村を一人出た幼馴染を追いかけ、ネイリン・パークエムは、勝手に付いてきた友人二人とともに、生まれ育った村を旅立った。しかし強行軍がたたり、同行の者が熱を出しダウン。しかたなく、一行は助けを求めるため、近くにあった大きな屋敷の扉を叩いた。
その屋敷には、先祖から託された大事な「なにか」があるようで、多少もめることにはなったが、その「なにか」に干渉しないという約束で、滞在が許可された。
その「なにか」に興味を持った面白がりのネイリンは、さっそく、その屋敷の中で話を聞きだしやすそうだった令嬢ロッテに話を聞く。
彼女がいうには、その「なにか」は、死んだものを生き返らせる力があるといわれている「石」とのことだった。そしてそれは、鏡の中に封印されていて、その鏡がある部屋もまた、封印されているとのことだった。
これはなんとしても、その部屋に入りたい。そして、生き返りの力を含んだ石を入れたという鏡を、この目で見てみたい。そうネイリンは思った。
しかし、その部屋に入れるのは、その部屋の鍵が入ったケースの鍵を持った、その家の主だけ。家人であるロッテたちでさえ入れないということになっている現状では、ただ立ち寄っただけのネイリンなどには、見る機会は得られそうになく思われた。
しかし、ネイリンが予想もしていなかったかたちで、彼女の期待は叶うことになった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-11-26 19:00:00
207565文字
会話率:33%
人界と魔界。二つの世界が交わった時、彼らは交流ではなく
戦うことを選んだ。それから50年。
人族と魔族は互いに語る術を持ちながら、戦う事をやめなかった。
暗殺を依頼された傭兵と魔王らしくない魔王が出会う時、
二つの世界は再び選択する機会を得
た。
これは英雄の物語ではない。魔王の物語でもない。
愛と勇気の物語でもない。
現在更新休止中。期限は未定です。
「キッ、キサマッ!それでも英雄か!?」
「えぇ、卑怯で結構、それで世界が救えるのなら」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-11-07 14:54:44
10083文字
会話率:35%
私は生れつき“普通と違う”脳味噌を持っている。かつて画家を目指して絵を描いていたが、あまりの拙さに自ら筆を折っていた。とある事情で通うことになった施設で、再び筆を握る機会を得た私は……
最終更新:2010-11-04 21:26:48
5296文字
会話率:9%
篠田珠生《しのだたまき》は、縁結びで有名な神社で巫女のバイトをしている、気の抜けた口調が特徴的な女子大生。
なかなかの美人だが、中学・高校・大学が女子校のため男性と出会うチャンスがなく、恋人いない歴=年齢。チャンスがあっても恋愛対象として見
れずに、交際をお断りしてしまう。
恋愛に対する憧れはあるにはある。だけど機会があれば彼氏が欲しいなぁ程度の意識+本人が細かいことを気にしない、おおらかでのほほんとした性格のため、彼氏ができる可能性はかなりの低さ。
そんな彼女の働く神社に、一人の超絶美形の女性?いいや!オカマのおねぇさんがやってきて・・・。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-10-29 16:33:38
8323文字
会話率:54%
剣と体術に比類無き才を誇りつつも、それを秘する影深き楽士。その彼は、天下の名奏者と謳われた老師の下、かつて天才的なシタール奏者としてその名を馳せていた。今は放浪の身。その彼に、とある藩王から祝祭の演奏者の一人として依頼が来た。彼は、長い年月
その機会を待っていた。その真意は・・・。人の心にある光と闇が交錯する架空歴史物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-10-22 11:14:44
25598文字
会話率:10%
日ごろ自分と向き合う機会の少ない日常に反して。。。
キーワード:
最終更新:2010-10-07 23:33:09
515文字
会話率:0%
輝石の欠片を集めに来たという異世界の巫女姫と護衛の少年。二人の帰還を見送った青年の抱く想いと、彼に与えられた機会は――。 ※※前作「とある招喚」とはまったくつながっていません。
最終更新:2010-09-26 23:49:51
5482文字
会話率:29%
ある求人情報をもとに、メーカー指定運送会社の契約ドライバーになった稲田久志。その日に連絡を受け、業務仕様通りにトラックを運転し、指定の倉庫に家電品を運ぶ、そんな深夜労働である。倉庫の主は清水仲道と言った。久志に気安く接するが、倉庫の中に通
すことはなかった。ある夜、巡回中の警官からトラック襲撃事件の話を聞き、久志はあるアイデアを得る。それは業務仕様にある「検閲」の実態を知るために思いついたものだった。折しもその夜、久志は倉庫に入る機会を得、外箱に不自然な凹みがある家電品が置かれているのを見る。思いついた仕掛けは早速三日後に試されることになる。
三日後、久志はいつもより三十分早い検閲と納品の指示を受けていた。卸売を受け持つ倉庫では買い付けも行われる。この日はその買い付けに立ち会う名目で久志は呼ばれたのだった。豊川勢至と名乗る買付人は曰く付き品の専門。それらを買い叩くように取引を進めていく。不正ではないが、久志の疑問は大きくなる。自身の運転で生じた不具合ではないことを示す必要もあるが、清水が買い叩かれずに済ませるためにも重要だ。しかしながら、仕掛けによって得られた証拠は不十分な結果に終わった。
久志は再度仕掛けをセットし、業務に臨むが、その日の検閲では不審な動きは確認できず、空振りとなる。だが、収穫はあった。
先のパトロールで会った女性刑事、森下若葉は襲撃事件の真相を追っていた。久志はそれに乗る形で、証拠の獲得に万全を期す。台風が近づく夜。業務を終えた久志はトラック車庫に戻り、仕掛けを確かめようとするが、何者かによってすでに見破られてしまっていた。すると、記録済みの証拠を取り戻そうと、見覚えのある車とともに男が現れた。事態は一気に緊迫する。
久志がこの仕事に就いたきっかけ、二年前の台風の夜の事件、そして真の黒幕とその隠された理由などがこの嵐の夜に明らかになっていくのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-07-30 22:15:19
15018文字
会話率:62%
僕は、視力悪化のため、眼科クリニックに診察をするために来た。そこの待合所の本棚の一冊の本に、ふと目が止まった。理由はない。なんとなくだ。その内容は、盲目の少年が主人公の恋愛物の海外小説だった。少年の主観の幸福論が多々描写されていて、ボクに
は少し堅苦しい本だったので、パラパラとめくった後すぐに読むのをやめてしまった。
診察を終え、クリニックの入り口で靴をはいていると、一人の女の子がやってきた。長い黒髪を持つ彼女は、ボクから見てもかなり綺麗な子で、少し見入ってしまったのだ。
僕はすぐに目を逸らして、なんでもないかのように彼女の傍らをすれ違おうとした。でも、その時、なぜかその女の子は急によろけ始めて、僕にぶつかってきた。
「きゃっ!?」
「うわっ」
――――――少し、痛かった。
「あ、あの、すいませんでした!急にぶつかってしまって。」
「・・・・・・・」
教えてあげるべきだろうか?
彼女が誤っている方向が、ボクの方とは全く逆であることを。
彼女と話す機会を得た僕は、あることを知った。
そう。どうすることも出来ない、彼女の持つそれを。
クリニックで読んだあの海外小説の中の少年と同じ―――――――
盲目だということを。
そして彼女は、その小説を知っていた・・・。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-05-28 11:29:47
26395文字
会話率:48%
小説でこうゆーモノを書く機会は二度とないでしょう…(以下同文)。
最終更新:2010-05-23 23:05:00
792文字
会話率:50%
私は現在バツイチシングルマザーと言われる道を歩いています。
歩き始めて7年目。愛する我が子も小学2年になりました。
いつか、話そう。
いつか、伝えようと、日々思っている願いを
書いてみる事にしました。
私のもとを巣立って行く時になるのか
私が死ぬ時になるのか
一生伝える機会が無いのか
今はまだ解りません。
そんな、平凡な母親の子供への思いを
覗いてくれたら嬉しく思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-05-13 23:55:55
1263文字
会話率:0%
この作品は http://ncode.syosetu.com/n1729k/ このURLの
殺人ピース(上)の続きです。
この作品は、元囚人がある日貰った1通のメールを機会にゲームに参加していく物語です。ぜひ読んでみてください。
最終更新:2010-03-08 23:32:27
5715文字
会話率:0%
作者ふぐるまのトラウマです。
子供と接する機会の多い方は是非ともご覧くださいませ。
最終更新:2010-02-17 00:42:52
1953文字
会話率:4%
地球内部に存在する秘匿されていた異界――クレプトビオシスとの交流が許されるのは政治・経済・文化・民族的に宗教上の縛りがない日本を含め、僅か数カ国に限られている。
クレプトビオシスの精霊によって指定された都市は異界との交流が認められる。そ
れは、都市の新たな機会を生みだした。
人口百万人を越える都市であり、かつ諸条件をクリアすることで初めて認定される『精霊指定都市』――――遂に広島も異界からの指定が下りた。
都市のシンボルとなる妖精の誕生を市民みんなが喜んだ………しかし
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2010-02-04 01:33:38
1404文字
会話率:23%
1945年、第二次世界大戦は枢軸国の降伏を以って終結した。
その後日本は急速に発展し、世界第二位の経済大国となった。
しかし、2011年5月。日本は突如ロシア軍の攻撃を受け、
自衛隊は速やかに抗戦、安保条約により米軍へ援軍を要請した。
しか
し米国の対応は、ロシアとの対立は極力避けたいという考えから
直接交戦せず、ロシアへの警告にとどまった。
結局、日本政府はロシアへ降伏。独立は維持できたものの
北海道・北方四島を正式に失った。
この事件を機会に、日米安保条約は破棄されたものの
米国との対立を招き、日本から撤退はしなかった。
そして2021年、日本は中国軍により
沖縄奇襲上陸を受け、自衛隊はなすすべもなく、
米軍は撤退してしまう。
限界を感じていた日本はタイムマシンにより、
日本が戦闘力がないに等しくされる原因となった
太平洋戦争の敗北を防ぐため、
政府は極秘にタイムトラベル計画を命じた。
そして2046年11月、ついにタイムマシンが完成した。
しかし、米国は速やかにこれを察知。
日本に対し宣戦布告を行った。
米国は日本へ核ミサイルを発射したとの情報が入ったため、
タイムマシンを破壊される前に出撃との決定がなされた。
かくして、海上自衛隊は
・空母5隻
・イージス艦7隻
・高速タンカー10隻
・高速輸送船23隻
この大艦隊を過去へ派遣することを決定した。
そして、大艦隊は太平洋に現れるのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2009-12-17 01:20:36
294文字
会話率:39%
「聖葉女子学園」3本目。
放浪の画家だった父とともに世界各国を旅してまわった晶にとって、なかでも特にゆかりの深い国はイタリア。
家族同然の付き合いをしている家庭もあり、その家の息子とはほとんど幼なじみである。
自由奔放なあの晶が、全寮制の、
しかもお嬢さま学校だなんて大丈夫なのだろうか。うまく馴染めているのだろうか、辛い思いはしていないのか?
幼なじみの青年クラウディオは晶を案じ、数少ない一般解放の機会である学園祭にやってくる。
「ここでの生活が君を不幸にするのなら、このまま君を連れて帰るよ」
尾崎晶高校一年生。夏のはじめの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2009-10-12 13:01:33
13610文字
会話率:44%
男性の貴方『女性として生まれたかった』と思った事は、ありませんか?女性の貴女『男性として生まれたかった』と思った事は、ありませんか?そして『今すぐにでも異性として生まれ変わりたい』と思っているそこのあなた!もう手術なんて必要ありません!これ
を一口飲むだけで、あなたの身体は生まれ変わるのです!男性は女性に、女性は男性に!性転換飲料水【カラダ】三回分で39,800円です!これを機会に、あなたも一歩踏み込んでみてはいかがですか?商品のお申し込み、又はお問い合わせはお電話にて、以下の番号でお待ちしております!電話番号0120-****-****※当商品は劇薬です!!注意事項をよくご覧の上、用法容量を守って正しく試用ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2009-08-01 00:21:04
12552文字
会話率:41%
飽き性の郁が、高校入学を機会に軟式テニスを始めた。やがてボールにも慣れ始め、フォームのアレンジにも気を配るようになった頃、郁はある青年と出会う。”コートの皇子”の異名をとる天才プレーヤーである青年に、是非とも弟子入りしたい、と郁は勝手に行動
を共にし始めるが……?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2009-07-05 21:49:17
841文字
会話率:0%
機会社会は戦争のせいで衰退し、僕たち一般人は荒れた建物にすんでいた。僕の友達と最愛の人はどうなってしまうのか。この世界とは?神とは?シノとは?
最終更新:2009-04-18 19:42:39
292文字
会話率:0%
王宮に派遣されている派遣剣士の俺は日々正式な騎士となれるように奮闘していた。そこに思いがけず絶好の機会が到来した。
最終更新:2009-02-16 19:11:14
4429文字
会話率:49%