手のひら孫悟空と耳にするが、手のひらは実に美しい。
触れ合い一つになり、また分裂する。
ぬくもりの連続があるが、そのぬくもりを忘れたフリをする。
満足感を他人から求めていれば満足しないだろう。
美しき手のひらと手のひらの触れ合い。
ふれあいの握手には、大きな力がある。
小さい子と親が手を結ぶ。
きらめくあの人と手を結ぶ。
目に見えないやり取りは、美しさに溶け込んでいく。
ああ、この美しさは無限に拡がり何処へ行ってしまうのだろう。
還りたくない、戻りたくない、触れ合いから人である日常が始まる。
その日常に、人と人が手を結び、人だけでないものに手を結べればそれほど美しいものも少ないだろう。
隣りにいるひとと手を結ぼう。
差し出すイメージだけでも問題ない。
「頭がおかしくなった」と思うなら、自分の心と手を結ぼう。
手のひらの孫悟空であることが幸せに感じるだろう。
小さな小さな一体が大きなる一体として創造されていく。
手のひらの中にブラックホールのような穴を感じるのであるだろう。
まるで永遠に閉じ困ってしまった大きな悩みのように感じるだろう。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-29 10:29:45
743文字
会話率:0%
高校二年生の怜は、いじめっ子杏奈の標的になり、理不尽に謹慎処分に追い込まれる。杏奈、教師、そして自分への嫌悪感から怜は自殺未遂をし、1か月後目を覚ました。すると怜は人の心の聲が聴こえるようになっていた。そんな怜の前に現れたのは、クラスメイト
の深山。彼は左耳に聴覚障害を持っているが、怜と同じく人の心の聲が聴こえる能力も持っていた。普段何も聞こえないフリをしている透明人間のような彼は、怜の再スタートした人生を手助けする。人の心の聲に脅える怜と、自分の心の聲を聴いて欲しい深山。二人の未来は誰にも予知できないものだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-09 21:25:42
110139文字
会話率:47%
植物の心を感じ取ることができる能力を持つ京千尋(かなどめちひろ)は、元許嫁によって仕事も家も奪われ、鉢植え売りをしていた。そんな彼女が再会したのは、大切な桜の木を再生し自分の心を救ってくれた恩人、大店の次男で樹医の高鷲章吾(たかすしょうご)
。
あの時の恩返しのつもりで、一番良い鉢植えを勧めたことがきっかけとなり、千尋は章吾やその家族らとも交流を持つことになる。
自らが持つ不思議な力で、彼らが直面した難題を解決していく千尋に次第に心惹かれていく章吾。やがて、弟大吾も交えた三角関係の様相をみせる。
その頃、千尋を追い出した元許嫁の店は、彼女を失ったことで隆盛に陰りが見え始めていた……
※ 時代背景は大正をイメージしていますが、あくまでも異世界の話です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-06 07:37:35
109573文字
会話率:43%
自分の心の言うことを素直に聞けるか否かです。
最終更新:2023-04-03 20:12:01
231文字
会話率:0%
戦後、アマテラスという神に支配された日本では多くの神が根付いていた。
高校生の松川稲生は同じクラスの学級委員長である春川薊に恋をしていたのだが、ある日やってきた水分神の代行者によって春川がいけにえとなることが通達される。
自分が恋した相手
が川の神のいけにえになってしまうと絶望した松川はいつの間にか、自分の心の中で神に祈っていた。何か特定の神ではなく、ただ縋るだけの心の神。どうか、どうか彼女をいけにえにしないで下さいと祈った。その時、松川にも神の代行者として特別な力が宿った。
その力で彼女を救えるのか?
そして、二人の逃避行が続く先で現れるアマテラスとは果たして本当に神なのか?
人が神を超えて人を愛する神話体系。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-03 13:33:52
39048文字
会話率:27%
家庭の問題や学校でのいじめに苦しむ日本の高校生、ヒナの物語を追っています。ある夜、彼女は「ドリーム・ピル」と呼ばれる稀少な物質を販売するウェブサイトを偶然見つけます。この薬は、使用者に幸せな夢を与えることを約束しています。苦しみからの救済を
望む彼女は、一定量を注文し、毎晩服用し始めます。生き生きとした想像力にあふれた夢の中で、ヒナは自己発見と危険な旅に出ます。自分の心を取り戻し、現実に戻るために戦う中で、彼女は家族、友情、いじめ、そしてメンタルヘルスのテーマを探求します。彼女は、最も深い恐れに直面し、平和と幸福を見つけるために闘います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-25 04:36:55
3364文字
会話率:5%
波風を立たせず平凡に生きてきた四十九歳の辻本修也は事故に遭いこの世界から離れる事になる。
死んでしまった事を聞かされ、とうとう我慢の限界を超えた辻本修也は死を伝えに来た何者かに切れて、人生のやり直しを訴える。
要望を伝えるも中々
上手くいかず、何度か転生させて貰うがとうとう最後の転生になると宣言され、その代わりに【リプレイ】の魔法を貰える事となる。
【リプレイ】の魔法は時間を五分間巻き戻す事が出来る私だけが使える魔法で、何度も使用できるがそれには若干の制限があった。
ただその代わりにある人物を助けて欲しいと頼まれるが、まだその時ではないらしい。
その時が来るまで辻本は自分の心の思うままに生きていく事にする。
もう周りに気を使って自分を押し殺して生きるのは止めよう。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-20 13:06:04
210757文字
会話率:51%
同じ中学だった1個上の先輩、来栖 茜(くるす あかね)に主人公 如月 玲生(きさらぎ れい)は突然呼び出される。
そこで茜に自分は魔法少女であると告白され、魔法少女のお手伝いを頼まれる。
ひょんなことから興味が湧いた玲生は"とある
こと"を条件に手伝うことを決める。
これは、強がりな二人が自分の心を取り戻すための物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-19 15:06:08
7033文字
会話率:40%
徒然と自分の心と生き様を推察する
最終更新:2023-02-14 00:06:19
954文字
会話率:0%
主人公、田中優《たなかすぐる》は他人の理想通り生活する小学6年生。そんな生活に不満を持っていた優は、突然謎のお姉さんに話しかけられる。
「私は心の掃除屋。」
心のモヤモヤを解消してくれると言うお姉さん。お姉さんと契約をしたことで自分
の理想通りに生きる方法と謎のブローチを授かった優だが、「掃除屋」というお姉さんの言葉に対して半信半疑のままだった。
そんなある日、優はクラスメイトからいじめを受ける。いじめられる中でさえ他人の理想を演じようとする優の前に、お姉さんからもらったブローチが目に留まる。ブローチの力によってクラスメイトを殺害してしまった優は、段々と自分の理想通りに生きていくようになる。
お姉さんは一体何者なのか?
自分の理想のままに生きる優の結末は?
自分の心に正直に生きることが善か悪か、この物語を読んであなたはどう思いますか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-22 22:39:52
16876文字
会話率:64%
アイナ・ブリギットは聖騎士である。
若干16歳にして聖剣に選ばれ聖騎士となった。
歳を同じくしてクディア・マーカスも勇者となり、彼とは既に二年もの付き合いになる。
任命式後、聖剣に選ばれた聖騎士達と勇者は厳しい訓練や沢山の試練に挑み切磋琢磨
し合う仲となった。
そんな日々を過ごしていくうちに、アイナはクディアに恋心を抱くように。折れない心、他人を優先する心優しさ、人を惹きつける笑顔。分け隔てなく接してくれるクディアを好きになるのにそう時間は掛からなかった。
魔王軍との戦いに明け暮れる日々、聖騎士の任に身を置いていれば、色恋に現を抜かしている暇はなく。それに、クディアは遥か上の圧倒的強さを有していて、国で唯一の勇者。身分差もあり、不器用なアイナは素直になれず。
周りの男性は年上ばかりで、年齢の近い者は居ない。ましてや、どこぞの貴族だかわからない人に求婚される始末。皆、彼女ではなく、彼女の地位にしか興味がない。
戦いから解放された後、クディアからの告白にアイナはどう答えるのか。
※本作は、カクヨム様、アルファポリス様、ノベルバ様にも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-19 18:00:00
9988文字
会話率:42%
人には目に見えないスイッチがある
押してしまえば崩壊するのだ
自分の心が
築いた関係が
キーワード:
最終更新:2023-01-19 07:00:00
234文字
会話率:100%
自分の心音を愛せ。
刻み続けろ。
最終更新:2023-01-15 23:53:23
206文字
会話率:19%
「悪役令嬢もの」が好きすぎて、時に吐きそうになるくらい食傷してもまだ読んでしまう。そんな自分の心理はどうなっているんだ、なんでそんなに好きなんだ。ちょっと分析してやろうと書いてみました。主に女性読者としての視線で、偏見だらけかもしれません。
思うがままに書いたのでエッセイのくせに長文です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-14 00:59:32
8187文字
会話率:2%
タクヤは夜、眠るのが怖い。それは自分の心が関係していた。お父さんは、亀のぬいぐるみを買ってくる。「この、ぬいぐるみでヒーローになるんだ」と、お父さんは伝える。
最終更新:2023-01-09 03:22:07
1612文字
会話率:18%
ループする毎日に安心感を見出していた14歳の少女、水上ユイサは、あるきっかけで学校の部活動に入ります。文芸部と言う、執筆活動をする文化系の部活でした。
そこで、かつてサイコサスペンスを書いて「七尾サイコ」と揶揄されるようなった事もある「七尾
サイナ」と言う女子生徒が居ました。
彼女の文章を読み、水上ユイサは自分の心の中にほんのわずかな情熱を見つけます。
卒業式の日、学校に投稿できなかったユイサは、卒業証書を持って来てくれた友人ミミの前で、「同じ日が来なくなった」と言って泣き崩れます。
中学校の卒業式から4年後、OLになったミミは、ユイサがウェブで書いている詩を読んで、ファボをしました。
百万回くらいボタンを押したい気持ちを持ちながら。その心を、ミミは「愛」と表現しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-08 14:03:25
9589文字
会話率:4%
社会人になり目まぐるしいい日々を送る『本田 莉央』。
自分の心の容量が限界になってしまい仕事を休職することに…
彼女を取り巻く日常のお話
最終更新:2023-01-07 18:24:23
859文字
会話率:20%
今も後悔している。誰かに傷つけられたことよりも、誰かを傷つけたことの方が、よく思い出される。
自分の心のすり傷は癒えるけれど、相手につけた傷は自分の記憶の中でいつまでも癒えない。
缶コーヒーを用意してくれてありがとう。何のお返しも
できなくてごめんね。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-26 22:07:01
988文字
会話率:25%
自分の心が分からない。
悩みを抱えたまま旅を続ける藍が尾道で出会ったのは、少し不思議な雰囲気を持った浅緋。
運命的とも思える浅緋との出会いに藍の心は晴れていく。
最終更新:2022-12-23 00:00:00
1469文字
会話率:19%
西暦2035年、脳波コントロールシステムを採用したVRMMO「ブルーアース」のベータテストが開催された。主人公(男)は、自分の心が生み出した美少女キャラクター「カスミ」としてブルーアースにログインする。それは束の間の現実逃避になるはずだった
。しかし、原因不明のバグが発生し、プレイヤー全員がブルーアースに閉じ込められてしまう。元の姿に戻れなくなったカスミは、陰謀に巻き込まれた女性プレイヤー「サクヤ」と共に、現実世界への帰還方法を探り始める。嘘から始まった冒険は、やがて一つの真実にたどり着く。カスミは虚構のヒロインなのか、それとも――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-17 21:12:32
189308文字
会話率:55%