あるとき、ある国の王女はひとりの獣人に恋をしました。
彼は年齢を重ねるごとに人とは異なる姿へと変貌していき、その姿を姫に見せまいとします。
彼はどういう姿に変貌しても愛しぬくと誓う王女だが、彼女に襲いくるのは他国の暗殺者たち。
自分
は国同士を結び付ける政略上の楔で、兄を戦場に駆り立てるための駒でしかない。
悩み、迷い、それでもなお誰かを愛そうとするひとりの王女の戦いが始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-09-19 23:54:16
38024文字
会話率:47%
*感想はお気軽にどーぞー。
遥か昔、《救世主》と十三人の《葬世者》によって人類の存亡をかけた《人間戦争》が起きた。それから幾星霜の月日が流れ、
忍者「大変でござる。大変でござる」
忍者「なんでも隣町の醐籠田斬亜(ごるたぎあ)の街にて人造
人間が暴れているらしいでござる」
馬「なあ~にい~? そいつは早速行ってとっちめてやらねばなるまいなあ?」
一方その頃、
少年「親方、空から女の子ではないが落ちてきた!」
そして少年の国は消し飛んだ。
巨大な塔が天を突き、天空に大地が浮かび、網の目のように地下通路が走り、虚空に港の漂う世界を、三人の男たちが駆けていく。
これはとある男の、愛と戦いの足跡である。
ウソは言っていない。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-09-11 16:00:00
154692文字
会話率:38%
普通の女子高校生である閖上(ゆりあげ)由理花(ゆりか)は、突如として広大な砂漠のど真ん中に放り出されていた。体験したことのない熱砂、灼熱の太陽、そして――巨大サソリ。
この世界の名は、「パラノイア」。多重迷宮世界「パラノイア」。人々が、
異形の怪物たちに追われる世界。〈旅団〉に属していなければ、一日として生き抜いてはいけない世界。そう。
この世界は、全ての人間を拒絶する――
果たして、由理花は元居た世界に戻れるのか? 〈パラノイア〉には、人間と見れば襲いかかる凶悪な〈敵性獣〉や、予測不能な〈スライド〉現象が存在する。そして、由理花を〈クリテリオン〉として手に入れようと付け狙う〈爆葬のクアッド〉や、〈神に最も近い男ロンメル〉からも強い興味を持たれているのだ。簡単に帰してもらえるとは思えないし、帰る方法すら分かっていない。
それでも由理花は、戦国大名〈毛利家〉の家紋を掲げる〈星屑の旅団〉をも巻き込んで、〈パラノイア〉を駆け巡る! 「破滅と滅亡を選択する楔」である由理花に、この後待ち受ける運命とは?
「はっ、知ったことかよ。嫌われてようが何だろうが、俺は生きる。生き抜いてやるぜ」
銃士ライツが不敵に微笑んだ。
「そうやって相手の気持ちを考えないからお前はモテないのだ、ライツ」
ライツの相棒<レイジング・ブル>ドグマがため息した。
「モテない理由って、それだけじゃないと思うけど」
そして、由理花が笑った。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-06-30 11:36:54
31506文字
会話率:50%
転生した少年は、幼くして死ぬはずだった。
しかし、何を思ったか未来を見た女がその未来を否定する。
これは生き残ってしまった少年の物語。
『四大貴族~次世代の子ら~』
『四大貴族~転生者の妹~』
と関係がある短編なので興味がある人はそっ
ちも見てやってください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-06-08 19:53:17
6577文字
会話率:19%
魑魅魍魎蠢く裏の世界の楔であり防壁である男、『死屍柴ヒルイ』が急な引退を表明した。裏の世界のトップである『十大組織長』は各々の組織の若手を一人ずつ排出し、二代目ヒルイを決めることになった。希代の殺し屋、人間を越えた化け物、殺人鬼。十人の候補
者と、死屍柴ヒルイの推薦者を含めた十一人が死屍柴ヒルイの名を求め争いだす。どの組織が二代目死屍柴ヒルイを輩出するのか。強さが全ての世界の利権争いが今始まる!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-06-03 19:41:27
323366文字
会話率:38%
女の身で領主となるレインが政治の海へ飛び出すきっかけ。無情にも大切な人ばかり傍を離れていく。どうして人間は感情の楔から逃れられないのだろう。
次期領主が受ける洗礼の次で領主の甘い憂鬱の前のお話。次期領主が受ける洗礼を読まれた方が理解しやすい
と思われます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-02-27 16:35:10
1575文字
会話率:28%
ベルナル王国きっての名門シトゥルザーク家の長男で将来を嘱望された兄、バージェスが失踪した―――1年後の20歳の誕生日に白獅子騎士団への入団が決まっていたアルシェスは、消えた兄の捜索のため勅命を受けて旅に出ることになる。
そんな道すがら同
行することになった、<討魔士>を名乗る少女ナインライムとの旅は、変人夢想家のヘイルターシュや元盗賊のアストルフォを巻き込みながら、やがて「失われた世界の記憶」を取り戻す物語へと繋がっていく…。
兄の残した“楔”という言葉の意味とは?
そして、失われた世界の記憶とは?
異世界の謎を追う、異世界ファンタジーが幕を開ける。
※「気もそぞろに」~「暴走」までを現在改稿中です。プロローグ、第1話、第8話~に関しては改稿後のスタイルで投稿しています。話の流れや登場キャラクター等の内容に大きな変更はありませんので気になさらずにお楽しみください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-02-25 21:51:29
65406文字
会話率:38%
黄土の帝国が、また一つ滅ぼうとしている。
それは悠久の歴史の中で、繰り返された連鎖でもあった。
その連鎖に楔を打つ。その為にどうすればいいのか。
青年皇帝は、独り考えるのであった。
最終更新:2016-01-28 14:29:12
1507文字
会話率:6%
楔大陸『ケッテラント」
少年カル・ナティ―スが住む世界は文字通り、天井からつられた鎖につながれて
いる世界である。
カルは、日々を生きながらもどうして自分たちが、鎖につながれて生きていかなければならないのか謎を解き明かすために女神と会い
。
砂漠の大地という厳しい現実に立ち向かいながらも
母と幼馴染と共に世界の謎を解き明かしていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-01-12 19:39:03
3719文字
会話率:24%
近未来、核戦争により崩壊した世界で、1人の女性が長い生に幕を閉じた。
そこから始まる、ファンタジーな世界でのきままな旅。但し、移動手段は馬でもファンタジーな生物でも、馬車でもない。歩兵戦闘車と呼ばれる歩兵の友と行く、異世界珍道中。
最終更新:2016-01-10 00:00:00
11525文字
会話率:49%
数千年、数万年の刻を経て、魔力を帯びた鉱石が自我を持つ。
インテリジェンスメタルは何を求め、インテリジェンスメタルを求める人々は何処へ向かうのか、精神と肉体と記憶の交差する世界でインテリジェンスメタルの打ち込む楔とは?
最終更新:2015-10-31 21:33:44
17143文字
会話率:44%
王城地下封印の間。祖母である先代女王に連れていかれた私は一人の罪人と出会った。『選択肢を選ぶ事も出来ない。自分の知らない所で勝手に全部終わって、無力のまま後悔すらできないこともある。』男の言葉は楔となって私に残り続ける。旅をして、人と出会っ
て、戦って、守って・・・そして私はこの国の歴史と、この男の罪を知ることになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-10-15 02:56:10
2517文字
会話率:44%
退廃的な世界、大規模な大陸戦争の終結した大地。大陸の中央に一本の白い塔が立つ世界。塔の周辺以外は戦争終結に繋がった兵器、鬼神の一撃と呼ばれる兵器による汚染が深刻であり、荒廃した世界が広がっている。世界を統治するのは人の心を読める人物。自らを
サトリと名乗った彼女は、塔を占拠。塔は、かつての戦争の遺産であり、戦争を終結させた兵器の一つでもあった。この塔周辺は、塔外郭に存在する要塞と、塔自身の発生させる防護フィールドによって防御されており、環境汚染から逃れる為に塔と、その要塞内部に住むよりほかは無かった。塔周辺に住む人種は事前に統治者による診断を受け、その世界に住むにふさわしい人間かどうかを検査される。塔に住むにふさわしくない人間と判断された者は、塔周囲の区域、塔に近づく事さえ許されない。塔周辺へ住まう条件は清廉潔白ではなく、心に何かしらの闇を抱いている人間。人々の間には特異な力が眠っており、容易に他者を傷つけられる事から、容易力と言われている。人々はこれを用いて戦争を行っていたが、科学技術が衰退している訳ではなく、無人兵器なども多数生産され、戦争に投入されていた。サトリは容易力を行使できる人を管理運営するための楔として、他者に対する後ろめたさを持った人間のみが暮らしている。故に、人格的に破綻した人間が多く住む都市となった。戦犯者、裏切り者、殺人者、そういった理由を持った人々が暮らしている。だが、犯罪歴だけが判断基準ではなく、その事に対して罪悪感を持ったもの。その事実を公にされると困る者のみが暮らしている。
塔外部は汚染が広がっており、おおよそ塔周囲は人が住める環境ではない。が、魔物と呼ばれる戦略兵器や、無人兵器はその稼働を続けており、塔外郭に存在する要塞はそれらに対処するために容易力が中でも強い人間を管理者とし、外郭に住まわせる事で、対処させた。その為、少なくとも塔周囲に居た人間は死に絶えている。空もほぼ常に薄い雲に覆われ、薄暗く、作物も育てない環境となっている。人々は戦時中の遺産である塔内部の施設による合成食糧生産による配給制度を取っている。その為人口の増加は見込めず、現在世界復興の目途はたっていない。人々は、狭い塔周囲の居住区のみで、それぞれが与えられた仕事に従事している。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2015-09-10 08:24:25
33310文字
会話率:76%
大学二年生の主人公【秋穂(♂)】とおんなのこふたりの三角関係が書きたかっただけなんです!!!!許してください!!!なんでもしますから!!!!!
更新は非常に不定期です
一年後かも知れないし明日かも知れないです。
なにぶん筆者のモチベ次
第なので・・・・。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2015-09-10 03:30:58
1908文字
会話率:35%
大きな軍隊の隅っこの部隊ががんばるおはなし
最終更新:2015-05-20 21:23:38
3909文字
会話率:48%
ありがちな感じの学園モノ?です
最終更新:2014-09-30 18:00:22
3431文字
会話率:56%
あの日の出来事は僕の心に深く黒い楔のように打ち込まれている。
※taskeyと重複投稿しています
最終更新:2015-08-10 08:13:30
4629文字
会話率:26%
自己ブログに重複投稿あり。
初対面の人に英語で話しかけられ、外人顔をいじられることに辟易していた知恵。ところがそんな悩みに楔を打ち込むことがつぎつぎとおきて…あなたの個性は、何ですか。
最終更新:2015-05-10 22:35:58
4050文字
会話率:64%
時は幕末――。
伏見奉行所奉行・鬼瓦京史朗は昨今の日本の情勢に危機感を感じながら奉行所の仕事だけではなく、単独でも悪を取り締まる行いをしていた。
黒船来航以降の諸外国による開国を迫る武力外交。
京の町で暗躍する不逞浪士。
西国諸藩に呑まれる
京都の表と裏に一つの楔を打つべく京史朗は徳川の世が終わる事も知らず奔走して行く。
幕末の世で起こる時代の変革を見た鬼の物語ーー。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-03-18 13:00:00
25843文字
会話率:49%
時は幕末――。
伏見奉行所奉行・鬼瓦京史朗は昨今の日本の情勢に危機感を感じながら奉行所の仕事だけではなく、単独でも悪を取り締まる行いをしていた。
黒船来航以降の諸外国による開国を迫る武力外交。
京の町で暗躍する不逞浪士。
西国諸藩に呑まれる
京都の表と裏に一つの楔を打つべく京史朗は徳川の世が終わる事も知らず奔走して行く。
幕末の世で起こる時代の変革を見た鬼の物語――。
※以前のを修正した再掲載になります。
※アルファポリスでも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-08-21 12:00:00
153384文字
会話率:32%
11/01:未完結です。この先の更新は無いかもしれません。
飛び降り自殺によって命を断った男が居た。彼は転生するために世界を渡る途中、悪魔に目をつけられてしまう。それが原因で記憶の消去が不完全に終わり、少し周りから浮いた"少女&
quot;弥珠朱として過ごしていた。ある日、少しずつ身体に馴染んでいた悪魔の匂いに誘われて鬼が現れ、父親を殺されてしまう。このままでは宿主が殺されると焦った悪魔との会話で、前世の記憶と共に悪魔の存在を思い出した弥珠朱は、自身に打ち込まれていた楔が発動した事で半ば強引に悪魔との略式契約を結ばされる……。
三年後、少女はその街、上那市に、魔物を求めて訪れて居た。彼女の目的は唯一つ。自分の人生を狂わせた全ての元凶である、鬼――ひいては、魔物を全て殺し尽くすこと。その中には当然、鬼を呼び寄せた自身の契約悪魔も含まれていた。
一方その頃。
極々普通の高校生――とはちょっと言えない、幽霊が視えると言い張る少し変わった少年、東城 蓮は友達と遊んだ帰り道、いつもよりも姿形がハッキリと視える化け物を見つけてしまう。好奇心から後を追いかけていったその先で見たものは、化け物に襲われている少女の姿だった。
復讐の人と化した少女が魔物を視ることが出来るだけの唯の少年に出会った時、物語は始まる――はず。
*注:TSです。何処かの掲示板と重複投稿です。きっと超不定期更新になります。結末どころかプロットも無しの先が一切未定です――未完で終わるかもしれませんが、無言でエタる事はしません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-10-31 23:59:44
84424文字
会話率:31%
本能だけで生きてきた男が、理性を植え付けられて感じることとは。
最終更新:2014-10-14 21:49:34
797文字
会話率:0%
母と父、そして弟と四人、平和に暮らしていた少年ナル。だが、ある日、村は突如襲ってきた灰色の集団により壊滅させられてしまう。
両親を、故郷の村を失った少年は、果たして――――。
三年後、消えた弟を探すため、そして何故か家の地下に残され
た資料に記されたことの真実を求めて、少年ナルは旅立つことを決意する。
これは彼の、そして出会う人々の、いずれ廻る世界を止める物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-09-22 18:00:00
100235文字
会話率:44%