博士は研究室に入り浸る。今日もまた、他の研究員が帰った後にひとりで考察を繰り返していた。──連作による短編集。
最終更新:2012-08-29 22:00:00
18804文字
会話率:33%
発明家として有名だったオッキナ・チチスキー博士はある日、雨に打たれ、下着を透けさせた女性の姿を見て、服が透ける装置の発明を思い立った。
そのチチスキー博士の研究所へ荷物を届ける依頼を受けた運送屋の佐川ヤマトは、何もわからないまま美女たち
の襲撃を受ける。
悪趣味全開でお贈りする、ノンストップアクション。
「透けるのは、お前のブラジャーだ」
空想科学祭FINAL「Best of コメディ賞」「実験・発明賞」「アクション*戦闘賞」受賞作品。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-08-24 00:00:00
10919文字
会話率:24%
恋人を失った若者がその生涯をかけて取り組んだ禁忌の研究が、今、成されようとしている。研究者は時を経て蘇った恋人を幸せにすることができるのだろうか。切ない系SF恋愛ストーリー 【空想科学祭FINAL 参加作品】
最終更新:2012-08-22 18:00:00
11675文字
会話率:43%
きをつけろーねじがでるぞー。ねじのまちでは螺子職人、螺子商人、螺子漁師たちがまいにちネジを削り、回し、流し、集め、捨て、別れ、時には戦い、誓い、諦め、それでもネジは抜けません。
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「空想科学祭FINAL」参加作品
短編部門賞・ベスト世界観賞・文章力賞・幼馴染み賞・FINAL短編部門注目度NO.1賞をいただきました。
応援ありがとうございました。
--------------------------------------折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-08-22 16:00:00
16854文字
会話率:53%
戦争の中、意識を持ったロボットが作られて戦場に送られる。そのロボットの名前はアイザック。そんな時、少年兵と出会い、ロボットの存在について疑問をいだいたりしていく。そしてこの世界は構築されていく。
最終更新:2012-08-20 15:02:01
10383文字
会話率:38%
ーー死神。 かつては、死期が訪れたものを迎えるためにそのもの の側に訪れるという。
その、死神の血をもつ少女、ウィリア・モノクローム は人々の常識を覆すために『狩り』を繰り返してた。
だがその行動が仇となり、彼女は『都市伝説』となっ て
しまい、人々を震えあがらせた。
そんな中、死神が震える事態が起こる。 ーーアンダーデス。 政府によって作り上げられた死神殲滅機関である。そ の登場により、殺されていく死神を見ながらウィリアは 、『死神』としての存在意義について考え始める。
ーーそして、たどり着いた答えとは折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-08-20 00:02:44
5559文字
会話率:40%
街外れに住んでいた一人の変わり者の博士が、一体のロボットを作った。まるでどこかの国の貴婦人のように幾度となく倒れるそのロボットを、博士は『ダーマ』と名付けた。それはいつかの時代の終わりと始まりの物語。
最終更新:2012-08-20 00:01:29
3812文字
会話率:0%
シオンは目が覚めると知らない部屋の中にいた。カプセルの中に閉じ込められていたシオンを助けたのは、猫獣人の少年、タンゴだった。二人がいた施設の中は見たこともない機器でいっぱいで、外に出る方法もわからない。一緒に脱出の手がかりをみつけてほしいと
いうタンゴの提案に乗って、シオンは捨てられた施設を探索し始めた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-08-20 00:00:08
19547文字
会話率:43%
遠い未来。あるいは、とても近い未来。紙媒体の本が最早アンティークと化した時代に、少女は日本最後の図書館に通う。認知症の祖母に本を届けるために。AIの司書と、二人だけの図書館。電子書籍の盛り、時代錯誤を携えて少女はどんな選択をするのか。 ※
空想科学祭FINAL参加作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-08-20 00:00:00
13921文字
会話率:31%
私は気が付くと暗い洞窟の中にいた。暗い暗い、洞窟の中。このまま朽ち果ててしまおうかと思い始めたその時に、私に声をかけてくる一人の男が現れた。
最終更新:2012-08-20 00:00:00
7262文字
会話率:35%
白衣をまとった男が一人、なにかを作る。男が持つ技術とは。そして出来上がった物とは。希望に満ちた夢の形。未来の形。
「空想科学祭FINAL」掌編部門参加作品。
最終更新:2012-08-20 00:00:00
4517文字
会話率:20%
宇宙人の実在を信じる人々に対する取材、という形を取るフェイク・ドキュメンタリです。
最終更新:2012-08-20 00:00:00
11323文字
会話率:50%
創也が手に入れたのはパラレルワールドを自由に行ける不思議キャンデー。怪しい科学者に唆され口にしたが、パラレルワールドの俺はプライドのかけらも無い屑だった。って言うか何故お前(俺)に彼女がいるんだ!!
最終更新:2012-08-20 00:00:00
17424文字
会話率:56%
死んでも俺たちは忘れないだろう。2012年5月5日――当時高校二年生の俺たちが死んだ日を。あの時、あの場所で、あの人と出会ったが最期。俺と、その同級生でもあって親友でもある濱田千秋は、ともに帰らぬ身となったのであった。しかし、物語はそこで
終わるほど単純明快というわけではなかったらしい。どうやら今までの17年間はその序章だったようだ。2012年5月5日。俺たちの物語の第1章が幕開ける……。///一応完結していますが、視聴率が低くて打ち切りになったドラマのような状態となっております。書き直すことは確定ですが、時期は未定ですのでスルーをお勧めします。記念碑的な作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-08-19 23:59:20
63172文字
会話率:49%
二十一世紀後半、海辺の観光都市・セントレア。市警察の新人捜査官レイが配属されたのは、〝はみ出し者の吹きだまり〟と称される特捜班だった。相棒はくせ者の先輩捜査官、ハル。初日から衝突続きの即席コンビに、待ったなしの事件が次々に襲いかかる。サフ
ァイアの瞳のメイドが導く先に、ふたりを待ち受けるものは? ハルの秘密が暴かれるとき、特捜班に最大の危機が訪れる!
掛け合い主体でコメディタッチのバディもの。タンデム走行で飛ばします!
※「空想科学祭FINAL」参加作品。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-08-19 23:46:22
181378文字
会話率:50%
近未来。二人の天才の出現により、シミュレーション技術が発達し、人々の生活はさらに発展した。その高度なシミュレーション技術の礎となったのが『バトルシミュレータ』、いわゆる体感型格闘ゲームであり、年齢を問わず莫大な数のユーザーが存在していた。当
然、一高校生である夜下朝治(ヤシタ トモハル)も例外ではなく、娯楽として日常的に利用していたが…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-08-19 23:45:35
27438文字
会話率:34%
二一六六年、南米のコロンビア。アマゾン海に臨むサンマルティン村に住む少年マレイは、子供の頃に父と行った南の港から望見した軌道エレベーターを忘れられず、いつも南の空を眺めていた。折しも浜辺で「監視者」と呼ばれる宇宙移民の遺体が発見される。や
がてマレイは友人のベンと共に、監視者の少女エミリーと逃亡の旅をする羽目になるのだった。ジャングルの道なき道を行き、猛獣と出会い、不思議な樹上生活者や「神」になったコンピューターと出会う旅。謎の多いエミリーの目的は一体何か?監視者とは何者なのか?そして、地上人はなぜ監視されるのか?百数十年前に地球を襲った災害とは?「大破壊の日」の後、「それから」を生きる少年たちのボーイ・ミーツ・ガール。空想科学祭FINAL参加作品。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-08-19 23:23:57
160665文字
会話率:45%
7月28日深夜2時、こんな夜更けた時間にも関わらず外にいた。辺り一面には闇夜を照らしてくれる街灯の明かりすらない。けれども暗いとは感じていなかった。見上げる先には夜空一面に散りばめられた無数の光。その中で動く一条の輝き。流れ星だ。これをみる
ため外にいた。水瓶座デルタ南流星群、7月末から8月上旬までみられる夏の流星群。これが見たいがために何もない田舎の、小高い丘の上に来ていた。もう一条光が流れた、強い輝きだなと思った10秒後には気を失っていた。
☆★☆空想科学祭参加作品☆★☆
(あらすじ2)
とある田舎の幼馴染の男女4人の高校2年生。これから迎える夏休み。この夏休みで大きな変化が起きる。とある事情から4人の輪の中に1人の少女が加わった。このことにより動き出していく。男女5人が繰り広げる青春夏物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-08-19 23:05:23
164237文字
会話率:43%
【これは、遠い遠い未来のお話です。そこには博士がいました。博士はいつも暗い夜の中、星を見つめていました。そんなある日、博士は思いつきました。『星屑を集めれば、きっと地球を明るくできる』。そして博士は……硬いものを叩き始めました】
ゴミの星に
住む青年と少女。青年は、声を失った少女を救うべく決意を胸に固める。その手立ては……なんと少女の持つ絵本と同じ『星屑』だった。青年と博士、地球のため、少女のために、宇宙へと船を漕ぎ出し始める。そんな宇宙泳遊譚折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-08-19 22:08:00
25086文字
会話率:46%
夏休みを直前に控えた放課後、麻依の前に現れた少年。
あり得る筈のない出会いに、麻依は待ち望んでいた「終末」の訪れを予感する。
決して訪れることがない、「明日」。それを何度繰り返した事だろう。
夏の夕暮れ時。心が痛くなるほどきれいな夕日の中で
の、一瞬の巡り合い。
――それは、「世紀末」ブームがすっかりなりをひそめた、一九九九年七の月の出来事。
空想科学祭FINAL参加作品。今年もSFを書かない奴(大汗)が参加していまーす。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-08-19 22:00:00
29787文字
会話率:32%