「私というものがありながら浮気するつもりなんだ」
夏祭りで金魚すくいをしていた僕に声を掛けてきた見知らぬ女の子。
赤いベベを着た可愛らしい彼女と夏祭りを見て回るうちに、僕は彼女が何者なのかを知る事になる。
最終更新:2019-07-29 19:03:11
3122文字
会話率:48%
主人公のイリナは地底に広がる世界アンダーグラウンドで勇者として毎日敵方の魔族と魔物を狩り続けていた。なぜならイリナには悪を憎む心と、弱き者を思い遣る優しき心を持っていたからだ。弱き者がピンチの時、イリナは稲妻のごとく現れ、悪を挫いた。それは
まさしく勇者と呼ぶに相応しく、また、英雄と呼ぶにも相応しい。可憐であり、それでいて頼もしい彼女は世界を旅し続けた。時には王の命を受けて巨悪を滅ぼしたが、基本彼女は根無し草。世界中の救いを求める声を逃さないために、旅をし続けたのだ。「悪は変わらず悪だというのなら、私は常にそれを罰せよう。正義は変わらず正義なら、私はそれを守り続けよう」それが口癖の彼女。そんな彼女は世界を、頼れる相棒であるカイという少年と共に世界に平和をもたらしていた。
そして、旅をするうちに大きな野望に巻き込まれていく。世界を根本から破壊しようとする大きな野望に………
〜筆者から〜
これは[Face of the Surface]のように趣味丸出しの小説ではなく、面白さ追求型の小説です。多分FSよりも面白いと思います。僕的にはFSの方が好きなのですが、一般受けしないと思うんですよね。なんか私の感性妙なところでズレているらしいので。
それと、Face of the Surfaceを読んだことがなくて、初めて地底800マイルを読んでみて、[ちょっと気になったから他の作品読んでみようかなー。読み進めてみようかなー。]と考え始めた殊勝な方。もしそのような人がいるのなら絶対に私の他の作品は読まないでください。それはもうありえないほどのネタバレが地雷よろしく、いや、地雷とかと違って地表に剥き出しであるからです。本当にやめましょう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-23 19:11:50
268436文字
会話率:42%
とある大学生、田所和男(たどころかずお)
は、「闇属性」を持っていた。それは、和男と仲良くなった人にはみんな、不幸が訪れる、という属性である。
この属性のため、和男には小さい時から友達ができず、また和男はいじめられてきた。
そんな和男
は大学生になると、いじめられないように周りと距離を置き、友達を1人も作らなかった。
そして、その和男に1人の女子大生が声をかける。その子の名前は、染谷美玲(そめやみれい)。またその子は周りに人が多く人気者で、和男とは正反対のように、和男には思えた。
その後和男は美玲からの呼び出しを受ける。そして、美玲は和男の「闇属性」のことを知っていること、また自分は「闇属性」とは逆の「光属性」を持っており、それは仲良くなった人にはみんな幸せが訪れる属性であるということなどを、和男に話す。
その後、美玲は和男に、
「私たち、付き合わない?」
と突然告白する。それを聞いた和男は、勢いでその告白をOKしてしまい―。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-20 17:00:00
29781文字
会話率:38%
この世界は私たちの生きる世界とは違う。死の概念が違う、生き方が違う、そこに現れる哲学すべてが違う。
ここは死んだ者が生まれ変わり、新たな命となる世界。すべての死者が死と同時に生まれ変わり、産声を上げる世界。新たに生まれてきた赤ん坊はその
死者と同じ人間であるとされ、成人とともに前世の名と職を受け継ぐ。この世界でただ一人、物語を紡ぐ存在である《物語り》となった「僕」は、人々とのふれあい、その喜びや悲しみを通して成長する。
六月二十四日より週に一度投稿をはじめます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-10 00:00:00
14096文字
会話率:45%
彼の幼なじみが子供を庇い老人に轢き殺された事を、下世話な昼のワイドショーで彼が知った日に、物語は始まった。
『未来なし居場所なし貯金無し』なフリーターの近野瑶大(こんの ようた)は、大雨の降る街をやけ酒に酔いながら、フラフラと歩いていた
。
道すがら、彼は幼なじみであった谷中 美緒(やなか みお)と瓜二つの声と顔をした、異世界の召喚士を名乗る少女のリルに出会う。リルは瑶大を見るなり、「願いを叶える、青眼のドラゴンを一緒に探してくれますか?」と声をかけた。
瑶大はドラゴンなんているわけがない、と馬鹿にするも、リルの大きな声と必死さに気圧され、結果的に住居や生活費の援助という形でリルの「青眼のドラゴン探し」を手伝うことになった。
リルは青眼のドラゴンで何を叶えるのか。魔法のない筈のこの世界でドラゴンは見つかるのか。リルと美緒の関係は何なのか…。奇妙な同棲関係は、彼らにとって始まりでしか無かった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-15 14:24:55
238文字
会話率:0%
君は、少しだけ足を濡らしながら、海の向こうを見ている。
朝日に照らされた向こう側を、夕日に映し出された向こう側を。
真っ暗で不明瞭な境界線を。
僕はそんな君を眺める。
白い足首に波紋を作る波を、風に揺れる白いワンピースを。
キラキラと輝いた、向こう側を見つめる視線を。
中学二年生の時、一度だけ、彼女が言った。
『この海の向こう側に、何かがあるんだ。
私はね、それを見てみたいの。』
『そりゃあるでしょ。
大陸が。』
彼女は、不貞腐れたみたいな声色の笑顔だった。
『分かってないなあ、君は。』
そう言って、君はまた海の向こう側を見た。
君の隣で見るのは恥ずかしくて、君がいなくなってしまった後に、僕は海の向こう側を見たんだ。
「やっぱり、僕にはわからないよ。」
全部、真っ暗に見えてしまって。
やっぱり、僕は、君を見ていなきゃ、ダメなんだ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-07 23:33:48
2501文字
会話率:4%
僕のスマホから聞こえてくる、女性の声。
彼女は幽霊なのか。
それとも詐欺師なのか。
ホラー(っぽい)サスペンス(な要素もあると言えばある)小説。
最終更新:2019-05-04 20:33:44
2852文字
会話率:29%
主人公である【僕】とヒロインである【私】が、〈赤い夜〉という舞台の中で織り成す物語。
※感想や読者様の声をお待ちしております。
最終更新:2019-04-13 09:04:15
30334文字
会話率:55%
(表)凡庸な中学二年チビ男子の太賀氏(タカシ)はある日自分だけに不思議な音が聴こえると感じた。その音は何者かの声だった。
(裏)[過去の世で亡くなった私(女)が、この【世界】に転生していて、この【世界】で気付いた件についてのいくつかの行動
と、それによる現世の人生での懸案の発生。]折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-07 21:43:28
416144文字
会話率:25%
あの日、さくらが満開になった日
中庭で一人、桜吹雪のなかにいるあなたに恋を為ました
次の日よすれ違った時のこんにちはという声が、とてもすんで綺麗でした
おばあさんを励ますあなたに僕は勇気を貰いました
泣いている子供を慰める優しさに心が打たれ
ました
ふと、病室を覗いたときの笑顔が、僕は忘れれずにいます
「あなたが好きです」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-07 21:43:12
1750文字
会話率:32%
一人暮らしをする学生の主人公は配信アプリにハマっている。中でも最近は懇意にしている配信主がいていつも通り楽しい時間を過ごすはずだった。ネットは楽しいばかりじゃない、人間くさいモノローグが気持ち悪い第1作目。この作品は声劇用台本です。この作品
はボイドラサーチ様にも掲載します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-02-22 05:45:06
5495文字
会話率:98%
余命半年と告げられた僕は自殺をしようと森へ行く。森を進んでいくと誰もいないのに女の声が語りかけ、目が覚めると自殺以外の記憶はなくなっており、そこには少女が。
これは不思議な森と少女と僕の物語
最終更新:2019-02-01 19:26:37
16682文字
会話率:47%
突如現実的仮想世界に現れた電脳獣(バーチャルビースト)、略称VBに襲われた鹿目悠里は何とか生き残ることが出来たものの、VBのほとんどが持つ能力、VBを視認した人間は現実世界へは戻ることが出来ず、現実的仮想世界においても他人からは見えない、
喋れない、触れられない。そして家族に会えない。という過酷な現実を突きつけられ生きることを諦めるが、そこには妹の鹿目透がいた。妹を守るために私は戦う。そう決心して戦場を駆けるのだった。
仮想世界で『能力コピー』の能力で無双してたら現実世界で死んだんだが。のスピンオフ。
ユーリ、クリアというヒロインキャラクターの掘り下げのために描きます。
メインストーリーで出て来たサブキャラ達も活躍します。お楽しみに。
もしこちらから来た方がいましたら是非本編のブックマークもよろしくお願いします。
アニメが好きな方が読みやすいように声のイメージも考えながら書いています。
あくまで僕のイメージなのですが参考にしてみてください。
セツナ:内山昂輝さん
クリア:佐倉綾音さん
ユーリ:悠木碧さん
グレン:松岡禎丞さん
アレク:岡本信彦さん
アイリス:喜多村英梨さん
クレア:茅野愛衣さん
ギル:中村悠一さん
総帥:杉田智和さん
ハルナ:沢城みゆきさん折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-21 05:48:41
2442文字
会話率:75%
あぁ、薄れゆく意識の中で僕は
最期に目に映るものがあの子の泣顔でなくて良かったとそう思った。
耳は生きてる、心臓は止まってしまったけれど
僕の耳には君の声が聞こえてる
あぁ、結局泣かせてしまったね。
最終更新:2018-12-29 04:01:20
329文字
会話率:0%
わたくし、悪役令嬢メイリア・エルトゥルーセルは見事前世を思い出した……断罪イベントの真っ最中で。
このまま行けば国外追放まっしぐら。どないせいと言うのよこれ。絶望していると、主人公であるソフィアから思わぬ制止の声が。いったいどういう事だとい
ぶかしんでいると、主人公から言われたのはあまりにもなお言葉。
「わたし、2週目のキャラも攻略したいんです。でもそれには悪役令嬢も必要だから……メイリア様、私のために学園に残って、私のために馬に蹴られてください!」
なんですって!?なぜわたくしがあなたの駒になれなければいけないのよ!?
そんなの絶対ごめんだ。メイリアは主人公より先に2週目キャラを攻略することを決意する。まずは聡明で次期宰相、だが奥手でヘタレだと期待の声が高い第2王子キシュタリアから……ってあら、あっさり企みがばれましたわ。流石次期宰相、頭が良いのね……。
遂にお縄につかねばならぬのか、そう覚悟したメイリアだったが、キシュタリアから意外な提案を受ける。
「僕もソフィアのことは怪しいと思っているんだ。どうだ、僕と手を組んでみないか。」
メイリアは見事2週目キャラを攻略し、主人公をギャフンと言わせられるのか。
これは性格が悪くて高飛車で有能でだけどちょっと抜けて思いの外一途な悪役令嬢メイリアが、奥手でヘタレで流されやすくてでも賢くてちょっと優しい第2王子キシュタリアをあちらこちら振り回しながら、ざまぁを目指すお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-17 11:41:35
7311文字
会話率:25%
毎朝のようにクラス一早く登校する僕は、同じように朝早く登校してくる桜庭さんが気になっていたが、声をかけられずにいた。
ジャンルとして何になるのか微妙な作品です。
一応、初恋的なテーマではありますが、劇的に関係が変化するわけでもなく。
ただ、私の作品の中では友人からの支持が多いので、何かあるのでしょう(無責任)
ひと時でも、あの頃の甘酸っぱさを思い出していただければ勿怪の幸いでございます。
私の個人HP(http://nozakibiblio.web.fc2.com/)に掲載している作品です。
若干いじりましたが、ほぼ原文そのままです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-15 01:01:28
2227文字
会話率:21%
可愛らしい声を振りまいて、二人の少女は旅をしている。
魔道師であり大変に食べキャラなリリンサと、魔道師であり真っ黒い笑顔が大好きなワルトナ。
そんな二人の旅の先には、非常に強大な害敵が潜んでいる。
・下品な笑いの盗賊
・見上げる程の大き
さの超危険生物
・普通にドラゴン
・熟練の冒険者
どれも出会えば死に誘われる程の害敵が、そこら中をウロウロしている世界。
そんな危険すぎる世界を、この少女達は……。
――蹴り飛ばし、爆裂させ、撃滅させ、詐欺に遭わせてゆく!!
これは、幼い少女の物語。
後に、大悪魔と呼ばれる少女どもの、理不尽すぎる冒険の記録!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-01 00:29:33
298557文字
会話率:48%
才色兼備の超お嬢様で、演技に魔力がある演劇部部長は退部させられた。高校演劇に夢と希望を持っていた先輩は、学校の正門で「僕」に声をかけるのだった。
「ねぇ、私と舞台に立たない?」
最終更新:2018-11-26 07:00:00
1000文字
会話率:40%
僕が、私が前世の記憶を思い出したのはこの世におぎゃあと産声を上げた時から。
――そう、気が付いたら乙女ゲーム『トライロゼ』の一般的に何だか解らないキャラとして認識させられているナトラディア辺境伯の次男坊にして子息であるロザリント・エルネ・
オル・エリザヴェト・リアネーゼ=ナトラディアに。
ただこのままだと悪役令嬢であるロザリンテと共に悪役令嬢としてバッドエンドまっしぐらなので生き残りを掛けて努力してみようかと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-10-31 23:00:00
5298文字
会話率:25%
目を数度擦るが、景色は変わらない。
それどころかはっきりしていく。
上には雲一つない晴天。
僕は草原に寝ていた。
「あれ...ど、どこだよ!ここはー!?」
記憶を振り返るために僕は目を閉じる。
カリムシア王国首都パルディナ。
昨日は、1
999年終わりの日。
今日は記念式典の行われる2000年の初めの日だ。
そして昨日は寒い中外に出て...
「あの子のせいか?」
ふと思い出したのは、昨日歩いている時に腰ほどまである白髪の少女に出会った。
その子は僕を見て
「キリ...なの?」
と聞いてきた。
すごく綺麗な声だった。
だが、僕はキリではないし、ましてや知りもしない名前だった。
僕の名前はレン。レン・ヒュナリだ。
僕は髪が黒く、目が緑というこの国では、かなり普通の17歳の青年だ。
だが、人と違うところがひとつだけある。僕は赤の雫の形をした封印用のネックレスを首から下げている。
僕は昔から不思議な力を持っている。
どんな昔のことでも正確に思い出せるし、透視ができるし、思考も戦闘能力も常人より遥か上だ。
その力は、人から見れば気味が悪いと思われていたようでネックレスによって封印を施されていた...。
そこからは思い出したくなくて目を開け我に返る。
そこには、あの少女が立っていた。
金の装飾が施された純白で短めのワンピースを着こなし光を反射させているように見えた。
変わらない何もかも見通すような蒼い目で僕を見ていた。
その子は浮いていた。
「君は...誰だ?ここはどこなんだ?」
「そうね、先に名前を教えておきましょう。名前はアビス。アビス・リターンよ。アビスとよんで。私はアテナ、知恵と戦略の神を司っているわ。神の存在くらいはあなたも知っているわよね?ここはそういう世界なのよ。」
突然神の世界に転移してしまったレン。
そこで出会った少女、アビス。
神の世界を知ってから、レンはどんどん闇の世界へと歩を進めるようになる。
それに責任を感じてしまったアビスは、レンを葬ろうと考える。
だが、それは気づくのがおそすぎた。
今となってはあまりにも無謀であった。
「世界をおとしていこう________。」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-10-24 22:12:30
8300文字
会話率:40%