母を幼くして亡くし、継母に虐げられながら成長した男爵令嬢のアメリア。唯一の肉親であった父まで事故で亡くして悲しみに暮れていたところ、偶然継母が遺産を独り占めするためにアメリアを殺す計画を立てていることを知る。
そして、アメリアは親しくし
ていた商家の息子ローレンスに助けを求めた。しかし、彼の提案で駆け落ち同然で領地を出たのに、「必ず迎えに来るから、君はここで待っていてくれ」とアメリアは置いていかれてしまう。
アメリアは、彼が迎えに来てくれるのをずっと待っていた。母が遺した魔法道具により、アネモネの花に姿を変えて。
しかし、ひと月経っても、半年経っても彼は迎えにこない。そのうち人の姿へ戻ることもできなくなり、彼を捜しに行くこともできずにいた。
そんなある日、魔獣に襲われそうになっていたアメリアは、破魔の騎士クラウドに救われる。よほど花が好きなのか、クラウドは「怖かっただろう、もう大丈夫だ」と花(アメリア)を家まで持ち帰る。
アメリアは助けられた恩を返そうと、クラウドが留守の間に何かできることはないか……と軽く掃除を始めたのだが。
「君がいてくれるだけで、心が癒される」「君は今日も美しい」
花に語りかけるだけにしてはいやに熱っぽい言葉に、ドキドキが止まらない。
花の姿で持ち帰られてしまった男爵令嬢アメリアと、実はアメリアの本来の姿に一目惚れをした騎士クラウドの、少しズレた恋物語。
【カクヨムでも掲載中】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-31 01:22:29
139722文字
会話率:26%
西大陸を力で支配している、カザーリオ帝国。かつては小国だったこの国が最強の帝国と怖れられるようになった裏には、悪魔と契約した皇帝カルロスの存在があった。カルロスは、生まれたばかりの娘を悪魔の花嫁にし、力を得た。
そうして、”悪魔の花嫁”とな
る皇女エレノアの存在は隠された。十八になれば、悪魔がエレノアを迎えに来る。しかしエレノアには”悪魔の花嫁”になる前に、どうしても会いたい人物がいた。
戦場で恐れられた、〈蒼き死神〉。
エレノアは、会ったこともない彼に恋をしていた。
この想いを伝えるまでは悪魔の花嫁になどなれない! エレノアは、恋しい人に会うために長年閉じ込められていた城から抜け出すことを決意する。
(カクヨムでも掲載中)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-22 13:00:00
150382文字
会話率:26%
特に親が超能力者だったり、かわいい義理の妹がいたり、毎日迎えに来る幼馴染がいたり、クラスで有名なギャルも真面目系委員長も付近にいない普通の日常を過ごしていた主人公、とある日から彼の人生は大きく変わることになった。
異能力者!三大派閥!そして
主人公の前に立ちはだかる世界の闇。
一昔前の価値観で書かれ時代遅れ感が若干感じられるものの全力で書き記していこうと思います。
※この物語はフィクションです、実在する国家、人物、団体とは何の関係もありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-15 14:53:53
4018文字
会話率:29%
お約束の平凡な村に「魔王」覚醒! しかも覚醒したのは13歳の女の子ミーニャ!?
「だからね、あたしが世界征服してソウマ君をお嫁さんにもらってあげればもう誰にもいじめられずに済むのよ! ね、いい考えでしょ!? だからしばらく村を出るけどソ
ウマ君、必ず迎えに来るから待っていてね!!」
そんな訳でご近所迷惑勃発!
「魔王」になったミーニャに村は騒然!!
「ご近所の国に迷惑がかかる! 早くミーニャを連れ戻さんかあっ!」長老に言われこの村最強の剣士のフェンリルはこの村で一番弱い弟のソウマを引き連れて魔王ミーニャを連れ戻す旅に出されちゃう。
道中長老に言われ村で一番弱い弟のソウマを鍛えて立派な男にする為にフェンリルはもう「はぁはぁ♡」しちゃってるし!?
「ソウマは私が立派な『男』にしてあげるからね!!」
エルハイミたちの世界で勇者の名もなき少女と前魔王との戦いから1300年後に姉弟の、いや師弟の珍道中の物語である。
*ギャグ要素の強いかなりおふざけな物語です。お読みになる時はご理解の上お読みください。
*十分注意しているつもりですが、誤字脱字等ございましたらご指摘いただけますと大変助かります。
*前作「エルハイミ-おっさんが異世界転生して美少女に!?‐」の世界を使っております。なるべく前作を読まなくても読めるようにはしていますが、説明不足もあるやもしれません。その場合はご指摘いただけますと助かります。ご興味がありましたら合わせて前作を読んで頂けますと更にいい加減な世界を体験できますのでどうぞよろしくお願い致します。
*ブックマークや評価、ご意見ご感想いただけますとますます悪ふざけに拍車がかかります。どうぞ面白かった、続きが読みたいと思っていただけたらよろしくお願い致します。
*ノミの心臓の私どもなのであまりいじめないでください。凹みますので。日本海のような寛大なお心で生暖かい目で見てやってください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-24 06:00:00
547319文字
会話率:43%
高校二年生の 七瀬 みゆ は一つ上の兄、七瀬 海斗 の友達である銀髪の少年、一条 雅也に恋をしている。海斗に機会を作ってもらっているが中々雅也と距離を縮められずにいた
そんな中現れたグラマーな先輩の加恋。ミスターイケメンに選ばれた矢口 浩君
を巻き込み恋愛が大きく動いてゆく折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-17 10:22:17
6237文字
会話率:74%
主人公である陽輝(はるき)はリモート塾の経営をしている24歳。
父と再婚した義母の妹、つまりは血縁関係のない義叔母である25歳の霞(かすみ)に頼まれてその娘の陽茉莉(ひまり)が幼稚園から帰ってきてから霞が仕事を終えて迎えに来るまでの間面倒を
見ている。
ある日陽茉莉が陽輝に突然抱きついてきて「異世界に15年行っていた」と告白する。
幼稚園児のままの姿だったので初めは疑ったものの、魔法などを見せられて信じることになる。
しかも陽茉莉が異世界で無双してきた魔法の出処は自分が過去に書いた中二病ノートだったため衝撃を受ける陽輝。
そして陽茉莉は魔法で大人の美女になると、陽輝をデートに誘う。
陽輝はそもそもひとつ違いの霞が好きだったので悩みながらもデートをしたが、それが霞に知られることとなり…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-09 00:00:00
12079文字
会話率:59%
ティエラ・ド・ランツェアイルは子供の頃から将来の婚約者に恥をかかせないように、色々と習い事をし、厳しく育てられた。
全ては、未来の夫のために。
十五歳の頃はまだ焦る必要ないと思い、さらに自身を高めていた。二十歳になる頃は流石に若干の
焦りを覚え始めていたが、完璧に仕上がっていた自分を、きっと選ぶ殿方はいるのでしょうと待っていた。
だが時は過ぎ、二十五歳、三十歳、いつしか彼女は行き遅れ令嬢と呼ばれるようになり、結婚の機会を逃していた。
年のハンデを払拭するべく、彼女は更に努力し、あらゆる分野の頂点を極め、いつか迎えに来る殿方のために自身を磨く。
しかし、まるで彼女をあざ笑うかのように、頑張れば頑張るほど、逆効果になっている。
気がつけば、もう七十歳。
すっかりヨレヨレの婆さんになってしまった彼女は、未だに女の幸せを知らない。ベッドで孤独に死を迎え、その間際、徐々に薄れていく意識の中で、彼女は神様に願う。
孤独な人生だった、幸せになりたかった。
と、静かに息を引き取った。
が、次に目を開けると、何故か十五歳の頃に戻っていた。
これは夢? と疑っていると、神様が残した彼女へのメモを発見する。
『十五歳のときに時間を戻しておいた。頑張ってね。能力も全盛期のままにしておいたわ。これで貴女に落とせない男はいないわ』
だが――
「なんてことをしてくれましたのぉ――!!!」
これは、神の完全なる善意によって、時間が十五歳に巻き戻っていた元・行き遅れ令嬢が、史上最強の力を保ったまま、幸せを掴む話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-22 17:12:37
101014文字
会話率:34%
後宮痛快ラブ(?)コメディー。
「皇帝になったら、迎えに来る」
幼なじみとのそんな約束を律儀に守っているうちに結婚適齢期を逃してしまった私。
彼は無事皇帝になったみたいだけど、五年経っても迎えに来てくれる様子はない。
今度会っ
たらぶん殴ろうと思う。
皇帝陛下に会う機会なんてそうないだろうけど。
嘆いていてもしょうがないので結婚はすっぱり諦めて、“神仙術士”として生きていくことに決めました。
……だというのに。
皇帝陛下。今さら私の前に現れて、一体何のご用ですか?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-21 20:04:30
9459文字
会話率:37%
白雪姫は魔女に毒のリンゴを食べさせられて呪いに掛かってしまった可哀そうなプリンセス。……そう思っているのなら、あなたは大いなる勘違いをしている。何故なら、本当の彼女は自分の好みが現れるまで森の中でグータラ生活を送っている性格の悪い女だからだ
。
眠るだけでハイスペックの男性がやってくる。そんな夢のような婚活をしている選ばれし者。それは、本当の白雪姫なのだ。
これは、そんな彼女を本物の王子様が迎えに来るまでの、オフレコードの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-19 18:03:19
5193文字
会話率:81%
大切な人との再会は「先生と生徒!?」 でも、この想いを諦めたくないの!
2年5組の生徒:松本花菜(17歳 高校2年生)
2年5組の担任:長谷川啓太(23歳 教師歴1年目)
幼いころから、様々な悩みを抱えながら過ごしてきた花菜。
それは幼い頃に父との離別を経験した家庭環境だったり、小学校の最後に作ってしまった体の古傷であったり。
学校外の時間を一人で過ごすことになった彼女の唯一、かつ絶対的な味方でいてくれたのが、近所に住む啓太お兄ちゃんだった。
しかし年の離れた二人の関係では仕方ないとはいえ、啓太の大学進学や環境変化とともに、その時間は終わりを迎えてしまう。
ふさぎ込む花菜を前に、啓太は最後に「必ず迎えに来る」という言葉を残して街を離れた。
言葉を受け取った花菜は、自分を泣かせないための慰めだったという諦めも入りつつ、一方で微かな希望として心の中で温め続けていた。
数年の時を経て二人が再び顔を合わせたものの、もはや運命の意地悪とでもいうべき「担任教師と生徒」という関係。
最初は様子伺いだったけれど、往時の気持ちが変わっていないことを再確認してからは、「一人じゃない」と嬉しいこと・辛いことも乗り越えていく二人には少しずつ背中を押してくれる味方も増えていく。
再会した当初は「おとなしい終末的運命キャラ」になっていた花菜も次第に自信を取り戻し、新米教師の啓太も花菜のサポートを裏で受けつつ堂々と教壇に立ち続けた。
そんな互いを支えあった二人の前に開けた世界は……。
たった一つだけの約束を胸に、嬉しいときは一緒に喜び、悲しいときは支えあって走り抜けた二人の純愛物語です。
(以前から頂いておりましたありがたい感想・お言葉は、全て以前と同じページに収まるように編集してあります。)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-24 18:00:00
243047文字
会話率:46%
「しきめーる」と呼ばれる都市伝説。四回送れば、「死姫(しき)」と呼ばれる少女が迎えに来る。織本耕介は、受験時期の息苦しさから、手を伸ばしてしまうのだ。
死にたい。
死んでしまいたい。
『けれども、それは本当に貴方の願いなのですか?』
※マグネットとカクヨムでも公開始めました。
あやかしの少女「紫姫(しき)」が紡ぐ、哀しくも、優しいホラー風味幻想譚。
毎日を、一生懸命生きている方。真面目に生きていても、生きづらい方。そんな方々に読んでほしい作品です。
※コンプティーク2015年7月号で、作品紹介されました!
第参幕開始にあたって、これまでのあらすじを追記いたします。
完結しました。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-20 17:45:35
138189文字
会話率:25%
「ちょっと、迎えに来るのが遅いわよ!」「ちょっと、今日の予定何だっけ?」「ちょっと──。ちょっと、ちょっとちょっとちょっと──」
今日もこの世間知らずの箱入りお嬢様『鳴宮 有沙(ナルミヤ アリサ)』は、見習い執事である俺『桐野江 翔太(キ
リノエ ソラタ)』を奴隷のように扱き使う。
それは朝登校するときも、学校生活でも、ゆっくり休みたい休日でも……。
よし、今日という今日こそは言わせてもらおう!
そんな扱いに、遂に我慢の限界がきた俺は有沙に言う。
「おい、勘違いしているようだから言っておくが、俺は執事であってお前の奴隷じゃないからな?」
「あら、そんなセリフは奴隷のように仕えてから言うのね。ふんっ!」
…………。
これは、見習い執事である翔太と、それを取り巻く人々が織り成す、青春日常ラブコメディー────!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-03 16:41:55
45074文字
会話率:43%
静香さんは私の恋人だ。私の仕事先である飲食店にお客さんとして訪れたのが出逢い。彼女の強い瞳に押し負けて、流されるように付き合ったのが1年前。どうしようもないことに、私は静香さんが人生で一番好きな人になっていた。
「これって、浮気? 浮気だよ
ね?」
──
同棲中の恋人の浮気を疑った女の子が勢いで『別れましょう』とメッセージを送って家を飛び出してから、恋人が迎えに来るまでの話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-23 19:10:15
6534文字
会話率:37%
自分の感情に気が付かない貴族令嬢を、騎士の男性が幸せにするために迎えに来る話。(※重複投稿作品)
最終更新:2021-04-22 13:00:00
3674文字
会話率:24%
「俺が迎えに来るまでまってろよ!」
「うん!ずっとここでまってるからね!」
10歳の頃魔法の才能があるとわかり全寮制の学園に入学した幼馴染のレオと10年ぶりに再会したエレナ。
大好きな幼馴染との再会で彼女は嬉しさのあまりレオ
に抱きつこうとするが拒まれてしまう。
「子供が生まれたのか、、、」
ちょうどその時エレナが甥を背負っていたせいで彼女は結婚して子供も産んでいたのかと誤解してしまうレオ。
「俺のことは死んだと思ってくれ」
「ちょっとまって」
完全に心を閉ざしてしまったレオにどうにか事情を説明しようとするエレナだが、、、!?
「俺の名前は今日からレンだ。レオは死んだ」
「とりあえず話をしませんか?」
誤解を解いて幸せになりたいしっかり者のエレナと見た目はかっこいいのに中身が残念なレオのラブコメ折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-01 07:00:00
441文字
会話率:40%
死が迎えに来るまでは、狂ったように踊ろう。
キーワード:
最終更新:2021-03-22 17:09:34
505文字
会話率:0%
『なろう』らしいコント目指しました。
悩みを抱える彼の元に、友人が迎えに来る。
友人はその話を聞くがーー。
「警察呼べばいい? 救急車呼べばいい?」
最終更新:2021-03-18 01:12:53
1996文字
会話率:80%
白鳥星蘭(しらとりせいらん)には、16歳になったら迎えに来ると約束をした王子さまがいた。
彼の望みは、迎えに来るその日まで、星蘭が清らかに過ごすこと!
真実の愛を貫くためになら、手段を選ばず清らかに過ごしましょう!財力も権力も乱用します
!
家ではレディを目指す星蘭は、
過保護なイケメンに囲まれて、理想のプリンスとして学園に君臨する!?
※タイトル「オデットはオディールが羨ましい」を変更しました。
ちまちまと更新予定です。
※百合のお話ではありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-24 21:14:45
18582文字
会話率:22%
社畜のアラサ―女子、樹里の日常に突然現れた王子様。
それは、かつて自分自身が創り出した物語の中の理想の男性だった。
だけどそれも遥か昔の話、
彼女自身が歳を重ねたように、
王子様もまた、色んな意味で大人になっていて、
樹里を迎えに来たのには
理由があったのだ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-07 01:50:12
20454文字
会話率:21%
主人公の成瀬正樹はクラスのマドンナ佐倉由莉に恋をしている。
そんな中典型的なボクっ娘、岩沢真奈に迫られている。
朝は絶対に迎えに来るし、たまに朝起きたら朝飯作ってるし。
「なんで先輩ってあんな貧乳がいいんすか?」「は?はァ?!胸で女子は決め
つけない方がいいだろ」「でも触れない貧乳と今すぐ触れる巨乳どっちを取るべきかわかるでしょ?」
こんな感じでクソしょうもない会話もありり、
俺の初恋の佐倉由莉には恋愛相談はされるし俺の恋は散ってしまったのか!?
恋に学校行事に夢、などなど色々ある学生ラブコメ!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-23 21:32:05
8643文字
会話率:31%
児童養護施設で育ったエリカと幸也。エリカが七歳の時、二つ年上の幸也は里親に引き取られていく。必ず迎えに来るという幸也を信じ、エリカは待ち続ける。再会を挟み、大人になった二人は約束を果たそうとするが・・・。愛の誓いは永遠で、絶望さえも超越する
。悲しくも美しい純愛ラブストーリー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-04 16:19:59
9592文字
会話率:26%