「悪役令嬢アーデルハイト・アルニム! 貴様の罪は明らかだ!」
10ヶ月にも及ぶ北部での魔獣大発生を抑える戦果をあげて凱旋した戦勝パーティの席上、部隊長アーデルハイトは副官であるマルクスの目の前で第五王子より糾弾され、婚約破棄を宣言されてしま
う。
主催者であり、婚約者である王子の口より並べ立てられたアーデルハイトの罪状は部下の扱いが横暴であることから始まり、命令不服従に軍需品の横流し、敵前逃亡、情報漏えいによる利敵行為という軍法会議案件だった。
軍関係者が多数を占める場で、軍部の英雄たるアーデルハイトを罵り始めた王子の意図が読めずに困惑する周囲をよそに、最悪の事態に備えることに慣れたマルクスら魔道士部隊はこれを自分たちに対する宣戦布告と解釈し、動き始める。
伯爵令嬢でもあるハイスペック上司に長い片思いをしていた男主人公は婚約破棄された高嶺の花を娶るために。100万分の一の奇跡をモノにするために。
仲間と共にコツコツと真面目に、時にはジョークの一つも飛ばしつつ暗躍し、王子様にざまぁしたり国家安全保障上の陰謀と戦ったりする、悪役令嬢とその猟犬の恋物語。
(が、目標です)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-06 15:00:00
720627文字
会話率:33%
侵略されたら、やり返す
これは正しいことなのか
最終更新:2025-03-10 11:10:35
7113文字
会話率:42%
かつてタオ大陸を制覇したアラハバキ帝国は、もはや衰退した。
斜陽となった超国家に変わり台頭してきたのが、かつての冊封国であったグランシュタイゴン公国である。
破竹の勢いで帝国領を侵食する公国に対抗するのが、新興国家であるセルコヴァ共和
国、古代王国ヒュウガ。しかし力の差は歴然、いまや公国の勢いはとどまることを知らず、帝国の諸都市時は次々と陥落していく。
そのような中、士官学校を出たばかりの新米少尉、ユーキ・ヨウダ指揮する四六年式攻城戦車『ティタデレ』は、行軍のさなか、車両故障により部隊をから脱落、そこにセルコヴァ共和国の一隊が襲い掛かる。かろうじて危機を脱したユーキたち。攻撃を受けすくなからぬ犠牲を払いながらもながらも、本隊との合流をめざし街道を前進する。
不服従、不慣熟な部下を指揮しながら、ユーキ・ヨウダ少尉の孤独な戦いが始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-22 16:37:59
44439文字
会話率:42%
伏氷花という青年は学校から帰宅すると、何が起こっているのかも分からない親友に斬り殺された。
彼の不服従により、彼はサイバースペースでの居場所を失ったハッカーの世界にますます引きずり込まれていきます。
ヒューズもハッカー王として非難された
最終更新:2024-01-12 17:54:57
350文字
会話率:34%
自分の心音を愛せ。
刻み続けろ。
最終更新:2023-01-15 23:53:23
206文字
会話率:19%
大学の文科系サークルが会議室に集まって、ディスカッション的なものを開いていた。
テーマは戦争。
その会議の場で、議論は”非暴力不服従”に話しが及んだのだけど……
最終更新:2022-05-14 12:02:47
2032文字
会話率:34%
―エースはいつだって空にいる―
突如として出現した超空間通路から姿を見せた謎の存在ガレリアによって人々は地上を追われて空中大陸へ逃れていった。その侵攻に対抗すべく、ガレリアを唯一滅する事ができる《オルゴン》をその身に宿す《エフェクター》
と、オルゴンによって稼働する空戦機動兵器メタトロンを以って、ガレリアとの戦いを繰り広げていた。
現代日本からクラスメイトごと転移してきたロボオタクな高校生である長瀬リクは、エフェクターとしての素養は持ち合わせていなかったが、ひょんな事からメタトロンを超える超兵器エクスシアを目覚めさせ、ガレリアとの戦いに巻き込まれていく。
エフェクターを養成する教育機関アカデミーに所属するイーサン・バートレットは、訓練生ながら高い腕前を誇るエースでありながら規則違反と命令不服従の常習犯たるアカデミーきっての問題児。任務もガレリアもお構いなしに空を自在に飛び回る彼の前に。黒鋼の天使が舞い降りる。
二つの翼が交差して異界の空を切り裂く空戦ロマン異世界アクション!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-25 21:01:09
182305文字
会話率:54%
全裸こそ原初の姿。
全裸こそ生命の神秘。
全裸こそ宇宙の真理。
そう常日頃から思っているあなた。
大丈夫、仲間がいます。
最終更新:2015-08-26 20:05:16
6067文字
会話率:29%
奈良時代初期、希望も誇りもない底辺の若者たちの運命が、一人の国守との出会いによって大きく変わる。恋と青春と陰謀の万葉ストーリー。
下総国葛飾郡(千葉県市川市)。若き志高い国守・高向(たかむくの)大足(おおたり)が赴任してきた。下総国は前
国守と葛飾郡司の圧政で貧困と労役に苦しんでおり、賤民である木葉と龍麻呂ら兄弟姉妹、そして仲間の綾苅(馬の扱いが得意で女たらし)、真熊(すぐに力に訴える)、光藍(私度僧)たちが圧政を訴えようと国守交代の時を狙って飛び出した。大足は彼らを許し、新国守の志に触発された木葉は文字すら読めないにもかかわらず無謀にも女医になりたいと言い出す。大足が木葉の教育係に指定したのは、郡司の甥で地位と名誉を求める高慢な医学生の勝(すぐる)だった。
牧や軍団や鍛冶工房でそれぞれの道を歩み出した下総国の若者たち。しかし、奇妙な出来事が続けて起こり、その裏には前国守の影が見え隠れすることがわかる。他方、木葉に厳しく接する勝と、木葉を口説こうとする綾苅は対立するが、勝は従兄である郡司の息子・徳麻呂から前国守と共に天皇家への謀反をたくらんでおり、毒薬を作るよう頼まれてしまう。医学への情熱を燃やす木葉に次第に惹かれた勝は、一族を裏切りその野望を国守に明かす。そのうちに、下総国では偽の疫病や倉庫の火災や軍団の不服従など不穏な動きが出始める。郡司を追い詰めつつある中、木葉が彼女を妾にしようとする徳麻呂によって呪いをかけられ意識を失ってしまう。綾苅を木葉の側に残し、勝は徳麻呂と剣を交え、倒れる。目覚めた木葉は勝の元へ急ぎ、愛を告白する。葛飾郡の伝説の乙女の助けで、瀕死の勝は一命を取り留め、仲間たちの活躍で謀反の証拠も押さえられた。
数年後、大足の推薦で平城京で研修することになった木葉と勝は、それぞれ女医と女医博士に任じられ、故郷の下総国へ帰還するのだった。
※pixivに重複投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-07-27 11:35:39
322677文字
会話率:46%