朕は猫である。
名前は――ハンス・スコット・シュミットと名乗っておこう。
『帝国』
それはこの世界が唯一無二であるが故の呼び名。
どこの、でも、誰の、でも無い。
世界とは其れ即ち『帝国』の事であり、単一。
『帝国』と言う世界を構
築した建国の王は、賢王でも愚王でもなかったが、碩学を極め多くの仲間達を集い、世界を地上世界と天上世界、そしてそれらを統治する『帝国』という三層構造の世界を構築した。
しかして、ほぼ万能に近い権能を有した彼も只人と同様、寄る歳波には抗えず、『帝国』を仲間たちへと任せて遥か大いなる円環へと旅立った。
筈だったのだが。
王は英霊達の列する黄穹で目覚め、そこで行われていた『使い魔』の契約の儀式に臨席していた。
並み居る主人候補達の中で面白そうな波動を見つけ、「やるからには不利な方が面白い」等と宣ってその主人と契約することにする。
契約の最中、まだ見ぬ主人に「何を望む」と問いかけた王に、その主人は「全て」と応えた。
その応えに、王は強い羨望を懐き、その者に全てを与えることを決意する。
これは良い玩……げふんげふん。
宜しい。朕が使い魔となったからには新しい『帝国』の1つや2つ、其方にくれてやろうぞ!
と、息巻いて見たのだが。
召喚された王は一匹の黒猫になっていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-14 11:11:27
577743文字
会話率:21%
異世界に転生した元レッドベレー軍人──三つの太陽が照らす神々の箱庭で、運命の戦国が始まる!
ロシアとアメリカのハーフ、特殊部隊の精鋭レオナルディア・ディカプリアスは、日本での休暇中に突如異世界へ転移する。若き耳長族の姿となった彼が目覚めた
のは、三つの太陽と五つの月が輝く平面世界「ルドゥス・デオルム」。ここは五つの強大な国家が覇権を争い、冒険者と魔物、そして兵たちが激闘を繰り広げる戦国時代そのものだった。
特殊部隊の技と転生特典の力を携えたレオナルディアは、この混沌の世界で己の宿命に挑む――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-11 21:11:28
15993文字
会話率:17%
イスラム国となろう系の相関性についての考察
最終更新:2025-06-10 22:03:33
1126文字
会話率:0%
異世界転生者を殺します。
カルト撲滅。
異世界転生します。
最終更新:2025-03-19 22:44:38
100365文字
会話率:20%
ある日突然に異世界勇者召喚に巻き込まれた七条 拓(タク)に付与されたスキルは『お手伝い』。
召喚元のセントラル王国でも史上初のそのスキルは当初は役立たず認定されるも、実は他者のお手伝いをすればするほど見よう見まねでスキルを取得できる超レ
アスキルだった。
これに密かに気づいたタクはセントラル王国にいいようにコキ使われる前に王国を密かに脱出する。
勇者のお仕事は他に任せて、『お手伝い』スキルと地球の知識を活かして異世界ライフを明るく楽しく(+ちょっと大人に)エンジョイします!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-09 06:00:00
957163文字
会話率:27%
平和な地球に突如訪れた異星人の侵略。なんの変哲も無い大学生の折原と異星人の無人侵略機の遭遇から始まる物語。
星を異星人の侵略から守る事を生業とする組織、「星守」と出会い戦う事を決意する折原が、仲間と共に地球全体を巻き込んだ戦いに挑む。
それ
ぞれの思惑や利害が錯綜する中で迫るタイムリミット、折原達は無事地球を救う事ができるのか?
*実際の地名、団体や組織等とは関係ありません。偶然名前が同じだけです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-08 12:55:09
189872文字
会話率:63%
統一歴2030年
アキュロス大帝国は星そのものを統一させた。
永きに渡って平和を謳歌するも事件は突然やって来る。
空から降ってきた青色の船、帝国集権中央議会は帝国外文明勢力に対する防衛専任処置として正規軍とは別に防衛隊を発足し、ありとあらゆ
る科学者を集め現在に至っては正規軍以上に強力かつ大規模になってしまっていつの間にか帝国防衛軍と名乗っている。
そして帝国防衛軍は来る蒼き襲来者との戦いに勝ち退けさせたのだが…
もはや見る陰もなくなってしまった街や家族、帰り場所を失ってしまった彼は近くの前哨基地に身を寄せる事にしたのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-07 00:20:00
5671文字
会話率:38%
ウイルスが蔓延する静かな混沌に包まれた世界。とある銃と魔法の入り交じるVRゲーム「MarkPoint」が大流行を起こしていた。そんなゲームで最強プレイヤーとされる十英雄に数えられるゲーム廃人、司と駿。新イベントを攻略中、突如現れたNPCによ
って見知らぬ広大な大地へと飛ばされてしまった十英雄達は、何年経っても変わらぬ年齢と、不死身に近い圧倒的なチート能力を手に目的もわからず世界を彷徨い続ける。そして気がつけば二千年、この世界には九つの国家が誕生していたのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-06 20:18:29
2687文字
会話率:34%
最新164話 科学講座 電解質
窮地を脱し新たな場所へたどり着くも、突如現れた怪物に挑むことになった一同。戦力が欠けた状態での勝機はあるのだろうか?
魔法世界は星歴5000年。赤のハイロダルタンダ、青のクラール、黄色のボルディオン、緑の
バロビニアン、紫のプルテノ、白のシュヴェアンヴァニウム、黒のノウプル。7つの大魔導一族が覇権を持つ。
そのすべてをまとめる神のドゥルグルとなるのが主人公ラウル。
彼は膨大な魔力を持っている。学園長に強さを見込まれ魔法学園に通ううちに彼はいつしか世界の真理、己の存在に気がつく。一癖のある人々と冒険したり、ある日突然に身内が投獄されて助けにいったり、変な組織に追われたり婚約者から逃げたりもする愉快なお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-03 12:10:00
399412文字
会話率:76%
気がつくと、見知らぬ世界にいた。
記憶も名前もない。ただ、顔の傷跡と、人間とは思えない“圧”だけが残っていた。
そんな彼を助けたのは、一人の偉大なアルモニスタ。
その出会いが、運命を大きく動かすことになる。
――ここは、「アルビリア王国
」。
人々は〈精霊獣〉と呼ばれる存在と契約を結び、共に生きる世界。
名門ベルグラン学院での生活が始まる中、周囲は次々と契約獣を得ていく。
だが彼の中には、誰も知らない“何か”が眠っていた。
古く、封印され、今もなお息づく存在――。
そして、その“沈黙”は、いつか世界を震わせる咆哮となる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-03 08:46:23
3844文字
会話率:18%
エルフとケンタウロスが支配する剣と魔法の世界で、ヒトである主人公のリアムは、ある日村を何者かに略奪されてしまう。家族や友人を失ったショックで気を失った彼に、軍の教育研究幹部として活躍していた前世の記憶が降り注いできた。暫くして彼は復讐に代
えて『諸種族が共存共栄する近代国民国家』を建設する事を決意し、立ち上がった。これはそんな男の功罪の物語である。
この物語には以下の要素が含まれます。
・重化学工業を基調とする健康で文化的な生活。
・いともたやすく行われる三重結合の切断。
・巨人の肩にフリーライドする事による知識的優勢の獲得。
・急速な近代化による歪曲と衝突。
・剣と魔法の世界への火器と科学の文化レベルでの持ち込み。
・ハーバーボッシュ法とオストワルト法の使用による無煙火薬の大量生産。
・種族間格差。
・魔法と火力溢れる戦闘。
・血腥い描写。
・屍の山。
・特殊尋問。
以上をお楽しみ頂ける方向けの作品です。
『カクヨム』にも投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-02 21:10:46
374575文字
会話率:31%
伝説の死にゲー「妖精たちの狩人」のモブに生まれてしまったミッカネンは、ゲームの知識から己が生き残るためにはパーティーから「追放」されるしかないと考え、メンバーからのヘイトを集めることに努めてきた。
だが、地獄のような戦地で暴れまわってきた
ミッカネンは英雄と讃えられるようになったはいいものの、まったく「追放」されそうにない。
そのことに焦ったミッカネンはもはや手段を問わなかった。メンバーたちがミッカネンを「追放」するよう説いてまわろうとするものの、なぜか嫌われていたはずのメンバーからは逆に激重な愛をみせられて……?
「追放」されることで死にゲーから逃げたいモブと、今さら逃げることなど許すつもりのない病みきったメンバーによる誰が望んでいるかもわからない戦いが始まる――――――!
※カクヨム産ですが、せっかくなのでこちらでも書くことにしました折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-02 19:10:00
128529文字
会話率:31%
本能寺は、燃えなかった。魔王は、生きていた。
天正十年、六月――
歴史を変えたはずの“本能寺の変”は、失敗に終わる。
明智光秀の謀反を退け、業火のなかから立ち上がった織田信長は、
血に塗れた剣を手に、再び“天下布武”の旗を掲げた
。
焼け残る本能寺、震える家臣、怯える都。
だが信長は言う――
「神も仏も、俺には跪け。天下は、俺が叩き直す」
織田政権「天下府所」の樹立。
九州遠征、朝廷制圧、寺社排斥、そして副王・信忠との決裂。
家康は静かに策を巡らせ、秀吉は血と栄光の狭間で揺れる。
やがて比叡より義の旗が上がり、戦国はふたたび“裂ける”。
覇か、義か、策か――
すべてが激突する、もうひとつの戦国大河!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-02 00:00:00
1904文字
会話率:31%
宇宙でもっとも高次元な存在、エリエン人は宇宙同士の衝突と外宇宙のエイリアンとの争いの果てに消失してしまった。 生き残りはたった一人。 ダニエル・カーネギーマンとポンコツロボットのハービットのみ。
ダニエルはハービットと共に仲間を救うため試
行錯誤する羽目に。
巨大すぎる力を行使してはいけない制限を自ら課すエリエン人であるダニエルは、直接的な干渉を避けて様々な世界に干渉しにいく。
===
カクヨム、Talesでも投稿。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-01 18:39:15
59509文字
会話率:18%
おっさんが何者かに拐われました。
災難ですよね。
そこから始まる冒険物語だと思います。
最終更新:2025-05-31 00:00:00
304488文字
会話率:10%
頑張り屋の女性戦闘機パイロットと、天才チートの男性戦闘機パイロットのほのぼのラブストーリーです。
最終更新:2025-05-30 05:31:38
228597文字
会話率:52%
ホムンクルスに生命はない。
人間のような高度な感情も死への恐れも複雑な思考プロセスも存在しない。泣いたり笑ったとしても、それは単なる人間の感情を表面的になぞった模倣であり、真の意味での理解とはほど遠い。
故に、それらを戦争兵器として扱おうと
、傷つくものなど誰も居ない。
——それが、この世界に蔓延する大いなる嘘だった。
嘘をつくなら大胆にやることだ。
なぜなら大衆は小さな嘘より大きな嘘を信じ、知識人も信じたいことを信じるようにこの世は出来ている。
末期戦×独自技術×異種族折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-28 08:00:00
5487文字
会話率:42%
筋トレに勤しみ自分の筋肉美を追求する男”立川友樹”は、
大会前の過度の減量により、餓死してしまう。
そんな彼が薄れゆく意識の中、最後まで考えていたのは、
夢だったマイジムを持つことが出来なかった後悔。
人選の幕を閉じたに見えた立川だっ
たが、
筋肉大好き好き女神の計らいによって異世界転生する。
転生した立川が見たのは、
戦乱によって極度に栄養状態が悪く、貧弱な体つきの者たちだった。
立川は188㎝95㎏の恵まれた体格と、鍛え上げた筋肉で異世界を平和にすることが出来るのか。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-26 19:00:00
20268文字
会話率:56%
1943年、南欧戦線での戦闘中、大日本帝国陸軍中隊は敵潜水艦の攻撃を受けるはずだった。だが、突如として彼らは次元の狭間に飲み込まれ、気が付くと見知らぬジャングルの海岸に立っていた。そこは、かつての地球とはまったく異なる異世界。魔法が実在し、
剣と騎士が支配する封建社会が息づいていた。
中隊を率いるのは、元学校教師で地理を愛した大丘博大尉。彼の副官、通称“フォックス(きつね)”こと円利少尉は、太平洋戦争の孤島でのゲリラ戦を指揮した経験豊富な人物だ。参田須軍曹と共に、彼らは異世界での生存をかけた厳しい現実に直面する。
調査のためジャングル奥深くへ進んだ偵察班は、粗暴で非人道的な異世界の冒険者集団と遭遇。さらに、王族の一団が突如襲われる現場に出くわす。襲撃者たちは王位継承第二位の姫を暗殺しようとしていたのだ。勇敢にも大丘たちは戦い、王族の護衛は壊滅。だが姫を守り抜き、襲撃者を退けることに成功した。
捕らえた敵から聞き出した情報は、現地の封建貴族である男爵の騎士団が大軍を率いてこちらに向かっているという衝撃の知らせだった。魔法と剣が飛び交うこの異世界で、日本兵たちは最先端の火器で応戦せざるを得ない。だが、戦力の差だけで勝てる戦いではない。異世界人の魔法、荒くれた冒険者たちの凶暴さ、そして複雑な封建社会の陰謀……それらすべてを乗り越えなければ、生き延びることはできない。
大丘大尉は教え子たちに「地理を制する者は戦場を制する」と説いた教師の誇りを胸に、未知の地を分析し、部隊を導く。一方、円利少尉は“フォックス”の名の如く、狡猾で冷静な判断力を発揮。参田須軍曹ら小隊メンバーもそれぞれの個性を活かし、異世界の荒波に挑んでいく。
「ここは地球ではない。だが、俺たちが歩んできた道と同じく、生き抜いてみせる」
異界での新たな戦場、彼らの挑戦が今、始まろうとしていた――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-26 07:05:30
8178文字
会話率:33%
目を覚ますと、そこは鬱蒼とした森の中だった。タケシは混乱しながらも、自分の身体に違和感を覚える。手足が短く、体が毛で覆われている。そして、頭には硬そうなツノが生えている。
タケシが声を出そうとすると、「ぴょん!」という可愛らしい鳴き声が漏れ
た。慌てて水たまりに映る自分を見ると、そこにいたのは愛らしいホーンラビットだった。しかし、そのツノは普通のウサギにはない、異様な存在感を放っている。
絶望に打ちひしがれるタケシ。だが、次の瞬間、頭の中に直接響くような声が聞こえた。
「よお、タケシ!元気にしてるか?俺は人間界の神様だ。お前を異世界に転生させてやったのは俺だぜ!」
唐突な声に、タケシは飛び跳ねる。
「神様!?あんたの仕業だったのか!?」
「まあ、そうだな。ちょっと退屈だったんでな、おもしろそうな奴を転生させてみたんだ。お前には特別なスキルを授けてやったぞ。名付けてエスパー!人間界で超能力とか呼ばれてるやつだ。お前ならうまく使いこなせるだろ?」
神様のいたずらで魔法に対抗できる地球の超能力を与えて生きてけるのか試されるなんて、そんなことめちゃくちゃだよ!
タケシは半信半疑で、授かったというスキルを頭の中で確認する。すると、確かに様々な能力が羅列されているのがわかる。
テレキネシス、サイコキネシス、テレポート、電撃、火炎放射、透視、鑑定……
「なんだこれ……チートじゃねぇか!?」
タケシは呆然と呟いた。これは、異世界で生き残るための、そしてもしかしたら元の世界に戻るための、唯一の希望なのかもしれない。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-25 18:56:18
38381文字
会話率:38%
汚部屋で熱中症と圧迫死を迎えた男が、なぜか異世界に転生することに。だが、与えられた能力は“整理整頓のナビゲーション”だった――。チートなし。スキルは地味。でも人生をやり直すなら、まずは部屋から。これは「片付け」で世界を救うかもしれない、一人
の青年と精霊の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-25 21:00:00
41048文字
会話率:42%
大学中退、そしてギグワーカー。
人生に一切の希望を持ち合わせていない俺はある日、ダンプカーと事故になり死んだ。
終わった、はずだった。
たが、気がつくとロングレンジライフルを構える自分に気づき、さっきの事故はなんだったんだ、と。訳がわからな
い・・・。
この物語は底辺生活者だった俺が超一流暗殺者に転生して、ミッションを華麗にこなして行くと言う異世界転生ストーリーである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-25 16:51:53
7002文字
会話率:3%