ブラック企業に就職し、体に鞭を打って働いていた佐藤浩一。
しかし30代半ばで体も心も壊れてしまい、入院生活を送ることとなってしまった。
身も心も空っぽになった佐藤だったが、入院生活を送る中で一つの夢を見つけた。
その夢とは『第二の人生として
田舎でスローライフを送りたい』というもの。
給料は決して高くなかったが、社畜ゆえにお金を使う暇がなかった佐藤はそれなりの貯金があったため、その貯金を元に田舎に移住する。
そんな素晴らしい夢に向かって一歩を踏み出そうとしたタイミングで――まさかの異世界へと飛ばされてしまった。
とことん運に見放されたと思われていた佐藤だったが、異世界の人達は常に厳しかった知り合いの誰よりも遥かに優しくしてくれ、その上転移した際に一つの“神スキル”を授かった。
そのスキルというのは【異世界農業】という名のスキル。
育てた作物をNP(農業ポイント)に換えることができ、そのNPを使用することでありとあらゆるものと交換できるというスキルだった。
このスキルを使い、日本ではできなかった田舎でのスローライフを送ると決めた佐藤は、新たに作った夢に向かって異世界で大きな一歩を踏み出したのだった。
※悪い人は基本出てきません。常にほのぼのしています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-27 12:10:00
309241文字
会話率:40%
とある平穏の村に住んでいる主人公の少女レイのもとに、
突如として村に魔物の大群が襲い掛かる。
村は焼かれ、民衆は殺され、家畜は食い荒らされる中、
レイは隠れていることしかできなかった。
目が覚めると小奇麗な部屋のベットに寝かされていた。
そしてだんだん思い出してくると同時に自分を呪う。
何もできなかった守られてるだけだった自分にひどく嫌悪感が沸いた。
それからどれだけ立っただろう突如部屋の開き。
レイの復讐計画が始まるのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-27 12:00:00
13411文字
会話率:42%
七つの王国を股に掛ける大帝国グラン・ベザ――。
かつてそこで王女と呼ばれた少女は、時を経て、選帝侯ヴァレンティン大公家の公女としての生を全うしていた。やがて再び過去に両親と故国を奪った争い、皇帝戦が起こるであろうことを知りながら、″皇帝とな
る者”ではなく″皇帝を見定める者”として。
それで何ら、問題はなく、上手くいっているはずだった。故国ベルテセーヌで、王位を簒奪した王の息子が″婚約破棄騒動”なんて起こすまでは。
私の故郷で、よくもザマァ事件なんて起こしてくれたこと!
その上、別の国の皇子様に見初められましたですって? 冗談じゃない!
勝手に王位を奪っておきながら勝手に国を混乱させた貴様ら全員、その責任は、きっちりと支払っていただきます!
過去のしがらみと今の友情。
捨てたはずの国と捨てておけない悔恨。
そして再び訪れる皇帝戦――。
かつて王女でありそれを誇りに思っていたはずの公女が、お綺麗事をばっさりと切り捨てながら、奮闘します。
「私は、リディアーヌ……リディアーヌ・アンネレット・クリスティナ・ド・ベルテセーヌ――皇帝クロイツェン七世に両親を殺された、“墓の下の王女”よ」
たとえもう自分が帝位につくことはできずとも。
自分の手で、自分の戴くべき者へ、両親が手にできなかった冠を取り返すために――。
※多少の残酷表現などが有ります。苦手な方はご注意ください。
※ブクマ・評価などいただけるようでしたら、有難うございます!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-27 09:30:00
767685文字
会話率:50%
保有する魔力量で扱える魔道具に縛りがある世界。
魔力0で生まれた主人公は全ての魔道具を使うことができなかった。
だが、彼には隠している能力があった。超能力である。
注)この作品は、副題無しの作品名【魔力が0だったので超能力を】で作者がカク
ヨムに先行で投稿し、連載中です。
カクヨム版からこちらへ投稿する際に、細部の文言に修正を入れていますが、内容の変更はありません。
カクヨム版でこのサイトのブクマに相当するフォロワー数が7500を超えている作品ですので、一定以上の面白さが保証されているかもしれません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-27 08:41:31
711084文字
会話率:14%
田舎の宿屋の娘として生まれたネイシャ。
彼女は幼馴染と紆余曲折あり、幼馴染と共に魔王を倒し英雄となった。
回復魔術が得意なネイシャは聖女ネイシャと呼ばれるように。
ネイシャは魔王の死に際の魔法を受け暫くして命を落とした。
……目が覚めると目
の前には母の乳房が。
夢でも魔法にかかったわけでもない。貴族の赤ちゃんになっていた。
ネイシャはサグリナ王国リステッド家の長女、サラティス・ルワーナ・リステッドとして第二の人生を歩む、ネイシャ時代にはできなかったことをし精一杯人生を楽しむと決めた。
一、美味しい物を食べる。
二、世界を周る、まだ見ぬ景色を見る。
三、魔術の研究をする。
金銭問題、他貴族との勢力争い、魔族などさまざまな問題に巻き込まれていく……
とある少女の日常の物語折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-27 07:14:53
97734文字
会話率:45%
男は、高校生である。
男には趣味があった。それは「アイドルを推す」こと。
男が推しているグループの名前は【ユアヒロイン】
数年前までは150人キャパのライブハウスを埋めることもできなかったグループだったが、ある一人の女の加入によりその状況
は一変した。
その女は天才だった。グループ加入から1か月も経たずにセンターに立ち、150人キャパのライブハウスだったのが加入から1年も経たないうちに万単位の5大ドームツアーを完走して見せ、メジャーデビューへ導いた。演技にも定評があり、数々のドラマにも出演。一気に世間の注目を集めた。
女の名は温泉川沙那。まさに清楚と言わんばかりの艶やかなストレートの黒髪に、透き通っているのに漆黒の不思議な瞳。その顔立ちは美しく、整いすぎている、という印象だ。自己管理は完璧でスタイルは抜群。トップ女優、アイドルと何の遜色もない誰もが憧れるような少女だ。
ファンサービスも素晴らしく、その美貌と優しさから「女神」だなんて言う人もいた。
男・星衛颯太は彼女が好きだった。男女の関係というわけではなく、アイドルとファンとして。
そんな男に、そして全国に悲劇が起こることは誰も予想ができなかった――
アイドル好きな男とアイドルの女の甘くて苦い恋物語
※カクヨムにも投稿してます
※無断転載禁止
※拙いですが応援よろしくお願いします折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-27 00:00:01
116336文字
会話率:45%
幼い頃に読んだ英雄譚に憧れ、いつか自分も「偉くなってハーレムを作る!」と決意した少年バレット。だが、現実はそう甘くはなかった。彼は剣も魔法も凡才で、目立った成長はできなかった。
しかも、魔女さえ恐れる魔法の才能を持つ妹と、凄まじい剣の才能
を持つ幼馴染がついてきた。バレットは少しずつ成長していくが、二人の成長速度には敵わない。順調に冒険者としての地位を築くが、活躍するのは他のやつら。
こんな僕でも、ハーレムを作れるのか——。
これは、そんな少年の奮闘と成長の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-26 22:00:00
23897文字
会話率:32%
「恥じることはない。人類の発祥以来、君よりすぐれた魔術師などいくらもいたが、誰ひとり、わたしを滅ぼすことなどできなかったのだから」
無数の分身を持つ「蝿の王」ロキは、最古にして最強の夜叉神。
恐怖と絶望を気をあおり、むさぼり喰らい、悲しみ
の気をこよなく好む。
そんな魔王は破壊神が泣いたといううわさを聞きつけ、「夜叉神の悲しみ」という「珍味」を味わおうと日本に姿をあらわす。
先代の零課トップを自殺に追いこみ、現課長、日本最強の霊能者である大矢野真悟でさえ、一蹴してのける恐るべき魔王に、ドシロウトのメイ、そしてロキとは相性最悪の破壊神は立ち向かえるのか!?
同じころ、真祖の盟主、アナスタシア・ドラクルが「盗まれた魔法の種」を探すため来日する。
接待役に任命されたメイは人生初の転校だけでもういっぱいいっぱいで……
ビビりで内気な霊能少女×極北のツンデレ破壊神、ありえないペアが奇跡を起こす第二弾!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-26 21:03:13
104110文字
会話率:33%
中学2年のクリスマスの日に幼馴染が事故に遭ってしまう。
待ち合わせに自分が遅れたせいだと罪悪感に押しつぶされた主人公の瞳に映る世界は色を失ってしまう。
どれだけ後悔しても時間は戻らず、周りの人達は時間が経つと共にどんどん先へと進んでいく。
主人公は幼馴染の趣味だったカメラを手に取り、レンズを通して幼馴染と同じものを見たいと願う。
色を失った主人公は事故から1年間どれだけ足掻いても幼馴染と同じ景色を見ることはできなかったが、高校入学をきっかけに出会う人達と関わることで世界は少しずつ色を取り戻していく。
主人公は色を取り戻して幼馴染と同じものが見られるようになるのか、それともレンズを通して新しい景色を見ることができるのか折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-26 21:00:00
22667文字
会話率:58%
人間関係に疲れて仕事を辞めた俺は、VRMMORPG「アナザーワールド・オンライン」に没頭していた。自由度の高いこのゲームで、かつての憧れであった料理人の職業を選んだものの、気づけばゲーム内でも負け組に。非戦闘職であり、戦闘に役立つ武器や防
具を作れる生産職でもない料理人は、このゲームで主人公になれるような職業ではなかったのだ。
そんなある日、フレンドに誘われ、主に料理係としてレベル上げに参加していた俺は、ランダムに出現するネームドモンスター「猛き猪」と遭遇してしまう。まともに戦うには3パーティ18人が必要と言われる強敵・猛き猪に対し、俺たちはたったの6人。絶望的な状況の中、肝心のアタッカー3人は早々に強制ログアウトで逃げ出し、残されたのは熊型獣人のタンク役クマサンとヒーラーのミコトさん、そして料理人の俺だけ。
クマサンとミコトさんは俺に逃げるよう促すが、フレンドを見捨てることなんて俺にはできなかった。死を覚悟し、俺はダメ元で猛き猪に包丁を振り下ろす。どうせ勝てないのなら、せめて料理人として包丁で戦って死ぬつもりだった。ところが、本来は食材にしか使えないはずの料理スキルが、なぜか猛き猪相手に通用した。おまけに、与えるダメージは並のアタッカーを遥かに上回っていたのだ。
そこから、負け組だった俺の新たな日々が始まった。猛き猪との戦いを終えた俺は、クマサンとミコトさんと共にギルドを結成することに。そして、ある出来事をきっかけに、俺は現実のクマサンと出会い、その秘密を知る。クマサンの正体を知ったことを契機に、俺はクマサンとミコトさんと共にVチューバーを始めることになったのだ。
リアルでは無職、ゲームでは負け組職業だった俺が、リアルでもゲームでも奇跡を起こしていく――これはそんな物語だ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-26 20:21:20
549535文字
会話率:32%
ある日、一人の男が死んだ。
なんの障害も無く生きてきた男の人生は順風満帆そのものだった。
しかしその人生は病魔によって終幕を告げられる。
必死に抗い続けた男だったが、その努力を嘲笑うように病魔は男を蝕んだ。
そして周囲に慕わ
れ、頼られ、好かれた男の生涯は多くの知人に看取られながら呆気なく幕を閉じた。
穏やかな死に顔を見せる裏で、男は達成する事がついぞ叶わなかった一つの夢を思い、最期の最期まで願望を実現できなかったのを悔やみ続けた。
その後悔は妄執とも言うべき程に夢に固執し、魂だけになっても男の自我を保つほどに強烈な物になっていた。
時が巡り、転生を迎えた男の魂は一人の少女の元でその自我を顕にする。
人を喰らい、人を蹂躙し、人を嬲る存在が跋扈する異世界で、第二の生を歩み始めた男は笑う。
ただただ嗤う。
かつて果たせなかった唯一の夢――――
“命を狩る”
――――と言う、たった一つの悲願を達成できる素晴らしき世界に。
※第一回書き出し祭り 第一会場参加作品『その者、化けの皮につき――』の連載版です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-26 20:10:00
843207文字
会話率:28%
アテナイの哲学者カンガエロは、突如として異世界へと導かれる。慣れ親しんだアテナイの常識が通用しない世界で、彼は「賢者」という職業を得て、新たな探究の旅を始めることになった。
この世界で彼が直面するのは、アテナイでは想像もできなかった様々な現
実だ。種族差別に苦しむ人々、不思議な魔術の力、そして人智を超えた存在との邂逅。
アテナイの哲学と異世界の知恵が交錯する中で、新たな地平が開かれていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-26 19:40:00
23916文字
会話率:38%
青春を夢見て遠くの高校に入った主人公の古保歩《こぼあゆむ》だったが、高校では恋人どころか友達さえもできずに卒業してしまう。そんな矢先、歩は電車に轢かれて亡くなってしまう。そんな歩を不憫に思った女神ペルネ・ゲッティンによって歩は異世界へと転
生することになった。現世で異世界ラノベを読み漁っていた歩にとっては夢にまでも見た異世界転生だった。第2の人生を謳歌すると決めた歩は、人生で1度もできなかった恋愛をしたいと意気込む。転生してからまもなく歩は1人の少女と出会う。彼女に世話をしてもらっているうちに歩は彼女のことを好きになってしまう。
果たして歩は異世界で恋愛をすることができるのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-26 18:00:00
180749文字
会話率:44%
〇暦3XXX年、未だ多くの人々が地上に住んでいた。しかし、隕石の接近、地震、火山噴火など地上では本当か、嘘か分からないニュースやネットの動画など、噂が広まり、世界は混乱に陥った。地上の様々な国同士の争いは地球規模の危機にはもう無意味で、国境
は無くなり、ある人々は空中都市を作り空に移住し、ある人々は地下都市を作り地下に移住した。ただそれらの噂を信じない人たちや無力な人々は地上に残り今までの生活を送った。
都市を作るには大量の資源が必要で、空中都市と地下都市はそれぞれの街をつくるために地上の資源を奪い合った。それゆえ、お互いの都市は対立関係にあって、今も地上で奪い合いを続けている。地上の人たちは大多数がそもそもなす術がなかった人たちだったため、その争いや資源を取られることすら止める事ができなかった。
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空中都市は空飛ぶ未来への方舟、「エターナルアーク」。通称エターク。地下都市は希望の新天地、「ニューエイジグランド」。通称ニューラ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-26 17:46:46
3553文字
会話率:65%
どーもー。アタシよ。
アタシはフリーの家庭教師をしているの。
今朝、知り合いから突然アタシの携帯に電話がかかってきて、「今日一日だけ高校で臨時教師をしてくれないか」って頼まれちゃったわ。生徒が作った57577の歌を一人一人順番に聞いて添削
して欲しいんですって。
「アタシは歌の添削なんて出来ないし、教員免許も持ってないから無理」って断ったんだけど、「今さら他の人を探すアテが無い。添削が無理なら感想を言うだけでいいし、一日くらい教員免許が無くても何とかなるから」なんて言うから引き受けちゃったわ。だって日給が3万円なのよ? たった一日、生徒が作った歌の感想を言うだけで3万円ももらえるなんて、こんなに割のいい話は無いじゃない?
さっき校長先生にも会ってきたわ。今日アタシが受け持つクラスについて簡単に聞かされたけど、アタシにはさっぱり理解できなかったわね。生徒が100人いて全員が百人一首の歌人だとか何とか、わけの分からないことを言ってたわ。でもそんな事はどうでもいいの。アタシは3万円さえもらえるなら、それでいいのよ。そうね、でも普通に感想を言うだけじゃつまらないから、アタシは生徒の歌に77で感想を付け足すことにしようかしら。
あら、授業開始のチャイムが鳴ってるわ。それじゃ、さっそく順番に生徒の歌を見せてもらいに行くわね。あれ? 教室って3階だったっけ? 階段ダッシュしなきゃ間に合わないじゃないのー。
※ご注意※
この作品はエンタメを目的としています。
記載している内容については、正確性を一切保証しません。
※文部科学省推薦!
※書籍化決定! 発売未定!
※池上彰もTwitterでつぶやく!
「私よりも分かり易い解説ですね」
※サラダ記念日の著者・俵万智も絶賛!
「百人一首の奥の深さを知りました」
※百人一首の選者・藤原定家も思わず現代に生まれ変わって執念のコメント
「うそつくな!」
※本作品は、過去に別アカウントで投稿して削除したものを若干修正して再投稿したものとなります
※連投にならないよう、二日に一回くらいのペースで投稿予定です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-26 17:00:00
246361文字
会話率:2%
「こんな店、二度と来ないわ!」
怒りをあらわにした女性客の言葉が、寿司職人・寿 司郎(ことぶき・しろう)の心に深い疑問を投げかける。
客は、寿司をただ楽しむのではなく、まるで「高級寿司を食べる自分」を見せびらかすことに夢中だった。
寿司の味、そのものには興味がない。
司郎は、高級和食店で寿司を握る日々を送っていた。
誰よりも美味しい寿司を追求して、技術を磨いてきたはずだった。
しかし大半の人には魂を込めた自分の寿司は、届かなかった。工夫し、試行錯誤を重ねてきたその逸品には、誰も興味が無い。
「俺はこのままでいいのか……」
「ただ俺は、お客さんが美味いと言って笑顔になってくれたらいいのに……」
自分の人生を考え直したそのころ、司郎に、海外出張の案件が飛び込む。
しかし赴いた先にも司郎の希望はなかった。
そこでも寿司が、ブランド品のように消費される光景を再び目の当たりにする。
その一方で、同じ国に住みながら貧しさに苦しむ人々は満足に食事すらできなかった。
「寿司は、本来どんな人にも手が届く料理だったはずだ。
金持ちの道楽じゃない。
寿司をもっと身近に、心から楽しんでもらえる店を作りたい……」
その願いを胸に帰国の途についた司郎。
しかし、その夢を果たすことなく飛行機事故に巻き込まれ、彼は命を落としてしまう。
目を覚ました彼の前に現れたのは、あの釈迦だった。
「君の寿司への思いは素晴らしいね。
それなら、新しい世界でその夢を叶えてみないかい?」
釈迦の導きにより、司郎は転生を果たす。
しかし転生した先は、異世界ダンジョンだった。
そこには寿司はもちろん、握り飯すら存在しない。
司郎は剣も魔法も扱えないただの赤子。そんな彼を母親として支えたのは、最強のドラゴンと迷宮の牛の魔獣だった。
前世の寿司職人の経験とそして釈迦がくれた、食を通して魔物と通じる「スキル」によって、彼女達と心を通わせていく。
ダンジョンの米や魚、そこでしか採れない希少な食材を使った「ダンジョン寿司」は、次第に魔物だけでなく、魔族や冒険者の間でも話題になっていく。
食を通して、絆を得た魔物達とともに異世界で寿司屋を営みながら、司郎は寿司を通して、人々を笑顔にするため奮闘する。
これは、寿司職人が異世界で握る“最高の一貫”と、新たな絆を結ぶ物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-26 12:04:28
128763文字
会話率:34%
現代の魔法使いの名門の子である長瀬ツカサは生まれつき魔力が高かったが、肉体を強化する魔法しか使えなかった。
そんなツカサは魔法使いになることを諦め、普通の一般人として生きようと思っていた。
しかし、あまり賢くなかったツカサは普通高校
の受験の際にランクを落とし、最初から滑り止めを受けたのだが、油断して遊び惚けてしまったため、受験に失敗し、ニートになってしまった。
そんなツカサが気まずい思いをしながら新しい4月を過ごしていると、ふとしたことから放っておけば命を奪ってしまう呪いの腕輪を装着してしまう。
その呪いは非常に強力であり、解呪を得意とする母親ですら解くことができなかった。
腕輪をどうにかするには腕を切るか、自身の高い魔力で解呪するかの2択だったため、ツカサは異世界にある現代の魔法学園に通い、呪いを解呪する魔法を学ぶことになった。
呪いの腕輪のせいで腕がピンチになったものの、晴れてニートを卒業し、魔法学園に入学することになったツカサは異世界の学園に見学に行くと、同級生女子のシャルリーヌに学園を案内してもらうことになる。
その際にシャルリーヌが母方の家であるラ・フォルジュと犬猿の仲である名門イヴェールの次期当主であることを知ったのだが、そういうことにまったく興味がないツカサはシャルリーヌと交流を深め、勉強を教えてもらうまでの仲になった。
しかし、ツカサの双子の妹であり、ラ・フォルジュの天才魔法使いであるトウコとシャルリーヌがぶつかってしまい、ツカサはラ・フォルジュとイヴェールの因縁に巻き込まれてしまうことになる。
犬猿の両家の因縁……
可愛い妹と美人の友人……
どうするべきか……
ツカサは悩むことなく即決した。
「美人だ!」
魔力と武術しか取り柄のないツカサの自由気ままな学園生活が始まった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-26 12:00:00
412938文字
会話率:57%
世界とフロンティアと呼ばれる世界が繋がって30年。
世界中の国々は新たなる資源を求め、フロンティアを探索し始めた。
現在は資格さえあれば、民間人でもゲートをくぐり、フロンティアに行けるようになっていた。
そして、資源を持ち帰り、売却する職
業も誕生した。
それが【冒険者】である。
【冒険者】は危険も多いが、見返りも大きい。
そんなことが当たり前になった世界でそういったことにまったく縁のない男がいた。
その男はいつものように仕事に行き、いつものように仕事を終わらせる…………ことができなかった。
「沖田君、明日から来なくていいよ」
その一言が普通の人生を目指していた男の人生を変える。
ロクに貯金もない沖田は生活をするために【冒険者】となることにした。
そして、はじめての冒険で見たことも聞いたこともないスキルを手に入れる。
それが【錬金術】である。
この瞬間から沖田ハジメの普通の人生は黄金に輝きだす。
そして、それと同時に世界の常識を壊す【黄金の魔女】が誕生した。
※TS要素があります。
※★がついている話は他者視点が含まれています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-26 12:00:00
862939文字
会話率:51%
交錯する二人の主人公の思い。それは約束のためにあるか、使命のためにあるか。
ただの日常に浸食する影は、何気ない悪意から始まる。
なにも知らぬ者たちとすべてを知る者。主人公たちは、まだ夢を、願いを諦めることができなかった。
最終更新:2025-02-26 12:00:00
92980文字
会話率:50%
学校からの帰宅途中で事故死したただの高校生。
異世界で魔法適性最大で転生するも、魔法を使うには詠唱が必須の世界!
厨二病を克服した拓真は、詠唱がくさすぎて魔法の1つも使うことができなかった。
魔物ひしめく異世界で、頼りになり過ぎ
る仲間と共に世界を冒険する物語です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-26 12:00:00
244781文字
会話率:51%
――俺は、親父に呪われている。
王や国などというものは無く、神の町が点在する世界。太陽も無く、人や神の魂であるたくさんの星が昼間の光源である。世界は平坦であり、球体ではない。その果てには遥か高く神々の世界へと続く絶壁があり、海はその遥
か高く降り注ぐ滝から続いている。
世界は別けられているが、神々は人間に優しい。自分達の司る力を石に宿し、人間に分け与えてやった。人間達は神々を称え、神の数だけ神殿を造り、周りに町を造った。
世界の果ての飛翔神の町で平和に暮らしていたはずのフォスターは、父親の霊が宿った帯を額に巻いてから生活が一変した。
寝ている間に憑依され勝手に身体を使われる、死んでしまったためできなかった重大な役目を押し付けられるはめになる、など頭の痛くなることばかりである。
フォスターにはリューナという妹がいる。彼女は全く目が見えない。旅に出ていた父親が戻ってきた時に連れてきたのがリューナだ。リューナをフォスターに預け、父親はそのまま死んだ。
そのリューナが最近狙われはじめた。誘拐未遂が繰り返される。目的ははっきりしているが、誰が首謀者なのかはわからない。目的はおそらくリューナの封じられた力を狙ってのことだろう。
誰かが、静かにリューナを狙っている。
**********************
すみません、クトゥルフ神話とは関係無いです。
昔(2004~2009)同人誌で出していた漫画を小説に書き直したものです。
もう既に無いホームページやガラケの頃にあった「マンガ☆ゲット」(もう無い)
にも掲載していたので、もしかしたら読んだことがある方もいるかもしれません……。
あと「Nolaノベル」様と「B-NOVEL」様(現在招待制のβ版)のところにも掲載しています。
旅に出るのは六章からになります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-26 07:22:13
501507文字
会話率:61%