ある少年はまるで主人公のようだった。父は亡くなっていたが、きれいな母、可愛い妹、そして、学校で人気者の幼馴染の女の子。
だけど少年は知る。
自分は踏み台だということを。
最終更新:2025-06-07 00:20:00
9127文字
会話率:42%
【序章のみ1日での集中連載!】
異世界エーレタニア。
かつてこの世界では異世界から多くの侵略を受けてきた。エーレタニアの神はそれに対抗するべく創り出した人々によってこれに対抗してきた。
侵略が収まると、神は人々に権限を移譲してこ
の世から姿を消してしまった。世界は人々の手によって繁栄を築き上げようとした。
しかし···。
それは長続きせず、分裂と闘争の時代が幕を開けてしまい、大きな、そして悲しい戦争が始まった。
人々は必死に生き残ろうとさらなる力を求め、禁断の力にまで手を伸ばしてしまい、その力は結果として自らをも滅ぼしてしまおうとするものだったのだ。こうして世界は少しずつ荒廃していってしまった···。
ライは地方の小さな村に住む5歳の幼い少年だ。貧しい生活ながらも家族と村の人々たちと協力して幸せな日々を過ごしていた。
しかしある時、魔獣の大群が村に押し寄せてしまった!圧倒的な数に村はなすすべもなく蹂躙されてしまい、生き残ったのはライ一人だけだった···。
一夜にして村が全滅してしまい、天涯孤独の身となってしまった幼いライは生きる事に絶望してしまい、魔獣がたくさん住み着いてる立入禁止の森に入って食い殺されてしまおうと考えていた···。
しかし、普段いるはずの魔獣がまったくいなかったため、ライはこの死に方すらできないとさらに絶望してしまう···。
さらに森の奥に進むと、きれいな湖があった。その湖に躊躇なく飛び込んだライ。しかし、溺れるどころか息ができてしまった!どうして!?
『キミ、死ぬ気だったのかい?だったらその体、オレにくれないか?』
これは湖底に『賢者の遺産』とともに封印されし白銀竜テオと遺産の継承者となったライのコンビが、荒廃した世界を必死に生き抜こうとする物語である。
※本作はカクヨム様でも同時投稿をしております
※舞台は作者の代表作である『アキの異世界旅行記』の約1000年後世界ですが地名などはまったく変わっており、世界観設定のみ引き継いでおりますので別作品とお考え下さい
※世界観設定の元である『アキの異世界旅行記』は上部のエーレタニアシリーズのリンクからご覧いただけますので、こちらもお楽しみください
※とりあえずの試作のお話ですので、評判良さそうなら続きの話を投稿する予定です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-06 21:01:02
267479文字
会話率:70%
アイという人間が、愛情を求めて足掻く悲喜劇。
「うまれてきて、ごめんなさい。」
さっきうまれて、はじめてのことばだった。まだまどろんでいるらしい。
こんな夢をみた。
わたくしのお父様とお母様が話している、病室のベットの上で。
「この子は将来、貴方のようにとても大きな事を成すでしょうね。」
「いやいや、君のように人を助けるようなことをするさ。」
「なんにせよ、なんでもできるさ、だって君の子供だからね。」
「そうだね、誰より思いやりのある貴方の子だものね。」
「学校でも沢山友達を作って」
「貴方のようなかっこいい子に」
「貴女のようにきれいな子に」
「この愛らしさできっと家族のアイドルになって、みんなの絆をもっと強くしてくれるよ。」
「この小さなかわいらしい手で」
「この人懐っこい笑顔で」
「「だって、この子には無限の可能性があるんだから、何にだってなれるよ!!」」
――ところがどうだ、今の俺は、大好きなおとうさん、おかあさんが望んだのは、かぞくをなかせるようなこどもじゃない。
リテラチュアと呼ばれる現世には、広大な大地と大海が広がっている。その西の果て、極西は、早々に|地獄《パンドラ》資源の活用に乗り出し、長い歴史を誇るファンタジア王国が支配していた。そのさらに西にあるパンドラ公国、ファンタジア王国の現王の子が君臨する公国ではあるが、統治する実権はミルヒシュトラーセ辺境伯爵家が握っている。この国は西の蛮族に対抗する為の緩衝国家として、ファンタジア王国の国王が自らの第二子を王に据え、ミルヒシュトラーセ辺境伯爵家をその武力として与え、作った国である。当然その権威と権力は辺境伯爵よりも公国の王が優越する――はずだった。辺境伯が|地獄《パンドラ》から賢者の贈り物を見つけるまでは。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-06 18:00:00
259828文字
会話率:53%
島原にあるとある温泉地で幼馴染で高校生のみのりと洋太。
そこへ肌の湯治に移住してきた転校生が加わり、そのままでは居られなくなる。
とある温泉地で起こる青春群像劇。
最終更新:2025-06-05 15:50:00
42787文字
会話率:37%
武壮野高校(むそうのこうこう)に通う、写真部の朝倉(あさくら) 悠斗(ゆうと)の目線で描かれる、人間のきれいな一面から汚い一面。すべてを写真に収めてセンパイと一緒に部活動に励む毎日が始まる。
センパイも知らない秘密と写真部の未来とは…
最終更新:2025-06-03 21:48:49
32636文字
会話率:35%
暗殺者のシェリーは突然、弟から「人を殺すのをやめて欲しい」と告げられ、家を出て行かれた。上司に相談したところ、紹介されたのはどんな病気でも治せる、癒しの血を持った王子の護衛。しかしそれは表向きで、癒しの血を絶やそうとしている王子と親密になり
、子供を生むことが本当の仕事だった。
「嫉妬! 私が殿下の子供を生むからですかね?」
「君の中では決定事項なんだ? それ」
「はい。襲って気絶させて、種を搾り取ろうと思っ」
「待ってくれ!! シェリー、一旦黙ってくれ!」
王子に子供扱いされながらも、シェリーは何も気にせず、突き進んでゆく。
「ああ、きれい……」
「シェリー? どうしたんだ? まさか俺を殺す気か?」
「いいえ、あなたのために死にたいと思っている。それなのに、殺してみたいとも思っているんです。どうしてでしょう?」
「いや、それを俺に聞かれてもなぁ!」
風変わりな少女と食えない王子による、夕暮れ時のような明るさのラブ? コメディー。はたして子供は作れるのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-03 21:32:00
459517文字
会話率:76%
歳のせいか、さっきまで考えていたことを忘れてしまう。晩御飯何作ろうか考えても、いざ台所に立つとメニューも段取りもきれいに脳内から削除されてるんですよ。困るんです。効率悪いし、食べようとしていたもの出せないし、なんなら家族に「今日は○○にする
よぅ」と言っておきながら全く違うもの作り、のちに「○○は?」と聞かれて思い出すの、あれすごい嫌なんですよー
なのでメモを取ることにしました。
お弁当作るから三食分。
やってみたら、それはまるでお食事処の「おしながき」のよう。いいねえ、たいしたもの書いてないのに立派に練られたメニュウのようです。
どうせだから保存しておくことにしました。
ここで。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-03 18:54:17
1278文字
会話率:0%
生放送中に起きた毒殺未遂事件。
自称・犯人による「贖罪」の代読という、異例の生放送が始まる。
最終更新:2025-06-03 02:00:00
2896文字
会話率:16%
ーーきれいなくじらの唄声が聴こえた。
最初は何がなんだったのか理解が追い付かなかった。
「音」というものを初めて聞いたからだ。
耳が聞こえない少女の世界に突如響いた美しいくじらの唄声。
その唄はどこから来たのか、なぜ主人公にしか聞こえ
ないのか?
誰もが抱える闇、孤独、悩みを乗り越えてそれぞれが絆を結びなおす。
ほのぼの多めのSFストーリーです。
1週間ほどは毎日更新予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-02 20:00:00
31383文字
会話率:10%
私には人間としての感情がありません。いえ、人間ではありませんでしたね……。
突然の宣言に俺は驚くよりも先に呆れた。
ひょんな事から、俺の家に住み着いた幽霊少女。伊吹零華(いぶきれいか)の感情を取り戻す物語。
最終更新:2025-06-02 17:52:57
3190文字
会話率:46%
神居崎俊三は、妹をいじめで失った痛みから立ち直れず、その復讐として妹をいじめた全員を殺し、さらに「きれいごとをぬかす世間」や日本人全体を殺すことを計画していた。しかし、現実は甘くなく、彼は警察に捕まってしまう。
逮捕されて全てが終わったと
思われたその瞬間、謎の霧が現れ、俊三を取り囲む警察官たちを飲み込んでいく。霧が晴れると、そこに現れたのは、かつて俊三をいじめていた熊谷彩だった。
この物語は、復讐と過去からの逃れられない影、そして予想外の力による展開を描くものである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-30 22:49:07
140091文字
会話率:51%
卒業式に参加していた主人公荒崎麗杜(あらさきれいと)は、卒業する3年生の村上智華(むらかみちはな)は卒業式で別れたはずだったがとある雨が降っている日河川敷に智華が座っているところを麗杜が発見し、声をかけ智華の事情を知り、拾って幸せにする話。
最終更新:2025-05-30 07:19:37
36833文字
会話率:63%
今日も元気だ、旅カモメ
流れ流れて港町
いつまでたっても逃亡奴隷
たまにゃ羽でものばしたい
剣術道場にやってきて
きれいな娘と恋をした
剣士でスケベでお調子者の
我らがサムトー、今日も行く
最終更新:2025-05-29 16:40:59
798752文字
会話率:46%
薬草を集めるだけのはずだった。
古代森の奥、珍しい苔を追いかけてたどり着いたのは、魔力に満ちた緑の楽園。そして、見つけたのは…ダンジョンの入り口。
「きれいな心を持つ人間の子よ、森の者たちはあの洞窟を恐れている。助けてくれないか?」
しゃべる苔。静かに揺れる森。
ダンジョンと、苔さんのおうちと、ちょっと不思議な冒険が始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-26 13:23:11
1121文字
会話率:38%
20年以上引きこもっているおばさんの日常の話
最終更新:2025-05-24 23:50:00
2477文字
会話率:10%
主人公の『僕』は汚部屋に住むプロボクサーです。きれい好きな恋人、麗奈との恋愛やボクサーとしての試合を時にコミカルに、時にシリアスに描きます。※サクセスストーリーです。
最終更新:2025-05-19 09:38:37
19012文字
会話率:13%
駅
ホーム
待ち時間
飛ぶ
スズメ
笑う
少年
君が好き
今
逢いに行くよ
最終更新:2025-05-18 05:59:08
231文字
会話率:0%
時よ
きれいにとまれ
これでいい
目的地は遠くても
地を駆ける
者達に
生命賛歌を
君が好きだった時間に
最終更新:2025-03-22 12:50:29
268文字
会話率:0%
今
この時間に
貴女へ
ずっと
きれいでいてくれ
貴女へ
聖なる伝言
最終更新:2024-11-20 07:14:58
261文字
会話率:0%
ある晩、ナズナのもとに届いた不可解な依頼。
「公園に出る幽霊“フィルムちゃん”を調査してほしい」
調査先の夜の公園で、ナズナが出会ったのは、白いワンピース姿で笑う少女──
触れられないはずなのに確かに“そこにいる”存在だった。
「きれ
いだから持ってきた♪」
そう語る少女の手には、世界すら切り裂く未知の剣。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-16 13:58:44
2514文字
会話率:37%
昔々あるお城に、お姫様が住んでいました。 城の井戸にカエルが住みつき水が濁ってしまいます。 きれいな水を手に入れる条件は、カエルが姫のお婿さんになること。 グリム童話を自己流に書きかえてみました。 全国のカエル好きのカエルちゃんにささげま
す♡ 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-14 20:51:40
1683文字
会話率:40%
新学期、同じクラスになったのは、名前しか知らなかったはずの彼女だった。
紫陽花の咲く季節、
教室はきれいで、穏やかで、どこか閉じていて。
誰もが笑い合い、空気を読み、
そして、誰にも言えない「嘘」を隠している。
空気を読んで笑う少女。
自分を演じる少年。
優しさに疲れている子。
何も見ないふりをする大人。
――だけど、誰もがほんとうは、誰かに気づいてほしかった。
これは、クラスメイト30人の視点から描かれる、
ひとつの教室の、静かで確かな物語。
「紫陽花には、毒がある。でも――それだけじゃない」
嘘のようで、本当だった、
ありふれた青春の、ありふれない結末まで。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-14 12:00:00
28943文字
会話率:13%