「仮に付き合ってみて、ダメだったらすぐやめようね?」
軽い気持ちで始まった“お試し交際”。
断るほど嫌じゃないし、たぶん断るほど好きでもなかった。
……はずだった。
なのに彼女は初日からお弁当を作り、毎朝の「いってらっしゃいLINE」
、休日デートにペアキーホルダー。
気づけば僕の部屋には、彼女の私物が日に日に増えていく。
お試しじゃなかったの!?
っていうか本気すぎない!?
「あれ? 私、けっこう本気だけど? 祐くんは違うの?」
くすっと笑えて、でもちょっとだけ胸があたたかくなる。
ズレた温度差から始まる、“本気”のラブコメ、開幕!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-11 18:00:00
15161文字
会話率:50%
僕は、彼女の何かになりたかった。
――――――――――
ラストにどんでん返しあり。
公開順に読んだあと、各話タイトル番号順に読んでください。
最終更新:2025-06-09 21:44:26
10714文字
会話率:52%
ごく普通の高校2年生"天音藤也(あまね とうや)"はある日クラスのマドンナ"咲森陽郷(さきもり ひさと)に肝試しに誘わる。こんな冬場に肝試しなんて、と思ったが、行ってみることにする。学園もののレッテルをこれでも
かと張ったあとの肝試し中、天音は何者かによって突き落とされて谷底に真っ逆さま。目を開けるとそこには…!
帰郷に燃える少年たちの、半ラブコメファンタジーここに開幕!
それではいってらっしゃいませ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-04 01:00:00
64375文字
会話率:53%
本来3つに分かれているはずの世界は、うまくその機能を果たせずに今や混沌に満ちている。
生者と死者、魔術師と非魔術師の入り交じる、混沌の世界。
その世界を変えるとされるのが神々に祝福を受けた、通称《マリア》。
だけど、《マリア》かもしれない
と噂されるのは小さな男の子だった
そして魔法を操る魔術師全員に秘められた《秘密》は、世界を大きく変える鍵を握っているというが…?
舞台はフランス、パリ。
神話と魔法が織り成す混沌の世界へ、ようこそ。
◆◇◆
※神話をモチーフにした描写やキャラクターが登場しますが、すべて創作でありフィクションです。
※話ごとに視点が冒頭【】内のキャラクターに変わります。
挿絵と共にキャラクターたちの織り成す神話と魔法の世界をお楽しみください。(ご依頼の挿絵は掲載許可を得ています。全て無断転載・AI学習禁止です)
よろしければブックマークや評価、感想等で応援して頂けますと幸いです❁
キャラクター紹介・設定一覧はこちら↓
https://ytteao19.wixsite.com/haru/about-4
※こちらはカクヨムにも掲載しています。
◆◇◆
それでは混沌に満ちた、非日常の世界へ。
楽しんで、いってらっしゃいませ…アーメン。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-31 17:24:29
137590文字
会話率:28%
この国では、死者は花に変わり、遺された者たちの祈りを受け止める。
主人公の少女・想花(そうか)は、一週間前に母親を失い、深い悲しみに沈んでいた。母親は通勤途中に事故で亡くなり、想花が病院に駆けつけた時には、すでに赤い花となって「壊れた時計塔
」に飾られていた。想花は、母親との最後の日々に後悔を抱え、喧嘩別れしたまま「いってらっしゃい」を言えなかったことを悔やんでいた。
青い蝶。彼らは生きた人間の「負の感情」を食べ、前向きに生きられるように導く存在だ。しかし、想花は自分の悲しみを奪われることに抵抗し、蝶を振り払い続けた。彼女は、母親への想いを忘れたくないと願う。
※主題小説コン葬華参加:テーマ『葬華イラスト』折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-18 00:49:51
5443文字
会話率:34%
オヤスミのキスは、欲しい。
おはようのキスや、いってらっしゃいのキスも。
最終更新:2025-01-29 23:30:34
200文字
会話率:0%
いってらっしゃい。
その挨拶は、おでこにチューを。
それは健康診断でもありました。
最終更新:2025-01-11 23:35:51
200文字
会話率:0%
郊外の遊園地は平日でもそれなりに客がいる。アトラクションは子供向けが多いがスリルを求める大人向けのジェットコースターがどんと中心部に構え、何年か前にはネットで話題になった。今でも施設全体の評判はそれなりにいい。強いて言うなら、交通の便が少し
悪いことが難点か。
家族連れやカップルが遊びに来たがるような、少なくとも一人で来ようとは思わない場所だ。
―――は観覧車前に立つスタッフにチケットを一枚渡した。パステルイエローの文字で「乗車券」と大きく書かれた紙をにっこりと笑って受け取ったスタッフは、切り取り線に沿ってチケットを二つに分けると片方を返す。案内に従って待てば、すぐに赤いゴンドラを開けて中へと促される。
「それでは、いってらっしゃい!」
マニュアル通りのセリフを口にして扉が閉められた。それから間を置かずにガチャンという施錠音が響く。
ゆっくりと上昇を始めたゴンドラの中、ただ黙って己の手に視線を落とすことしかできなかった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-15 22:52:57
949文字
会話率:45%
「はい、今日分のメモね。ちゃんと読んで、このメモ通りにするのよ。いってらっしゃい」
最終更新:2024-07-12 22:10:00
4033文字
会話率:48%
君を追う三日前。
「君に何か残していた者」
神様が終わりの時をちょっぴり急ぎすぎたお詫びに
その者たちとの最後の時間をくれた。
君は病室のベッドで何を考えていたのだろう。
長いようで、短い時
君はどんな人生を送ってきたのか。
この3日
間で、主人公「水沢夏音(みずさわなつね)」
と、その周りの人々の人生を見る旅へ
それでは、いってらっしゃい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-30 17:14:20
16150文字
会話率:18%
歌手を目指していた真田春樹は、とある出来事をきっかけに自ら命を絶ってしまう。
そんな春樹が「いってらっしゃい」という謎の声に見送られ
次の目を覚ました時、広々とした草原に寝転がっていた。
……ここは、どこ?
春樹の疑問に答えるがごとく、
脳内に現れた「案内人」により、
自分が異世界に飛ばされて、高校生活をやり直させられることを知る——。
大切な人と心から繋がるために葛藤する少年少女の物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-24 21:45:49
125511文字
会話率:27%
住宅街にある一軒の喫茶店。家の隣にあるその店は少し浮世離れした雰囲気を持っている。他よりもずば抜けてモーニングがおいしいとか、そういうわけではない。それでもその店に毎日のように通ってしまうのは、その一言が欲しいから。
最終更新:2024-04-17 22:56:11
501文字
会話率:17%
立派な魔法使いになるという夢を抱えながら、アリーシャは具体的な将来を何一つ見据えていなかった。師匠であり、命の恩人であり、たった一人の家族であるゼファーに甘え続け、特に代わり映えしない幸せな日々を謳歌していた。
しかし、十六回目の誕生日。
彼女の幸せも何もかも、一夜にして全て奪われた。
かつて魔法使いゼファーによって倒された闇の魔法使い……その配下の襲撃。アリーシャは魔法使いとして敵を倒そうとするが、全く刃が立たない。そしてあろうことか、手も足も出ない彼女を庇ったことにより、ゼファーは石化の呪いに侵されてしまった。
目の前で石になっていくゼファーを助けることも、一人で敵を倒すこともままならない……最後まで頼り、甘え、その果てに逃がされた彼女は、途方もない無力感に苛まれる。──そんな彼女のポケットの中に、ゼファーからのプレゼントである指輪と、手紙があった。
『いずれお前は、夢のために一人で旅に出るだろう。辛いこともあるだろう。その時は、この指輪を見て儂のことを思い出して欲しい。一人ではないことを、お前の家族は同じ地面を踏んで今日も生きているということを』
立ち止まっている場合ではない、ここで蹲っている場合ではない。
この踏み出しに「いってらっしゃい」が無いとしても。
帰ってきたその時に「おかえり」を取り戻せるように。
「いつかなるじゃなくて、今すぐなるんだ! ゼファーを助けられるような、強くてかっこいい魔法使いに!」
彼女は、旅に出る。
自分の夢を叶えるために。そして、たった一人の家族を取り戻すために。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-09 12:06:06
77808文字
会話率:44%
......物語の始まりを説明しよう。
とある男が異世界に放り出された。
どこか知らない場所、今いるところでさえわからない現状......
持っているのは携帯機器だけ......
普通に考えれば絶望的、こういう展開の前には天界のようなお空の
上で女神様だの神様が現れて「あなたは死にました」なんてベタベタのテンプレ台詞を吐き捨てて異世界に転生させるのだろう。
だが、この男......カイコは違う。
何の説明もなく突如として異世界に放り出されたのだ。
このカイコ、元の世界では名の知れた企業の社長であり、2週間ぶりに再開した友人と談笑したりなどして優雅な時を過ごし、会社にまさかの徒歩で帰っている最中だった。
だけども、何が彼を引き付けたのか? 突然自分の立つ地面が大きく穴が空き、もがく暇もなくあっさりと穴へと落ちていった。
そして今、カイコは目を覚まして辺りを見渡す。
そこは大自然溢れる森の中や草原といった緑一色の場所ではない、土色が広がる薄暗い洞窟だった。
軽く体を捻ったりその場で飛んだりとウォーミングアップをし、カイコは洞窟の中を歩くことにした、どこが出口なのか考えながら......
さて、ここから彼の物語は始まりを迎える。
ここから先、壮大な冒険が待ち受けており、愛と友情を謡い、可愛い美人の女の子とのラブロマンスを繰り広げ、時には辛く厳しい戦いを強いられ、友と呼べる者との出会いを果たし、パーティを組み共に巨悪を打ち倒す......
なんてことはない。
彼の道にそのような甘い蜜は存在しない。
彼にとってはいつもの事、先へ進めば辛い出来事が待ち受けている。
友と呼べる者も、ヒロインもどこにも居ない。
頼れるのは己の身一つ。
なぁに、君はこれまで何度も死を繰り返したんだ、今回も行けるさ。
さぁいってらっしゃい、君が来るのを心待ちにしているよ。
蚕。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-20 16:48:40
82661文字
会話率:42%
武岡義人35歳。妻、春果と一人娘の杏子と共に幸せな家族として暮らしている。夫婦から父母へと関係が変わり、愛情表現も変わって行った。それが、当たり前だとも思っているし、不満だとは思わない。それで良いと思い込もうとしていた僕らの心を再起動させる
パスワードは「「いってらっしゃい」」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-11 17:13:40
1000文字
会話率:32%
【たった一言のコトバが世界を変化させる――。】
僕の母は「おはようございます」「いってらっしゃい」「おかえり」「おやすみ」というコトバを毎日欠かさず言う。
大人になってからもそのコトバはメッセージとして毎日届いていた。
母がなぜ
そのコトバを毎日言うのか……
僕はその意味を知ってコトバの大切さを知った。
そして家族が出来、そのコトバの想いをやっと理解できた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-14 19:00:00
32269文字
会話率:26%
僕は中原零理(なかはら れいり)。小学5年生。
見えないものが見えて、その声が聞こえる。僕の言葉も伝わる。ただそれだけ。
それでも、僕に出来ることがあるなら頑張りたい。せめて出会った人が、進むべき道を歩けるように…。
だから、僕のできる限り
のことをして、「いってらっしゃい」を言おうって決めたんだ。
この『生まれ持った感覚』に導かれて…。
カクヨムにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-01 23:02:10
55016文字
会話率:44%
「いやー学校だるいなー」と思っている、大体の人はそう思うだろう、私は特に!なんて言ったって、私は校長をやっているから、私はJKだが、事情があって、校長をやっている。「おはようみき」ああおはようはな」この子は幼馴染のはな家が3軒隣の裏側にある
。はな「今日マジで、暑くない?」みき「ほんとに暑いよねマジで死んじゃうかも」はな「私も死にそうかも笑あ、急がないと遅刻するよ!」みき「あー急ごう!」学校に着いたー さーてと5分後」ふー吾輩はデブである!なんとか変身できた!教頭「あ、校長先生遅いですよ!」「みき」あーすまない この人は、教頭だ!いつも何から何までしてくれている本当に感謝だ。「校長先生!この後職員会議があるんですが、「え、それは本当かね?困ったなー どうかされたんですか?」「あーこの後1時間目にあるんだが、」それは困りましたねー 教頭「終わらせて戻って来れますか?」
なんとか間に合わすようにするから」教頭「わかりました
気をつけていってらっしゃいませ みき 「うむ」
あー遅いよー みき「あーごめんごめん」もうテスト始まるよ、勉強してきた?まあやってきたよ、さすが!学年一位!まあねーこの子は同じクラスメイトのまい大の仲良しだ!先生 テスト始め! よし全部解き終わった! よしこれを言えば、先生!トイレ行ってきてもいいですか?よしよしこれで行けるぞ、ん?ダメだ!みき「なぜですか!?」これは単位に特に関わるテストだ、抜け出したら、単位を落とすことになる、そんな、、、、、 さあどうやって、抜け出して、職員会議に出るのか!?続く!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-26 12:27:00
655文字
会話率:50%
送り出すことも
迎えることも
繰り返せることこそが
幸せなんだって
分かってるようで
分かっていなくて
信じたいから
信じさせてほしい
また明日も繰り返せるように
最終更新:2023-03-23 12:35:27
776文字
会話率:0%
冒険者は掲示板を見てクエストを選ぶ。
自分の実力に見合った階級のクエストを選ぶ。
けどたまに、背伸びして無茶なクエストを選ぶ人もいる。
そんな人のためにあるのが『担当受付嬢』という制度。
受付嬢が担当冒険者の実力を把握することで、
実力に見合ったクエストか確認するためのものだ。
そして私、ヴェール・シエスタも受付嬢の一人。
私の仕事は冒険者が決めたクエストを確認して受注し……。
「クエスト受注完了です。くれぐれもお気をつけて、いってらっしゃい」
笑顔で冒険者を送り出すことだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-11 13:11:08
18185文字
会話率:51%
人間の在り方は変わろうとも、人の本質は変わらない。
―――西暦2555年。
記憶粒子ラプラスの発見から始まった血戦嶽 雪花菜(けっせんだけ きらず)の革命により、人類は新たな世界へと前進する。
人類に一つの倫理を踏み越えさせた新世界【
日叛】。
そこに生を費やすための労働はなく、
自由のため、創造のため、生を謳歌するために人が在り続ける世界。
人が生死を選択できるようになった世界は、まさに人類が目指し続けた理想郷であった…。
―――世界革命とも呼ばれた日叛の新生から時は移ろい、西暦2621年某日。
百年に一度。さらには一夜の瞬間にのみ訪れる記憶粒子集合現象‥通称シンクロニシティに巻き込まれた少年——「ボク」は全人類の記憶と繋がる特異点となってしまう。
『いってらっしゃい、少年。良き旅を』
ラプラスの海。
黄金の水底で出会った謎の声に導かれるまま少年は人々の記憶に触れていくことになる。
けれども、いつしか少年は血戦嶽雪花菜の築いた理想郷に疑問を抱き始めていくのであった…。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-31 10:04:58
97727文字
会話率:28%