秋になり近づいて来る高校生のイベントの中でも大きなもの二つ。それに頭を悩ませる主人公だったが、家族での楽しかった思い出の数々が方向性を示してくれた。
主人公が文化祭で行ったのはまさに小さい頃に目の当たりにした光景の再現で――。
色
々な人に手伝ってもらいながらも成し遂げた成果。そしてずっと心に残っている思い出と共に、成長した主人公は色々な風景を残すための冒険へと出ていく。
※あまりにもな感想・レビュー等は削除させていただきます。
※この作品は、自己自主企画『24秋企画 この秋冒険へ出よう!!』への出展作品です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-23 16:53:40
4529文字
会話率:61%
主人公の佐藤一也は、普通のサラリーマンとして平凡な日々を送っていたが、ある日突然異世界に転生してしまう。転生先は冒険者が魔物と戦い、世界を救うような壮大な世界かと思いきや、なんと彼が与えられたのは荒れ果てた農地と、古びた農具だけ。戦う力も魔
法の才能もなく、彼に残されたのは「農業スキル」だけだった。
最初は途方に暮れた一也だが、農業スキルを駆使して土を耕し、種をまくことで、少しずつ作物を育てていく。だが、ある日偶然にも特別な肥料を手に入れた彼は、普通の作物が驚異的な成長を遂げ、見たこともないような巨大な野菜や果物を次々と収穫することに成功する。さらに、その作物を食べた者は一時的に戦闘力が飛躍的にアップするという不思議な効果まで現れる。
一也の作物は瞬く間に噂となり、王族や冒険者たちが次々と訪れるようになる。彼の農地はいつしか「伝説の農園」と呼ばれ、その収穫物は王国中で大人気に。周囲からは「作物を育てるだけで世界を救える英雄」とまで称されるようになるが、一也本人は至って謙虚で、自分の農園をただ平和に守りたいと願うだけだった。
しかし、そんな彼の農園に目をつけた敵国や強力な魔物たちが動き出し、一也は思わぬ戦いに巻き込まれることに。作物で世界を救う農園主、一也の異世界での冒険は、果たしてどこまで広がるのか――?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-20 17:05:00
14827文字
会話率:48%
自由を手に入れた瑠璃は高校入学を期に、それまで殺風景だった日常が色付いていくのを感じた。個性豊かな友達と、バンドをやることになったはいいものの、何からやればいいのか分からない。そんな時、瑠璃は父の遺した動画を見つける。題名からして瑠璃に宛て
たものではあるようで、瑠璃はひとまず再生する。実はそれは、ギタリストとして名を馳せた父の、瑠璃に向けたレッスン動画だった。見よう見真似で父の言う通りに練習していく瑠璃は、瞬く間に上達していく。だがそれだけではなく、彼女の持って生まれたある才能が、音楽を通して更に開花していき——予期しない方へと、彼女を導いてしまうのだった。瑠璃は得た仲間と、思い描いた夢に辿り着けるのか。青春ガールズバンドコメディー!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-19 13:00:00
101388文字
会話率:53%
序章
静かな夜、星々が瞬く空の下、主人公の田中翔は自宅の書斎で一冊の古びた本を手にしていた。その本は、彼が並行世界を旅するきっかけとなったものであり、数々の冒険と試練を経て手に入れた無数のスキルと能力の記録でもあった。
翔は深いため息をつ
きながら、ページをめくる。異世界での戦い、仲間との出会い、そして別れ。すべてが鮮明に蘇る。彼はそのすべてを乗り越え、ついに現代に戻ってきた。しかし、平穏な日常は長くは続かなかった。
突然、窓の外から異様な音が聞こえた。翔はすぐに立ち上がり、音のする方へと向かう。そこには、現代の常識では考えられないような存在が現れていた。彼の目は鋭く光り、手には異世界で習得したスキルが自然と宿る。
「またか…」翔は小さく呟き、静かに行動を開始した。誰にも気づかれず、迅速に、そして確実に問題を解決するために。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-11 21:10:14
1662文字
会話率:50%
主人公のグレン少年は一人前の召喚士を目指している16歳の召喚士見習い。学費を稼ぐため冒険者も兼任しているのだが、その日は調子に乗ったパーティメンバーのせいで実力に見合わない下層ダンジョンにて強敵に遭遇。足止め係という名の生け贄としてその場
に取り残されてしまう。
逃げようにも仲間によって切りつけられた足を引き摺っており、とてもじゃないが逃げ切れない。そして屈強な魔物たちも逃がしてくれそうになく、もはや絶体絶命!
……が、グレンの悲痛な願いが通じたのか2人の美女美少女を召喚してしまう。
いや待て、女の子を召喚したところで状態は何も変わらない――
――なぁんて事はなく、女子2人は瞬く間に魔物の群を消し去ってしまう。恐る恐る問い掛けたグレンに彼女たちは向き直り、堂々と告げる。
「私は魔王ルシフェルだ」
「わたくしは魔王シャイターンですわ」
2人の魔王により私生活が激変。隙を見ては学園を――街を――国を――と支配を目論んでいく魔王様に苦労が絶えないグレンくん。1人でさえヤバいなのに、2人もいるのだからそりゃ大変。しかも派手に暴れるせいで余計な恨みをグレンが買うという理不尽さ。だけども未熟なグレンが召喚士として成り上がるには魔王の協力が必要不可欠。彼らの機嫌を損ねるわけにはいかない。
そんな破天荒な魔王たちとの生活に慣れてきたある日、グレンは自分が持つ召喚魔法がその他大勢とは大きく異なる事に気付き、これを機に世界へ名を轟かせていく事に。
果たして彼らの運命は……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-11 13:00:21
7949文字
会話率:68%
2025年──世界中の重要都市に突如として異界人が侵攻、瞬く間に世界は奴らによって支配されていった……
人々は生き残る為に武器を手に取り異界人への抵抗を開始、しかし政府や軍がまともに機能してないのと、奴らが使う魔装技術によって作られた兵器
により人々は大幅に数を減らしていった。
侵攻から5年後…人々が異界人に抵抗する中、あまりにも歪なヒーローが人知れず産声を上げた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-07 13:34:53
5293文字
会話率:20%
20XX年、ワールドワイドシステム(WWS)の普及により日常生活に仮想空間が浸透して数年。
日本を端に世界各地に瞬く間に広がったWWSは、政治・経済・開発・生産・趣味と生活にかかせないものとなった。
大学でWWSの研究をしている伊予
島祐一は、ある日黒服に連行される形でとある施設へと連れてこられる。
そこには、多くの研究者、知識人、軍人が集められていた。そして、政府の役人によってとある情報がもたらされる。
「WWSの開発者和泉京華がテロリストに誘拐された。彼らの目的はWWSの支配、あるいは破壊だ。君たちにはWWSの解析と防衛、そして開発者奪還のための手助けをしてほしい。」
天才少女と秀才少年が過ごした三度の夏休み。
そして、果たせなかった四度目の夏休みを迎えるため少年が奮闘する、ひと夏の現代サイエンスファンタジー。
※この物語はフィクションです。作中に登場する内容にはすべて作者の独自解釈が多分に含まれます
※実在の人物・団体とは何も関係ないです折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-01 12:24:43
26397文字
会話率:59%
ある日、地球に宇宙から災いが降ってきた。その災いの名前はイビノム。未知の生命体で人類の敵である。イビノムは瞬く間に人類を滅ぼしていった。人類がもう駄目かと思われた時、イビノムの体液を偶然摂取してしまった軍人が特殊な力に目覚めてイビノムを倒す
。それから人類は新たなる力、異能を手にして反撃へ出る。そして、ついに人類は勝利したがイビノムが残した爪痕は大きかった。そこで人類は次世代の異能者を育成するために異能学園を建設した。これは、異能学園に一人の異世界帰りの男が入ってから始まる魔法×異能バトルファンタジー!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-31 22:00:00
1074560文字
会話率:56%
2679年にルーア共和国艦隊が遭遇した未知の文明鑑隊、この時はルーア艦隊がコンタクトを取ろうと接近したものの相手側はワープと思しきもので逃走。ファーストコンタクトは失敗した。
再び遭遇した時は2682年、前回から3年経っており、またルーア
ではなく秋津洲の輸送船団が遭遇した。
秋津洲はルーアのときと同じようにコンタクトを図ろうと接近した。
まさにその時であった。未知の艦隊は船体から砲を展開し、秋津洲の船団に対して砲撃を開始したのだ。
瞬く間に船団の船はビームに引き裂かれ、味方の船の爆発によって吹き飛ばされ、壊滅した。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-30 16:57:02
2739文字
会話率:0%
小柄で童顔な青年ヤックは、荷物持ちとして迷宮に潜る三流探索者。
ある日、財宝の気配に目が眩んだパーティメンバーの無理な探索に彼も巻き込まれる。だがその直後、彼らは強力な魔獣ハイオークに遭遇し、あっけなく逃走する。――ただ一人、重たい荷物を背
負ったヤックを残して。
置き去りにされたヤックは、窮地に立たされる。だが死を覚悟したその時、突如として助けが現れた。
それは暗いダンジョンには不似合いな、メイド服に身を包んだ無表情な長身の女性。アヤメと名乗る彼女は瞬く間にハイオークの群れを蹴散らし、怯えるヤックに手を差し伸べる。
「任務完了。お怪我はありませんか、マスター?」
仲間に見捨てられた青年は、ダンジョンの奥で新たな出会いに巡り合う。彼が見つけたのは、ハイオークを素手でぶち殺すメカメイドだった。
※毎日12:05に更新します。
※カクヨムとの同時連載です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-29 12:00:00
489443文字
会話率:47%
2039年。七柱の超巨大ロボット「機神」が地球各地に降臨した。
そのうちの一柱「第三機神:素戔嗚尊(スサノヲ)」と命名されたソレが日本に出現すると、特殊能力者「共鳴者」と謎の新興宗教「神械結社(ジンカイケッシャ)」が突如として現れる。神械
結社は素戔嗚尊によって下賜された神械兵を操ることで、瞬く間に日本を支配下へと置き、独裁を敷いた。
そして4年後、2043年。
主人公・伊野穹 殻人は目覚めたチカラによって、そして自分の両親を殺した幼馴染にして神械結社の創立者・美空 カイに復讐するため、共鳴者組織「神籬(ヒモロギ)」と協力し、神械結社と戦っていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-28 10:23:58
11045文字
会話率:53%
旅は晴天ばかりではない。
葉を照らす光が森の姿を変える日もあれば、風が雲の筆を走らせる日もある。
闇を切り裂いて雷鳴が轟く夜もあれば、瞬く星が流れる夜もある。
そして雨。
そんな時、旅人はどうするのだろうか。
※改題しました。
最終更新:2024-08-24 22:04:49
3449文字
会話率:39%
闇バイトに手を染めたクズオは異世界から飛んできたゾンビに囲まれる。
絶体絶命と思いきや、くノ一のようないでたちをした女性に助けられる。
「祓い師」を名乗る篠森レイはゾンビを瞬く間に倒していく。彼女の向かう先は? そしてその先に待つ
敵は?
――令和のダークヒーローが、悪に小太刀を一閃する。
(内容は16,000字ほど)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-18 18:57:06
15971文字
会話率:35%
混沌の時代、英雄エイドリアンは鉄の意志と類まれな軍事力で大陸を統一し、強大な帝国を築き上げる。彼の右腕として、商人の娘セリアが経済的才覚を発揮し、帝国の繁栄を支える。二人の手腕により、帝国は未曾有の安定と繁栄を謳歌する。
しかし、その栄華の
裏で、民衆の不満が徐々に高まっていく。エイドリアンの厳格な統治と、セリアの富の独占により、格差は拡大の一途を辿る。そんな中、若き理想主義者マーカスが台頭。彼は民衆の声を代弁し、帝国の体制に異を唱え始める。
マーカスの運動は瞬く間に広がり、帝国は内部から揺らぎ始める。エイドリアンは軍事力で、セリアは経済力でこの危機に対応しようとするが、もはや手遅れだった。帝国はその巨大さゆえに柔軟性を失っていたのだ。
激しい抗争の末、エイドリアンは腹心の裏切りにより倒れ、帝国は崩壊の危機に瀕する。最後の瞬間、彼は自らの理想と現実の乖離に絶望する。一方セリアは、富の儚さを悟り、民衆のための政策へと舵を切る。
マーカスの導く革命は成功し、新たな共和制が敷かれる。しかし、権力の座に就いたマーカスの心にも、次第に変化が現れ始める。彼もまた、かつてのエイドリアンと同じ道を辿ろうとしている折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-16 08:42:35
17713文字
会話率:43%
太古の昔…天界の神々が二軍に分かれこの世の覇権を賭けて大戦争を繰り広げた。その戦火は瞬く間にあらゆる場所に広がり多くの神々が命を落とし、地上に堕ちた。天界へ帰ることを許されなかった彼らの魂は地上の万物と融合した。そしてかつての敗戦勢力の1柱
である愛の女神エロスは神々を誘惑し天界を混乱に陥れることで反乱を起こそうとするが天界から追放され地上に堕とされる。彼女は地上の支配者、人間を利用し天界へ戻るためその美貌で彼らを誘惑。神との結婚はすなわちこの世の征服を約束するもの、世界中の人間が彼女を求めて争った。
利用して、裏切り、見捨て、奪い、殺し、人間の汚さ全開です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-15 01:39:59
6375文字
会話率:80%
生きるために使っていた力は、実は光魔法とか聖魔法と言われるものだったらしく、瞬く間に王宮に連れて行かれ、「聖女様」と呼ばれるようになる。
しかし、王宮での日々はやがて、第一王子による聖女の断罪とともに終わりを告げて、国外追放の名のもとに樹海
に放り出されてしまった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-14 23:54:54
12311文字
会話率:40%
「宮廷掃除係のリンナよ、貴様はクビだ!」
リンナは宮に勤めるエルフだった。
勤続1000年。
ただの1日も欠かすことなく、たった一人で掃除を続けてきた。
清掃魔法を極めたリンナのおかげで、広い宮のどこにも塵ひとつなかった。
いつしか綺麗な
のが当たり前になっていた。
「帝のおわすこの宮は聖域なり! 元より汚れなど存在しないのだ! ゆえに、掃除係も不要!」
実力を認めてもらえず宮を追い出されたリンナは、なりゆきから冒険者になった。
魔物の掃除にトラップの洗い出し、毒ガスの換気にお宝の分別などなど。
極めた清掃魔法はダンジョンの中でも最強で……。
リンナは瞬く間にトップ冒険者に成り上がっていくのだった。
一方、掃除係がいなくなった宮は見るも無残に荒廃し……。
帝はリンナに泣きつくのであった。
【『★』のつく回は視点が変わります。】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-14 12:02:34
86339文字
会話率:28%
産まれた時から蜂に好かれ、それを生かして養蜂家として活動していた主人公はある日突然異世界へと転移してしまう。あまりにも突然の事に混乱する彼の前に現れたのは人間にエルフに獣人に蜂!?
人よりもデカい蜂たちは瞬く間に全滅させ、あまりの光景に彼は
気を失ってしまう。そして目覚めた時にはなんと巨大な蜂の巣の中で、傍らには女王蜂が。だけど襲われる心配はなく、彼の特異体質は異世界の蜂相手にも有効だったようで……?
これは蜂に好かれる特異体質を持った男と異世界において天災とまで呼ばれる蜂たちの何処か奇妙な物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-14 08:00:00
5233文字
会話率:33%
主人公は、ある冬の日に道端で最新モデルに似た不思議なスマホを拾う。そのスマホは、なぜかカメラがなく、課金や買い物が無制限にできるという『うわさ』のスマホに酷似していた。興味本位で使い始めた主人公は、瞬く間に贅沢な生活を手に入れるが、次第に周
囲で奇妙な出来事が起こり始める。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-13 00:19:26
2225文字
会話率:17%
アルトナ大陸では500年の間、いくつもの国が興り戦が続いていた。
この大陸の戦争では“エンジェル”と呼ばれる兵器が主力兵器として扱われている。
アルトナ大陸西部に位置するアルデンフォーフェン王国。
その東部国境警備隊第六小隊に所属していたア
ーベル・グラッツェは従者にして友人であるバルトロメオ・ディアスと共に国境の警備にあたっていた。
ある夜、隣国フレンスべルク帝国のものと思われる漆黒の“アークエンジェル”が二人の所属する第六小隊に夜襲を仕掛けてきた。
アークエンジェルは通常のエンジェルの三倍以上の性能を誇る最新鋭の兵器である。
瞬く間に第六小隊はアーベルとバルトロメオの両名を残して壊滅させられる。
アーベルは自機を囮にさせて敵を引き付けている間に、機体を捨てたバルトロメオと共にヴァーダーンの森の中に逃げ込んだ。
二人が森を彷徨っていると、謎の金属でできた構造物、“遺跡”を発見する。
まるで導かれるように遺跡の中を進むアーベルたちの前に、銀色の機体が姿を現した。
それは姿かたちこそエンジェルを連想させるものの、それは構造から武装まで一線を画す別物の機体だった。
システムを起動させると、この機体が第三世代型アイオーン機体名“ナフタリ”という機体であることが判明する。
ナフタリを操縦することに成功したアーベルたちは、自分たちが所属していた基地“国境の砦ヴローム”に帰還したナフタリに対し帝国軍は二十機近くエンジェルをもって制圧にかかるが、ナフタリはそれらをたった一機で殲滅してみせた。
次にナフタリの前に姿を現したのは、アーベルたちを壊滅寸前に追い込んだあの漆黒のアークエンジェルだった。
自身が黒太子の異名をもつ皇子トバルカイン・ウィル・バウル・フレンスべルクである事を名乗り、ナフタリに襲い掛かってきた。
一度は為す術なく倒された相手であったがナフタリの性能はそれをはるかに圧倒していた。
黒太子の駆るアークエンジェルを撤退まで追い込んだアーベルたちは、改めてナフタリの危険性について考えを巡らせる。
帝国のエンジェルやアークエンジェルを圧倒し中隊規模の戦力を一機で殲滅しうるこの機体は、王国の一騎士に過ぎない彼らの手には余る代物だったのだ。
有力諸侯がナフタリの所有を求めて自分たちの争奪戦が繰り広げられることが容易に想像できた。
そこで二人が取った選択は……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-10 23:47:23
9590文字
会話率:3%