修学旅行に向かっていたはずの吉良七海が目を覚ましたのは、見知らぬ世界だった。
切り立った崖に建つ西洋城が七海を迎えてくれる。
だが見つけたその国はーー滅んでいた。
まさかの展開に動揺を隠せない七海。右も左もわからぬ七海に道を示してくれる
者はおらず、可愛いヒロインが出迎えてもくれない。ましてや倒すべき悪もいない。
ただ腹を空かせて死んでしまいそうな、異世界まで来てそんなみっともない最後を迎えるのか。
そんな時、滅んだ国で七海が唯一見つけたのは、ぼろぼろになった城で玉座に座る藤紫の髪の少女。
彼女は自らを魔人・イヴィドギと名乗った。
助けを求める七海だったが、イヴィドギは決してその場を動く気がないと言う。
異世界に来たのに、これでは何も始められない。
致し方がなく、七海は冷たい魔人だけを頼りに、その日暮らしを始めるのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-03 21:15:08
100706文字
会話率:58%
「我らにはまだ成してないことがある。恋愛がしたい!」
世界の果てのどこかの時代。
神すら超えた最強の魔王達。
彼らは退屈していた。
ありとあらゆる善も、考えうる悪も全てを為した。
無限にも思う退屈な日々が続く。
そんなある時、一人の魔王が
呟いた。
「ラブコメ憧れるから転生しようぜ!」
これはそんな魔王たちが、恋愛をしてみたいがためだけに転生した現代の物語。
高校生の荒川イズミの趣味と好みは黒ストッキング。
ひょんなことから事件に巻き込まれるイズミの激闘の日々が始まる。
「お久しぶりです魔王様」
高校生荒川イズミを中心に巻き起こるドタバタコメディ。
アナタのフェチはなんですか?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-08 08:11:07
30159文字
会話率:39%
人類の二割から三割は能力を持つ世界。能力を持つ者は"技者"と呼ばれ区別されていた。
技者の中には能力を悪用し人々に危害を加える悪もいた。そんな奴らを取り締まる警察集団"技者警察"のミドリは「平和を
守り抜く」をモットーに悪に立ち向かう。
武器は……リコーダー!?
個性豊かな仲間たちとともに能力を使う悪に立ち向かう異能力バトルストーリー折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-06 21:00:00
18145文字
会話率:27%
「どうやら私は貴女に一目惚れしたようです」
とある小国の貴族令嬢ピカロ・ノスティール。
彼女に告白してきた男は神をも殴る、最凶最悪の魔人だった。
「貴女は自由に生きて下さい、貴女は自由に怒って下さい、貴女は自由に泣いてください」
「へ
?」
「貴女がこれから進む道の障害を全て排除してみせましょう。貴女の怒りの源を全て叩き潰しましょう。貴女に涙させる根源を全て消し去ってみせましょう」
恋は盲目。
愛は最凶。
城も国も嘘も真も正義も悪も神も悪魔も。
あらゆるものを殴り倒す。
「嘘も真も関係ありません。私には貴女が真実です」
ただひたすらにピカロを甘やかす、魔人と手下のピカロ溺愛物語、ご堪能ください。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーここからあらすじです。
貴族の令嬢ピカロ・ノスティール。
とある王族の第五婦人の誘いを蹴ったら、反逆罪で島流しに。
流された先ソズモズ島は、遥か昔から人も動物も神さえも近付かないと言われる島。
別名『最果ての大氷原』
過酷な環境の中でも死にあがらうピカロ。
そんなピカロの前にあらわれる巨大な魔獣。
「これは無理だ。これは私、死んだわ」
ワンワン!
「ペロ、何か見つけたのかい?」
ワンワン!
死を覚悟したピカロの耳に聞こえてきたのは、場違いなほど穏やかな声だった。
ちょっと曲者の令嬢と超絶マイペースな魔人、それにしたがう個性豊かな手下達が繰り広げる、楽しく愉快な物語をご堪能ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-05 12:00:00
16488文字
会話率:49%
大陸の約半分を支配するフゼスターン王国。山脈に囲まれた王国の辺境都市で育ったレイラク・ヒル・アズレートは23歳にして10人の将軍《グリーフ》に任じられる。そんなレイラクが30歳になろうとする年に命じられたのは隣国スリム帝国に侵攻された友邦
エスラル公国への援軍の指揮をとること。6万の兵を率いてレイラクは王都イラクリオンを発つが、必勝不敗と呼ばれるフゼスターン王国軍が参加した戦いはスリム帝国の未知の武器に大敗してしまう。
スリム帝国には東方の大国東華の国が後ろ盾となって兵糧、武器、兵をスリムに貸し与えている。更には西方同盟の姿も。大陸の各国は対フゼスターン王国を掲げ100万に上る大軍を用意し、降伏を呼びかける。当然フゼスターン王国第16代国王アレクサンドル3世は降伏勧告をはね付ける。大陸は戦乱の渦に巻き込まれていく。
そんな正義も悪も混沌とした世界でレイラクはどう生きればよいのだろうか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-23 03:32:19
2708文字
会話率:36%
悪無くしてヒーロー無し。
ヒーローがいなくとも悪はある。
───だが、いつの間にか、善も悪も見失ってしまった。
世界征服を目指す悪の組織なんかが存在する世界。
その中で主人公はいつものように学校に通う。
バイトしたり、読書したり、たまに
テレビでヒーローの活躍を見てみたりしながら日々を過ごしていく。
世界に不満があるわけでも無く、かといって好きなわけでも無く。
そんな思いとは無関係に世界は廻る。
たとえそこに、どんな秘密があろうとも。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-01 07:00:00
5903文字
会話率:19%
この世には、法では裁けない悪がある。善では裁けないそれを、裁ける唯一の存在。それもまた悪。時には悪でしか裁けない悪もある。
これは、悪を裁く為その手を血に染めた少年の物語。
最終更新:2019-07-15 16:00:00
72722文字
会話率:50%
ヴァネッサ・マンダレイ。
父に蜂蜜のように甘く育てられ、母にお人形のように愛され、兄二人に蝶々のように大事にされた侯爵家のご令嬢。
麗しい眼差しは蜂蜜色。
麗しい御髪は夜の帳のような深い藤色。
すっと通った鼻筋に、優しく微笑む形の良い唇
。頬はうっすらと薔薇色に染まっている。まつ毛は瞳を伏せれば影を落とすほど美しい。
少女人形のような体躯は、触ると手折れてしまうほど細く儚い。白魚のような手は、手荒れなど知らないかのようにしっとりときめ細かい。
誰もが羨むような可憐で麗しいお嬢様。
そんなわたくしが、否、あたしが前世の推しカプ(大好きなカップリング)と今世でも出会ってしまった。
これは運命?それとも宿命?
あたしの推しカプの、あの伝説の名エンデング『999本の薔薇、結婚式エンド』を間近で見る。その為やったら婚約者破棄も意地悪もお邪魔虫もやったらァ!
あの手この手でフラグ立てたるわ!
覚悟しときィや、ヒロイン!
※この小説は、一部残酷な描写が含まれる可能性があります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-23 12:15:05
7772文字
会話率:16%
【胸糞注意】なダークヒーロー。バイオレンス変身ヒーロー。
史上稀に見る凶悪犯タケシ。異世界の魔王に拉致され魔神として改造されるが、自分に向かって来た者は誰であれ殴り倒さないと気がすまない気性のタケシは魔王に刃向かい魔王軍狩りをはじめる。
主人公は最後まで改心しません。
善も悪もなく敵も味方も関係なく、ただただ殴り続けます。
設定上、血の描写が多め。女襲われ過ぎ。
後半は作者がやりたい放題。
※全83話、約98,000字、1話約1,000文字程度。
※小説というよりはSSのまとめに近いです。
※15年以上前に某所に掲載した文章を再編集しました。(27話以降追加新作)
※特撮・アニメのオマージュが多々あり、二次創作ではないと判断しておりますが、
運営から注意があれば削除します。
【章タイトル】
★史上最凶の通り魔、異世界に転移す 編
★魔神狩り 編
★魔王からの刺客 編
★人造人間 編
★七人目の勇者 編
★髑髏 VS 自衛隊 編
★魔王軍壊滅 編
★七人の勇者皆殺し 編
★国家軍事力殲滅 編
★神々との戦い 編
★エピローグ折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-15 16:00:00
97564文字
会話率:13%
その日悪魔は目を覚ましてしまった。
彼女には自分の中の悪により他人の悪も暴くことができる。
悪の正義とは正義なのか悪なのか。決めるのはあなた。
最終更新:2019-06-10 02:16:29
1218文字
会話率:34%
犯罪を侵す未来を持つ『犯罪因子者』を収容する為の施設『奈落』。ここに堕とされた者は、悪魔達によって殺される運命。人間には抗う術も、逃げる術も無い。だが、奈落にはたった一つの大きな光があった。悪魔達を恐怖させ、絶望に飲まれる人間を救う存在。
その者の名は、天埼煌太。通称、奈落の断罪王。彼が振るう断罪の太刀は、如何なる悪も許さない。それが例え、神であっても…。苦しむ者達の為に、煌太は戦い続ける。耐え難い現実に直面しようとも、大切な命が奪われようとも、許されざる全てを断罪するまで…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-15 15:18:23
136586文字
会話率:46%
異世界で、日曜の朝にも負けないつもりの変身ヒーロー爆誕!
(そんなつもりはない! by主人公)
現代日本とあまり変わらない異世界に転移した、黒川ヒロユキ36歳男性。
いわゆるダメリーマンと会社で抑圧されながら、来た異世界で目が覚めればヒー
ローに!
しかし、相手を傷つけるなんてやりたくない! しかも相手は同じ日本人!?
周りに集まる変人奇人たちに突っ込みを入れながら、変身ヒーローとして。
この世の悪を、ダメリーマンと現代日本で言われた男が、経験で培った機転と人を思う精神で対応する。
悪も正義もない。……大切な平和と平穏な日常を過ごしたいだけだ!
ネット小説大賞六に応募してみました。
……感想が、……欲しいとですよw折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-12 20:00:00
213925文字
会話率:23%
すべてを奪い去ったのは、敵でも味方でもなかった。正義も悪もない、無慈悲なまでの力の圧力。
「魔術」と呼ばれる、異次元の力をめぐり、世界は戦いの嵐に包まれていく。
地上にいくつも存在していた国家は、強大な「魔術」を手に入れた神聖デグラバオル帝
国によって統治下におかれていた。
民は虐げられ、一部の高官が甘い汁を啜り、力ある者が弱い者を踏みにじる。
それを止めようと立ち上がったのは、左腕に神を宿す1人の青年だった。
「リヒター・アスベルク」という名の、たったひとりの。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-20 15:37:00
40746文字
会話率:36%
https://ncode.syosetu.com/n1255fl/
連載中の鬱+ヤンデレ系ダークポエム「病みに呑まれて闇に愛しむ」の次段階
感傷に浸るのも、自己嫌悪も、ネガティブな考えにも飽きた
ほんの少し励まして欲しい
そんな人のた
めのポエム、連載始めます
僕の言葉が少しでも、君の心を救えますように折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-16 10:51:11
408文字
会話率:0%
あの日、彼女は突然組織を裏切り、10年も時を一緒に過ごした自分にも牙を剥き、何者かに殺された。
その事件は、一見組織の内乱だと思われた。
だがその真実は、約20年前の親たちのもつれによって起こされた、性愛と憎悪の絡んだ自作自演の事件であっ
た。
その真実を知らず3年の時が過ぎ、仲間と共に出かけた街で、再び自作自演の物語の歯車が回り始める。
それは同時に、世界の真実を知ったものたちが、善悪も嘘も本当も偽りもない世界で、やるか、やられるかそれとも、阻止かの三択を迫られる、闘争時代の幕開けを意味した。
この物語には、心理学やビジネス学、生物学を応用した中毒性ある表現が使われています。
中には、正義感や倫理的そぐあない言葉に、業を煮やすところがありますが、「汚くとも美しい人々の生き様」に酔しれると共にに、「この最低な言葉や行動が存在してなきゃ、あの言動は語れない」そして、理解できている自分と日本に生まれたことを幸せに思うこと、間違いなし。
リアルインフルエンス シリーズが贈る第一作目 答えの先の物語をテーマにした。善悪規範を排除した、異色のアサンブルヒューマンストーリーが、世界の見方を覆す。
「嘘か本当かなんて、どうでもいい。ただその発想は君の記憶のなかに、存在している」
それでは、読者の魂が燃え揺らぐ世界へとご案内します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-06 18:33:16
3297文字
会話率:22%
金善悪も失った時代、何をやるべきで、何を起こさぬべきかが歴史の流れとして残る世界で、ただその流れに従い、郷に従う主人公の一人、夏目 シュー。
そして、自分の価値観を探るため、異世界の存在を明らかにし、世界答えを追い求める、主人公 宿毛四季
の二人が、陰謀深い裏社会で大暴れする。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-02-04 07:22:37
6242文字
会話率:36%
異能という他とは違う力が普通になったとある世界、全ての人間が異能を持ち、人間以外の種族も存在する世界。
その世界の日本に似たような国、極東帝国、帝国とは名ばかりに平和ボケし、敵国のスパイが入り浸り、軍には国を裏切る者が多くいた。
そん
な中、軍とはまた違う少数精鋭の部隊
【特務部隊】があった。
愛国心が深い者、
精神が狂っている者、
人間ではない者がいるその部隊にいる三兄弟の末っ子の目から見た多くの猛者が駆け走り、死んでいった正義も悪も分からない大戦の話し。
若しくは何処か変わった家族の話し。
※この話に出てくる国は、一部の国が善で一部の国が悪ではありません。どの国も正義があり、どの国にも悪があります。
また、決して現実の国を悪く書きたい訳では無いのでそこの所ご理解お願い致します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-26 17:24:47
45963文字
会話率:39%
これは正義を貫く物語ではない
これは悪を貫く物語ではない
これは英雄の物語ではない
これは悪党の物語ではない
これは人間の物語ではない
これは悪魔の物語ではない
これは神の物語ではない
これは――獣の物語である
善も
悪もなく、全てを喰らい尽くす獣の物語である折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-18 19:54:53
88167文字
会話率:56%
そこは多くの知性ある種族が暮らす世界。
"人"と多種多様な"その他"が優劣なく、同じ知性を持った世界である。
種族間での3度に渡る大きな戦争こそあったものの、それ以来世界に目立った動きはなかった。
しかしながら些細な悪事はどこにでも転がっているもので、産業が発展した今、悪もまた活動の場を産業に移す。
特別監査員。それこそが隠れた悪への対抗手段にして矛であった。
そのひとりである空虚な少年ロトル。
最年少にして手荒な仕事が主立ってくる特別監査員に抜擢された彼には、ただひとつ、己の力を自覚するという望みがあった。
果たして彼の望みの先にあるものとは──折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-11-26 22:46:16
57837文字
会話率:62%
善なる者も、悪なる者も、その者の前では平等である。
最終更新:2018-10-25 00:00:00
261文字
会話率:0%
世界は冷酷であるが誰もそれに気付かない。
悪も正義も、善も不義も、人道も野蛮も、外道も倫理も、全て綯い交ぜにした世界をあえて表現するならばディストピアとでも言うのだろうか?
そんな世界の中ですら一風変わった工房、シシル重繊維工房。
これ
はシシル重繊維工房に所属する正体不明の白い人型、通称「全身タイツさん」が織り成す心温まらない交流物語。
2018/7/21改題(旧題:全身タイツさんと重繊維工房の看板娘達)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-07-29 10:15:29
117129文字
会話率:16%