幼馴染みである松井俊也と連城綾乃は、友達以上恋人未満のカップルとして周囲に冷やかされながらも平穏な日々を送っていた。しかし、ある出来事をきっかけに2人の日常は取り返しのつかない方向へと狂い始め、やがて凄惨な事件へと繋がっていく。そう、これは
ヤンデレに目覚めた1人の少女が引き起こした事件の顛末を克明に記録した物語である。 ※新田 葉月様主催【君に捧ぐ愛の檻企画】参加作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-08-20 23:40:15
22099文字
会話率:37%
××××年
発展途上国による内戦が、激しさを増し、隣国にも影響が出るようになった。些細なすれ違いからくる争いや、過去にあった自国への残酷な仕打ちからくる争いや、未だに解決できないでいた領土争いが、論争から武力戦争へと変わってしまうことなど、
様々な戦が世界中で、勃発していた。日本は、平和を好み、平和を創り、平和を守り、平和を宣言していた。しかし、それは長くも続かなかった。北の領土から、着実に日本も戦乱の最中に巻き込まれていくのだった。初めは、自衛隊を駆使し何とか死者を出すことを防いでいた。故に、国民はそんな危機を知らずに、変わらずの日常を送っていた。混乱を防ぐために、国家はそれを黙認し、何とか抑え込もうと奮闘していたのだ。しかし、周囲の国は更に激昂し、日本に総攻撃を仕掛けようとも一部ではささやかれていた。それに逸早く気がついた日本は、ある政策を実行に移すのだった。
平和とは、脆く儚く。花のように、一瞬にして咲き誇り、散りゆく。
戦争を知った者は、その凄惨な経験を子孫へと語り継ぎ、後世へと残し二度と戦を起こしてはならないと、伝えたかったのだろう。しかし、経験した者にしか恐怖は分からない。戦の恐怖、悲しみ、怒り、虚しさ。現代人はあまりにも無力で、そして恐怖に関して無知だった。自分たちが、生きていることがどれほど奇跡的なものでいて、生命の繋がり、いわば先祖が懸命に生きた末の生命をもっているということを、微塵も感じない傲慢な現代人。いずれは、排除されるべきだったのかもしれない。日常こそが平和というべき存在だったのだ。平和を創るには、人間は不要なのかもしれない。
犯罪がなくなればいい。不平等がなくなればいい。戦争がなくなればいい。貧困がなくなればいい。差別がなくなればいい。
そんなもの、理想に過ぎない。そう言っているものも、「なればいい」としか思わない。行動には移さない。だから、平和は消えてしまう。
欲にまみれた人間は、必ずしも生きている中で、人を傷つける。傷がつきやすい感情があり、高い知能を有する人間という名の哺乳類は、永遠に争い続ける哀しい生物だ。
国家は、激化する戦乱に恐怖した。そして、とある政策を実行することになる。
「少年少女減殺計画」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-07-29 20:37:43
26070文字
会話率:35%
兄の堕落に、失望する妹。二人は凄惨な過去を抱えていた。恐ろしい野望に心を燃やしてきた兄妹の思いが交わるとき、歪んだ正義が世の中のムードを変える!
(某サイトの企画に投稿したものです)
最終更新:2014-07-15 11:34:56
17188文字
会話率:48%
閑静な住宅街。大学帰りの青年は、凄惨な死体を発見する。
しかし、その死体は突然起き上がり……?
彼は、彼女は、自らの生きる意味を問い質す。
※pixivとの重複投稿です
最終更新:2014-07-11 20:13:54
16968文字
会話率:68%
とある国、時は戦争の真っ只中ーー。
植民地の異国に築かれた国軍の城砦で、旧友の西城と二宮は再会した。かつては飛行機乗りを夢見た2人は、かたや軍医に、かたや陸軍将校になっていた。
描いた理想とは程遠い現実、凄惨な戦場、激しいゲリラの抵抗ーーそ
んな泥沼の中で、2人の英傑は考える。
戦争とは、生命とは、勝利とはーー?
徐々に激しさを増す攻防、敗戦が色濃くなる戦況…。
なぜ、彼らは子供の頃の夢を叶えなかったのか?そして、本国に帰りたい、彼らのその願いは叶うのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-07-04 19:46:12
8827文字
会話率:40%
人生における最大の修羅場と呼べるものは、浮気が露顕した瞬間であろう
(中略)
ここに夫婦間で浮気が露顕した場合を想定してカルタを製作した意図は、浮気によって引き起こされる修羅場がいかに凄惨なものかという事実に対する注意を喚起し、一時の過
ちによって一生の負債を背負い込む愚行に対する自制を促すためである。
監修者の言葉より
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-06-04 00:00:00
1681文字
会話率:0%
ごく普通の学生、伊藤さゆりはある日、副声音のような耳鳴りか聞こえることに気づく。その声の正体は「人の心」。そう、彼女は「読心術」を身につけたのだ。しかしその超能力ゆえ、彼女は思い悩むようになる。
心の読める少女を中心とした悲劇が、始まる_
___。
※この作品には、残虐的、凄惨的、嗜虐的等等の表現を入れる予定です。
俺そういうの嫌いだぜって方は、閲覧をご遠慮下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-05-13 22:05:42
1489文字
会話率:57%
「よく聞け犬神よ。
今この時より、私がそなたの主(あるじ)となろう――」
凄惨な儀式の果てに首を落とされ、呪いの神となった犬は、すべてを喰らい尽くそうと暴れ回る。
しかしそれを意外な方法で止めたのは、わずか13歳の巫女姫・加世邪(カゼヤ)
だった。
彼女の宣言により、主従の誓約を交わした二人を待ち受けていたものは、偏見と嘲笑。
それでもカゼヤは犬神に言う。
「決めたのだ。絶対に見棄てぬと。
おまえを、愛すると!」
これは、ひとりきりでも立ち続けると決めた少女の
“決意を証(あか)す物語”。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-05-05 14:10:37
58051文字
会話率:29%
魔王は死にました。
朔也が足を踏み入れたのはエンドロール間際の物語だった。勇者の登場を皮切りに加速する世界、交錯する思惑。凄惨な種族差別の蔓延る地で、朔也は若干投げやりになりながら帰還方法を探し求めてゆく。
※グロテスクな表現があり
ます。「R15」「残酷な描写あり」は割と本気です。苦手な方はご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-04-22 18:00:00
135031文字
会話率:59%
閉鎖の決まっているテーマパーク『アースガルズ』で行われるイベント、『ラグナロック』参加者には以下のルールが書かれたプリントが配られた。
『この度はラグナロックに参加していただき、誠にありがとうございます。
このゲームは、パーク内に隠され
た鍵を見つけ、その鍵を使ってパークから出る事が出来れば、超豪華賞品を差し上げます。
ここに細かいルールを記しますので、ゲーム開始までにご一読下さい。
○ラグナロック参加者は、必ずゼッケンを付けて下さい。特殊な機能がありますので、一度身に付けたゼッケンを外すと失格になりますので、外さないで下さい。
○鬼にゼッケンを触れられた時点で失格になります。
○鬼はパーク内に五匹います。
○鬼は参加者の皆さんの行動を見て、どんどん学習して行きますので、隠れるのは難しくなります。
○鍵はパーク内に九本あります。
○出口は全部で三ヶ所あります。
○五体の鬼の内、四体は一目見て分かる様になっています。
○勝者となった方はゼッケンを返却していただきます。
○重要情報はアナウンスでお知らせいたします。
超豪華賞品をご用意しておりますので、皆様頑張って下さい』
悪意の隠されたルール。
それによりこのイベントは凄惨なデスゲームへと変わっていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-04-04 00:00:00
144011文字
会話率:31%
人の身には原罪が居座る。
「カッとなって」「気が付いたら」「ああするしかなくて」──人は『弾み』に当たることで原罪の枷を外し、その力と歪みに誘われてしまうという。
過去に凄惨な『事件』に関わった根暗少年・破矢駆摩は一人の少女が発端の事
件によって、秘匿された『真実』を知る。幼なじみを守ろうと奮闘する陸上少年・伊立瞬はテロに巻き込まれたことで否応なしに『闇』に足を引き摺られる。正体不明のヒーローと接点を持つちぐはぐ少女・護塞涼子はいつも通りに『仕事』をする中で特異な縁を築いていく。
これはささやかな群像劇。
己が身に大小様々な罪の針を持つ者達が懸命に演じる──終わりに迫る物語だ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-01-23 07:00:00
64058文字
会話率:39%
幕末。凄惨を極める内戦国、長州。米軍が下関南端の島を領有し、幕府軍が萩に駐屯する。なぜ――、問うても誰も答えを持たない。原因は、たった一つ歴史の歯車が欠けたこと。SF、奇兵隊。
最終更新:2014-01-13 10:00:00
17416文字
会話率:30%
―――これは殺し屋たちの物語。
悪人たちが奏でる、醜く、汚く、凄惨たる、お話。
※prologueは星空文庫様にも投稿させていただいております。
最終更新:2014-01-09 22:50:06
11612文字
会話率:21%
凄惨な過去を背負う少年と同じく凄惨な過去を背負う少女の運命の物語
最終更新:2013-12-27 21:26:50
2236文字
会話率:35%
時は中世ヨーロッパ。余命幾許もない恋人の命を救うため、主人公は地獄の魔女を呼び出し契約する。
しかしその契約内容は命を失うよりも凄惨なものだった。魔女の出した試練は、その日から一夜に一人ずつ、29人の命を奪えというものだった――
最終更新:2013-10-20 21:51:34
6848文字
会話率:32%
+鏡水奇譚集第三作目+
とある中学校で起きた殺人事件、それは被害者が全裸体で串刺しにされ殺されるという凄惨かつ猟奇的なものだった。厳格なる刑事、柊瑞波は事件を捜査し事件の迅速な解決に尽力していた。
しかし捜査の最中で出会った奇人、綾崎
和箕により事態は暗転の一途を辿ってしまう。支離滅裂にして裏の読めぬ綾崎に対して柊は憤怒と不審を抱き始めるが、それは同時に二人の奇妙な協力関係を生み出す契機であった。
残酷な見立てで惨劇を繰り広げる連続殺人鬼、事件解決の為に奔走する二人の厄介者、事件の渦中に秘められた真相を追い求める時、一人の男が姿を現す……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-08-16 09:47:42
222804文字
会話率:71%
+鏡水奇譚集第一作目+
憂鬱気味な探偵、望月幸斗はある日失踪した知り合いを探してほしい、という女学生からの依頼を受ける。その背景には、とある病院にまつわる呪いの噂が関係していた。調査の協力者として出会った謎の男、鏡水と共に調査を行うが、そ
れは凄惨な事件に巻き込まれる序章であった……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-04-15 00:26:06
142212文字
会話率:59%
冴えないクソメン高校生愚呂史明は、その極端な気弱さから、多くのクラスメートから蔑まれる存在だった。
ある日そんな史明の元に、朱色の髪の毛を持った魔術管理官メリルが突然現れ「あなたはグロ魔術の正当承継者なのよ。わたしはあなたを一人前のグロ
魔術師にするために魔界から派遣されてきたの」などとふざけたことをのたまった。
「そんなアニメみたいな話があるわけない。まして僕みたいな劣等生に……。あり得ない」
と最初は信じていなかった史明だったが、メリルの科学では説明出来ない魔法を目の当たりにして、自分もあんな魔術を使えるようになりたいと考えを改める。
メリルに手取り足取りレクチャーを受ける史明。しかし魔術を教わる過程で、史明に魔力がまったくないことが判明する。
「普通の人間でも一割は魔力を持っているのに……。史明は正当な承継者ではないのかもしれない」
そう言ってメリルは姿を消してしまった。
「やっぱり僕はただのクソメンなのか……」
失望する史明だったが、意外なある事件をきっかけに、その絶大なる魔力が解き放たれる事となって……。
脱クソメンをテーマにした、ハートウォーミングオフビートコメディ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-08-14 19:00:00
48784文字
会話率:45%
不可解な友達リスカを殺した。死体を捨てるため、私達四人は彼女を分割して地下軍需工場跡に降りてゆく。突然の地震。閉じ込められて疑心暗鬼。はぐれてしまった四人がそれぞれ暗闇に見たものとは……? ダークで凄惨な女子会ホラー→???
※夏のホラー2
013参加作品折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-08-13 11:44:50
13588文字
会話率:23%
吸血鬼は人間の血を吸い、吸われた者は下僕となる。太陽の光を浴びると燃えて灰になる。白木の杭で心臓を突き刺されると絶命してしまう。銀製の物で受傷すると大ダメージを負い、銀製の刃物で首を切り落とされると絶命してしまう。コウモリとオオカミとネズ
ミに変身可能。クロスとニンニクが苦手。中が赤くフワフワの棺桶で眠る。鏡に映らない。そして、基本的には不老不死の怪異。
吸血鬼なる怪異の者が実在するとして、これ等の全て一切合切が偏見であったとするなら…さて、どうだろうか。
見た、聞いた、触れた、考えた、思った、感じた、この内のどれか一つだけの情報で、たった一つだけでそうに違いないと決めつけ、確認もせず何故か確信しているという事はないだろうか。そしてそれが間違っていると、言ってくれなければ判らないと言い訳して逃げたり、それでもそうに違いないと認めずにいたりしてはいないだろうか。勝手に決めつけたその偏見は誤解を生み、誤解は争いを招く。もしかしたら、この世の中にはそのような事がとても多いのではないでしょうか。争いという無惨は戦争という凄惨にまでその被害を拡大し、憎しみを増し、悲しみを残して次の世代へと受け継がれていく。笑顔のままでいられたかもしれないのに、傷つかずに済んだかもしれないのに、歴史に影を記しながら時間をすごすのだ。
偏見なき世の中。偏見なき世界。個々がそれぞれに自分自身の欲望で他者を傷つけるという行為を恥じた時、慎んだ時、悔やんだ時、きっとその環境は穏やかで、和やかな、楽しい時間となって笑顔を共有している筈だ。そんな時代など、儚い夢でしかないのだろうか。
ここに紡がれた物語は、偏見を背負った吸血鬼と元人間の、偏見から解放されて再び偏見に見舞われるまでの、けれどたしかに幸せに満ち溢れてもいた、ほんの一部始終です。
※この作品は自身のアメーバブログにも載せています。R15くらいの描写や駄文&ご都合主義な場面がありますが、どうぞよろしくお願い致します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-08-12 00:16:34
111537文字
会話率:41%
重複投稿などはありません。
あらすじ
"世界を救ってほしい"
亡くなる前、祖父が自分に託した言葉だ。
その言葉の意味が分らず平凡で凄惨な会社員生活を送っていた主人公鞍佐波煉耶はある日、母の罠にはまり異世界に送り込まれてし
まう。
そこはかつて祖父が居た事があるセイルリバースという世界だった。
託された言葉の意味は? 母の正体とは? 暗中模索、五里霧中のセイルリバースで煉耶は受け継いだ祖父の武術神凪流を武器に己が役目を探しにゆく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-06-29 07:56:56
145755文字
会話率:49%