密かに慕っていた伯爵家子息の先輩から誘われた夜会。男爵令嬢エリザはその日を心待ちにしていたのにその当日、お世話になっている侯爵家当主から自分の娘との交代を切り出されて…。
ハッピーエンド目指します。
最終更新:2015-11-17 22:10:56
49947文字
会話率:38%
偉大であった祖父は、死の床につきながら、か細く最後の言葉をつぶやいて笑っていた。
命のろうそくが尽きようとするのをはっきりと自覚していながら笑える、胆力の持ち主であった。
『ジョジョ・・・よ、チャールズを支えてやってくれ・・・先に、行っ
ているぞ、約束の地カナンで・・・待っている・・・』
その祖父の最後の言葉は、枕元に立った息子である私の父へのものではなく、唯一の孫の私へとかけられたものでもなかった。
常に祖父のそばに立っていた老僕___ジョジョへ向けての言葉であった。
当時、私は12歳。
祖父をこの世で一番に敬愛していた。
祖父はこの国の領土を数倍に拡大した英雄であった。そして幼い父に権勢を譲った後は、数々の文化・芸術・食の守護者となり、国は豊かに成熟した。
祖父は、私を常に導いた。私に美とは何か、幸せとは何かを説き、同時に為政者として大切なことは何かを教えてくれた。
それから6年後・・・私は祖父の決めた公爵令嬢との婚約を破棄し、身分の低い男爵令嬢を妻にすることを自みずから決めた。
シリアスって、なんだろう、というコメディーです。リクエストがあったので、ずうずうしくも王子sideを上げてみました。もう、あふれんばかりの乳信仰です。ざまあのはずなのに、くじけなかったよ、王子様!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-11-15 04:19:20
6955文字
会話率:9%
騎士領主ジョルド・ミリュシャと男爵令嬢アリッサの子どもは転生者だった!
異世界転生者を子どもに持った両親の苦悩と、それを手助けする友人の友情物語?
最終更新:2015-11-14 21:11:10
7248文字
会話率:52%
書いてみたかった、悪徳令嬢モノ。
マリーヌの婚約者、ジョナタンは第1王子。ジョナタンは男爵令嬢のシャルロットに心を寄せる。そして、卒業を記念して行われる夜会で婚約破棄を言い渡される。
その裏に隠された様々な人の思惑。
最終更新:2015-10-28 18:12:01
11279文字
会話率:45%
妾の子として男爵令嬢として産まれたリンシアは、外の世界、今の世界よりも遥かに進んでいたとされるウェステア時代の研究にしか興味がなかった。貴族の娘として成人を前に、旅立つ決意をする。そして・・・。それは世界の真実を知ることになる旅立ちだった。
最終更新:2015-10-26 12:48:05
43447文字
会話率:52%
「『死神』を殺してちょうだい」
19世紀、ロンドン。英国紳士という仮面の裏で殺し屋業を営む男・ヘンリーのもとに、その小さな依頼人はやってきた。
メアリーと名乗った少女の依頼は、近頃巷を騒がせる殺人狂――通称『死神』を殺害すること。ヘンリー
はメアリーとの不器用な共同生活を送りながら神出鬼没の『死神』を追うことになるが……。
※感想欄に重大なネタバレが含まれますのでご注意下さい。
※マイナージャンル応援企画『The Killer’s Project』第1回後半戦参加作品です。企画詳細についてはページ最下部のバナーより企画HPをご覧下さい。
※NOVEL DAYSにも掲載中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-10-12 00:00:00
44649文字
会話率:33%
卒業パーティーで男爵令嬢からいきなり、「わかったわ! あなたも転生者なのねッ! だからヒロインの私を邪魔してくるんでしょう?!」と言われました。いや、本当に何のことだか分からないのですが……とりあえず指を下ろしましょうよ。人を指差しちゃいけ
ないって習わなかったんですか。 ※今回ヤンデレは不在。ごく一般的な悪役令嬢ものです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-09-23 06:00:00
8074文字
会話率:40%
もしも、マニファーナ姫とアリーナ伯爵令嬢とチェルナ男爵令嬢とアレク伯爵が、前世から腐女子だっならば。
最終更新:2015-09-12 23:32:14
1698文字
会話率:22%
公爵令嬢と男爵令嬢と王太子の斜め上で不毛な物語の一幕
最終更新:2015-09-06 19:59:40
6220文字
会話率:45%
男爵令嬢から伯爵夫人となったクレアは俗にいう玉の輿に乗ったお嬢様である。しかし彼女と夫の結婚生活は、愛なし、子供なし、離縁できない、という三重苦のなんとも切ない状況下で行われていた。そんな生活が7年も続いたある日、とうとう、愛人とその子供が
屋敷にやってきて、共に暮らすことに。そんななかクレアはなぜか冷静な態度を取る。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-09-06 09:09:11
11585文字
会話率:41%
どうやらフィリア・バルタール伯爵令嬢は、カトリーヌ・ヴィニョン男爵令嬢に数々の嫌がらせをした事になっているらしい。カフェテラスで糾弾され謝罪を命じられたフィリアは、とりあえず無言を通す事にした。勝手にヒートアップする取り巻きとご令嬢を眺めな
がら彼女は物思いに耽る。
流行りの婚約破棄モノが面白そうなので書いてみました。ラブコメも初です。会話文が少ないのでご注意を。
※ 加筆修正致しました(2015/9/10)。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-09-05 16:32:39
14107文字
会話率:36%
王立学園に通う公爵令嬢であるヒルダ・ファンデルヘイデンは、同じ学園の生徒である男爵令嬢・マリアンネを不当に害したとして婚約者である第一王子に追及され、婚約を解消されてしまう。そして、国王によって言い渡されたヒルダの処分は、この国で彼の下を
行くものはいないとまでに噂された醜男・コープマン宰相に嫁げ、というものだった――。
美しい公爵令嬢と不細工な宰相をいちゃらぶ? させたい物語です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-09-03 23:00:00
19090文字
会話率:11%
ワームウッド王国の伯爵令嬢であるルティシミアは14歳の時、後宮に側室として召し上げられた。
寵愛争いばかりしている公爵&侯爵令嬢や部屋に引きこもっているかと思いきや、使用人の格好をして何故か城内をうろつく男爵令嬢……などなどの濃いメンバーの
中で三年間。目立たぬよう何とか後宮の中で生きてきたルティシミアには、ある夢があった。それは、ここを出なければ叶わぬ、貴族令嬢にしては些細で小さな夢。
しかしここは後宮という鳥籠の中だ。入ったらもう出られない……はずだったのだが。ルティシミアが17歳になったある日、彼女に一つの知らせが届く。それは、ルティシミアの全てを変える一つの転機となったー……。 これは、ある貴族令嬢が人知れずハッピーエンドを迎えるまでの物語。
《本編終了後、番外編を書く予定》
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-08-30 13:28:43
16899文字
会話率:19%
アルーバル王国 ユニヴァース学園の卒業式の直後、プライド王太子はジャスティ公爵令嬢を断罪すべく、ラスト男爵令嬢に行われたイジメを暴露した。ジャスティ公爵令嬢はもちろん反論した。そして、プライド王太子の行っていたイジメを暴露した。
最終更新:2015-08-26 13:00:26
1919文字
会話率:53%
最早流行は過ぎた感じもある婚約破棄もの+学園生徒会もの。
テンプレが分かってるかどうか不安……
レオン第二王子殿下の婚約者ブランシャール侯爵令嬢ジュリエットはフォンテーヌ男爵令嬢クロエへの数々の嫌がらせを理由にダンスパーティーで婚約破棄さ
れてしまう。
そしてそれは濡れ衣ではなかった!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-08-18 18:35:28
2918文字
会話率:42%
私は全てに耐えて、諦めていた。愛のない結婚も、夫の愛人たちも、義母の虐めも。
耐えていれば、いつか皇后になれる日がくると思っていたから。
でもあなたは私から全てを奪った。夫も地位も、あらゆる幸せも。
ずっと考え続けていたわ。妻のある相手だと
知っていながら、どうしてあんなことができたのか。
そして気付いたの。あなたが残してくれたこと、教えてくれたとても大事なことに――
マイヤーリンク事件を、ルドルフ妃のシュテファニー視点で描いた作品になります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-08-16 09:33:33
7632文字
会話率:0%
可愛げのない40男の商人に嫁いだ18歳の貧乏男爵令嬢。それは明らかな政略結婚に見えた。だが、実際に捕らわれたのはどちらだったのか? 押せ押せの若い娘にたじたじとなるおじさんの行く末は…
最終更新:2015-07-31 16:40:18
12373文字
会話率:38%
何がどうなっているのかわかりませんので、取り敢えずこれまでの話を整理しようと思います。
最終更新:2015-07-13 20:31:57
3360文字
会話率:5%
聡明な伯爵令嬢と賭け事を愛する男爵令嬢の出会いと、彼女たちの秘密のお遊び。
最終更新:2015-06-11 00:26:12
7900文字
会話率:35%
自称転生者たる男爵令嬢と子爵令嬢、彼女らは公爵令嬢に呼び出された。すわ悪役令嬢との邂逅かと思いきや、なんだか様子がおかしくて……? ※シリーズ間に合ってますから第五弾。初めての方は前の話から目を通した方がわかりやすいかと思います。
最終更新:2015-05-02 05:48:13
3417文字
会話率:31%