『おにいちゃん』になった『ぼく』。
『おてほん』になってと言われた。
『おてほん』ってなんだろう?
『おてほん』になろうとしてもなれなくて。
頑張って探すけれど、何処にも見つからない。
それでも少しずつ見えてきた『おてほん』。
ぼくには
、見えている。
ぼくにしか、見えていない。
誰にも見えない『おてほん』。
ぼくは『おてほん』になるんだ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-12 12:00:00
2803文字
会話率:6%
困っている人を放っておけない。
“優しい”両親の元に生まれた私たちは小さい頃からまるっきり正反対だった。
誰に対しても優しさを忘れなかった妹は、たくさんの人に愛されて。
一方、私は愛されたいと考える暇もなく毎日の生活のことばかり考えていた
。
生きる為には綺麗事など必要ない。
そう信じて生きてきたけど悪役はどうやら私だったらしい。
けど、どうして……。
悪役はこのまま幸せになれないんじゃなかったの?
読み聞かせられていた物語は優しいお姫様と王子様が結ばれて終わりなのに、その結末は少し違ったようだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-10 00:42:35
27390文字
会話率:24%
近所の神社にある尼さんの像は、子供に本を読み聞かせるかのような姿をかたどっている。
彼女はどのような本を読んでいるのかと、子供の頃の私は興味の湧くまま、探ってみようとしたんだ……。
最終更新:2022-07-21 19:00:00
3341文字
会話率:0%
私は母親に、読み聞かせてもらった本がある。
皮の装丁を持つ本を手に、元アナウンサーの母親が紡ぐ臨場感ある朗読に夢中になる私。
時は流れ、私は今度、幼稚園児たちの前で朗読を行う機会に恵まれる。
かつて母親に読んでもらった本を探し当てた私は、
その本にまつわる不思議な体験をした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-28 22:00:00
3343文字
会話率:8%
森の中での、動物たちのやさしい物語。
幼い娘を寝かしつける時に、繰り返し語った創作童話です。
旅先で絵本を忘れた時などご利用いただけたら嬉しいです。
最終更新:2022-07-13 09:34:53
1604文字
会話率:49%
商用・非商用問わずご自由にボイス台本としてご利用ください。改変や一部分だけの利用も可能です。
ご利用の際は作品ページを紹介していただければ嬉しい限りです。
(pixivにも投稿中)
最終更新:2022-05-28 14:00:57
817文字
会話率:0%
今日は何を読んでくれるのでしょうか。
商用・非商用問わずご自由にボイス台本としてご利用ください。改変や一部分だけの利用も可能です。
ご利用の際は作品ページを紹介していただければ嬉しい限りです。
(pixivにも投稿中)
最終更新:2022-03-21 11:22:45
1075文字
会話率:5%
小学生の時に行ったプラネタリウムが割とこんな感じでした。
商用・非商用問わずご自由にボイス台本としてご利用ください。改変や一部分だけの利用も可能です。
ご利用の際は作品ページを紹介していただければ嬉しい限りです。
(pixivにも投稿中)
最終更新:2021-11-03 20:12:03
951文字
会話率:0%
『めしあがれ』からはじまる絵本みたいなおはなしです。
お魚やどんぐりを食べるのはだーれだ?
最終更新:2022-05-22 08:13:44
467文字
会話率:0%
初めての草原で、突然目覚めたシロツメクサ。
風は優しく日は明るいけど、子供たちの手に持ち去られ……
それでも、短い命を、精一杯生きる。
小さな命たちの交流をもとにした、掌編です。
こんな世界だから、どこまでも小さな命を慈しんで語りたいと思い
ました。
童話読み聞かせ会の作品として出品した作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-10 22:00:00
4601文字
会話率:26%
こんにちは。
僕はH·Y。
この小説の管理をしているものだ。
さて、この小説の元ネタである『墓に添える花の名は』を読んでくれたかな?
この小説はその物語の日常を描いたものだ。
時に美しく、時に醜く、まるで空模様のように目まぐるしく変わるこ
の世から、所々でたった一部分を切り取ったお話を僕が聞かせよう。
僕はほぼ読み聞かせるだけでほぼ喋らないけど、
どうか僕が集めたこの話で少しでも君の明日がより良いものになることを願っているよ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-17 17:19:43
1678文字
会話率:61%
白い蛇は思いました。山のみっつ向こうに住む仲良しの黒い蛇はどうしているだろうか?
白い蛇は手紙を書いて、猪にそれを預けました。
「山のみっつ向こうに住む黒い蛇に届けておくれ」
猪は素直にそれを受け取って、一日でみっつの山を越え、黒い蛇に
手紙を渡しました。
黒い蛇は手紙を受け取ると、あっと言う間にむしゃむしゃと食べてしまいました……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-31 03:00:00
597文字
会話率:6%
バスルームからは生臭いにおいが漂ってくる。ドアをキッチリと閉めても、隙間をガムテープでふさいでも、消臭剤を部屋中においても、ひどい臭いはどこからか忍び入ってくる。
締め切ったバスルームから、バシャバシャと乱暴に水をはねる音がする。
あ
あ、時間だ。僕はのろのろと立ち上がって、冷蔵庫へむかった……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-31 00:00:00
9817文字
会話率:2%
大きな長靴がのっしのっしと歩きまわります。太い手が草を弄って引っこ抜きます。
ぼくもあんな風にされるのかな、と思うとほうれん草は急に怖くなりました。
土に埋まった小さない足を引っ張り出して、てくてくと畑の外を目指して走りだしました。
人間に見つかってはいけません。すぐに食べられてしまうからです……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-30 04:00:00
754文字
会話率:5%
それはまだ神と精霊と生き物たちの境界が曖昧で、海と空と大地すら時々混ざり合うような世界が生まれたての混沌の頃。
形の定まらない不安定な世界の中でも、生き物たちは懸命に肩を寄せ合って生き、それは村となり町となり、国となりました。
妖精
の国の王女が人の国の王子に魅了され、恋に落ちたことから悲劇が始まり、二つの国が消えたお話。
黒の森の周囲にある国の母親たちが、戒めに子どもに読み聞かせる童話です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-13 00:40:40
3008文字
会話率:0%
妖怪と呼ばれるもの達との小噺、オムニバス。
天気雨が降る中、幼児に絵物語を読み聞かせる妖狐のはなし──『薄くて分厚い雨の向こう』
間抜けな鬼と女子高生のはなし──『』
美しい蛟と田舎の祖母の家へ遊びに来た女子大生のはなし──『』
田
舎の学校の図書館で文車妖妃と出会った男子生徒のはなし──『』
学校裏の山中で鵺と出会う学校一の美少女のはなし──『』
田舎の学校へ赴任してきた新任教師と猫又のはなし──『』
烏天狗の子を助けた剣道部所属の男子中学生のはなし──『』
更新は順不同。
鉤括弧内にタイトルがあるものは更新済となります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-07 07:00:00
13324文字
会話率:46%
数年ぶりの大雪となったある年の冬の日。
白く染まった街の片隅で小さな雪だるまが生まれた。
その名は雪乃丈(ゆきのじょう)。
最終更新:2022-01-08 17:00:00
602文字
会話率:0%
願い事をかなえてほしくて、流れ星を探すこどもの、ちょっと切ないお話です。
幼稚園や児童館などで、子どもたちを前に絵本を開いて、「読み聞かせ」する状況を思い描いて言葉を選びました。
一貫するテーマは“喪失体験”“生と死”“愛”で、内容
そのものは大人向けかもしれません。
昨年投稿した童話「さがしもの」と同じ設定で、
自作の長編小説のキャラクター(水谷潤)の子供時代、抱えている過去と重ねて描いていますが、
まったく無縁の単話でも問題なく読めるように仕上げています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-16 00:00:00
814文字
会話率:10%
【本編完結済、毎日更新】
前回は嫁ぐ日に溺死、前々回は出産時に出血多量死、前々々回は夫に顧みられず孤独死……それぞれの人生で不幸な結末を迎えている令嬢ジョゼは、母が再婚して可愛い妹ができた日にまた巻き戻る。
前回は失明して孤独死、前々回は魔
物に襲われて死亡、前々々回は毒を飲んで死亡、さらにその前は刺されて死亡……それぞれの人生で不幸な結末を迎えている王子サフィールもまた、国王に留学を命じられたあの日に巻き戻る。
バッドエンド回避のために何をすればいいのか、ループが続く原因は何なのか、どうすれば幸福な結末にたどり着くことができるのか、互いに芽生えた想いはどうすれば成就できるのか――どうしても幸せになりたいジョゼとサフィールは、協力してハッピーエンドを目指す。
サンドリヨン(シンデレラ)の継姉ジョゼと、王子様サフィールの、「原作とは違う」幸せ探し。
最終的にはハピエンですが、途中でバッドエンド(デッドエンド・ビターエンド)になります。
「読み聞かせの最中に改変されてしまった童話」をモチーフにしています。
他所でも同時更新しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-05 00:00:00
95093文字
会話率:52%
※このお話の主人公は世界平和を実現する目的のために、暴力を一切使いません。チビッ子にも安心して読ませられるハートフルメルヘン物語です。是非お子さんにも読み聞かせしてあげてください。
幼馴染グループの勇者一行のメンバーの一人、グリムナは平
和を愛する性格で、魔物や悪人を片っ端から殺す勇者に疑問を持っていた。
そんなある日、人の言葉を解し、平和を愛するゴブリン『ネクロゴブリコン』と会って愛と平和をもたらす技、『魔法のキス』を授けられる。グリムナはそれを乱発して圧政を敷く代官を成敗する。
しかしある日、「公序良俗を乱す」という理由で勇者パーティーを追放されてしまう。
暴力を一切使わず、愛の力と魔法のキスで世界に平和をもたらす!
戦え!グリムナ!世界の平和は君の手の中に!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-03 06:49:12
1351513文字
会話率:44%
寝る前の読み聞かせでシンデレラを選んだところ、こどもの反応がおかしい。
最終更新:2021-08-14 11:46:43
1809文字
会話率:53%
誰にでも眠れない夜がある。
そんなアナタへ送る短編小説。
最終更新:2021-07-14 07:47:48
459文字
会話率:0%
小さなチカちゃんのお友達は、大きくなってどこかに行ってしまう気がするのでした。
※読み聞かせを意識して書きました。子供たちのベッドタイムストーリーになれたら幸いです。
最終更新:2021-07-10 21:13:22
1219文字
会話率:34%
ここは人里離れたところにポツンと点在する谷間の村。
冬は雪に包まれる谷間の小さな村で、人と動物たちが仲良く暮らしています。
そんな中、村の子供たちはいつも退屈そうにしていますが、ある時人の少年は新しい遊びを思いつきますが、、、。
人と動物
がほのぼのと交流する、そんな童話を書きたくて投稿しました。
幼児に読み聞かせられる話をイメージしましたが、もう少し対象年齢は上かもしれないです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-08 16:00:00
1097文字
会話率:25%
なんか面倒な家に生まれたっぽいなぁ。
おぎゃあ!と新たに生を受けて数日ばかりの私が、初めて抱いた感想がそれだった。
だって読み聞かせの様に一字一句の違いもなく、毎日毎日飽きもせず、母と名乗る女が「貴女こそがグリベリエ伯爵家の正当な
跡取り。卑しい血を引く屑たちに負けてはいけません。早々に殺やっておしまいなさい」って、呪詛を吐いてくるのですもん。
公用語が日本語なのに、町並みは中世ヨーロッパ風で、時々フランス語が出てくる不思議な世界。転生した事はもうどうにもならないから受け入れるとして、それにしてもハードな家に生まれたな!
この家で生き残るには、人を殺すしかない。でもできればそんな事したくない。
まともな倫理観を持つ元日本人が、何とか生き抜こうとしていろいろ頑張って、結果、なぜかイケメンに溺愛されていくお話。
注意!ややダークな主人公です。
注意!いつも通り残念なイケメンです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-02 19:01:18
26561文字
会話率:28%