吹奏楽部でアルトサックスを吹く私は、高校生活をかけた最後のコンクールの舞台で、後輩をかばって死んでしまう。
相棒のサックスと一緒に転生した世界は、選ばれし者だけが魔法を持つ世界。火水風地光音の六神が崇められ、六神と同じ魂を持つ選ばれし者が
、民衆を幸福に導くとされている……。
貧乏商人に拾われた私は、「今世こそプロになってお金持ちになってやる!」と意気込み、ストリートミュージシャンを始める。
そんな私に超めずらしい『奏でる音で病気やケガを治せる』能力が目覚める。
その力を身分が低い人たち(農民など)に振るまっていると、そのことが病気の国王の耳に入る。
国王に呼ばれて演奏すると、重い病気にも関わらず完治させてしまったのだ。
後日、国王の代わりに側近がお礼を言いに来たものの、あまりにも平民を見下した言い方で、そばにいた農民たちが大激怒!
私もムカついたので、「わざわざお偉い身分の方が、こんなところまで来てくれたお礼」と称して演奏。なんと、奏でた音は側近を屋根まで飛ばしてしまった……!
私に目覚めた能力は、「演奏する時に込める想いによって、音が『武器』にも『薬』にも変わる」ものだったのだ!
そんな世界で私は、平民を見下す上流階級を倒し、二度と楽器を武器として使わずに暮らせる最強の国を作るために立ち上がる。いつの間にか私は『アールテムの聖女』と呼ばれていた……!
※あらすじの内容までは毎日投稿予定折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-04 21:56:07
116377文字
会話率:46%
人間の住む世界とは違う世界に存在する精霊。彼らは気紛れに人間の世界を覗いては、物に宿って興味ある人間の元に現れ、興味が満たされるとお礼をして帰っていく。
精霊のお礼を受け取った人間は必ず幸せになれるという言い伝えから、精霊は“幸運の使者”と
も呼ばれていた。
『もしもーし、聞こえますかぁー? あ、聞こえてますね、良かったぁ! えーと、じゃあ早速ですが、あなたのお名前と人生について聞かせてください。あ、申し遅れました。僕はこのスマホ……じゃなくって、この箱に宿る“精霊”です。いやー、面白いサンプルがとれたら、是非お礼させてください。AIの予測データから、最適のものをマッチングしてプレゼントしますからねー!』
薄い板のような箱に宿り、眩い霊力の光を放つ“箱の精霊”は、人間からどんな話を聞き、どんなお礼をするのだろうか。
※オムニバス形式です。ひたすら暗かったり、アタマ悪かったり、倫理的にアウトォな話だったりしますので、ご注意ください。
第1話*暗めの話
第2話*やや頭の悪い話折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-19 18:00:00
115211文字
会話率:21%
にゃんこさんシリーズ第1話
ある若者が、困っていたにゃんこさんを助けてあげました。
にゃんこさんは若者にお礼をしようと思いますが、お礼は何がいいか決まるまで若者の家で一緒に過ごすことになりました。
仲良く過ごすうちに若者は何をお礼にもらう
のかを決めました。にゃんこさんの恩返しはどうなるのでしょうか。
この作品は2004年にインフルエンザで寝ていた作者が考えたお話をもとにしています。
いらすとやさんのイラストを使用して作成した動画をYouTubeにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-08 06:15:20
6725文字
会話率:53%
どうか聞いてほしい。昨日の昼すぎのことなんだけど。
チームで万年手入番の僕ことフィルブリンナーは、突然宿屋の二階から降ってきた女の子ウィンウィルと、かーなーりアグレッシヴな出会いをしたんだ。
でもね。強引に手入れを押し付けてきた子だった
けど、別にそんなにいやじゃなかったんだ。金はちゃんともらえたしね。
それに僕の仕事をすごく評価してくれて、うれしかった。
だけど、その日――。
僕は有名A級バウンティーハンターチーム、【ウォラック興産】から追い出されてしまったんだ。
『手入なんて店で出来る! 時間のムダだ!』だってね。
そのリーダーのエリオットっていうのが時間にうるさい人でさぁ。
ただ、僕には【起死回生(クリーニングアップ)】っていう能力があったんだ。
これはクリーニングする度、銃の性能を毎10%ずつ、雪ダルマ式に向上していく能力。
けど、もういまさらって思って、心を新たに友達のジャスパーフェネック・キキといっしょに町を出ようとしたんだ。でもその矢先――。
そう、僕は二階から降ってきたあの少女、ウィンウィルに引き留められたんだ。
「探したよ! 昨日手入れしてくれた銃だけど命中率がすごいの! だから一言お礼を言いたくて、良かったらお兄ぃとお姉ぇのもお願いしたいんだけど……え?行くところがないの? じゃあウチにくればいいじゃない!」
強引なウィンにつれられ、スケベでロマンを求める熱い兄のレヴィンさん。
そしてシャーマンの血を引くヌー族のおとしやかなシ義姉リリーさんが温かく受け入れてくれたんだ。
このチームで心機一転がんばろうと意気込んだのはいいものの。
話はそれで終わらなかったんだ。
実はこの荒野広がる大陸「ナエスタ」に住む全ての人間には、【烙印(スティグマ)】が刻まれていて。
その【罪】とは逆の力を宿している。
それはウィンウィルも例外じゃなくて……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-27 21:34:03
116995文字
会話率:49%
お題
「海」「笛」「」(三つのうちひとつ忘れました。書いているうちは覚えてたので入ってるはず)
ジャンル
「童話」
上記の要素で書きました
キーワード:
最終更新:2021-04-23 20:08:04
1733文字
会話率:0%
ノックス王国の伯爵家の養女であるフェリスは、武器に魔を退ける力を授ける「守護神官」として働いている。だがなかなか才能が芽生えず、養父からも「役立たず」と罵られる。
ある日フェリスは夜会で酔っぱらいに絡まれたところを、異国出身の貴公子に助け
られる。
ロウエン帝国のジン・ライカと名乗った彼にお礼をするために、ハンカチに刺繍をして贈ったのだが――なんと、ロウエン帝国で女性が男性に身だしなみ品を贈るのは、プロポーズの証しだった!?
だがジンの方から改めて求婚してきたため、それを受けたフェリスは彼の妻となって故郷を離れることに。
双方に利益があるから結婚したとしても、自分にできることをしたい……と思っていたフェリスだが、ロウエン帝国の人は優しいし、夫には甘やかされ大切にしてもらえる。
さらには、フェリスの「守護神官」としての本当の能力も判明して――?
養父が、帰ってこいと言っている?
「縫穣(ほうじょう)の神子」と呼ばれるようになった私の力を、伯爵家の役に立てろ?
そういうの、お断りします。
私が聖なる力を授けたいのは、ジン様だけなので!
※ノックス王国……近世ヨーロッパのような国
※ロウエン帝国……日本や中国などのアジア諸国をごった煮にした感じの国
※能力が判明するのは物語後半です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-23 20:00:00
235688文字
会話率:38%
回想迷宮ーー人の人生を記した書物。この世界では人は誰しも自分の回想迷宮を持っており、日々の生活の中で体験した出来事を記録していく。
最も恐れられた禁書を持つ少年マルクスはブラッドムーンと呼ばれる大殺戮事件の主犯として国に追われ身となる。そん
な中、ある日路地裏で出会った白髪の美少女クラリスを助けることになる。彼女はこの国の次期王女となる人物だった。クラリスは自身を助けてもらった恩から彼ともう一度会ってお礼をしたいと考えるが、彼の容姿がどういったものか覚えていなかった。恐怖のあまり自分のこと以外考えられなかったのもあるが、男の影に隠れて顔を直接見ていなかった。しかし男の言っていた『黒い回想迷宮』という言葉を思い出し、その言葉を頼りに最も信頼していた彼女の護衛司書官セツナにそのことを相談する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-14 22:50:44
5735文字
会話率:15%
転生?乙女ゲーム?いえ、ただの悪役令嬢マリアンヌとただの不幸な平民娘リリアーヌのお話です。悪役令嬢が平民娘をあの手この手でいじめるも何故かお礼を言われてしまうお話。視点はマリアンヌとリリアーヌで交代になります。コメディーっぽくなるように見え
るのはきっときのせいです。マイナス×マイナス=ギャグ?なので仕方の無いことです。道中コメディー、最後のみシリアス。 ※所々不快に思う表現がありますので、念のためR15保険です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-23 12:00:00
15974文字
会話率:29%
「いただきます、ありがとう。いただきます、ありがとう」
道ゆく人に向かって、お礼を言い続ける男。しかし、誰も男を顧みる様子は無い。
何故、男は通行人に頭を下げ続けるのだろうか。
最終更新:2021-03-02 18:31:48
906文字
会話率:64%
俺は荒崎結太。しがない大学生だ。
突然だが、俺には好きな娘がいる。
正直こういう話をするのは恥ずかしい。
だけど俺には恋愛のいろはなんてわからないから、アドバイスをくれる人が欲しかった。
どうしようかと思ってたら、大学からの
親友、春季が相談に乗ってくれた。
ギャルゲーの友人キャラかよ、ありがとな!!
さすがに相手の名前とかは伏せて相談してる。
だって恥ずかしいじゃん。
春季は、お前は友達多いんだから誰かに頼んで彼女について情報を探ってもらえばいい、と提案してきた。
恥ずかしくてお前にしか相談できないって言ってるのに。
仕方ないので趣味程度にやっていた女装で彼女に近づいてみたんだ。
そうしてアドバイス通りに彼女と距離を縮めていったんだが、思わぬ事態になってしまった。
彼女は女の子が好きらしい。
しかも俺の女装姿がドストライクだったみたいで、向こうからアプローチしてくるじゃないか。
まずい。俺、男なんだけどな…………。
嬉しいような、気まずいような。
なんだか複雑だけど、進展してるみたいだし、ヨシ!
春季にお礼を言わなきゃな!
と思ってたら今度は春季の様子が変だ。
どうやら春季にも好きな女の子ができたらしい。
やったな、俺はお前の幸せも願ってるぞ!
彼がその子の写真を見せてくれるってよ。
おいおい、お前が惚れるなんてどんな可愛い娘なんだよ。隅におけねーな!
あれ? あれあれ?
見間違いかな。
俺の知ってる娘な気がする。
あ、いや。知り合いとかそういうのじゃなくて。
その、なんというか……。
それ、俺の女装した姿だよね?
どうやら春季はいわゆる男装女子ってやつで、俺の片思い相手は春季の本来の姿だったみたい。
しかも本気で俺の女装姿に惚れてるらしいぞ?
え、デートの相談に乗って欲しい?
こっちが相談に乗ってもらった手前、断れないじゃん!
更に春季に告白してくる先輩、俺と結婚の約束をした(らしい)幼馴染み、春季に熱い視線を送る後輩まで乱入。
振り回されまくりな俺の恋路の行方は!?
※この物語は法律・法令に反する行為を容認・推奨しておりません。
※BL・GL要素がエッセンスとして使われてますが、BLやGLを求める方には物足りないレベルです。何卒ご注意下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-21 22:59:37
46368文字
会話率:27%
三つ子の優理、遥佳、真琴は高校入学前に、いきなり違う世界に強制送還されてしまった。
自分達の母親は女神様。だけど両親は永遠の眠りにつき、自分達は保護者を失った神子姫様。だから誰もが手に入れたがっている。
世界には妖精、幻獣、魔物、獣人、人間
の種族がいて、ここは人間が多く住む大陸だから紛れて暮らすのは簡単だと思ったら手配書までまわって、自分達は高値をつけられた。
だけど自分達はこの世界に紛れて生きていく。何故なら自分達には次の女神を作るという使命があるから。
(誤字報告ありがとうございます。そのまま適用ボタンを押したら適用されるらしいので、個別にお礼を言えませんが、ご親切にありがとうございました)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-20 00:54:48
5736375文字
会話率:43%
享年17歳。
道路に飛び出した野兎を助けてダンプカーに轢かれて目の前が真っ黒になった私こと稲葉白子。
次に目を覚ましたら不思議な空間で大きい兎さんにお礼を言われました。
大きい兎さんは兎の神様で、どうやら私は死んでしまったらしい。
助けた兎
にお礼を言われモフモフしながら天国へ……。
そう思った矢先に兎神様はなんと私を祝福を持たせて異世界転生させると。
結構です……と言う暇もなく光の粒子になって消えた私は異世界へ。
……って兎に転生してるじゃん!?
人生よりもハードな兎生。
ちょうだるい。
とりあえず優しくてお金持ちなご主人様に飼われて悠々自適な兎生を送りたい折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-27 00:32:25
56775文字
会話率:18%
子供の頃、山で迷子になった私は狼の様な獣に変身する人間ーー獣人に助けてもらった。
けれども、泣いていた私は助けてくれた獣人にお礼を言えないまま別れてしまった。
無事に下山出来たものの、誰も獣人の話を信じてくれなかった。
あれから、12年
。
もう一度、山に来た私は獣人に関する石碑の前で足跡を見つける。
今度こそ、獣人だと騒ぐが、その正体とはーー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-17 20:46:43
7701文字
会話率:46%
旅の中で私達は色んなものを得て、多くのものを失った。
魔獣に蹂躙されていた村や街を救った。
間に合わなかった街もあった。
女子供を犯した罪で自ら仲間を処刑したこともあった。
目の前で子供が食われたこともあった。
発狂した騎士に介錯をして、
その騎士にお礼を言われたこともあった。
新しい仲間を得て、失い、時々裏切られた。
そして旅の途中で唯一のヒーラーとなった私は正式に聖女に処され、剣豪さんは剣聖を名乗ることを許された。
私達は戦いの中で支え合い、お互いに愛し合った。
だけどどうやら剣聖様を愛してしまった私には、馬に蹴られて地獄に落ちる未来が待っているらしい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-13 23:55:34
9078文字
会話率:44%
都立高校に通い始めた少女、伊瀬花衣"いせ かい"
ある日彼女はトラック事故に巻き込まれかけるが、先輩の天道誠也"てんどう せいや"に助けられる。
お礼を伝えるべく彼女が訪れた先にあったのは、『異世界
研究部』の文字。
そこに居たのは異世界に行こうと努力(?)を重ねる少年たちの姿があった!
そしてその中には彼女を救った少年もまた、異世界転生のやり方を試行錯誤していたのだった!
異世界に行こうとする少年と、異世界を信じない少女。
二人が交わる時、物語は異世界へと導かれる…はず!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-11 06:48:56
3356文字
会話率:32%
空手を習っている女の子サキは、ある日いきなり『フィーネ王国』という異世界に飛ばされてしまい、その面倒事に巻き込まれる体質から、偶然『フィーネ王国』の第一王女ソフィアを助けてしまう。
ソフィアにお礼をしたいと言われ、城に招待されるが…。
何故
か、この王国の騎士を育成している名門男子校『フィオナ学園』に男として入学することになってしまった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-10 20:59:30
50635文字
会話率:35%
「契約を破棄する──!」玉座の間に響く新王の声。身に覚えのない殺人容疑をかけられた龍宮白月《 りゅうぐうしらつき》は、王の宣言に笑った。「お礼を申し上げます、王よ」。建国の際、王家と龍宮家の間に結ばれた契約は破棄され、白月は真珠の鱗と翠の瞳
を持つ美しい龍へと变化し、砂漠へと飛び立った。『砂漠の魔龍』と呼ばれるようになった彼女は、時折王国からの追手を追い払いながら、まぁまぁ平穏に暮らしていた。だが、ある嵐の夜、助けを求めて白月のもとを訪れた幼い兄妹が、彼女を騒乱に巻き込んでいく──!
一匹の龍としての自由を求める少女の冒険物語。
R2.12.28〜完結まで毎日更新します!
年末年始のささやかなお供になってくれたら幸いです(^^)
この作品は「アルファポリス」「ステキブンゲイ」にも投稿しています。
R3.1.6完結しました!おつきあいありがとうございます。
R3.1.10(日)より新連載「祈りの塔」を開始します!
こちらは週一連載を目指しますので、よかったら引き続きよろしくお願いいたします!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-06 21:00:00
35407文字
会話率:39%
少年は病院で目を覚ます。そこには見知らぬ初老の男性が。その男は俺にこう問うてきた。「世界から消された気分はどうだい?」少年は自身の抱える異能の力に悩み、苦しみ、葛藤しながら、この不条理な世界に抗う事を決めた... 異能と苦悩が織りなすバトル
&サスペンス青春スクールライフがここに開幕‼ P.S.俺だけが最強じゃない世界へ 第1巻 始まります♪
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自作小説の感想・アンケートへのご協力のお願い
URL:
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdSCNrBvzoo_SDdD5VKNZRfZF-Wo_BqgxN9M-GwbpcP_AmWZA/viewform
この度は、『P.S.俺だけが最強じゃない世界へ 1』を読んで頂いた読者様へ、心からお礼を申し上げます。
作品URL:
https://drive.google.com/file/d/1mJIPgJU8huI-ChOFWrW5mKzQ2eeUvu1J/view?usp=sharing
研究で使用する資料作成の一環として当アンケートを行っています。
先行研究にも回答頂けますと幸いです。https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSf2FbVMMYSfd88SCizEOK3wERdiWPSShjC9bwhZCBW2pcFq_Q/viewform
何卒ご協力をお願い致します。この情報は研究・制作のみに使用いたします。質問、問い合わせなどありましたら、メールs1723109@cce.kanagawa-it.ac.jp、またはTwitter@1723109_kait宛てにご連絡ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-11 11:49:27
141095文字
会話率:42%
あるところに傷ついた雀が居ました。
それを見つけたおじいさんとおばあさんが雀を手当てし
自分たちのわずかなお米を雀に食べさせてやります。
甲斐あって治った雀は、おじいさんたちへお礼をすると言いますが
おじいさんたちはお礼の代わりに「誰か
を助けなさい」と伝えた……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-25 20:14:39
3599文字
会話率:8%
人が恋をすると、精霊が生まれる世界のお話です。
人が恋をすると、たまごが産まれる。
そのたまごからは、精霊が生まれる。
その精霊は、『恋精霊』と呼ばれる。
恋精霊は、親の人間の恋を全力で応援する。
恋精霊は、親が『失恋』をすると、消滅して
しまう。
クラスメイトの男の子に恋をした小学三年生の女の子、明日香は恋精霊の卵を産む。
しかし、恋をした男の子、和人は、幼稚園の頃、女の子の告白を断ったことで、目の前で恋精霊が消滅してしまったことがトラウマになり、恋精霊を消滅させないように、告白を断らなくなってしまい。
たくさんの彼女がいる女好きと言われていた。
本当は優しくて、誠実な和人がみんなに誤解されたままでいることが許せない明日香は、どうにか、彼に女の子と向き合って告白の返事をするようになって欲しいが、どうすれば良いのか分からない。
そんな明日香に、明日香の恋精霊は、明日香が告白することによって和人に向き合うようにすすめる。
告白を断られた場合、恋精霊は消滅してしまう。
それでも、明日香の恋を応援できるのなら、構わない。という恋精霊の言葉と想いに背中を押され、明日香は和人に告白をする。
明日香の告白と、明日香の恋精霊の想いの説得を聞き、幼稚園の頃に、告白を断ったことで目の前で消えていった恋精霊が、女の子とちゃんと向き合い、正直な気持ちを伝えた自分に感謝し、微笑んで、お礼を言っていたことを思い出した和人は、明日香の告白を正直に断る。
和人に告白を断られ、失恋をした明日香は恋精霊に生まれてきてくれたことを感謝する言葉を伝え、彼の最後を見守ったのだった。
ピクシブとアルファポリスさんにも掲載しています⇒「https://www.alphapolis.co.jp/author/detail/417799422」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-21 23:00:00
18815文字
会話率:37%