公都に設立された公立学園、通称「アカデミー」
設立以来、不肖の卒業生しか排出・・いや輩出できないポンコツ施設は最後通告を受けて窮地に立つ。
そんな事とは無関係に今日もギルドで依頼をこなし金を稼ぐ少年シオン。
久しぶりに財布に余裕ができ、心
にも余裕が持てた今日の良き日に面倒な話が舞い込んでくる。
「君、良い腕してるね。冒険者になる気は無いかい?」
「いや、もうすでに冒険者ですから」
「そうか、いや大したもんだ。君ならきっと良い冒険者になれるよ」
「いや、だからすでに本職だって」
「そうかそうか。で、冒険者になる気は無いかい?」
・・・おかしい。ちゃんと共通語を話しているのに一切話が通じない。
なり振り構わないアカデミーの必死な願いにシオンはため息をつく。
「わかったよ。じゃあ話だけは聞いてみるよ」
この事態・・・どうしてくれようか。
少年の物語が少しずつ動き始める。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-03 07:00:00
998828文字
会話率:49%
いつからか家に引こもるようになった主人公。アイドルの《アカネ》に目覚め、推しのあの子の目を近くで見たいからアイドルになると決めたやばめの男(♂︎)がこの物語の最後で主人公がハッピーエンドの死亡を遂げる話です。
「アカネちゃんに認知してもらう
為に取り敢えず同業者になって、アカネちゃんと同じステージに立つために、有名になろう。ぐへへへへ。」
残念ながらこの男程よく低身長でビジュアルはよろしい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-03 06:00:00
14973文字
会話率:40%
現実と仮想が交錯する世界で、予期せぬアップデートがグランド・ネクサス――プレイヤーの力を支配するシステム――の均衡を崩した。
ゲーム運営を担うメガコーポレーションの単なるメンテナンス技師である風然(かぜん)アカリは、本来あり得ないはずのバ
グを発見する。――彼の存在が、プレイヤー登録から完全に消去されていたのだ。
所属なし、ステータス非表示、職業すら持たない。
彼は"無名のプレイヤー"となり、誰にも捉えられない異端の存在へと変貌する。だが、それは同時に、システムの制約を超越し、あらゆる制限を無視できる力を得たことを意味していた。
倒した敵、こなしたミッションのすべてが、グランド・ネクサスの起源と封じられた真実の断片を紡いでいく。
そして、決して知るはずのなかった《隠された力》の存在に辿り着いたとき、彼の存在はやがて世界を揺るがすことになる――。
"無名のプレイヤー"は世界のバランスを崩す危険因子
そう断じたエリートプレイヤーたちの組織が、彼の抹殺に動き出す。
もはや、アカリに残された道はただ一つ。
――その異端の力を駆使し、ゲームの限界を打ち破るか、それとも完全に消滅するか。
"ルールの枠を超えた存在"である彼は、果たしてどこまで登り詰めるのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-03 04:46:03
577文字
会話率:0%
生まれた時から一緒の、大好きな兄。
兄のフィレットに婚約者が現れ、今まで一緒だった日々が変わり始めた。妹のディアカーナは「私はもう必要ないの?」と不安になり、距離を取るが、兄のことをどうしても嫌いにはなれない。
兄も妹が最近冷たいと感
じ、その距離感に悩み、婚約は政治的なものだと伝えたい。しかしどう接すればよいかわからない。そんなある日、妹が迷子になる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-02 22:05:37
598文字
会話率:0%
ある任務で魔界の研究所の襲撃をする男天使。そこではボロボロの姿のロボットに遭遇する。
長年にわたる虐待行為を受けていたことを知り、ロボットを実家にある天界へと連れて帰る1人の男天使『ユスティティア・ラー』。ユスティティアは、このロボット
はメイドとして役割を果たすことができると知ったため、その男天使専属のメイドにさせた。
さらにメイドロボは無名で不憫かつ不便と思ったため、ユスティティアはその美しさとこれからのことの思いをこめて『ノース・ガラドリエル』と名付けた。
しかし、これとは別の大きな問題がある。2人はこの問題を避けて通ることはできないだろう…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-02 15:57:28
50523文字
会話率:57%
幼い頃、別の世界に住んでいた前世の映像を、記憶や夢として抱えて生きていたノア・マヒーザ。
自身が命を受けたこの世界に既視感をおぼえ、ある日に気付いた真実は「この世界は前世が触れていた乙女ゲームアプリの世界と似ている」と言うこと。
ノ
アの魂の前世は、日本という国で、悪役に惹かれて色んな創作活動を行っていた女性だった。
特にこの世界に酷似している人気乙女ゲームアプリ「慈愛のマトゥエルサート」には相当の廃課金をしていたユーザーで。
最推しはメインストーリーの一部中盤でヒロインの命を奪いかけたことがはね返り、自業自得で断罪されストーリーから完全にドロップアウトされてしまった悪女エリーゼ・リース。
苛烈で不気味で、それでいて美しい悪女。
会ったことも無い、しかし何故か一部を知っている。
知らない筈の彼女は、ノアの魂を間違いなく焦げ付かせた。
「このひとが、ぼくの、マトゥエルサートだ」と。
前世の記憶と情報だけを垣間見て、エリーゼに心を奪われてしまった彼。
そのただならぬ想いはいつしか。ただ彼女を愛することを絶対に誓う、純粋な青年ノア・マヒーザとしての核になっていった。
前世の人格?関係無し。
僕は、運良く知ってしまった貴女のことを、より求めるだけの卑しい男です。
愛する悪女の伴侶となる為、日々是精進あるのみです。
※以前投稿していた作品(アカウントごと削除済)に加筆修正、改題、設定調整等を行いました再投稿更新版です。
体調不振が続き退会していたのですが、今度こそ、とまた筆をとりました。以前に見て頂いた方々本当にありがとうございます。頂けた感想を元に不自然だった点も直しながら構築しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-02 09:38:24
93710文字
会話率:29%
TikTok(@kagaya)
「星空かがや」という名前の女子高生。TikTokでアカウントを開設してから、たったの数日で動画再生数が100万回以上再生されたTikToker。
彼女の動画には、僕たちとの共通点がある。それは、この町、星ノ宮
町の景色が映り込んでいる事だ。
制服姿は、あえて架空の衣装だが、背景の川、野原、山、すべて星ノ宮町の風景だ。
「いったい誰なんだ?」
「どこの高校生なんだ?」
僕たちの学校も、この噂でいっぱいだ。
「あの女子高じゃねぇ」
「いや、あそこの高校の生徒だよ」
噂が噂を呼び、町中が大騒ぎ。ネットでも盛り上がっている。
謎のTikToker星空かがや。
しかし、正体は不明…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-01 22:20:04
9659文字
会話率:41%
TikTok(@kagaya)
「星空かがや」という名前の女子高生。TikTokでアカウントを開設してから、たったの数日で動画再生数が100万回以上再生されたTikTokerだ。
彼女の動画には、僕たちとの共通点がある。それは、この町、星ノ
宮町の景色が映り込んでいる事だ。
制服姿は、あえて架空の衣装だが、背景の川、野原、山、すべて星ノ宮町の風景だ。
「いったい誰なんだ?」
「どこの高校生なんだ?」
僕たちの学校も、この噂でいっぱいだ。
「あの女子高じゃねぇ」
「いや、あそこの高校の生徒だよ」
噂が噂を呼び、町中が大騒ぎ。ネットでも盛り上がっている。
謎のTikToker星空かがや。
しかし、正体は不明…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-07 23:07:07
17929文字
会話率:39%
お題にあった『主人公のキャラ設定』を募集し、どのキャラクター設定が魅力なのか、匿名で競い合う企画です
参加者の方のこの作品へのブックマーク、評価は禁止です
※いいね、感想に関しては制限しませんので、ぜひ盛り上がっていただきたいです
※著作者人格権は各作者様に存在しますので、作者様以外が使用する際にはかならず作者様に確認の上、使用してください(本項は、主催者にも適用されます)
なお、企画後のトラブルについて、本企画主催者は関与いたしません折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-01 17:00:00
1210文字
会話率:6%
匿名性を保持した状態で2500〜4000文字の『契約結婚』の書き出し小説で競い合うお祭りです。
・作品受付期間:2月22日(土)18:00~1月8日(土)18:00
・投票期間:3月8日(土)20:00〜3月22日(土)18:00
・結
果発表:3月22日(土)20:00ごろ
詳細は本作品の1話目、もしくは主催者のX(旧Twitter)に掲載してある『企画概要』をご参照ください
※作者として参加されている方のブックマーク及び評価は禁じます。いいね、感想はご自由にお使いください折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-22 17:30:00
1385文字
会話率:0%
匿名性を保持した状態で2500〜4000文字の『契約結婚』の書き出し小説で競い合うお祭りです。
・作品受付期間:1月4日(土)18:00~1月18日(土)18:00
・投票期間:1月18日(土)20:00〜2月1日(土)18:00
・結
果発表:2月1日(土)20:00ごろ
詳細は本作品の1話目、もしくは主催者のX(旧Twitter)に掲載してある『企画概要』をご参照ください
※作者として参加されている方のブックマーク及び評価は禁じます。いいね、感想はご自由にお使いください
※2月1日の結果発表に伴い、すべての作品の作者名を公開いたします折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-01 22:00:00
58245文字
会話率:43%
ここではシチュエーションボイス、所謂シチュボの台本を投稿しています。
不定期更新。R-15は念のため。
赴くままに書きますので、時間は文字数を目安にしてください。
また、シチュエーションはタイトルとしておりますのでページ内検索(Ctrl+F
)でお調べください。
※登場人物は18歳以上です。
禁止事項
・政治的発言としての投稿に絡める行為(私の政治的姿勢への沿背に問わず)
・作品の自作のなりすましなど
お願い
こちらはできればしていただけますと嬉しいです。
・私の著作名(作:NBCG)の記載
・ここのURLの誘導など
・似た作品があった場合は感想欄などでお伝えください
・こちらでの宣伝ある場合も感想欄などで以下の事項をお伝えください
・動画/音声投稿サイト名
・投稿アカウント名
・使用作品
・改変の有無折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-01 16:00:00
7016文字
会話率:99%
人類の未来を背負った宇宙船が、失われゆく地球を後にして果てしない旅路へと進んでいた。船を導くのは、アカシックレコードにアクセスし、人類の過去・現在・未来を見通す「最後の目撃者」──ウプシロン。かつて植物と機械の融合体として生まれた彼女は、人
類の希望と絶望を見つめ続け、失われた地球の記憶とともに運命の星へと導いていく。しかし、その旅は、人類の自己矛盾と対立をさらなる試練へと変えていく。ウプシロンの「目」に映るのは、救済への道なのか、それとも……?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-01 08:44:38
70532文字
会話率:41%
郷里を訪れ、ある級友のことを思い出す話。
最終更新:2025-03-01 07:00:00
1073文字
会話率:12%
SNSのアカウントに送られてきたメッセージ。
『人生をやり直してみませんか?』
それはいつもなら鼻で笑うこともなく削除するような陳腐でつまらない迷惑メッセージの中の一つだった。
しかしその短い文章に惹かれてしまった。どうせ詐欺だと分かっ
ている。気を付けてさえいれば怖がる様なことではない。冷やかしで覗いてやろうと文章の下に添えられたURLをタップした。
これはSNSの怪しいバイトに、逃げることしかしてこなかった人生から抜け出したい30代の会社員が応募したことから始まりる物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-01 00:11:03
297994文字
会話率:44%
「・・・あのもしかして昨日私と弟がログアウトしてからずーっと狩ってたんですか・・・」
「ま、大人の本気ってやつですよ」
「キッショ!ニートじゃん!!!」
黙れクソガキ
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VRMMORPGアバンダンド・コンティネント・オン
ラインというゲームで
大手ギルド"ラビッツフット"のリーダーをしていた俺は蒼穹回廊という特別なエリアを落札した。
これでついに最大手ギルドの仲間入りを果たす事が出来たと思われた時、俺はギルドを追放されることになった。
更に冤罪で俺は自分の使っていたキャラクターのアカウントまでもが停止されてしまう。
以前アイテム倉庫がわりに使っていたサブアカウントのキャラで途方に暮れていた俺をユカと名乗るプレイヤーが初心者仲間だと思い優しく声をかけ俺をギルドに誘ってくれた。
心を奪われた俺はこのギルドと彼女のために、廃人プレイと知識で貢献することにした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-28 23:49:30
433686文字
会話率:33%
とある日、Twitter上にて。
他愛ない会話から生まれた「しーちゃん1日貸出券」
神崎ライくんにプレゼントしたところ
なんと、しーちゃんを学園に招待してくれました。
しかも、その学園で可愛いお友達まで出来ちゃいました。
ひょんなこと
から始まったこの交流が、思わぬ波紋を呼び、いつの間にかお互いのキャラが入り乱れた異文化交流へと発展。
こんな面白い話、Twitterだけじゃもったいない!!
そうして生まれた奇跡のストーリー。
それがこのコラボ小説の始まりです。
なお、この物語は二つの原作と密接に関わっておりますが、もちろんこの小説だけ読んでいただいても楽しめる内容となっております。
それでは、しーちゃんとソフィーの物語をお楽しみ下さい!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-28 08:10:00
113679文字
会話率:56%
かつて棋神と呼ばれた男がいた。
彼の通算勝率は9割以上。
しかし名人でさえも打ち負かすほどの強さを誇る彼は、将棋界からは認められない存在だった。
それでも棋神は将棋を愛し、死ぬ間際まで将棋を指し続けた。
そして100年後。
棋神の魂はひ
とりの少年へと宿る。
だが少年はアカデミーでも万年最下位の落ちこぼれだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-28 07:43:40
15958文字
会話率:30%
≪くたばれ転生者≫
これは、そんな望みも込めた欲望に塗れた転生者の、愚かな生涯と破滅への物語
ごく普通の女子高生竜崎綾乃は、事故により短い生涯を終えた
そして、目が覚めたら目の前には竜の姿があった(あまりの怖さに漏らしました)
竜
は言う
お前の名はリュカ
ワシは、お前の父、≪龍神族≫のリュウガであると
そして言う、己の前世は≪三郎(織田信長)≫だと
見せられた殺戮
それに笑顔を見せる自分
自分じゃない自分になった罪悪感
その全ては欲望が解決してくれた
この物語は、魔法当たり前の世界で、先天的に魔力をあまり持っていない転生者、リュカの欲望と破滅への道を、記憶を下に描いた伝記録
この歴史、未来に残しますか?
※本小説は以前別アカウントにて投稿していた小説をリメイクした上で再投稿した作品です
※本小説はフィクションです。実在した人物や実際の歴史とは関係ありません。また、作中に出てくる歴史描写は、あくまで本作品内のみでの設定である為、史実とかけ離れている可能性がありますので、ご了承ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-28 07:27:05
894959文字
会話率:38%
チーター。それは人間のクズ。
皆が必死で働き、勉強し、努力し、ようやく手に入れたゲームという娯楽の時間を、自分が楽したいからという怠惰な理由で引き裂く外道。
それにより大切な時間、遊び友達、アカウントを失う者も少なくない。
しかし、時
にはそんなクソ以下のカスをつけ狙う、執着な奴もいるのだ・・・。
これはナーロッパ世界を舞台としたMMORPG『ブレイブハンターズ』。このゲーム内で繰り広げられる、チーターを狩る者のお話である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-27 22:40:23
48594文字
会話率:40%
なろう内の作品を読んで、時々レビューを書いております。そしてふと、今後はなろう以外の他サイトの作品についても読もうと考えました。
問題は、他サイトにアカウントを持っていないため、その作品にレビュー的なのを投稿することができないことです。T
witterで感想を流して作者様には伝えておりますが、それもいずれタイムラインの流れに消えるもの。なんかもったないです。
作品投稿しないのにこのためだけにアカウントを作るのもどうかと思ったので、ここにレビューというか評論を載せることにしました。
なろう作品に関しては、これまで通り作品にレビューを書きます。なのでここに掲載されるのは他サイトの作品のみです。
また何を読むかは決めていないという企画の性質上、不定期更新になります。少し更新の間隔が開いたとしても、エタることはないと思われますけれど。
これを読んだ誰かが、紹介された作品を読もうかなと少しでも思ってもらえれば嬉しいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-27 21:45:10
86469文字
会話率:0%
【モブ】とは、その他大勢の名無しであり、どこにでもいそうな特徴のないキャラクターである。
物語でいえば主人公でも敵役でも、ましてや脇役ですらない。背景に溶け込んでいるような、顔も名も無く目立たない存在だ。
だけど僕――佐藤太一は、敢えて
モブとして生きることに徹している。
何故、わざわざ自分からモブになろうとしているかって?
恐らく誰だって、己の物語の主役になりたいと思うだろう。だけど僕は違う。主役なんて一切合切興味がない。
人生に荒波を立てず、可もなく不可もなく、平凡平穏な生活を過ごしたいのだ。
ならばどうやって平穏平凡な生活を送ることができるか。その答えにたどり着いたのが「モブ」だった。
モブとして生きることこそが、平凡平穏に過ごす為の最大の近道なのだ。
けれど、モブに徹して生きるのも意外と難しいところがある。
人生とは社会で、誰かと関わり合ったり柵《しがらみ》も多いものだから、否が応でもあちらから物語に引きずり込もうとしてくるんだ。
例えばそう…放課後の帰り道にナンパから“助けてさせられてしまった女の子”が、アメリカから僕の学校に転校してきた帰国子女であり、カリスマモデルの蘇芳アカネだったこととかね。
そんな蘇芳アカネに目を付けられてしまい、モブ生活が脅かされてしまう。
そんな事は許さない。
僕は必ず、モブとして生き抜いていやる。
僕が編み出した、【モブの流儀】を使って。
登校日2025/2/1折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-27 19:00:00
121510文字
会話率:42%
勇者候補パーティー所属の熟練闇魔術士、《バクタ・ナガラ》。
頼れる仲間たちと共に竜王を討伐し、勝利を掴んだ──はずだった。
だが、竜王の転生能力に巻き込まれ、
気づけば魔術の才能S級の少年《アカツキ》の身体に転生していた。
しかも俺だけじ
ゃない。
討伐したはずの竜王まで、一緒に転生憑依してる……!?
喉の病気で魔術の詠唱すらできない天才少年、アカツキ。
生きるために俺は《触手魔術》を使い、アカツキの喉を治療した。
だが、その瞬間、俺は気づいてしまう。
──アカツキの魂はまだ、この身体の中に残っていたのだ。
こうして俺(憑依中)、教え子(本来の持ち主)、
そして討伐したはずの竜王(なぜか憑依中)。
「3つの魂が1つの身体を共有する」、この奇妙なトリオの状況で、
俺はアカツキの「家庭教師」として、彼に魔術を教えることになった。
「僕、また空を飛んでみたいです!触手で!」
「そっかー空かー……え?触手で?」
……何故か気に入られてしまった、俺の触手魔術を。
元のパーティーに戻る方法を探しつつ、
教え子(と竜王)を鍛え上げる俺の奮闘記が、始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-26 20:04:15
224228文字
会話率:35%