神が人間同士の争い事を楽しみたいが為だけに造られた、四大精霊が宿る銃。神は、それを人間に使わせる為に、天使という使いをも造った。
その銃を使えば、どんな人間にも精霊の力を使った物理攻撃が可能となり、天使は、使用者となる人間、その人間に銃
の使い方を教える指南役となる人間、ニ種類の契約を結ぶ。
屋敷の女主人とその娘達に、虐待を受けながら執事を続ける青年、ゼロ。彼の目的は、家人に毒を盛り、末永く苦しめた後に、屋敷に取り憑く怨霊となること。そんな彼の、もう一つの仕事が、四大精霊銃の指南役だった。
ゼロの元に送られてくる、生霊状態の仮使用契約者。彼は、なるべく天使の思惑に反するよう、仕向けていく。
一方、異国の島で暮らす娘、緋亜は国の結界を守る五本柱の一人として生きていた。
彼女は親に捨てられ、湖に巣食う妖しの生贄にされそうになったところを、当時の五本柱であった、ケイに助けられ、その後継者として育てられた。
しかし、育ての親ケイは、ある日急死してしまう。その後一人で暮らしていた緋亜の元に、ケイと異形の島の巫女王との間に生まれた、アオがやってくる。生まれ故郷の島に帰れないアオは、緋亜と共に街で働きながら生きていく。
ゼロが天使から得た報酬である毒草から、緋亜と島で出会うことになる。緋亜は、ゼロに暗闇から抜け、本名のレオンとして生きて欲しいと伝える。
ゼロは、レオンとして、緋亜の隣で生きる事を選び、屋敷を出、天使との契約も破棄する。
そして、異形の島では、王位継承で揺れていた。巫女王の跡継ぎは、彼女の実子ではない為、島を支える特別な力がないのが、その原因だった。
その特別な力を持つアオは、再び故郷の島に戻り、王の一族を支えることを誓う。
緋亜の隣で生きることを望む、レオンとアオ。そのどちらも大好きな、緋亜。三人は、同じ街で共に生きていくのであった。
※アルファポリス、カクヨムにも掲載中です※折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-19 21:10:57
110741文字
会話率:37%
コーラルは伯爵家の後継として厳しい教育と、その後は父の代わりに執務に追われる日々を送っていた。政略結婚の両親は不仲でどちらも家に寄り付かず、その母も事故で亡くなった。17歳になった頃、父が継母と後継になるという弟を連れ帰った。これまでの努
力と苦労は全て無駄になったのだ。淡い思いを抱いていた幼馴染には実は疎まれていたのだと知り、不要になったコーラルは辺境領の竜騎士の元に嫁ぐことになった。支度金という名の大金と引き換えに……。
夫となる相手は顔に大きな傷をもつ、黒髪に翡翠の瞳の美丈夫だった。初対面でコーラルを選んだ理由は「条件が合ったから」だと言う。これまで身に付けてきた自分の知識を使って辺境領をどんどん豊かにしていくコーラルと、愛さないと誓ったはずの妻に惹かれていくジェイド。不器用な2人が徐々にお互いを知り、そしてかけがえのない存在になっていく物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-31 16:54:46
102469文字
会話率:56%
前世、わたしは聖女だった。国のために力を使い、同じく国のために戦った第二王子と共に死んだ。来世で会ったら結婚しようという約束とも言えない戯言を交わして――。
それで終わりのはずだったのに、まさか本当に転生するなんて。
今世はただの平民……
だったんだけど、記憶と共に聖女の力が戻ってしまった。
しかも、同じく転生していた王子がわたしを嫁にするべく探しているって?
えっ!? あれ、約束したことになるの? 嘘でしょ。
今世は平和に生きたいし、寿命も全うしたい。聖女になるのもごめんだし、王子の妻もお断りです。
だから絶対に名乗り出てなんてやりません。
なんとか逃げようと頑張る元聖女と、絶対逃がさないマンな王子の話です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-23 21:00:00
193407文字
会話率:36%
これは命の価値観が書き変わる物語だ。
この世界には、天まで届く大きな柱が三千本ある。
そしてその柱には、それぞれ神様が住んでいた。
神様はとても人間を愛していて、人間が滅びないように徹底した管理を行ってきた。
神様は、人間の進化のために文
明を与えた。しかし、その文明が行き過ぎて人間の首を絞めるようになると、神様は自分で与えた文明を破壊した。
どちらも、人間のためである。
神様は人間を愛している。
だから、神様は何度でも人間に手を差し伸べるのだ。
その場所に住む人々は、高度な文明を持たずに自然と共に生きていた。
100人ほどの人間が暮らす集落があり、彼らはそこで何百年も生活していた。
もう十分な知的レベルまで到達した彼らに、神様は次のステージを用意することにした。
さあ、人間に繁栄をもたらそう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-17 23:44:49
15703文字
会話率:19%
片や、生きるのがつらすぎて感情が死んでしまった女。
片や、周囲の空気を読みすぎて感情を自分で殺している男。
まるで正反対な雰囲気の二人だが、そのどちらも苦しみの渦中にあった。
そんなある意味似たもの同士とも言える二人が、うっかりその場の
勢いで婚約してしまい……
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-09 12:20:25
28669文字
会話率:12%
輝かしい戦歴を誇る最強のパーティ。
その主柱の一本……だったはずの主人公。
唐突に告げられた追放。
捨てる神あれば拾う幼馴染あり。
果たして追放したかつての仲間たちに復讐は果たせるのか!?
それとも幼馴染との蜜月を過ごすのか!?
どちらも
そんなハートフルなことはありません。気楽に読んでください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-03 22:35:06
5401文字
会話率:48%
――『モテ期』というモノは、人生で3回訪れる。
そんな話を信じるのならば、俺――難波遼成の人生にはあと1回しかモテ期はやってこないことになる。
幼稚園時代にふたりの女の子と仲良くはなったが、その格言(?)通りにそれ以来モテ期はやってこないま
まだった。
時は流れて高校生になって最初の夏休みを終えた頃、飛び込んできたのは何ともミーハーなニュース。
「ウチの学校にヤバい編入生がふたりやってくる」「そのふたりはどちらも芸能人らしい」
そして、聞こえてきたのはどことなく聞き覚えのある声で――
「もしかして、リョウくん!?」
「もしかして、遼成くん?」
久方ぶりにやってきたのは、絶対的に可愛くなって帰ってきたふたりの幼馴染と。
そして、遼成の心臓を止めてしまいかねない『アブナイモテ期』。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-01 08:15:24
186999文字
会話率:49%
「朝からしつこいなー、お前は!」
「はぁ~!? それはこっちの台詞だっつーのよ!」
小学校1年生で同じクラスになって以来、いつも騒がしく夫婦漫才を繰り広げているエリカとシュウスケ。
口喧嘩をしつつも、なんとなく周囲をお花畑にしてしまう2人
の仲。
別れそうで別れないし、かといって進展しそうで進展しない。
でも実は、エリカはシュウスケが好きだし、シュウスケはエリカのことが好き。
それでも正直になれないのは、エリカとシュウスケのどちらも、いじっぱりで負けず嫌いで、ここぞというときに素直になれないから。
そんなふたりを対岸からまったりと見つめつつ、時々はいじったりしながらも、でもどうにかしてくっつけたい。
彼らの別の幼なじみでもある、ユウイチとルミの視点で送る恋愛模様。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-14 18:00:00
126101文字
会話率:43%
強くいられない
どちらも選べない
キーワード:
最終更新:2022-11-29 19:36:36
353文字
会話率:0%
嫌いな食べ物ってありますよね。
嫌いな理由ってなんですか?なんて聞かれても答えられませんよね。
恋人に私のどこが好きなのって訊かれたときくらい困ります。
どちらも理由なんてありません。好きだから好きなんです。嫌いだから嫌いなんです。
そこに
理由があった時点で、偽りなのです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-28 17:18:24
766文字
会話率:0%
全然平凡ではない男子高校生、「九条 守仁(くじょう もりひと)」
コンビニ前で子どもを助けるためトラックを受け止めた後、男女比の狂ったあべこべ異世界に迷い込む。
その世界に住むのは、地球人と同じようで同じでない、女系人類。
僅かな
男が女に搾り取られ子孫繁栄を為してきた歴史を持つ、そんな世界に、彼は現れてしまった。
守仁を押し倒し拉致監禁強漢受胎を目論み襲いかかる女たち。
武の道に青春を捧げ、なろうテンプレを全く知らず状況が理解できない守仁は、とにかく生き延びるため、闘いに身を投じるのだった。
※ジャンル確認必須。
※異世界からの異世界転移ですが、どちらもパラレルワールドです。
全8話の短期集中連載折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-19 12:00:00
9134文字
会話率:19%
ある日、高校に転校生がやってきた。その子の名前は柏屋優音。人を惹きつける魅力的な女子高校生だ。その上驚くべきことに、その子には人を意のままに操るという不思議な能力を所有していた。
だが、主人公、糸瀬穂隆はその能力が効かないという、変な体質を
持っていた。
どちらも暗い過去を持ちながら、ともに未来を目指す。その過去とは……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-12 19:02:05
17496文字
会話率:51%
人間が喰い殺される事件。
その先にある怨嗟と愛を紐解くお話です。
殺人描写、食人描写、暴力的描写があります。
「Feather」はこれを全て投稿した後に投稿する「Angel's sin」というお話の前日譚というか下拵えのお話なので、是非どち
らもお読みください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-11 17:46:17
39952文字
会話率:58%
本作は仙道アリマサ様主催の
『仙道企画その4(ボカロ企画その1)』参加作品です。
本作は拙作
「そしてまた、君と桜の花を」内の1場面を
元にしています。
コウは、自身が病と闘っている姿を
想い人である藤木優に見てほしくなかった。
そのた
め、自らの病気の事を伝えずにいた。
しかし、弟の苦しむ姿、悪化する病状を見かねたコウの兄は、コウに無断で彼の病状を優に伝える。
見舞いにきた優に、
コウは驚きと喜びで複雑な気持ちになるが
「必ず帰ってみせるから。その時には」
そう精一杯の笑顔で、再会の約束をして、見舞いには来ないよう、改めて優に伝える。
彼の決意を大切にしたいという想いと、その気持ちを大切にしたら、もう二度と彼の笑顔を見ることができないかもしれない葛藤に、優は思い悩む。
周りの誰にも話せない想いを、彼女は、
詩の投稿していたサイトで知り合った「斉藤竜樹」に吐露する。
自分の想いを知り、コウとの繋がりを応援してくれていた彼に、ただ気持ちを聞いてもらえればそれでいいと思っていたが、竜樹は
「信じて待つことも
傍にいることも
どちらも幸せで辛いなら
同じ時を過ごせた方が
きっと後悔しない」
そう伝え、優の背中を押す。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-04 02:42:38
685文字
会話率:0%
信じて待つことも
傍にいることも
どちらも幸せで辛いなら
同じ時を過ごせた方が
きっと後悔しない
キーワード:
最終更新:2022-11-02 07:00:00
261文字
会話率:100%
キノコ山脈...タケノコの村里。これは古くから伝わる戦い。
2つの街は「キノコ山脈」と「タケノコの村里」を好んでいた。そしてその2つはよくどちらの方が美味しいのかという議論を交わされていた。どちらもチョコたっぷりのお菓子であり比べられない
ほど美味しい。だからこそどちらが良いのか争うのだー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-01 21:26:09
1474文字
会話率:61%
言の葉が表と裏をくるくると
どちらも見せて澄んだ涙を流すから
わからずに 動けない
もう ここで
おやすみなさい
良い夢を♪
キーワード:
最終更新:2022-10-20 23:49:32
447文字
会話率:0%
災害のあとスラムまでできた日本が架空舞台。
連作短編です。
地震の影響で空間が裂けて、向こう側と行き来できるようになった。
ただしそれは、「選ばれし者だけ」。
そんな不思議な夢を見たアヤナが、指定された場所に行くと・・・
金属バットを持っ
てうさぎロボを追いかける美少年。
どうやら彼も同じ夢を見たらしかった。
彼の愛称は「ザット」。
近未来では、苗字に「里:ざと」と含まれている名前は「ザット」とおもに呼ばれてる設定があります。
アヤナについて、漢字にするなら「彩菜」か「史菜」。
架空でキャベツとレタスって意味だけど、混乱時期だったので「アヤナ」とカタカナが本名。
どちらも「豊満」を意味合いとしています。
普通っぽい女の子アヤナと、将来有望そうなザットの異世界冒険譚。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-17 08:06:15
17579文字
会話率:58%
俺、流山勇人(ながれやまはやと)は、極度のアニメオタクである。
あの、陽キャがするイメージのあるインスタでさえも、オタクな投稿をたくさんするような陰キャオタクだ。
俺は二人元カノがいる。どちらも浮気されたという、なんて悲しい人間なのだろ
う。付き合ったといっても、ほんの一ヶ月程度だ。
そんなことをされたから俺は人間不信に陥っており、二次元に沼る、言葉通りの典型的なアニメオタクとなっていた。
友人が彼女欲しいとほざいていても、俺はいつも決まって、彼女なんていらんと連呼していた。
そんな俺に、インスタのDMに同じ学年、高校一年生の松戸凛(まつどりん)から一件のメッセージが来ていた。
この一件のメッセージで人生が変わるとは、まだ俺は知らなかった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-14 14:41:38
59194文字
会話率:36%
交わした指輪が消えた時、結婚できるかできないかが決まる。
そんな風習のある世界で、ある日突然恋人と交わした指輪が消えた。
(明確な描写はありませんが、男性でも妊娠でき、男性同士の結婚が可能な世界観です。苦手な方はブラウザバックをお願いしま
す。)
(BLとして書きましたが、男女間の恋愛物語としても読むことができます。)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-29 16:00:23
3528文字
会話率:9%
王子からの求婚?
幼なじみの笑顔が可愛い彼との結婚の誓い?
どちらも選んでみた結果……、王子に離婚を言い渡されました。
でも、それって王子の不倫が原因ですよね?
最終更新:2022-09-24 19:37:47
3103文字
会話率:32%
【1.2章】
この物語の主人公である僕、一ノ瀬良夜《いちのせ りょうや》は偏差値八十のトップ校、才王高校に通う男子高校生。でも、正直言って頭が悪い。テストでは二連続最下位だし、授業中はラノベを読んだり!そんな僕は、当然補習を受けることに。
ただ、それは教師が行う普通の補習じゃなかった!
「教務委員の彼女に君の勉強を見てもらうことになった」
「白撫まどかです。よろしくお願いしますね」
「いやです」
僕は即答したけど、「報酬が出る」という言葉には勝てず、すぐに手のひらを返して––––‼︎
「やってやりますよ」
これは、勉強を頑張ったご褒美に美少女が褒めてくれる、そんなお話。
––––そこから始まる、恋のお話––––
【3章〜】
五月の気温にも慣れてくるころ、僕は久しぶりに学校へ。ところが、白撫さんの様子がおかしい……じーっとこっちを見つめてくる!
そんなときに現れた二人の転入生。
「春原 悠人(はるはらゆうと)です」
「小鳥遊 奈夢(たかなしなゆ)です!」
どちらもモデルで声優も職業としている、今をときめく超有名人!そして、そんな二人が告白してきた!
「白撫さん、交際を前提に俺と友達になってくれ」
「りょーくん!もう絶対に離さないから!」
それにより、僕と白撫さんの関係性は––––!?
※R15は保険、週に1〜7投稿。
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誤字はデフォです(ごめんなさい)
フィクションです。実際に存在するものとはなんの関係もありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-24 14:31:10
260061文字
会話率:60%