これは私、スコティッシュ・シャムの自伝である。
アンティークにはアンティークにしかない『価値』がある。
自分が、出会った奇妙なお客様たちとの短編をここに記す。
最終更新:2021-12-02 00:14:43
1600文字
会話率:42%
みんは旅の途中で、スペインの蚤の市「ラストロ」に立ち寄ります。そこは、みんが見たこともないようなガラクタだらけの世界です。でも、そんなガラクタの中で、1体70万円もする人形を売っている景色に出会います。みんは、訳がわからなくなります。こんな
ガラクタの山の中で、70万円?
やがて日本に帰り着いたみんが転がり込んだ先は貧乏な男の家でした。
世間知らずのみんが、昭和という時代の中で、やがて「アンティークディーラーになっていく、そんな旅の途中を書いてみました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-14 16:00:00
72059文字
会話率:21%
地球産(アンティーク)唯一の環境循環型コロニー、アルカデソムニア。
アンティークの中でも最高の技術と最大の規模を誇るその方舟は、ベアトリーチェという護衛艦に護られていた。
主人公の一人ユーリは、整備士隊長アーヴィンの下で新米整備士として働い
ていたが、あるとき妙な噂を耳にする。
「白薔薇の乙女が目覚めたそうだ。また戦になるな」
詳細を訊ねようにも、声の主は酒気に塗れた喧騒の中。
噂は酔っ払いの戯れ言か、それとも――――……
遙か未来の宇宙を舞台に、整備士の少年ユーリと、病弱な妹フィーネが、戦のために作られたAIドールと邂逅し「生きる」ということを学んで行く物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-14 00:00:00
20201文字
会話率:39%
カメラ収集と写真が趣味の中学生、榊原(さかきばら)李央(りおう)は下校途中に見つけた不思議な雑貨屋に足を運んだ。アンティークの小物や家具がそろう中、年代物のクラッシックカメラを見つける。
最初は買おうと店主に申し出たが、売り物ではないから、
と拒否されてしまう。その瞬間、李央は売り物ではないクラッシックカメラを万引きしてしまう。万引きしたカメラは人物写真をとると、なぜかみんな李央の顔で映っていた。しかし、それが確認できるのは李央だけ。
もし、このカメラで自分自身を撮影したらそうなるのだろう?夜中、李央は奇妙なカメラで自分自身を撮影した。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-28 12:04:07
21165文字
会話率:20%
「ローラ、僕は君みたいにセンスのない娘は無理だよ。婚約は破棄させてもらおう。その代わりに妹バネッサを我が家に迎えてあげるよ!」
領主であるヨアン・フェイス伯爵がニコニコと笑顔で告げた。
その腕に絡みついているのは私の妹バネッサだ。
「お姉
ちゃんごめんね〜。ヨアン様は私の方がいいんだって。いくら元が良くてもおかしな格好しているんじゃあね。それにね、私のお腹にはヨアン様のお子がいるのよ。ウフフ。」
バネッサと婚約者がそんな関係になっているだなんて!
私の名前はローラ・ドットリー。ドットリー商会の長女で実は転生者。
我が家は男爵とは名ばかりで輸入業を営んでいる。
私は輸入されたアンティークによって1年前から苦しめられており、メガネ+三編み+質素な黒いワンピースの魔女っ子スタイルでしかほぼ過ごせないことに。
そんな私だけど探しものをしに隣国からやってきた同じく転生者のルーカス王子と出会って・・・
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-23 22:42:12
40932文字
会話率:41%
丘の上にある旧華族の屋敷を改築した『喫茶 たまゆら』は変わった店だ。
亜麻色に磨かれた木目が美しいアンティーク調の内装に、1階はオープンテラス、2階はバルコニー席とお気に入りの場所を見つけてのんびり過ごせる人気店だが、たまに本物?と凝視して
しまうような鎧を着た王様や魔法使いに剣聖も過ごしている。
日常と非日常。かけがえのないひとときの物語を珈琲と共に――――
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-18 06:00:00
2951文字
会話率:6%
アンティークショップで見かけた人形が、僕たちの運命を大きく変える。
(この作品は「カクヨム」でも掲載しています。「キンモクセイ」 「ビスクドール」 「引き出し」というお題の三題噺で書いた短編です)
最終更新:2021-10-13 12:00:00
4462文字
会話率:23%
以前、“電気兎”との対決でトーキョウを訪れたあとロンドンにも行って、師匠に散々たかった後、実は夜も遅くなったので後学のためと、高級ホテルでスイートルームに一泊させて貰った。
あの時の師匠は本当に太っ腹だった。師匠によると世界的にも有名な
ホテルだという建物は、趣きのある伝統的な宮殿のような造りで、部屋もアンティーク家具をはじめ高級な装飾品が集められた非日常的な空間だった。
料理も本格的な英国料理を楽しめ、翌朝はコンチネンタル・ブレックファーストを堪能した。
とにかくバスタブとか、什器とか、照明類がとても洗練されていて、是が非でも私達の世界でも再現したいと思った。
とにかく今を逃せば、いつ地球に来られるかわからない。
師匠に頼み込んで、翌一日だけ買い物というか、仕入ツアーに付き合って貰った。勿論、情けない話、お財布は師匠持ちだ。
主にホームセンターに、大型家電店、アンティーク家具の店など片っ端から回った。時間が惜しいので、見つからないように転移で移動した。
購入した家具や、大型家電、水洗トイレ用の便器や配管に必要な諸々、これも見つからないように片っ端からストレージに収納していった。
出色は、デロンギというメーカーのエスプレッソ・マシーンだ。
これを見つけたときは、小躍りして喜んだ。
何しろ、師匠の魔宮ダイニングで出されるカプチーノが一味違うのを突き止めた私は、わざわざ厨房を覗きに行って、大きな真鍮製のタンクを持った抽出器の存在に行きついていたからだ。
あれと似通った味が家庭で出せるなら、これほど心躍ることは無い。
中華料理用の火力の強い、業務用コンロなども仕入れてきた。ガス管の敷設と供給はナンシーに頼んで特別に用意して貰った。
何しろ、ナンシー艦内には火力用のガスを使う施設やインフラなど皆無だったからだ。
我が家の増改築は、3人が好き放題したので若干調和を欠く部分もあったが、おおむね満足している。
中庭に面してヴォールト回廊を配したり、切妻屋根にドーマー窓を付けてみたり、パティオには睡蓮の四角い池を作ったりと、ほぼ出鱈目だったが、不思議とアンバランスさが心地好かった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-11 03:33:22
6081文字
会話率:0%
大切な人が、死んだ。
悲しみに暮れる間もなく次々とまた不思議な事が起こる。
一体どうして?
誰が何のためにこんな事に?
混乱する竹人であったがそこに現れたのは…。
現代と異世界をかけめくる星座ファンタジー、第八弾
最終更新:2021-08-24 16:14:57
40609文字
会話率:35%
アンティークなど古いものが好きなアキが電車に乗って辿り着いたのは、SF映画のような世界だった。
帰りたいという気持ちと裏腹に、ドラスレイン本部防衛課に配属させられた。
最終更新:2021-08-02 19:30:32
4392文字
会話率:39%
田舎町で宿屋を営む女主人レインチェル・コスターノは、国中を脅かす【狼男事件】に日々怯えながら暮らしていた。
とある晩、彼女の下に不思議な魅力を放つ少女が来訪したことから彼女の日常は一変する。
少女の名はローズマリア・ハイネンヴェルゼ。
彼女は最強の人形【至高の人形/アンティーク】を操る人形遣いだった。
「―――起きなさい、ヌワラエリヤ」
糸が弾け、水銀が飛び、歯車は回る。
そして……。
―――【至高の人形/アンティーク】
貴女の親愛なる人形より。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-09 21:15:04
212826文字
会話率:42%
普段は得意な裁縫を仕事にしているマリー。
でも最近お父様が亡くなりもう1つの仕事が増えた。
それは週に2日夕方の5時から9時迄の4時間のみ開店する店マリアージュ。
売っている品物は、高級そうなアンティークと呼ばれる100年以上前の品もあれば
、ガラクタにしか見えない物もある。
この店には、必要な人しか入れない、人を選ぶ店に私のいる国、世界だけでなく異世界からもお客様が来店する。
今日からそんなお店の店主となったマリーの話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-06 00:59:01
56681文字
会話率:46%
西暦2999年 地球に住む人々の生活は豊かになり便利な世の中になった。
そんな主人公七星拳矢は突然事件に巻き込まれ、敵の組織破落戸(ごろつき)と対峙したことがきっかけで古えの古代武器(アンティークファクト)と呼ばれる武器の力が解放されること
となる。
この事件がきっかけにその少年にどう影響していくこととなるのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-24 13:05:29
890文字
会話率:11%
魔法が全てを支配する大陸の外れ、古代の船着き場跡のすぐそばにある港跡の村。
そこで生まれ育った少年、アルには村の皆と違う点が2つあった。
ひとつは、前世の記憶があり、前世ではこことは違う世界の違う国でしがないサラリーマンをしていたこと。
ふたつめは、潤沢な魔力がありながらも、適正属性が既に失われた古代魔術にのみ存在した属性で使える魔法が全くないということ······
えっ、こんな自分でも使える魔法があるんですか!?
ひょんな事から出会ったアンティークで可笑しな機械人形に強制的に弟子にされた少年は、目的も分からぬまま旅へ引きづられていくのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-20 04:06:57
247文字
会話率:0%
魔女モルガンの庭
そこには何か悩みを抱えたありとあらゆるモノだけが訪れる場所
時間軸や世界軸が少し捻じ曲がってしまった箱庭
悩みを解決できるか否かはあなた次第
チリンチリン――
美しく整えられた庭に響くは可憐な鈴の音。
『あ
らあら、今日も悩みを抱える子羊さんがいらっしゃったようね』
魔法の如雨露を片手に庭の手入れをしていた魔女がのんびりと声を上げた。
『あなたのお悩みは何かしら。私にこっそり聞かせていただけないかしら?』
ここは、悩みを抱えた多種多様な魂がたどり着く魔女の庭。
『ここはどこ?そんなことはどうでもいいでしょう。』
どこにでもあるし、どこにもない場所。
魔女は微笑を湛え、悩めるお客さまをおもてなしする。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-15 22:25:49
2614文字
会話率:54%
異世界(ニホン)から流れてくる不思議な道具――骨董品(アンティーク)。
骨董品の鑑定と売買を営む骨董品専門店オホーツク。
そのオホーツクへ勇者ナカジマが呪われた魔剣をもってきた。
これは呪われた魔剣を解明していくお話です。
最終更新:2021-04-26 17:38:54
3256文字
会話率:52%
転校生の魚住くんは、猫に好かれやすい体質だった。
道を歩いているだけで、野良猫が集まって、猫だらけのもふもふ状態になる程度には。
なぜだ。一匹ぐらい、こっちに来たっていいじゃないか。下手をすると、怒りすら湧いてくる。
教室ではまるで『人間に
絶対に懐かない野良猫』みたいに、だんまりを決め込んでいた魚住くん。どうして彼は、人と話そうとしないのか。
不思議に思いながらも、放課後、お兄さんがやっているという、『猫カフェ水族館風アンティークショップ兼まじない絵師の店』に向かうことに。ジゴロで守銭奴なお兄さんから知らされたのは、とても不思議な過去と、悲しい理由だった。
※前半は日常ほのぼの系ですが、後半にグロいシーンがあります。苦手な方はご注意ください。サブタイトルに☆がついている箇所は、主人公以外の視点です。キャラ名を確認してからお読みください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-07 22:00:00
91207文字
会話率:46%
西洋人形。大抵の場合、身体のパーツが陶磁器から作られたビスクドールのことを言うのだろう。
そして、これは西洋人形と不思議な関係を持つこととなった人々の物語である。
最終更新:2021-03-21 01:13:45
13113文字
会話率:4%
容姿だけが取り柄の陰キャラ男、友太。オカルトが趣味の彼は突然学校からの帰路に現れた謎のアンティークショップにある姿見も購入するが…それは自分が女性、友奈として生まれた並行世界を写す鏡だった。
友太は友奈を幽霊だと思い込み無理やりこちら側に
連れてきて友奈は帰れなくなってしまう。容姿も中身もそっくりの二人の同棲生活が始まる折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-17 22:00:04
3841文字
会話率:43%
これは厨二病美少女とその友達の私の願望の話。
アンティークみたいな少女を友達に持った私が何となく思った話。
最終更新:2021-03-11 22:13:25
977文字
会話率:37%