ラウンド1『真夜中の音楽室に響くピアノの音色』
「あっ! 聴こえてきたみたいだよ、アッキー! やっぱりピアノを上手に弾ける女性って優雅で奥ゆかしい感じがして憧れるよね。私も習ってみたら良かったかな……」
「何を言ってるんだいミッチー!
君の声だって、どんなプロの演奏家が奏でる名曲よりも甘美な響きで、いつも僕の耳を幸せにしてくれているじゃないか!」
「もう! アッキーのばか…… そんなこと囁かれたら心臓がドラムみたいに激しく打ち鳴らされて、ピアノの音が聴こえなくなっちゃうよ……」
真夜中の学校に充満したおどろおどろしい空気を台無しにするような甘ったるい会話を繰り広げながら、廊下を歩いていく満みちると明あきらの二人。心なしか響いてくるピアノの演奏もフォルティッシモがふんだんに盛り込まれているように感じられます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-09 20:06:02
3475文字
会話率:76%
息子が学校の校舎裏で一人の見慣れない少年と出会った。どうも彼はこの世の人ではないらしい。時はずっとさかのぼり、昭和の初期のころ、大きな台風が関西地方を直撃したことがあった。
最終更新:2021-05-21 10:01:39
1764文字
会話率:44%
学校の怪談、というのがありますが、会社の怪談ってあまり聞かないですよね?
でも、あるんです。弊社は60年くらい歴史がありまして、事務所で出た、という話があるわけです。
そのうちわたしが見聞きした話を書いてみました。一応実話です。
最終更新:2021-05-01 23:48:21
1445文字
会話率:0%
友達って、必ずしも生きている者でなければならない?
学校ではクラスメイトからいじめ。
両親は幼い弟に夢中。
どこにも居場所がなく、三階にある女子トイレの三番目の個室で泣いていた堪子に声をかけたのは、なんとあのトイレの花子さんだった。
はじ
めは戸惑っていた堪子だったが、お化けなのに破天荒で生き生きとしている花子を見て、憧れを抱くように……
その間も、いじめがなくなることはなく、担任も堪子の言葉に耳を貸そうとはしなかった。
両親も変わらず弟ばかり。
そんな中、ついに堪子の我慢が爆発してしまう事件が起きてしまうのだった――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-25 19:27:30
18750文字
会話率:31%
除霊できない!
お祓い無理!
憑物落としなんてとんでもない!
でも、見えて喋れて、突っ込める!
霊感だけは、人一倍どころか二倍三倍も強い橘華子。
小さい頃から、他の人には見えない者が見えてしまう。
聞こえない声が聞こえてしまう。
話せて
しまう……
だから、気味悪がられ、同年代の友達ができなかった。
そんな華子に、ある日友達ができたのだ。
その子は、学校の三階のトイレの三つ目の個室にいて、唯我独尊で、最強にして最恐のお化けーートイレの花子さん!
今日も華子は卒業した小学校に忍び込み、三階の三つ目の個室を三回ノックする。
唯一の友達に会うため。
「花子、ねぇ、花子ったら……いないの? はな……」
『なによ?』
「うぎゃあぁぁ! いきなり後ろから話しかけないでよ⁉ 心臓が止まるかと思った!︎」
『心臓動いてるとなにかと不便ね』
「こんなことがない限り不便じゃねぇわ!」
『シッ……ちょっと』
「や、やな感じがする……」
そして、今日も巻き込まれるのだ。
恐ろしくも、可笑しい、様々な事件に――
★8/21 一話完結しました★
★8/26 二話完結しました★
★8/29 三話完結しました★
★8/30 四話完結しました★折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-31 15:05:53
132354文字
会話率:33%
「3階の3番目のトイレには花子さんが出る」っていう怪談、大抵どこの学校にもありますよね。私が通っていた小学校にも似たような怪談があったんです……。
最終更新:2021-04-14 11:50:41
1086文字
会話率:7%
目指したものは理想とはかけ離れ、
皮肉にも終いには、自らを追い詰めた。
逃げた先に待っていた現実とは、、
最終更新:2021-04-08 16:50:31
4404文字
会話率:12%
学校の怪談+コメディ+百合の短編!
全3話で3話目は明日投稿。
6年生の月菜(るな)は幼馴染の美夜(みや)を連れて夜の学校へ侵入。
目的は「学校の七不思議」の存在を確認して動画を撮影するため。
超常現象を信じない月菜(るな)は「学校の七
不思議」を信じるクラスメイトを笑った。
それが間違いで、事の発端。
「この学校のは本物だから。夜の学校で確かめてみてよ」
クラスメイトにそう言われた月菜(るな)はバカバカしく思いつつも、話を引き受ける。
「学校の七不思議」とは? その正体は? そしてその先に二人を待ち受けるモノは?
軽快な会話で進む、ボケ突っ込み二人の凸凹ホラーコメディ短編!
【注意】
・学校は公共の場所ではありません。
本作品のような無断侵入は真似しないでください。
場合によっては罪に問われる可能性があります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-29 21:00:00
7690文字
会話率:45%
南棟三階の廊下には、女子生徒の幽霊が出るという。通りかかった生徒たちを呪い殺すのだという。
そうした噂を聞きつけて、新聞部の二人が、夜の校舎に忍び込んだのだが……。
(「カクヨム」でも掲載しています)
最終更新:2021-03-26 17:00:00
4911文字
会話率:51%
―――俺はある時、『超能力』に目覚めた。
本街快飛(ほんがいかいと)はある時を堺にPKやESPなど自分でも把握しきれないほどの超能力が使えるようになった。
しかしそれは、このセカイでは異質、異様だ。周囲の目を気にしながら、自身のチカラを隠
しつつこの世の超常的なチカラや現象の解明を試みるため、オカルト研究部部長として日夜活躍する。
そんな、日々本物の超能力者を探し回る日常は終わりを告げた。
学校の怪談を調査するため、サイコメトリーで階段裏を調べると、行方不明だった幼馴染が来ていることがわかった……瞬間、暗転した末、石造りの古風な部屋にいることに気がつく。
そう、『魔法』のある異世界に飛ばされてしまったのだ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-29 15:16:20
11199文字
会話率:40%
友達の響子がもってきた噂話。
深夜2時。4枚の鏡を合わせるとなにかが起こるという。
※夢幻企画参加作品です。
最終更新:2021-01-17 02:00:00
692文字
会話率:4%
学校で起こった通り魔事件…俺はその容疑者になってしまった。
そこには学校の怪談『大きな鏡』が関わっているらしい
落ちこぼれの坂本朝日は己の容疑を晴らすべく怪談に立ち向かう。
最終更新:2021-01-16 04:03:11
1828文字
会話率:31%
霊は危険な存在だ。人々に危害を加える。
だが、今の時代は霊を信じていない人が多い。
これではいけない!
俺は幽霊研究会を立ち上げ、霊の存在を学校のみんなに伝えようと考えた。
霊に詳しいAさんに協力してもらい、取材を行う。
そこで起きた
ことは、俺の考えを改めさせてくれた。
霊はいる。霊は恐ろしい存在だ。
しかし・・恐ろしいだけの存在ではなかった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-23 00:46:56
5509文字
会話率:61%
彼はどこへ消えたのか?
こちらかなり昔に書いたお話です。学校の怪談を意識して書いたのですが、全然恐くないです…
封印していたのですが、百物語を作っているので投稿させてもらいます。
最終更新:2020-09-16 02:29:17
1094文字
会話率:34%
公式企画[夏のホラー2020]の応募作品になります。
駅ならではの要素を盛り込んだ別の連続短編を用意していたのですが、諸事情で間に合わず……完成したこちらの作品だけ投稿となります。
企画に間に合いませんでしたが、もう少し煮詰めてから投稿し
たいと思います。
この作品はそこまで練り込めていませんでした汗。
黒沢清監督が学校の怪談というTV番組で制作した「花子さん」という話がめちゃくちゃ好きで、劇中の花子さんの禍々しい姿を表現しつつ使いたい!と思いながら話を書きました。
YouTubeでも見れますので、ぜひ視聴してみてください。
理不尽に襲いかかってくる恐怖を味わっていただければ幸いです(^◇^;)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-27 21:36:37
4348文字
会話率:21%
トイレの個室。そこが私の居場所。冷やかしくるガキどもを追っ払う日々。
だがその日は違った。
「遊びに来たよ」
扉の先に居たのは、二宮金次郎像だった。
最終更新:2020-08-24 19:41:01
1854文字
会話率:51%
我が校に伝わる学校の怪談。理香と早苗は残る一つの怪談、"異次元階段"の真相を確かめる為に夜の校舎を訪れるが…。
※重複投稿作品です。
最終更新:2014-01-31 22:00:00
4915文字
会話率:27%
「どうしてこうなった……」
『学校の怪談』を取材していた少女を襲った悲劇。
彼女を助けるべく少年は奔走する。
最終更新:2020-08-23 23:31:13
23919文字
会話率:34%
私が小学生の時に経験した話です。
ホラーというより少し不思議な話です。
ある日の昼休みに「トイレの花子さんが出た!」という叫び声が廊下に響きました。
怖い話が好きだった私は女子トイレに走りました。
そこで経験した不思議な話です。
最終更新:2020-08-21 08:20:43
2369文字
会話率:14%
怪談話・学校の七不思議をお題とした漫才。
漫才シリーズ14作目。
最終更新:2020-08-15 21:12:03
1770文字
会話率:100%
少女オメガは研究所から逃げ出し、夜の学校に逃げ込んだ。そこには映画好きの教育実習生、榊原友貴が居残りで研究授業の練習をしていた。ひょんな事から出会ったオメガと榊原は惹かれ合う。
だが、オメガは普通の女子学生ではなく半鬼の少女…半鬼とは、
愛する男を食らい、生きとし生けるものを変幻自在に操れる鬼力を持つ片子《かたこ》の鬼に変化《へんげ》する鬼のこと。
そんな半鬼を追って、片子《かたこ》の鬼を捕まえ、その鬼力を利用しようと目論む研究者達の魔の手がオメガに伸びる…。
さらに、教育実習生の榊原にも何やら秘密の影が…
さあ、二人の恋の行方はどうなる? もし、ハッピーエンドで恋が実ったら、榊原はオメガに食べらちゃうからバットエンドになる?
それは読んでのお楽しみ…。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-13 23:20:51
8932文字
会話率:72%
ある1人のトイレの花子さんとある1人の男子児童。これは2人の記憶の1つ、なんでもないある日のお話――
学校の怪談であるトイレの花子さんを度々訪れるのは、綾太という小学三年生の男子児童。
手を繋げばトイレを離れられると知って以降、花子は綾太
に遊びに行こうと毎回学校から連れ出されていた。
さて、意気揚々と花子の手を取る綾太の本日の行き先は?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-19 19:34:56
5603文字
会話率:47%