よく考えたら別に悲しくとも何ともなかった。
長い一週間も終わり、遂に迎えた金曜日。
実は売れっ子作家の親友から映画化したというメールが届いた辺りから、ぬるっと事
件が始まっていた。そこから始まる初めての告白、そして恋の行方は……。
短期連載をモットーに頑張っています。
気になったら暖かい目で見守ってあげて下さい。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-08-14 20:52:06
5470文字
会話率:57%
ごく普通のはずだった少年がなりたくもないハーレムになる話
ぬるっとバトル要素あり
最終更新:2015-05-19 18:00:00
5157文字
会話率:66%
リハビリがてらにノープランで一時間ほどぬるっと打鍵した結果です。
久しぶり過ぎて全く文章が書けなくなっているようです。
キーワード:
最終更新:2013-04-06 22:10:34
898文字
会話率:0%