「セリーヌ嬢が愛らしいかすみ草なら、貴女は刺だらけの薔薇みたい。まるで小説に出てくる悪役令嬢ね」
サバサバした性格にキツい顔立ちの侯爵令嬢カルディナールは、優しい美貌の妹セリーヌと比較され、悪役令嬢呼ばわりされていた。
だが、彼女は本
当の令嬢ではない。子供の頃、孤児院から侯爵夫妻に引き取られた養女だからである。
超庶民派の彼女の癒しは、ひたすら野良猫を愛でること。そこへ突然現れた、同じ猫好きを名乗る美しい男性。
あら……彼と何処かで会ったかしら?
「ですの」も「ですわ」も言わない悪役令嬢(?)が、猫達の縁で幸せに結ばれるまでの短編ストーリー。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-06 00:34:26
12136文字
会話率:39%
金曜日に見るあなたの笑顔は、私にはいつも眩しいぐらいに輝いて見えるんだ
特に必要があるわけではないが、金曜日に駅前の花屋でいつも1本だけ花を買う事にしている彼女の目的は、そこでバイトをしている女子とお近づきに、という不純なものではあるが、
かなりシャイな性格のせいもあって、結局その笑顔に癒やされて家に帰るだけで終わっていた。
だが、その店員の彼女は偶然手に取っただけのカスミソウを見て、営業とは関係なく話しかけて来て……。
※この小説はフィクションです。実際の個人名や団体名とは異なります。
※無断転載お断り
カクヨムにも掲載しています。
参考文献
フラワーエデュケーションジャパン『超簡単!誰でも作れる「かすみ草ブーケレシピ」』(https://flowereducation.net/blog/2016/07/26380)
GreenSnap『かすみ草(カスミソウ)の花言葉|色別の意味や由来は?どの花とも相性が良い?』(https://greensnap.jp/article/8033)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-26 20:00:00
2491文字
会話率:41%
中学三年生の冴えない男子・岡田夏希は、密かに憧れていた美少女・片瀬かすみと同じクラスになった。
自分とかすみは住む世界が違う……だから、陰ながら彼女のことを見守っていこう。そう思っていた夏希だったが、ある出来事をきっかけに夏希は自分の描い
たエロ漫画をかすみに見られてしまう!!
人生終わった……しかし、かすみは予想外の宣言をしたのだった。
「私があなたを完璧で理想の男にしてみせる!!!」
かすみが次々と出す難題を何とか乗り越えるうちに、夏希は垢抜け、友達が増え、ついにはクラスの女子に××され……
少女漫画を描くのが趣味な夏希の友達・晴彦や、ちょっと強面なかすみの友達・浅田さん、実は重大な秘密を抱えるイケメン優等生・直人など、周りのクラスメイトをも巻き込んで、二人の関係は思わぬ方向に変化していく!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-08 00:22:53
51168文字
会話率:46%
ぽけくりからきました。
主人公はフリーター。アルバイトを掛け持ちして生きている心優しい青年。
ある日、閉店後の店で幻聴を聞き、それからその不思議な幻聴に何故か心惹かれるようになる。
その幻聴は、世話をしていた
かすみ草の一輪の声であった
。
青年は、静かなところで心を澄ませると
植物の声が聞こえるように
思考回路が短絡してしまったのだ。
それから、楽しくバイトを続ける彼だったが
しかし、いつか草は枯れるので…
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-24 19:26:27
32401文字
会話率:8%
主人公の妻は、家を出て行った。大人しく控えめな女性だけれど、青色が好きで、その情熱だけは遠慮できない人。
妻への想いを胸に、彼はとある場所に向かう。
最終更新:2021-02-12 12:12:41
2354文字
会話率:29%
怠け者の天使は神様に懲らしめられ、器量の悪い女の子ドリーとして下界に落とされます。でも、怠け者の性格は治らず、路頭に迷っているところを親切な若夫婦に助けられます。そして…
最終更新:2020-12-28 08:48:06
3099文字
会話率:58%
短編を書く技量が足りないので、掌編で練習したくて始めました。短編より短く、でも200字よりは多く。
最終更新:2020-11-15 01:46:40
4310文字
会話率:22%
ぼくとミーナのおはなし
キーワード:
最終更新:2020-10-22 22:11:38
1246文字
会話率:47%
野球部主将。放送委員会委員長。
書道部部長。放送委員会副委員長。
穏やかな日々を過ごす二人に訪れる,突然の青春。
*この小説は作者ブログ「バラと藤とかすみ草」にも掲載しています。
最終更新:2020-08-09 19:34:52
1987文字
会話率:18%
*本小説は作者ブログ「バラと藤とかすみ草」にも掲載しています。
R-15,ガールズラブは保険のようなものです。
ある日,15年以上探していた友人と奇跡のような再会を果たしました。
そんな軌跡を脚色し短編小説化したものです。
最終更新:2020-07-19 01:07:42
2538文字
会話率:13%
カスミは父が家を出ていった日を境に、不可解な夢を10年にわたって見続けていた。
最初こそカウンセリング等を受けて改善を測ったものの、改善の兆しはなく、生活にも支障はない。
いつしかその夢は取るに足らない日常の出来事になる。
そんなある
日、カスミは突然夢の中で異世界での生活を余儀なくされる。
かくして現実と夢と、奇妙な2重の生活が始まった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-26 20:14:07
1628文字
会話率:29%
王女である私は、舞踏会を抜け出して庭を散歩していると、ふざけた態度の男性に絡まれる。彼は自分の正体を当てるように私に言うが……。
最終更新:2020-02-26 11:29:46
5694文字
会話率:74%
とある日からおかしくなった
キーワード:
最終更新:2020-02-11 21:49:40
1700文字
会話率:0%
6000文字未満の短編集。サクッと読める小話を投稿しています。タイトルに話の傾向を入れていますので、苦手な傾向のお話は回避して下さい。簡単なあらすじは前書きに書いています。
一話更新ごとに完結表記されます。
最終更新:2019-07-13 18:22:37
64140文字
会話率:30%
少年の世話をするリリイさんに、恋心を持つ男性が現れた。それを、少年は祝福することが出来ずにいた。(別小説「かすみ草の咲く丘で。」の未来のお話です。)
最終更新:2019-03-24 20:17:50
1869文字
会話率:5%
両親がいない少年の世話をするのは、遠い親戚のリリイさん。初めて、少年がリリイさんと会った日の夜のお話。(別小説「かすみ草の咲く丘で。」の、昔のお話です。)
最終更新:2019-03-13 18:21:01
1410文字
会話率:16%
かすみ草の咲く丘の上で本を読む少年。本は人の気持ちを伝える架け橋になる。少年と、一緒に住むリリイさんとの関係が変わるきっかけとなったのは、少年の書いた本だった。
最終更新:2019-03-11 17:20:48
4840文字
会話率:5%
ひなたに咲く花、ひかげに咲く花。どれも自分らしければいい。
そんな私はかすみ草が好きです。
でも園芸の素養がゼロでどんな花もほぼ枯らしてしまいます。難しい…。
キーワード:
最終更新:2018-07-29 22:03:37
383文字
会話率:0%
人に感謝を伝える花束には不可欠なかすみ草になりたい。しかし、感謝の贈り物は美しいものでは決してない。マルセル・モースの『贈与論』を参照されたいが、贈り物を相手に受け取らせるということは、相手に自らへの返礼の義務を与えることにほかならない。そ
して、この返礼の義務が成されない場合、贈り物は施しとなり、施しを受けた者はそれを与えた者の従属者にならざるを得ない。贈与はこの対等あるいは支配の関係を築く危険な駆け引きなのである。その駆け引きの道具となる花束に必須のかすみ草は意外としたたかな花なのかもしれない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-04-08 16:00:00
372文字
会話率:0%
紅茶を飲む人のお話。
キーワード:
最終更新:2016-03-29 21:49:31
961文字
会話率:45%
もう取り返しがつかないことって、この世の中、ごろごろ転がってる。その中でも私たちの恋愛って、本当その類だと思うの。だってもう、戻れない。
最終更新:2014-07-27 17:42:57
1159文字
会話率:24%
アメリカでの子育てをエッセイにまとめました。日本と違う不思議な慣習、人々。子供の成長とともに同時進行で進んでいく日記風エッセイです。
最終更新:2014-04-25 13:57:24
1103文字
会話率:15%
昔々、あるたった一人のお姫様のお話。
昔やっていたブログ「かすみ草」にて書いたもの。
最終更新:2013-07-31 23:08:26
849文字
会話率:15%