いつ、だれが造ったとも知れぬ巨大な底なし穴、「大竪穴」。
そこは奇怪な獣や先住民『うちびと』と、失われた文明の遺産や宝を狙い住み着いた外界人が雑多にひしめく世界だ。その片隅で探偵社を営むのが「私」、ベク=ベキム。黒いフェルト帽と、蜥蜴の顔を
持つ男――欲望と謎の渦巻く幻想世界を、軽口を携えて冷血の探偵は駆ける。異世界ハードボイルド・ファンタジー。
※「冷血探偵」は連作シリーズです。
時系列順にはなっていますが、各章ごとに完結しているのでどの章からでもお読みいただけます。
最新シリーズ: 涯(はて)なき夢の涯
メイユレグ蜂起からひと月あまり。空中市場とともにジャムフは奈落に消え、それと入れ替わるようにして大竪穴の底からは「神の狂気」としか言いようのない奇妙な生物群が群れをなして登って来ていた。
そんな中、ベキムは赤鎖隊隊長ロイから、思わぬ依頼を受ける。大災害の後処理をするため開かれる外王国との会合において、外王国の「大竪穴封じ込め」工作を阻止してほしいというのだ。ベキムはロイと共に第1大隧道へと登るのだが……!
イユル=ゲマフを巡る謎と、大竪穴の狂乱に、今終止符が打たれる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-05-27 04:27:31
1476091文字
会話率:45%
誰も知るよしの無い神々の時代。
黄泉の国の女王であるイザナミの命をうけ、邪神ヤマタノオロチは人々を滅ぼす為、現世で暴れまわっていた。
それを見かねた現世の王イザナギは、息子である荒神スサノオにオロチ退治を命じた。
スサノオは、八人の
巫女と共にヤマタノオロチと壮絶な死闘をくりひろげた。
死闘の末、スサノオと八人の巫女はヤマタノオロチの八つの魂を、八尺瓊勾玉に封じ込める事に成功した。
八人の巫女達は、スサノオから八つの勾玉を託されると各地に旅立って行き、封印が解かれぬよう代々まもり続けた。
そして悠久の時が過ぎ去った現代。
何者かが一つの勾玉からオロチの魂を解き放ってしまい現世と常世の均衡が崩れてしまった。
その影響で黄泉の国から魑魅魍魎が現世に現れ人々を襲いだした。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-05-02 17:26:35
16160文字
会話率:25%
美しい自然に囲まれた国。かつてこの国を手に入れようと魔女が呪いを掛けた。王子は国を救うために森の奥深くに魔女を封じ込めた。
戦いの最中に酷い怪我を負った王子は記憶を失うが、姫の看病で何とか一命を取り留めた。
王子と姫は結婚し、王子は国王とな
り国を治め、過去の苦しみから国民もようやく立ち直り掛けていた。しかし、再び魔女の呪いが牙を剥こうとしていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-04-11 17:37:10
6839文字
会話率:48%
今より千年前。
闇のものーー魔族は虐げていた人間により、不毛の大地へ封じ込められた。
しかし千年後、その封鎖が解かれ、不毛の地・アルブムのあなぐらに引き籠もる人間恐怖症の有閑魔族ヴァルの元に、人間社会から使者(美少女)がやってきて、話
は動き出す。
※本編完結しました。番外編を思いついたときに追加しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-03-24 21:46:40
183701文字
会話率:31%
世界の中心にあるロゼ大陸には紋章の騎士によって4匹の魔竜を宝玉に封じ込めていました。
ところがある日、4匹の魔竜を封じ込めていた宝玉が大陸の4方に魔竜が解き放たれてしまいました。
大地はたちまち光を失い、世界は魔竜の力によって魔物が支配する
恐ろしい時代になりました。
こうして世界は苦脳と絶望に悩まされる日々になりました。
かつての紋章の騎士も20年前の人間同士の戦争で死んでしまい、もはや頼る者が誰もいない時に1人の若者が立ち上がりました。
彼は自国の王の命令もあって、大陸の魔竜すべてを宝玉に封印するために旅立つのでした。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-03-17 04:00:00
20985文字
会話率:33%
道で轢かれていた動物を助けて異世界に転生された少年ジン。
そんなジンの最強チート能力が大魔道士マーリンに封じ込められてしまった!
もう一つのチート能力を使ってマーリンを探し出し、奪われた能力を取り戻す!!!
初めまして。
【かもめ】と申し
ます。
この度は「チートもらって異世界転生したけど大魔道士に封じられた」というクソ長いタイトルの小説を書かせていただきました。
お暇があれば読んでいただきたいです。
よろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-02-13 00:00:00
30221文字
会話率:49%
その王国には今とは変わった刑罰がある。それは罪人の魂を人形の中に封じ込め、廃れるまで働かされる「植人」とよばれる刑罰である。田舎の山に住む純真で激しい気性を持った少年ジョーはひょんなことからその刑罰に激しい怒りを抱く。そして友人らと共に六戦
士団を結成し抵抗組織「レリビディウム」に入る。それが王国の運命を導いていく・・・。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-02-09 23:21:14
58228文字
会話率:68%
桜海高校に通う香田玲花は、平凡だが平穏な日々を送っていた。しかし、個性豊かな桜海生と過ごす内に、その平凡さに、己の存在意義を疑いを持ち始める。そんな彼女にとって、自分が確実に存在すると確かめられるのが、学籍番号であった。ところが、ある日、些
細なことがきっかけで、香田は自らの内に別の声が聞こえるようになる。その声は、優等生的平凡さを拒否し、香田が心の奥深くに封じ込めていた願望を引きずり出そうする。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-12-31 18:46:23
4819文字
会話率:62%
かつて英雄として名を馳せた、アレクス王は毎日頭を悩ませていた。
王子としての自覚がまるで無い次男のレヴィンの事だ。
王の後釜になるであろう長男のニヴィは温和で真面目な努力家であった。
誰もがニヴィはアレクスの跡を継ぐのかと思っていた。
だがアレクスは次男に跡を継がせようと目論んでいた。
城下町でリヴィンを知らない者はいない。
分け隔てなく接するレヴィンの人柄は好まれていた。
城の兵士もレヴィンとだけは楽しげに雑談する。
本人が、その気になれば、今の世代よりも、皆が王族について行くだろう、そう思っていた。
そんな中、レヴィンは16になり王家の紋章を刻む儀式を行なう。
そこへアレクスが、かつて英雄の名を馳せた際、封じ込めた筈のアグニと言う男と同じ、灼熱の炎を持つ男が乱入してくる。
アグニも封じ込めた深紅の玉石を手にする。
アレクスが、手も足も出ない中、灼熱の炎を持つ男は何故かレヴィンを狙い、刻まれたのは王家の紋章では無く灼熱の紋章を刻まれてしまう。
灼熱の紋章はレヴィンの自由を奪う。
アグニの能力を継ぐ謎の男。敵なのか味方なのか考えの読めない男は再びレヴィンと接触し再会した。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-12-17 19:24:43
21903文字
会話率:41%
大陸の中央に位置するリメリア聖女国、かつて聖女リメリアが魔王と幹部の悪魔を我が身を持って封じ込めた地。「リメリア護国学校」は首都外れの丘の上に建てられており国防を担うための人材を育成していた。
その中でも魔力の低いグレイ、制御ができないサッ
カ、勝手に魔法に独創性溢れるアレンジを加えるフレイは落ちこぼれ3人組としてクラスから認識されているのだが――――
『伝説のシャベル』を書く前に練習に書いていたものです、その出来は・・・王道モノは何か性に合わないなと感じました。あまりいい出来では無いですがもし時間が有れば暇つぶしにお読みください。
尚、一応書き終えているので1日に2、3のペースであげていく予定です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-10-31 00:00:00
99913文字
会話率:60%
許されないと分かっていても、私はあなたに恋をした……――。
幸せな家庭を築いていた私、月下 春(つきした はる)は、ある人物の名前を見て封じ込めていた過去を思い出す……。
〈コバルト短編新人賞応募作〉
最終更新:2015-08-18 23:04:21
8559文字
会話率:29%
鈴木美奈子は、博物館でうっかり、百虫樹に触れてしまい、魔法昆虫を逃がしてしまう。逃がした昆虫の代償として、なんでも願い事がかなえられるのだったが、「弟が欲しい」と言ってしまったため、別の世界から男の子がやって来てしまう。彼を元の世界へ送り返
すには、願いをかけた昆虫を捕まえ、元の繭に封じ込めなければならないのだが……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-08-14 02:58:43
81883文字
会話率:28%
テラムと呼ばれる世界では魔神と神々が地上の覇権を巡って争いを繰り広げていた。激しい戦の末、神々は遂に魔神に勝利し、主力の魔神たちを冥府に封じ込めることに成功した。しかし長きにわたる戦いで疲弊しきった神々には戦で荒れ果ててしまった地上を管理す
るだけの力は残っていなかった。神々は休息の眠りに就くことにした。
一方で冥府に封じられた魔神達は地上に再び戻ろうと企んでいた。
神様が各地の化け物を倒しながら世界の治安を守る話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-07-26 13:43:52
8553文字
会話率:30%
そこは剣と魔法の世界、ティ・ケリ。
神は人に素質を与え、人は努力して剣や魔法を使いこなす。努力は経験値として蓄積され、神に祈る心と正しき生き様があればレベルアップという形で報われる。そして新しいスキルや魔法を得て、人はまた努力を重ねる。
だがスキルがあろうが魔法があろうが、人が人でいる限り争いはなくならない。
国民のほとんどが暴徒化して革命が起こり、貴族政治が終わりを告げた東の大国がある。
身寄りをすべて亡くした元貴族の少年は、人の愚かさに絶望して野に下った。
生まれてこの方、市井ではなんの役にも立たない礼儀作法と学問、それと東方剣術しか教えられた事のない少年には、自ずと剣に生き剣に死ぬ道しか見えない。
そして、少年は向かう。
異形の者達を封じ込めた迷宮のある、前線都市・マクレールへと・・・
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-07-25 19:14:23
71600文字
会話率:61%
召喚士《サモナー》、それは、カードに封じ込めた異世界の魂を、実体化させる者。
現実世界において、デュアルサモンと呼ばれたカードゲームで負け無しと言われた男、白来《はくらい》麻野《あさの》は、最強の召喚士として、その召喚都市と呼ばれる異世
界に召喚されてしまった。
※一応オリジナルカードゲームです、何処かの設定がパクってあるかもしれません。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-07-12 11:32:03
7522文字
会話率:35%
--その昔、外野と呼ばれる集落に、昔から伝わる祈祷師の一族の末裔であった、野田ナミ子という女がいた。大変な美人と評判であったが、その美貌故か、男関係の危ない噂も絶えない女であった。
ある時、所帯を持った男との不倫がその女房に見つかり、激し
い非難を受けたナミ子は、とうとう崖から身投げしてしまう。
死んだナミ子は怨霊となり、男とその家族を呪い殺した。その呪いは島民までも巻き込み、恐れた島民は祠を作り、ナミ子の霊をその中へと封じ込めた。
その祠を開けた者は、ナミ子に呪いを叶えてもらえるという。その代わり、自らの命を捧げなければならない。--
紅い夕陽に照らされた島、野島。この島で生まれ育った陽子は、幼馴染である北口さをりとともに、元気に小学校へ通う児童であった。ある日二人は、島の駐在であった甘屋に、この島に伝わる呪いの伝説を聞かされる……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-06-27 20:35:37
103202文字
会話率:42%
大学を中退し引き籠りの生活を送ってきた典型的ニートの主人公・堂島新は、ひょんなことから国のニート更生プロジェクトに選抜され高校一年生として高等学校に通うこととなってしまった。
初めは周りからの奇異の目や慣れない高校生活に四苦八苦するが、クラ
スメイトである月野ひまわりやその友人たちと交流を深めていくうちに、とうに失ってしまった人と触れ合うことの温かさを思い出していく。そして時にはクラスメイトたちとぶつかり合い、心の奥底に封じ込めていた自らの過去と向き合いながら、新は一歩ずつ成長していく。
果たして、新は無事に高校生活をまっとうし、社会に進出することができるのだろうか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-04-28 20:43:14
118992文字
会話率:57%
鬼神『遊鬼童子』は元日本の文系女子大学生である。文学少女をこじらせたオタクであった。その彼女は今、“堕ちた”異世界で男の娘である。鬼神『遊鬼童子』の魂を宿した人間の男の娘である。鬼神は人の間に混じって歴史をかき混ぜるのが好きだった。誰かと
遊ぶのが好きな臆病で寂しがり屋の気高き鬼神。呪いを受けて人間の躰に封じ込められ、数えきれないくらいの輪廻転生人生。御伴は相棒の猫“天津空鵺”一柱。
戦国時代で鬼神は恋に狂い、忍者『藍猫』となって遊び狂った。奪われた、奪われた、徳川に大事なもの、ほぼ全部奪われた。だから許さない。何百年、何千年かかろうとも任務と復讐は遂げる。それが僕の意地だ!! 臆病者の元、鬼神に出来る最大限の仕返しだ!
時過ぎて幕末。少年は双子の兄である四十九院銀とともに、先ずは地下座敷牢からの脱出と生活改善に乗り出した。
笑いあり、涙あり、商売あり、子育て(?)あり、歴史的事項あり、修羅神仏悪鬼羅刹、狐狸妖怪、人外と契約せし者“隠(お)叉(に)”、すべての敵“妖魔”、人情ありのハチャメチャ和風ファンタジー。
時代背景は維新志士の英傑たちが出始める頃。アヘン戦争終結辺り。江戸末期からのはじまりでございます。
(一時的に完結扱い中。気がむいたらまた、更新する予定です。ごめんなさい。書き直したい衝動に駆られ、ストックがつきました…。)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-12-22 08:55:00
192675文字
会話率:29%
十五年前に世界を巻き込む大戦争があった。その中でどこの国にも存在しない“圧倒的な力“を見せつけ大勝利を掴んだ国があった。大勝利した国の名はラーファリット帝国主義連邦。その圧倒的な力というのは、魔術の力を小さな石に封じ込めそれを身につけると人
類を超越した力が目覚めるというもの......その石の名を『アルケミー』。アルケミーを身につけ覚醒した者の名を人々は『アルケミーズ』と呼んだ......。
そして現代...ラーファリット帝国主義連邦、略してラーファ連邦は世界を統べる大国になっていた。
ラーファ連邦の高校生トオルは幼い頃に両親を亡くしていた。両親が死んだ理由を探しつつ学校に通っていたが、偶然アルケミーを拾い覚醒してしまう。そこで政府直属の影のアルケミー治安部隊『フリージャイエンツ』に出会いトオルは衝撃の言葉を告げられる...。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-12-18 17:03:10
1208文字
会話率:37%
空はきれいで、
海は青かった。
この世の毒とも呼ばれる怪異の刻印『トライバル』と、それを封じ込めた人体強化ツール『キリエ・ギア』。
亡き父よりその装置を託され逃走する少女、合川愛歌は、豪華客船にて謎の少年、クルスと出会い……
争いに巻き
込まれた彼が、真の姿をさらした時、激闘が始まる。
『トライバルX』の後日談にして読み切り版、ここに開幕!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-12-14 23:10:43
18819文字
会話率:29%