世界を統べる中心の都、『魔導枢機霊王国まどうすうきれいおうこく・ソドムゴモラ』
その国王は、年若き16歳の少女、魔導王・ホロボサターリャだ。
魔法を肌で感じ取り、大気中から無尽蔵の魔力を引き出す神の因子アーティファクトを持って
いただけのホロボサターリャは、世界大戦の決戦兵器とされ、名ばかりの王として祭り上げられた。
神の与えし祝福の人型機械兵器・『魔導枢機ヴァーズマキナ・エゼキエル』を操縦できる唯一の人間として、その人生を縛られたのだ。
ホロボサターリャは、貧民街で生まれ育った普通の町娘だ。
そんな、小さな羽虫すら殺すのを躊躇する心優しき少女に求められたのは――。蟲の殲滅。
それは、人類を世界大戦の勝者へ導く事だ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-30 01:18:22
8890文字
会話率:37%
小型宇宙船最速を決める、ギャラクシーレース。
エレメンタル王国で開催されているギャラクシーレースは、高速船とシールド艦の二隻を一組のチームとして、他のチームと争う。チームは10AU(約1億5000万キロ)の指定されたコースを走破する。
チ
ームアークテリクスのネイサンとハーヴィーは、ギャラクシーレース本戦への出場をかけて地方予選の入賞を狙う。二人はエレメンタル王国アカシア星系ラブロック子爵領で開催されるギャラクシーレース地方予選にエントリーする。
ネイサンは高速船ピーコック、ハーヴィーはシールド艦グレイトホーンアウルを操縦する。
レース直前、ネイサンは宇宙船ピーコックに乗りこみ準備を始める。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-28 12:00:00
9990文字
会話率:43%
異星人ネビュラン(星雲人)によって機動兵器クーガーにされた地球人の僕は、新宿エリアで戦略環境システム「不確定フィールド」に閉じ込められ、敵のクーガーと対峙する。
コマンダーとして僕を操縦するのは、一見美しいエルフの少女に見えるが実態は冷酷な
ネビュランの戦士ユラ・ノヴァ。
フィールドによって狂った因果律に翻弄されながら、3分以内にフィールドから脱出しなければ、僕らは完全に閉じ込められてしまう。
不確定性を武器に、不確定な戦いを切り抜ける僕らを待っている、不確実な未来とは?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-27 20:00:00
20237文字
会話率:20%
長かった古き戦乱の時代は終わり、永き平和と安息の時代を迎えた。
人類は進出した月を中継基地にし、果ての星々にまで住環境をととのえることに着々と成功し、みるみる発展、地球というヒトツの入れ物のナカにとらわれず今もなお広く栄えつづけている。
各国により結成された世界規模の軍隊、ガイア連合軍。
ハイアジアのとある工業地帯の訓練場で訓練機エッグゼロによる訓練は今日も行われている。
ガイア連合軍の盤石さを担う未来の若き卵たちが、ただただコックピットシートと握る操縦桿に汗を流していた。
そんな者たちと関係なく通うのは軍関係ではない、余計な息のかかっていない至ってフツウの学校。
2年1組在籍のミツル・ヤナギは学校の屋上でゲーム疲れの気晴らしにサボっていたところ、ズケズケとミツルのテリトリーに現れた……彼をよく知り気にかけるメガネの先生に珍しい月へのチケットを餌に、専門外の世界へと誘われてしまった。
今年で30周年を迎えるロボットゲーム以外は彼にとって、専門外。されどロボットを操ることには学校の授業をサボる余裕があるぐるいに他人より秀でている。
しかしリアルとゲームでは動かす物体のスケールが違う、はじめての経験に苦戦せど笑われど──スベテは月へのチケットのために……。
そんなマンネリ化していた彼の日常が新たな経験でもやもやと少しずつ変わりだすと、全く彼の知らないところで招いてもいない煙たい危機が不意に紛れ込んできた。
地球に突如現れたのはメタロールと呼ばれるガイア連合軍の軍機と全く異なるフォルムをした未確認未知のテクノロジーと武装を搭載した敵機であった。
この音もせず訪れた分からない悲惨な状況をクリアするため、現役高校生でフルVRゲーム電王のプレイヤーであるミツル・ヤナギは数奇な運命に託されたキューブ兵器Dreamerを起動した────────。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-23 02:10:41
9983文字
会話率:45%
ユナは表向き、家庭を持ち平穏な生活を送る理想的な女性。しかしその内側には、満たされない空虚感と他者を支配することで一時的な満足を得ようとする冷酷な本性が潜んでいた。彼女は次々とターゲットを変えながら、自らの支配欲を満たしてきた。そんなユナが
次に目をつけたのは、かつて教育実習生として指導した滉平だった。
滉平は、ユナを人生を変えた特別な女性だと信じ、彼女との再会に運命を感じていた。しかし、ユナにとって滉平はただの「駒」に過ぎない。彼の純粋な思いを利用し、ユナは彼を支配しようと計画する。滉平は彼女に依存し、すべてを捧げる覚悟でいたが、ユナの冷たさに次第に不安を抱き始める。
物語が進むにつれ、ユナもまた滉平に対して複雑な感情を抱き始める。支配したいという欲望と、彼が自分にとって運命の相手かもしれないという微かな思いが交錯し、二人の関係は次第に歪んでいく。滉平はユナの支配から逃れようとする一方で、彼女に引き寄せられてしまう。
愛と狂気が交錯する中、ユナと滉平はお互いの心の奥底にある闇と向き合わざるを得なくなる。彼らがたどり着く結末とは、果たして破滅か、それとも救済か――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-21 00:08:55
5425文字
会話率:37%
20XX年。春。ついに黙示録の日が来た。海から巨大な怪獣が上陸して、原子力発電所を破壊する。
この時、僕は小学校を卒業したばかりで、春休みが終われば中学生になる予定だったが、
全地球規模の適性検査に合格していて、対怪獣超兵器の砲手
になることが決まっていた。
そして、ついに国防省の職員の三石美聖(みついしみさと)が、
「大切な御子息ですが、全人類のために、お預かり致します」
と、僕を迎えに来る。その後、僕は国防省の地下の機密エリアで、アイドル歌手の絵葉(えば)リリスと出会った。
対怪獣超兵器の巨人型戦車セイビアは、二人乗りで、砲手の僕の他に、操縦手として、リリスが搭乗することになっていたのだ。
いよいよ、巨大怪獣が首都に迫ってきた時、僕とリリスはセイビアに乗り込み、全人類を救うために戦う。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-17 10:33:04
5219文字
会話率:34%
文字どおりロイヤルファミリーを乗せて闘うロイヤルガーディアンを操縦して左文字直人は闘う!
最終更新:2024-08-17 00:41:20
836文字
会話率:45%
アルトナ大陸では500年の間、いくつもの国が興り戦が続いていた。
この大陸の戦争では“エンジェル”と呼ばれる兵器が主力兵器として扱われている。
アルトナ大陸西部に位置するアルデンフォーフェン王国。
その東部国境警備隊第六小隊に所属していたア
ーベル・グラッツェは従者にして友人であるバルトロメオ・ディアスと共に国境の警備にあたっていた。
ある夜、隣国フレンスべルク帝国のものと思われる漆黒の“アークエンジェル”が二人の所属する第六小隊に夜襲を仕掛けてきた。
アークエンジェルは通常のエンジェルの三倍以上の性能を誇る最新鋭の兵器である。
瞬く間に第六小隊はアーベルとバルトロメオの両名を残して壊滅させられる。
アーベルは自機を囮にさせて敵を引き付けている間に、機体を捨てたバルトロメオと共にヴァーダーンの森の中に逃げ込んだ。
二人が森を彷徨っていると、謎の金属でできた構造物、“遺跡”を発見する。
まるで導かれるように遺跡の中を進むアーベルたちの前に、銀色の機体が姿を現した。
それは姿かたちこそエンジェルを連想させるものの、それは構造から武装まで一線を画す別物の機体だった。
システムを起動させると、この機体が第三世代型アイオーン機体名“ナフタリ”という機体であることが判明する。
ナフタリを操縦することに成功したアーベルたちは、自分たちが所属していた基地“国境の砦ヴローム”に帰還したナフタリに対し帝国軍は二十機近くエンジェルをもって制圧にかかるが、ナフタリはそれらをたった一機で殲滅してみせた。
次にナフタリの前に姿を現したのは、アーベルたちを壊滅寸前に追い込んだあの漆黒のアークエンジェルだった。
自身が黒太子の異名をもつ皇子トバルカイン・ウィル・バウル・フレンスべルクである事を名乗り、ナフタリに襲い掛かってきた。
一度は為す術なく倒された相手であったがナフタリの性能はそれをはるかに圧倒していた。
黒太子の駆るアークエンジェルを撤退まで追い込んだアーベルたちは、改めてナフタリの危険性について考えを巡らせる。
帝国のエンジェルやアークエンジェルを圧倒し中隊規模の戦力を一機で殲滅しうるこの機体は、王国の一騎士に過ぎない彼らの手には余る代物だったのだ。
有力諸侯がナフタリの所有を求めて自分たちの争奪戦が繰り広げられることが容易に想像できた。
そこで二人が取った選択は……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-10 23:47:23
9590文字
会話率:3%
『異能力』×『ロボット』それは、君の力で動かす君だけのロボット!
100年前、AIがある思想「MI」に感染し人類に反旗を翻した。それは瞬く間高度な機械に感染し、増殖する兵を産み、人類は一度地球上の8割を奪われた。
そんな中、機能停止した社会
を補う様に不思議な力『エトス』を発現させたものたちが現れた。人類はすぐさま、”動力を持たずMIに奪われることのないエトスで駆動する強化外骨格『オートクチュール』”を発明し、能力者たちはMIから生活圏を取り戻すために戦いに身を投じた。
時はたち現在、エトス発現者たちはドレスコード養成機関『学園』に入れられ訓練ののちに前線にゆく様になった。
相沢編夢は、16歳でエトスを発現して学園に来るが、能力がうまく使えず落ちこぼれていた。能力者なら誰でも操縦できる量産機マスプロすら満足に動かせず、皆に馬鹿にされる毎日を過ごす。そんな彼にも一つ希望があった、本当のオートクチュール、専用機さえあれば。
専用機が約束されるエリートのメンバーが戦地に赴く前夜祭。飛び立った彼らの乗ったシャトルが突然爆破し、それと同時に学園がMIに侵攻される。
混乱の中、彼らの救難信号を聞いた相沢。しかし救助に行けるものはいなかった。
運命に導かれるように、彼は格納庫で誰のものでもない謎の機体を発見する......。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-10 16:43:06
9912文字
会話率:37%
侯爵令嬢リリアンは婚約を破棄された。アマステラ皇国の次期皇帝であるジュリオに。するとリリアンはまさかまさかで護衛共々逃走!? そしてジュリオは、愛人である平民のルーミアとハッピーエンド……なんて都合の良い展開になるハズがなく。なんとジュリ
オは執事長のアイサクに導かれ、今までも何度か現れた敵国を撃退するために“自立型移動国家”であるアマステラ皇国を操縦しなければいけない事に!? 果たしてジュリオの明日はどっちだ!? というかリリアンは護衛共々どこ行った!? まさかな自立式移動国家系巨大ロボット戦記……まさかの起動!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-06 21:00:00
9995文字
会話率:32%
俺の名前はバルト。裏家業の1つ『運び屋』を営む宇宙船操縦の天才。ちなみに相棒にレニスっていう発明の天才が居るんだが、今日はちょっと一緒に仕事ができないようで……。
最終更新:2022-12-29 04:00:00
1000文字
会話率:34%
「ファーレス」、それは世界の運命、戦争の形を大きく変えた革新の結晶。
2031年に日米共同で開発されたその人型兵器は戦争という行為を一方的な殺戮へと変えた。その圧倒的な力の前に侵攻してきた各国の軍を壊滅させ、甚大な被害を与えた。
20
38年に戦争が一時終結した事で世界は「自由共和連邦」と「新世界統合同盟」へと二分された。
幼い頃に母を亡くし、軍人である父と共に暮らす少年「祈上晴人」は父の仕事の影響で世界各国を巡っていた。父「雄一郎」は日本国防軍大佐として自身の所属する大隊と共に同盟国である「ヨーロッパ統一連邦」の一州となったドイツにて行われていた第五世代ファーレスの完成セレモニーに出席していた。
当時13歳だった晴人はセレモニーの間自身と同年代の軍人の子女と軍施設内で交流を図っていた。セレモニーは予定通り進行していたが、突如会場近くの軍港が襲撃される。
直感的に第五世代を狙ったテロであると判断した晴人はすぐさま会場に向かうが既に爆撃されており、炎の中何とか父の元へ辿り着き、父のファーレス操縦用の認識端末と第五世代の奪還を託され、ドックに保管されていた日本軍に提供される予定の第五世代機に乗り込み、非正規兵とは思えない動きで敵を圧倒し、父の最期の願い通りに敵機を破壊。その後、救助隊が到着するも既に息を引き取っていた。
緊急時かつ本人から託されたとはいえ他者のパスを利用する事は違法行為であり、軍人の子息であろうと罪は免れない。しかし、晴人の類まれなる操縦技術を見込まれ、非公式に軍に入隊し、戦果を挙げる事で放免とするという形に落ち着いた。
新たに創設された特殊任務部隊に入隊。二年間「特務少佐」として活動し、あらゆる戦況において勝利を収め、その功績をもって無罪放免となったが、両親や友人もおらず軍にしか自身の居場所を見いだせなかった晴人は上官の勧めで士官学校に入学する事に。
元軍人である晴人は当然の事ながら他の追随を許さない成績で案の定主席として入学する事となった。
横田にある「第一国防軍士官学校」に入学する事になった晴人だが、父が軍人であった事が災いし、学内のいざこざに巻き込まれていくことに。しかし、学園生活の裏では世界各国の思惑が複雑に絡み合い、日常が日常ではなくなっていく。
晴人の学園生活は一体どうなってしまうのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-03 02:00:00
49749文字
会話率:48%
《ケモノ》と呼ばれる、人食いの怪物が跋扈する時代。
対抗手段は作られた存在である《巫女》と《槍持ち》だけだった。高価な巫女は感情を与えられず、護衛役の槍持ちは使い捨てのように命を落としていく。
それが当たり前の世界。
槍持ちの少年《ユウス
ケ》は、そんな世界で必死に生きていた。
ある時、ユウスケの配属されていた装甲列車がトラブルで停車してしまう。その隙に大量のケモノに襲われ、ユウスケ以外の槍持ちや巫女のほとんどが食い尽くされてしまった。
辛うじて生き残ったユウスケは、逃げ込んだ貨物室で巫女の少女「リホ」と出会う。
だが
「うん。結局は私も巫女だから。祈りを保存するのに適していたってだけだよ。なんなら、不良品」
彼女は、そんな自虐めいた言葉を告げた。
貨物室にはもうひとつ、金属で作られた巨人が鎮座していた。
《機人》
その2メートルを超える威容の名称だ。
それは、二人をこの絶望の状況から救う切り札だった。
これまで動くことのなかった機人は、ユウスケを操縦者として受け入れる。
そしてユウスケは、リホを救うため、機人を駆りケモノの集団を蹂躙した。
「優しくって私を助けてくれるから、あなたは優助」
彼女からもらったその名が、少年の心に火を灯す。
これは、使い捨ての少年であったユウスケが、不良品の少女と金属の巨人と出会うことで、未来を変える物語。
作者:日諸 畔(ひもろ ほとり)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-22 18:54:56
122904文字
会話率:38%
かつて人は平等だった、彼の日までは。
紀元ゼロ年、突如として時代は進んだ─────
魔法という未知の力によって。
そして魔法を得た者と持たざる者の格差は広がりをみせ紀元412年、歴上最初の魔法と武器による戦争である
【魔鋼戦争】が始まり、争
いは99年続きようやく落ち着きを見せた。
魔法───弦霊術が使える者は国を建国し
武器───それらが使えぬ者は国を分けた
世界最大の王国であるオーヴィネル王国は弦霊国家へと
世界最大の帝国であるエボルヴィタ帝国は兵器国家へと変わっていった。
そんな中帝国は弦霊術に対抗するべくとあるモノを開発した。
鋼の巨人、【サイルグロイン】伝説上の神殺しの巨神の名を冠する機械の製造だ。
それから時が経ち現代、皇暦2072年。
かつて軍の一等訓練兵だったディアは最終試験により落第。
行くあても仕事も無い中己の腕だけで生きていく職業、傭兵として生きていく事を決意し、軍で習ったサイルグロインの操縦技術を買われ傭兵部隊モノタイルに拾われる。
そこで数年働き、ある日の任務、要人令嬢の護送を言い渡される。
初めは順調だったが、戦闘地域に差し掛かった時の魔女との遭遇により彼の中にとある違和感が芽生え始める─────折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-20 02:01:12
9999文字
会話率:50%
【毎日更新中(2023年12月30日まで)】
蒼の大地、ファンタズマブルには獣人種、鳥人種、虫人種、魚人種、龍人種の五種族が生息する。彼らは古来より霊術と呼ばれる特殊な力で自然を操り、文明を築いてきた。
近年では人々の争いが激化し、魔物
の死骸を組み合わせた人型機動兵器、霊機兵が戦力の中枢を担っている。霊機兵は死霊術に起源を持ち、その操縦者は使役士と呼ばれた。
物語はかつて使役士として従軍していた龍人種の少年が、結晶に封じられた謎の少女と出会い、幕を開ける。少女はファンタズマブルに現存する如何なる人種とも合致し得ないのに、それでも何故か "人" としか言いようのない奇妙な容姿をしていた。
少女の謎が明かされるにつれ、少年は一歩、また一歩と数奇な運命に足を踏み入れる。
それでも少年は己の信念を貫き、少女と共に今日を生きるのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-19 18:03:56
268895文字
会話率:39%
――海を翔る、〝魔女〟がいた。
◆
異世界軍と地球連合軍は約100年にも及ぶ戦争を繰り広げていた。
ドラゴンなどをサイボーグ化した兵器、機械魔獣に対して通常兵器しか持たない地球連合軍は苦戦を強いられるが、科学の力を集結させて
巨大人型機動兵器【パトリオット】を製造した。
量産に成功したそれは驚異的な戦果を発揮して形成を押し返す。
しかしパトリオットの操縦には特殊な才能が必要だった。
女性しか持たない未知の物質。
魔法のように不可思議なその力を“魔力”といい、魔力を持ち、パトリオットを操縦する者を“魔女”と呼んだ。
日本国自衛隊所属のパイロット、上原飛鳥もその魔女の一人。
幼い頃、命を魔女によって救われ、その姿に憧れて自らも魔女として生きていく事を選んだ。
正義感が強く、心優しく、天才的な才能を持ちながらもお転婆な熱血な飛鳥が愛機“雷桜参式”を駆る。
◆
巨大ロボットの発進シーンから戦闘シーンまでを描きました。
カッコいいロボットとチャーミングな飛鳥少尉の活躍をどうぞご覧下さい!!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-12 12:10:00
9994文字
会話率:22%
『ロボットゲームと同じ操縦方法?』
◇
俺は何故か戦闘中の巨大ロボットのコクピットで目を覚ました。
複座式の操縦席には、黒髪ショートの見知らぬ女の子。
敵ロボットと交戦中……
女の子は奮闘するけど、だめだ! この子操縦が下手
すぎる!!
死ぬ、死ぬ、絶対死ぬぅ!!
混乱の中、その子が俺に言った。
『有馬優介くん、アナタなら出来るはずよ! この【パトリオット】の操縦を!』
【パトリオット】?
【パトリオット】って、あのゲーセンにあるロボット操縦シミュレータゲーム【パトリオット・オンライン】に出てくるロボットの事か?
そういえば見覚えがある、この操縦桿。
ゲームの通りにやれば良いんだな?
じゃあ任せろ。
なんたって、俺は、【パトリオット・オンライン】で〝世界ランキング一位〟になった男だぞ?
操縦桿を握り、俺は言った。
『〝世界ランキング一位〟の実力見せてやるよっ!』
◇◇◇◇◇◇◇
このお話は死後、異世界へ召喚されたゲームオタクの『有馬優介』が、唯一の特技『ゲームスキル』を駆使して人型機動兵器【パトリオット】を操縦し、いずれ異世界最強のエースパイロットになるまでの物語です。
生前、学校にも行かずとにかくゲームに明け暮れた有馬少年の操縦技術は、異世界でもスーパーエース並み。
機体出力や身体能力的ハンデをテクニックと知識で切り抜けていきます。
しかし、【パトリオット】を動かせるのは本来女性のみ。
そんな戦場に英雄的なエースパイロットの有馬少年が突如現れたものだから……。
魔力で動く人型機動兵器【パトリオット】
ゲームしか能のなかった彼の人生が大きく変わっていきます。
……まぁ、一回死んでるんですけどね?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-27 22:46:05
164371文字
会話率:32%
僕はお風呂の時間が楽しみ、だって……。
エブリスタにも投稿してます。
最終更新:2024-07-10 13:00:00
859文字
会話率:4%
機動兵器TD《トータルデバイス》を制御するAIオペレーターの問題児である主人公エリシア。人類軍と機械軍の争いに翻弄される彼女は、人間に使われる境遇に不満を感じ、自由に生きられる場所を求めていた。ある日、エリシアは元エース操縦士のゼロスと出会
う。「君に乗れると知ったら……我慢できなくてね」「ひぇ」。なぜか好感度が高すぎるゼロスに溺愛されながら、二人は絆を深めていく。──逃げられない過酷な世界と過去を乗り越え、エリシアは幸せを手に入れられるのか。溺愛系恋愛メカアクション物語開始。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-07 12:09:54
9890文字
会話率:61%
科学と魔法が融合した異世界宇宙を舞台に、元勇者ロイと王女マリエルの運命をかけた大レースがはじまる!
配達人に転職したロイは人型万能汎用メカ「ゼンギア」の操縦が下手すぎ、宇宙配送ギルドを追放。借金地獄へとおちいる。
巨額賞金の惑星間レース
に参加を決意するロイ。そんな彼に、謎のメイド・リサは主であるマリエルを故郷まで送るよう依頼する。
美少女配信者・ハピラも加わりレース開始!宇宙へ飛び出すも、ハピラとのコラボによりマリエルの正体が全宇宙に配信されてしまった⁉︎
しかもその時、ロイたちの宇宙船を襲う謎の敵が。
苦手なメカ「ゼンギア」での戦いを強いられるロイだが、彼を救ったのはなんと……。
元勇者のスローライフと王女の帰還をかけたレースの行方はいかに。
「バンダナコミック縦読みスクロール原作大賞」の参加作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-28 01:20:03
9997文字
会話率:53%
竜馬が事故により飛ばされた異世界は、魔法とロボットが活躍する世界だった。
そのウィスタという名のロボットは人類の敵たる災獣《ディザスト》に対抗するための存在。そして操縦には魔法が必須のはずだったが、何故か竜馬は魔法が使えないにも関わらず
動かせてしまう。
この世界で生きるため、ウィスタ乗りになる決意をする竜馬に様々な困難が待ち受ける。
※この作品は「魔杖操機ウィスタ」の応募用ショートバージョンです。
簡潔に纏めてあるだけで、内容は「魔杖操機ウィスタ」と同様です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-26 22:21:59
5026文字
会話率:8%
竜馬が事故により飛ばされた異世界は、魔法とロボットが活躍する世界だった。
そのウィスタという名のロボットは人類の敵たる災獣《ディザスト》に対抗するための存在。そして操縦には魔法が必須のはずだったが、何故か竜馬は魔法が使えないにも関わらず
動かせてしまう。
この世界で生きるため、ウィスタ乗りになる決意をする竜馬に様々な困難が待ち受ける。
※ カクヨムにも投稿済み折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-14 19:00:00
84012文字
会話率:43%
「俺はまだ野球をやりたい、こんなところでまだ死んでたまるか!」
前方に見えるグラマン機の大群に味方の機体は撃墜され、ひとりぼっちのコックピットに残された石塚進士は、衝撃と共に目の前の世界が真っ赤に染まった。
火を噴きだした進士の機体を敵のグ
ラマン機には格好の獲物であり、肉に群がるハイエナのごとく食らいつき攻撃の手を緩めない。
なすすべもなく打ち込まれる弾丸に進士が握りしめたのは操縦桿ではなく、戦友からもらった真新しい野球ボールだった。
「もし、野球ん神がおるんならもう一度だけ俺に野球ばさせてくれ」
弾丸が右肩を貫いてもボールを離すことも、苦悶の声を上げることもない。薄紫のマフラーを左手でかきむしり、飛行服のポケットの中にある恋人の写真に手をふれた時
「その願い承った」
耳元で聞こえたその声に進士は驚愕する。
その瞬間、進士の搭乗した特攻機は紅蓮の炎に包まれ空中爆発した。
戦前の職業野球球団『名古屋軍』で活躍した伝説のエース石塚進士が、現代に転移しその前身である中日ドラゴンズを日本一に導くまでの物語
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-08 23:53:04
4506文字
会話率:42%