能力者。それは何万人に一人の確率で生まれる怪物に与えられる名。
出産後すぐに“検査”を行い、能力者だった場合は日本近辺にある隔離島プリズンに送られ、普通の人間には道徳上出来ないような“実験”を繰り返されて一生を過ごす。
そんなある日、能力者
の白井はいつも通りの“実験”の後自室に帰ると、紅い眼をしたローブの男と出逢った。
「こことは違う世界に行きたいか?」
ローブの男の質問に、白井は迷うことなく答えた。
「行きたい」
その瞬間世界に漆黒が広がり、白井は倒れる。
次に目を覚ました白井が居たのは見覚えのない草原だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-08-03 17:44:12
2423文字
会話率:44%
奈良時代初期、希望も誇りもない底辺の若者たちの運命が、一人の国守との出会いによって大きく変わる。恋と青春と陰謀の万葉ストーリー。
下総国葛飾郡(千葉県市川市)。若き志高い国守・高向(たかむくの)大足(おおたり)が赴任してきた。下総国は前
国守と葛飾郡司の圧政で貧困と労役に苦しんでおり、賤民である木葉と龍麻呂ら兄弟姉妹、そして仲間の綾苅(馬の扱いが得意で女たらし)、真熊(すぐに力に訴える)、光藍(私度僧)たちが圧政を訴えようと国守交代の時を狙って飛び出した。大足は彼らを許し、新国守の志に触発された木葉は文字すら読めないにもかかわらず無謀にも女医になりたいと言い出す。大足が木葉の教育係に指定したのは、郡司の甥で地位と名誉を求める高慢な医学生の勝(すぐる)だった。
牧や軍団や鍛冶工房でそれぞれの道を歩み出した下総国の若者たち。しかし、奇妙な出来事が続けて起こり、その裏には前国守の影が見え隠れすることがわかる。他方、木葉に厳しく接する勝と、木葉を口説こうとする綾苅は対立するが、勝は従兄である郡司の息子・徳麻呂から前国守と共に天皇家への謀反をたくらんでおり、毒薬を作るよう頼まれてしまう。医学への情熱を燃やす木葉に次第に惹かれた勝は、一族を裏切りその野望を国守に明かす。そのうちに、下総国では偽の疫病や倉庫の火災や軍団の不服従など不穏な動きが出始める。郡司を追い詰めつつある中、木葉が彼女を妾にしようとする徳麻呂によって呪いをかけられ意識を失ってしまう。綾苅を木葉の側に残し、勝は徳麻呂と剣を交え、倒れる。目覚めた木葉は勝の元へ急ぎ、愛を告白する。葛飾郡の伝説の乙女の助けで、瀕死の勝は一命を取り留め、仲間たちの活躍で謀反の証拠も押さえられた。
数年後、大足の推薦で平城京で研修することになった木葉と勝は、それぞれ女医と女医博士に任じられ、故郷の下総国へ帰還するのだった。
※pixivに重複投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-07-27 11:35:39
322677文字
会話率:46%
これは、激動の時代にあって花と咲くことも許されず、散っていった蕾達の物語。聖暦1917年、革命に倒れるローウェンフェルト朝。その最後を彩ったのは、国民の戦意高揚の為、軍人となる運命を背負わされた、うら若き乙女達だった。
最終更新:2014-07-26 19:28:25
10081文字
会話率:38%
悠里は看護学校からの帰り道、真っ白な猫を拾う。シロと名付けられたその猫は看護師を目指す悠里に、体調不調の場所を色で示す特殊な能力を授ける。
悠里は、シロの飼い主を探す。タグに書かれた住所には、中野雪枝が住んでいた。肺がんを患っていた雪枝
には心残りがあった。それは、昔夫婦で経営していた会社で働いていた香織と、現金の紛失でもめて仲違いしたままであることだった。
悠里は、香織を探し始める。紆余曲折を経て、香織の住むマンションに辿り着くが、香織の反応は冷たく、雪枝と会うことを拒否する。
途方に暮れる悠里にシロがヒントをくれ、香織は雪枝に会うことに同意する。
悠里と香織が、雪枝の入院先に行くと、雪枝はホスピスに転院していた。雪枝と香織は、そこで和解する。そのとき香織は妊娠していた。雪枝は、治療に励むようになる。
悠里は、無事に進級し、最初に行った実習先では、患者の病状を悪化させ、担当看護師に厳重に注意される。悠里が落ち込んでいると香織から連絡があり、香織の母親が悠里に会いたいと言っていると言う。香織はつわりがひどく母親が上京してきていた。香織の母親は悠里を励まし、それをきっかけに悠里は再び元気を取り戻す。
雪枝の病状が悪化する。シロは延命の術で、雪枝の寿命を香織の出産まで引き延ばすことに成功するが、今度は術のダメージでシロが倒れる。悠里は、母かなえの言葉にヒントを得て、捨て身の行動に出る。シロは意識を取り戻す。
二カ月後、香織は無事男の子、健介を出産し、退院後すぐ雪枝に会いに行く。雪枝の容体は極限まで悪化していたが、健介を見てほほ笑む。その三日後、雪枝は亡くなる。雪枝の葬式にて、香織は、会社の現金を盗んだ犯人、佐伯と会う。香織は佐伯を許す。
その後、悠里は看護師の国家試験に受かり、就職先も決まる。悠里は、体調不良が色で分かる特殊能力をシロに返す。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-07-15 12:30:30
82652文字
会話率:47%
桜高校に通う美香夏。友達の未散と亜希と一緒に文化祭を楽しむ・・・はずだった。
ところが、突然倒れる美香夏。彼女は何をするのか。未散と亜希は何をできるのか。
最終更新:2014-06-18 20:00:54
17768文字
会話率:56%
多種多様な生き物が生まれ住まうある世界の話
圧倒的な力で東の大陸を支配した男は魔王と呼ばれる恐れられていた
きな臭くなる人類との関係に悩みながらも、男は名もなき荒野で生き倒れる少女を拾う。名もなく、常識もない少女を受け入れ、育てる事を
決めた魔王だがそこには想像だにしない生活が待ち受けていた……!
奥さんにまかせっきりじゃないか?そうかもしれない。だがそれでも魔王は子供のために今日もまた頭を悩ませる!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-06-12 20:41:19
43593文字
会話率:45%
魔王を倒し、自らも倒れる運命だった勇者。いざ決戦へ……あ、あれっ? 僕生きてる? てゆーかなんか魔王と融合したっぽい? 魔王の願いをかなえれば、融合は解くって、ええええええええ!? 魔王の願いは「世界を見たい」ぃ!? おまえ、世界を知らない
で征服しようとしてたのかよ! そんなこんなで勇者(と魔王)の旅が始まる。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2014-06-05 00:45:35
747文字
会話率:57%
授業なんてまともに受けない椿蓮太(つばきれんた)は屋上で磯司仁(いそしひとし)と飯を食おうとした。突然目が光だし蓮太は倒れる。その後、守護天使などがでてきて非常にファンタジックな構成になっています♪
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最終更新:2014-04-02 00:42:01
6655文字
会話率:0%
全国有数のバスケ強豪高に通う、天才ガードと呼ばれた赤山和馬。
同じ中学から上がってきたセンターの斎藤一真と無敵のルーキーと謳われたのだが、ある日、試合中に和馬が倒れる。
自暴自棄な少年が出会う不思議な少女と若い青春の織り成すストーリー。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-03-29 16:45:58
1575文字
会話率:42%
逃げる夢、殴られる夢、誰かが倒れる夢、ひたすら恨む夢。そんな様々な夢によって記憶を取り戻していく少年、羚弥。
ある事情で家出して、男性と一夜を共に過ごしたりすることで生き長らえていたが、男性恐怖症になってしまった少女、由梨。
ある日
、そんな二人が出会い、お互いの運命を変えていくことになる。
「俺は恋愛はしないって決めてるんだ。だから女に興味を持つこともない」
作中に出てくる、この言葉を頭に入れてお読み下さい!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-03-11 18:16:28
52999文字
会話率:54%
九日から十日。
あたしの主人が倒れる。
九日の夜、一緒に仕事をしていた
人が主人を家まで送ってくれた。
どうして?
まさか…主人がその時…
嫌な予感がよぎった。
最終更新:2014-03-11 07:15:46
3090文字
会話率:14%
源氏物語の授業で頭痛がし、クラスメイトの恋愛話を聞いてぶっ倒れる。月9?タイタニック?……生死の境をさ迷った。
恋愛事情に関われない病気「人魚姫症候群(マーメイドシンドローム)」である飛鳥は、日ごろの甘酸っぱいイベントを、泉水、眞澄と一緒に
全速力で回避する毎日。
その日も今にも告白されんとする現場から飛び出してきたものの、教師の結婚という噂話に沸く空気にぶつかり失神してしまった。
保健室で目を覚ますと、そこには見知らぬ先輩がいて……?
*この作品には同性愛表現が多少ふくまれています。苦手な方はご注意ください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-01-29 23:03:26
10212文字
会話率:54%
大切な息子の死をきっかけに、夫婦の
生活が一変する。
すれ違う日々。
定職に就かない夫。家系を支える妻。
何の為に生きているのか、自問する妻。
ある日、不思議な老人に出会う夫。
親しい飲み友達になる。
しかし、その老人の正体は…?
そん
な中、夫が病に倒れる。
しかし、夫は寿命が尽きようとしていた。
遺された時間はない。
再び歩み寄る夫婦だが、もう遅過ぎた。
最期の時、妻へ言葉しか遺す物がない夫は、
大切な人へ言葉を遺す。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-01-20 20:52:53
11031文字
会話率:1%
甘えん坊な弟、優しい母、いつも仏頂面で、でも私を守ってくれるロエン。――王女ティアは幸せな日々を送っていた。そんな平和な昼下がり、王位継承第一位の弟が倒れる。暗殺の容疑をかけられ、逃げるティアの前に立ち塞がったのは……。
/愛情表現が下
手な騎士とシスコンを拗らせた弟に振り回されつつも、不憫な主人公が頑張って前を向いて生きていく話。シリアス展開多め。全3章、2章完。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-01-05 12:17:01
171988文字
会話率:48%
ぞっとする異貌の持ち主、片桐弥一郎は、辻斬りを仕留めてついた異名「鬼の腕」を持つ凄腕。辻斬りの一件をきっかけに妓楼に出入りし、集まる風聞を利用し懐を肥やす悪徳役人となっていく。
膂力、権力を誇る弥一郎だったが、無残な死をとげる。が、下手人
を逃がそうとした彼に、死神にならないか、と勧誘が来る…。
気がかりを残し死んだため、地上に戻る条件で死神になる。
気がかりとは、異貌に恐れも嫌悪も示さず、凛として彼に接する、薄幸の美女、お雪のこと。彼女だけが頑なな弥一郎の心をとかし、弥一郎も恋心をお雪に深く抱く。行き違いがあったものの、お雪の大胆な機転でわだかまりがとけ、二人は結ばれる。
が、その幸せもつかの間で、弥一郎は凶刃に倒れる。
戻った彼が見たのは、地回りに絡まれたお雪。弥一郎は、わずかに触れただけで具合を悪くさせる死神の力で、地回りを追い払う。お雪は彼のあとを追って死ぬつもりだった。死にたがっている者は死神を見られ、お雪も例外ではないが、弥一郎が地上にいる時間は限られている。彼を見られなくなったら、すぐ命を絶とうとするお雪の決心に、お雪に幸せになってもらいたい彼は頭を抱える。地回りからの攻撃をかわしつつ、死にたがる恋人を抱えながら、新米死神の弥一郎の奮闘がはじまる!
自分のブログ「Katsura日和」:http://ameblo.jp/jecris/に連載していました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-10-16 14:55:27
53187文字
会話率:41%
「この書き出し、締めいかがですか その弐」で出たお題で書いたギャグ。このお題、コレしか思い付かなんだ。母親は楽し気に要らぬお節介を焼き、対象が娘であれば、父親は発狂せんばかりである。実際に体調悪くしてバッタリ倒れる繊細なヤツも居るので、ま
あ、「病」には違いないんじゃないか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-10-15 19:02:41
196文字
会話率:55%
主人公明子(私)は、コンビニでバイトをしている時に、毎朝同時刻に同じ品物を買う青年に出会う。
まもなく、明子はコンビニをやめ、ある建材会社に就職したが、ある日たまたまそこで、仕事のことで来店したその青年に再会する。尾野晃というその青年は
、建築会社で修行中の大工だった。
明子は、貧しい家庭に育ち、アルバイトや腰掛けの就職で生活費を得ながらも金使いが荒く、ほぼ文無しと言っていい。
一見美人で、ひと通りの理性も常識も有しているように見えながら、子供時代の貧困のトラウマから、ことお金に対しては異常な執着がある。
一方晃は、吝嗇家の家庭に育ったしまり屋で、かなりの蓄えを有している。学校の成績は悪く、高校を一年で中退。頭は悪いが、お人好しで誰に対しても優しく、人を疑うことを知らず、何事に対してもきまじめに取り組むものの、子供のように純真無垢な性分のまま大人になりきれていない。
そんな二人は交際を始めて結婚するに至るが、この二人は性格をはじめ、何からなにまでが正反対の極に位置する特異なカップルといえた。
育った環境も、性格も百八十度違う二人が、片田舎で繰り広げられるノーマルとアブノーマル、道徳的と非道徳的、浪費家と吝嗇家、常識人と非常識人といった現実社会における対照的な人間模様を、自分たちの夫婦生活にからませながら、主人公明子(私)の目を通して描く。
結婚後も、社会生活を送る上で大人になりきれていない晃は、給料も預金もすべて明子に任せ、自分は小遣い生活で満足する。一方、常に一段上の生活にあこがれる明子は経済的主導権を握ったことから、晃を誘導するようにして車は次々に乗り換え、住まいはアパート暮らしから念願の一戸建てのマイホームを購入してその欲望を満たす。
物理的に大きなものの購入に関しては、明子も晃に相談を持ちかけ、晃も一緒に満足感を得られるようにステップを運ぶが、自分の身に着けるだけの宝石類などは、モノが小さいだけに独断で自分一人の世界の満足に浸っている。
二人の関係は、十年後経済的裏付けが底を尽いた時点で、その結婚生活は破局に向かう。
そして奇しくも、時を同じくして晃の母親が病に倒れるという不幸が重なり、家族の破綻が意外な方向へと展開して行く。
※ 自費で300部出版済 平成25年9月末現在で国会図書館ほか 世間 に130部配付済
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-09-23 15:01:34
18567文字
会話率:23%
主人公明子(私)は、コンビニでバイトをしている時に、毎朝同時刻に同じ品物を買う青年に出会う。
まもなく、明子はコンビニをやめ、ある建材会社に就職したが、ある日たまたまそこで、仕事のことで来店したその青年に再会する。尾野晃というその青年は
、建築会社で修行中の大工だった。
明子は、貧しい家庭に育ち、アルバイトや腰掛けの就職で生活費を得ながらも金使いが荒く、ほぼ文無しと言っていい。
一見美人で、ひと通りの理性も常識も有しているように見えながら、子供時代の貧困のトラウマから、ことお金に対しては異常な執着がある。
一方晃は、吝嗇家の家庭に育ったしまり屋で、かなりの蓄えを有している。学校の成績は悪く、高校を一年で中退。頭は悪いが、お人好しで誰に対しても優しく、人を疑うことを知らず、何事に対してもきまじめに取り組むものの、子供のように純真無垢な性分のまま大人になりきれていない。
そんな二人は交際を始めて結婚するに至るが、この二人は性格をはじめ、何からなにまでが正反対の極に位置する特異なカップルといえた。
育った環境も、性格も百八十度違う二人が、片田舎で繰り広げられるノーマルとアブノーマル、道徳的と非道徳的、浪費家と吝嗇家、常識人と非常識人といった現実社会における対照的な人間模様を、自分たちの夫婦生活にからませながら、主人公明子(私)の目を通して描く。
結婚後も、社会生活を送る上で大人になりきれていない晃は、給料も預金もすべて明子に任せ、自分は小遣い生活で満足する。一方、常に一段上の生活にあこがれる明子は経済的主導権を握ったことから、晃を誘導するようにして車は次々に乗り換え、住まいはアパート暮らしから念願の一戸建てのマイホームを購入してその欲望を満たす。
物理的に大きなものの購入に関しては、明子も晃に相談を持ちかけ、晃も一緒に満足感を得られるようにステップを運ぶが、自分の身に着けるだけの宝石類などは、モノが小さいだけに独断で自分一人の世界の満足に浸っている。
二人の関係は、十年後経済的裏付けが底を尽いた時点で、その結婚生活は破局に向かう。
そして奇しくも、時を同じくして晃の母親が病に倒れるという不幸が重なり、家族の破綻が意外な方向へと展開して行く。
※ 自費で300部出版済 平成25年9月末現在で国会図書館ほか 世間 に130部配付済
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-09-23 14:35:23
24072文字
会話率:37%
主人公明子(私)は、コンビニでバイトをしている時に、毎朝同時刻に同じ品物を買う青年に出会う。
まもなく、明子はコンビニをやめ、ある建材会社に就職したが、ある日たまたまそこで、仕事のことで来店したその青年に再会する。尾野晃というその青年は
、建築会社で修行中の大工だった。
明子は、貧しい家庭に育ち、アルバイトや腰掛けの就職で生活費を得ながらも金使いが荒く、ほぼ文無しと言っていい。
一見美人で、ひと通りの理性も常識も有しているように見えながら、子供時代の貧困のトラウマから、ことお金に対しては異常な執着がある。
一方晃は、吝嗇家の家庭に育ったしまり屋で、かなりの蓄えを有している。学校の成績は悪く、高校を一年で中退。頭は悪いが、お人好しで誰に対しても優しく、人を疑うことを知らず、何事に対してもきまじめに取り組むものの、子供のように純真無垢な性分のまま大人になりきれていない。
そんな二人は交際を始めて結婚するに至るが、この二人は性格をはじめ、何からなにまでが正反対の極に位置する特異なカップルといえた。
育った環境も、性格も百八十度違う二人が、片田舎で繰り広げられるノーマルとアブノーマル、道徳的と非道徳的、浪費家と吝嗇家、常識人と非常識人といった現実社会における対照的な人間模様を、自分たちの夫婦生活にからませながら、主人公明子(私)の目を通して描く。
結婚後も、社会生活を送る上で大人になりきれていない晃は、給料も預金もすべて明子に任せ、自分は小遣い生活で満足する。一方、常に一段上の生活にあこがれる明子は経済的主導権を握ったことから、晃を誘導するようにして車は次々に乗り換え、住まいはアパート暮らしから念願の一戸建てのマイホームを購入してその欲望を満たす。
物理的に大きなものに購入に関しては、明子も晃に相談を持ちかけ、晃も一緒に満足感を得られるようにステップを運ぶが、自分の身に着けるだけの宝石類などは、モノが小さいだけに独断で自分一人の世界の満足に浸っている。
二人の関係は、十年後経済的裏付けが底を尽いた時点で、その結婚生活は破局に向かう。
そして奇しくも、時を同じくして晃の母親が病に倒れるという不幸が重なり、家族の破綻が意外な方向へと展開して行く。
※ 自費で300部出版済 平成25年9月末現在で国会図書館ほか 世間 に130部配付済
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-09-23 09:17:19
27174文字
会話率:39%
小さな頃から病気で余命僅かの少女関岡千歳。そんな千歳と幼馴染である少年は余命僅かであることを告白され、視界が真っ暗になる。
しかし千歳が漏らした一言「この世界にも魔法があれば」で少年は思い出す、小さな頃公園で貰った魔法のチケットの存在を。人
の気持ち全然わからなくて突っ走るためかいじめられ割と浮いている少年と、その少年に頼られるよう頑張り続けた寿命尽きる寸前の最強系の少女の話折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-09-20 23:21:47
23190文字
会話率:30%
俺、ハルキ・ニシザカは気が付くと見知らぬベッドに横たわっていた
何でもこの町・シルフェリアの前で行き倒れていたらしいのだが・・・行き倒れる前の事を何も覚えていない俺は拾ってくれた、店番から猫探しまで引き受ける雑貨屋兼便利屋のカプリコーンを営
むリシェさんを手伝いながら過ごすことになった
これはそんな俺とシルフェリアで知り合った仲間達との日々を綴った物語である折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-09-05 08:43:00
5837文字
会話率:69%
2013年黄金週間後半。
それは母倒れるの電話から始まった。
ゆるやかに流れる水の流れに添い・2 カナとアズキとツカサとコムギ
http://ncode.syosetu.com/n9743bk/
の彼らが2013年現在何をやってるか…の
ちょい話です。
慎一郎と秋良の出会って間もない頃のエピソードもあり。
※不定期更新を予定しております。
※blog掲載を予定しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-07-03 21:18:51
27366文字
会話率:40%