あの濁流に呑まれてしまえば、川の一部になってしまえばこの身を切るような痛みから逃れられるのだろうか。
身内を一気に亡くし、気の病になった志乃を水面が誘う。
軽い溺死描写があります。お気をつけください。
ちょっと暗めの異類婚姻です。今
のところ二話で完結ですが、もしかしたら短編集化するかもしれません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-06-23 06:26:12
3080文字
会話率:9%
貴族の娘に生まれたからには、望まない婚姻を強いられるのは、覚悟の上だった……けれど、突きつけられた婚約者は、自分の半分にも満たない幼子で――生涯を遂げる者がわたしでないとしても、わたしは全力を賭して、あなたを支えます……年の離れた二人の恋物
語折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-06-20 20:32:17
97018文字
会話率:31%
ノイゼス大陸の最も小さく弱い国、ラヴィーナ。そのラヴィーナの第二王女カレナは、大陸一の軍事大国ブルグミュラーに輿入れが決まる。政略結婚であるこの婚姻に、カレナは不安を隠しきれなかった。なぜなら、相手は存在自体を疑われているほど表舞台に姿を現
すことない謎に包まれた王子だったからだ。カレナは無事に婚姻の儀当日を迎えることが出来るのか。婚姻相手であるフランツを愛するようになるのだろうか。――――王族同士の政略結婚を主題にする恋愛ファンタジーです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-02-18 00:30:59
201956文字
会話率:35%
サイアス王は苦悩していた。この度娶った王妃と交わした「婚姻契約」。ああ、なぜこんな契約を交わしてしまったのか。王は今日も胃薬を飲む。麗しい王妃と、美しい寵姫、そしてヘタレな王の「めでたしめでたし」で終わるには少しばかり情けない物語り。
最終更新:2011-01-18 22:03:19
24365文字
会話率:27%
亡き両親の残した古城で、偶然にも悪魔が封印されていた小瓶を割ってしまったアマーリエは、その悪魔に復讐を宣告される。どうやらご先祖様に封印されてしまったらしい。先祖のツケを私に払えって?……悪魔との同居生活は楽ではありません。
※現在、加筆
修正中。サブタイトルの数字のズレは修正済み箇所との目印にしております。見苦しいですがご容赦ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-11-27 06:49:51
70077文字
会話率:38%
母は若い頃異世界にトリップしたまま帰ってこないらしい。双子の兄と姉は異世界にぞれぞれ勇者と巫女として召還された。…そんな神に愛されまくっている家族の中で、ごくごく平凡に暮らす白鳥瑠那、15歳。顔も頭も良い完璧な家族に囲まれて、私の立場は無い
と思いませんか?常人にないオーラを持つ家族のせいで、いじめられ、殺されそうになり。そんな環境のせいで、地味で平和な生活を望むようになった瑠那は、兄が異世界で自分の婚姻届を勝手に提出していたことを知る。そこから彼女の平凡な日常生活は崩れていく。
※Tomは関係ありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-11-11 13:23:00
20423文字
会話率:47%
***望んでいた婚姻だった。愛情のかけらの無い政略結婚。だから、これはきっと自業自得なのだろう。――――『何も伝えない』
***帰宅した私の目に映ったモノ、それは、玄関前に置かれたジャック・オ・ランタン――――『君に贈るよ』
***学校一の
美人、その言葉が似合うのはただ一人。その彼女が俺の目の前にいる。―――『マドンナは微笑む』
***王を置いて、俺を置いて逝った騎士。君は今、どこにいるだろう?―――『君は今』
***クリスマスムード一色な今日この頃。彼氏の浮気現場を目撃した―――『クリスマス事件』
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-10-01 12:29:40
22768文字
会話率:35%
名前はホワイトスワン。性別は女性。とある財閥のお嬢様。再来週には結婚を控えている。そんな彼女が、花嫁修業をしたいと言い出した。未来からやって来たサイボーグのくせに。
最終更新:2010-09-01 02:23:01
13293文字
会話率:44%
帝国に嫁いだ少女の独白とその未来。
―――夫婦となって最初の夜に夫は傍にいなかった。
最終更新:2010-03-04 23:45:33
4028文字
会話率:10%
童話『かぐや姫』のその後を描いたものです。
月へ帰ったかぐや姫
長い年月を経て、再び地上へと舞い降りた
もう、いないと知っているけれど
それでも満月を見上げ愛しい人をただただ想う
最終更新:2009-10-09 06:36:56
5314文字
会話率:46%
人を魅了する美しい姿と不老の力、そして強大な魔力を持つことで人々に「魔物の棲む城」と怖れられる魔城。その恐怖の城に紀伊という天真爛漫な少女がいた。彼女を愛し育てたのはこの世のものとは思えないほど美しい「ぐうたら魔王」とその「恋人」、こきつか
う弟分もこれまた美少年な「魔王の実弟」。そんな紀伊が一六歳になったある日、運命の歯車が回り始める。外の世界へたった一人で出てみて知ったこと。−自分の両親は魔王に殺された−折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2009-09-05 23:47:35
187585文字
会話率:45%
絶世の美女だと噂される「かぐや姫」と都で騒がれている少女は、実は、十人顔であまりパッとしない顔立ちで、特技は、剣術や槍術等といった変わり者(趣味は、幼なじみをいじめること)!ある時、帝との婚姻話が挙がってしまって………!?平安時代をベースに
書いた恋愛物語です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2009-06-10 16:23:27
318文字
会話率:0%
それは、永久の恋奇譚・灰色の古譚――そこには古より蛇の化け物が棲んでいた。“蛇遣い”の少女が、化け物を調教するため、蛇に憑かれた少年の隔離されている社へ訪れる……果たして、彼らの煩悩は?秘密の物語。/「……こんなつもりじゃ、なかったんだ」
最終更新:2009-03-01 16:55:36
20544文字
会話率:29%
≪鬼≫が出回っている、と噂のある村があった。いつも鬼退治を依頼される男は、ある日不審な少女に出会う・・・。*鬼は外・福は内*
最終更新:2008-04-03 13:06:02
4721文字
会話率:25%
惑星イリスに墜落したホルス号の乗組員は、救助を待ちつつ一人ずつ死んでいった。乱舞する色彩の惑星に残されたジムは、イリスの住民ウィー・デアとの関わりの中、己の人生を振り返る。イラスト小説企画『小説風景12選』2月参加作品です。
最終更新:2009-01-31 22:56:01
23942文字
会話率:50%
ゆずはらの、初期の短編、作品群です。集めてみたら何だかダークな話ばかり…(汗)。で、小夜曲集、としてみました(ダークだから夜。苦しい…?)。当時所属していたサークルで「千文字以内で」と言われ、「せめて四千文字程度にして下さい!それでも苦しい
です!」と叫んだ覚えが。漫画系の人だったので、文字原稿の分量がわからなかったらしい。
2016年五月二十五日、ジャンル変更にともない、ハイファンタジーにジャンルを移行しました。オムニバスなので、すこし違っているものも入っていますが、全体的に見てここかな? ということで。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2009-01-05 15:17:48
29256文字
会話率:30%
『黒竜を倒し、国を救え――』
少女は意思を貫く為に王都を飛び出し、少年は憧れだけを何もない手に掴んで、雪深い北の辺境を旅立った。互いに目的も違うまま、二つの軌跡が重なる――。旅の先に彼等が見い出すものは。(原案/O)
※「王の剣士」前日
譚です
【story】
雪深い北限の地、黒森ヴィジャ。14歳になる少年レオアリスは、育ての親達のもとで法術を学びながら、まだ自分の本当の姿を知らなかった。
遥かな王都、そこに座す王への、理由も知らない、漠然とした憧れを抱いていたレオアリスは、ある日村を訪ねて来た男から、王の御前試合が開かれる事を聞く。御前試合の出場条件は、西のカトゥシュ森林の竜が守る宝玉だという。
憧れを抑え切れず、レオアリスは育った村を出て王都を目指す。
一方、王都に暮らすアスタロト公爵家の公女アナスタシアは、先代公爵の急逝により、14歳という若さで公爵家の継承を控えていた。アスタロト公爵家は炎の力を有し、それ故「炎帝公」とも呼ばれていた。
春の夜会の日、アスタロト公爵家長老会は、一方的にアナスタシアの婚姻を決める。結婚などしたくないアナスタシアは従者を伴い、王都を飛び出した。
だが宝玉を求めて多くの挑戦者達が竜達の寝床へ踏み入った事は、伝説とも言われ、ヴィジャの奥深くに人知れず眠る黒竜を目覚めさせた――
黒竜はカトゥシュ森林に降り立ち、王都は黒竜を封じる為、正規軍を派兵する。
そして二人は、深い森の中で巡り会った。
――北の辺境、黒森ヴィジャから旅立った少年、レオアリス
「王都に行って、王の御前試合に出たいんだ」
「馬鹿だね。みんな御前試合が最大の目的みたいに言うけど、本当に厳しいのは竜から宝玉を取る事だ。御前試合にゃ、あんな化け物は出ないよ」
――『炎帝公』 アスタロト公爵家次期当主、アナスタシア
「それに、丁度いいじゃん。黒竜を土産に王都に凱旋して、長老会に私が当主だって事を認めさせてやる」
――正規軍第六大隊大将、ウィンスター
「お前の身の内の剣は、使えるのか」
黒竜を倒し、国を救え――
(個人サイトで掲載している作品ですhttp://www.joy.hi-ho.ne.jp/musa/fakestar/novels/novels-index.html)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2008-08-07 00:47:31
368155文字
会話率:36%
ある日王様は三人の王子に言いました。「放った矢の落ちた場所に住む少女と婚姻を結ぶように」と。末っ子のイワン王子の放った矢の落ちた沼地に居たのは、呪いを掛けられた少女でした…ロシアの昔話「蛙の王女」のパロディ童話。少しコメディ色が強いです。シ
ュールな笑いがお好きな方はどうぞ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2008-06-10 03:32:59
3611文字
会話率:45%
アグリア王国の第二王子シグルドは、ある日突然父・レイディル国王に婚姻の話を持ち出される。渋々ながら承諾したシグルドだったが、その結婚相手は強大な呪いをかけられていた……
最終更新:2007-05-21 11:32:37
39885文字
会話率:41%