公爵令嬢として生を受けたアデラインには、秘密がある。それは、前世の記憶があること。前世によると、この世界はロマンス小説の世界であり、アデラインは聖女である妹を虐める悪役令嬢だった。
けれど、アデラインは、シナリオに逆らわず、婚約破棄され、
敗戦国の隣国に嫁がされるという事実上の国外追放の処分をうける。
それでも、アデラインの表情は明るい。
それは、嫁いだ隣国で、夫となるクラウスに
「お飾りの王妃としての職務は全うしてもらうが、私は君を愛することはない」
なんていう冷たい言葉を浴びせられても、そうだった。
なぜなら、アデラインの真の目的は、お飾りの王妃になることだったからだ。
「ヒュー! やったぜ、夢のニート生活!!!」
しかし、ニート生活を満喫していると、なぜか、夫の態度が急変し──!?
ちょっとまって、私、溺愛とか、いりませんからー!!!!!
※アルファポリス様にも連載しています。以前投稿したもののリメイクです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-02 18:49:57
13817文字
会話率:34%
僕は貧しくても心が優しく美しい人を助けたかっただけなんだ。
なのに……僕が光魔法を授けた少女はその力を教会に利用され、婚約者の王太子からは虐げられていた。
そんな扱いをするなら僕が彼女をもらうよ。
彼女を傷つけた王族も貴族も教会も嫌いだ。
もう助けてあげない。
あっかんべー!
【短編】「婚約者に冤罪をかけて国外追放したら国が滅んだ〜神の手のひらの上で転がされていたことに気づかない間抜けな俺」https://ncode.syosetu.com/n5112hv/
上記の作品の続編です。竜神ルーペアト視点の話です。
「Copyright(C)2022-九頭竜坂まほろん」
※無断転載を禁止します。
※朗読動画の無断配信も禁止します。
※小説家になろう先行投稿。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-15 18:20:51
5559文字
会話率:23%
7歳の頃、私は中庭で走って転んで頭を打ったことで前世の記憶が蘇る。私が今いる世界は前世でプレイしたゲーム、『茜色の恋の狂想曲〜光の聖女と闇の貴公子〜』らしい。
転生において重要なのは、どのポジションに転生したかということだ。
ヒロインであ
る聖女?それともヒロインを虐める悪役?モブ令嬢?はたまた田舎娘?
ーー否、そのどれにも当てはまらない。
私が転生したのは、ゲーム上で数々の凄惨な事件を引き起こす黒幕、キュイ・ノーヴェルの義妹。
ゲームの序盤どころか始まる前に彼に殺され、体を操られながら事件に加担する、悲惨な最期+中途半端な悪役だった。
でも、転生したものを嘆いていてもしょうがない。生まれ変わったからには、全力で義兄の凶行を止めてみせる。
私、フィアナ・ノーヴェルは、この物語を始めさせません!
☆10話+別視点3話の9話完結。毎日投稿です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-10 20:00:00
59873文字
会話率:38%
「私はリリアーナを愛している。聖女を虐める底意地の悪い君はまるで向いてない。我がオノレーヤの国母なぞに添えてみろ、国がまともに治まるとは到底思えない。よってここにオノレーヤ第1王子ルビウスとその婚約者、オールディント公爵家ゼナとの婚約を破棄
する。」
「つまり、愛妾でも側室でもなく正室としてお出迎えに?」
「側室も愛妾ももたん。高潔な私を愚弄するつもりか。そんな言葉を軽々と吐くとは…!浅ましく汚れたその思考を恥じろ。」
精霊信仰の強いこの国で聖獣との契約を果たした平民の聖女は多くの支持を得て王子の新たな婚約者になろうとしている。
視界の端にニヤリと口の端を釣り上げた王子殿下が見えた。
かの伝説の聖獣様が私と対峙し神秘の美しい肢体はキラキラと輝きを放ちながら一つ唸りなさった。
この生涯にたった一度でも聖獣様と対峙する機会が与えられるなんて…
お言葉を交わす栄誉が与えられるなんて…
嗚呼、_____私は俗物でしかないのだ。
暇つぶしにちょろっと寄ってみてください。 楽しんでくだされば幸いです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-17 17:50:53
11386文字
会話率:19%
都合良いかな?
自分に甘すぎるかな?
キーワード:
最終更新:2022-06-29 19:22:17
379文字
会話率:0%
『あんたを虐める悪い娘に、呪いをかけてあげるよ』
真夜中の0時。
俺の部屋のベランダ窓に現れた黒猫は、そう言った。助けてくれたお礼らしい。
俺はこの夢のような出来事が信じられなかった。だって、猫が言葉を喋るんだぜ? そんなの誰が
信じる?
黒猫が去ったあと、悪い妄想を見たって思って、無理やり寝た。明日の朝になれば、いつもの日常が待っている。幼なじみである花宮華憐(はなみやかれん)に忌み嫌われる日々が待っているんだってな。
でも、そうならなかった。
次の日から、花宮華憐は中学に突然来なくなったんだ。長期の休学。
『なんかさ、部屋に引きこもってるらしいんだよね……』
『一言も喋らないんだって……』
『急に人が変わったみたい……。何かに取り憑かれたというか、呪われてるというか……』
クラス内での噂に、俺はいてもたってもいられなくて、花宮の家に行った。黒猫の言ってた『呪い』は本当だったんだ。俺のせいで、花宮はつらい思いをしている。
助けたい。
あいつの部屋のドアを無理やり開けたんだ。そしたら花宮はーーー、
「にゃ、にゃに勝手に入ってきてるにゃ!? へ、変態にゃああああん!!!!」
って、伸びた爪で引っ掻いてきやがったんだ。
ちょ!? 何その喋り方!? にゃん!? にゃんってなに!? いた!? ちょっ、ま、待て、尖った爪で引っ掻くなああああっ!!!!
花宮華憐は『にゃん語』を話す呪いにかかってたんだ。
なにそれ? えっ? ええ?? にゃんって……。小学生のあの頃ならともかく、中学生にもなってさ……、花宮さんよ。いや、そ、そんなこと考えてる場合ではない。
『みんなと普通に話したりできにゃいのっ!! す、すっごくは、恥ずかしいにゃん
!! うぅ……、い、樹(いつき)……、た、助けて、にゃん……』
……そんなの、言われなくてもそうするさ。
恐ろしくも、超可愛い呪い。俺と花宮の『にゃん語解呪』の日々が、幕を開けた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-11 20:50:36
11443文字
会話率:34%
マグリット公爵令嬢には子供の頃に両親に決められた婚約者が居た。
婚約者はこの国の皇太子であるマクシミリアン皇太子殿下。
しかしその婚約者には好きな人が居るようで…
仮にもこの国の皇太子。
マグリットからは婚約を解消する事も出来ず。
どう
しようかと悩んでいたらまさかの学園での卒業パーティーで虐めたと断罪されるなんて!!嫉妬して虐めるなんて有り得ない。
そもそも好きでもない訳で…
そうして時は巻き戻り、すでに10回目。
次はどうしようかな・・・折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-01 09:00:00
416388文字
会話率:22%
汚い猫が居たので、虐めることにした。
最終更新:2022-04-08 17:00:00
679文字
会話率:14%
ヒロインの登場で前世の記憶を思い出した私。ここは、幼少期に大好きだった絵本の世界だった?!
脇役の私は、本編とは関係ない自分の道を進みます! 婚約者のお兄様と幸せな未来を目指して、私を嫌いな婚約者様と、ヒロインを虐める悪役令嬢にハッピーエン
ドを! え? でも、これって本当は最初から仕組まれてました……?!
絵本の世界に転生した主人公が、物語の裏側で繰り広げられる純愛?溺愛?ストーリーです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-20 18:23:30
77070文字
会話率:43%
至って平凡な男子高校生である俺には4人の姉妹がいる。
その誰もがモデルやアイドル顔負けの美少女だというのだから、俺を羨む人達も多い。
しかし実際は真逆。俺は毎日、姉妹からゴミのような扱いを受けていた。
そんなある日、俺達の父親が驚愕の真実を
口にする。
「晴人。この中で、お前だけ血が繋がっていないんだ」
「「「「「え?」」」」」
姉妹達が驚く中で、俺だけはすっかり冷めきっていた。
薄々そんな気はしていたし、俺を虐める姉妹達なんか大嫌いだ。
だから俺は高校進学を機に家を出て、一人暮らしを始めようと思った。
だけど、この時の俺は知らなかった。
「「「「血が繋がってないなら、もう我慢する必要は無いわね……」」」」
真実を知った姉妹達が、今まで隠してきた愛情を爆発させようとしていた事に。
※カクヨムにも投稿しております折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-24 17:00:00
82880文字
会話率:54%
ハロード王太子は愛しいマリアを虐める婚約者レティーヌを婚約破棄をしようとするが、
何故か男性達がレティーヌの周りを花束を持って取り囲んでいる。
何故?どうして?
口々にレティーヌの有能さを上げマリアの事を蔑んで挙句の果てには男関係が激しい
とまで言い出す始末。皆、レティーヌと婚約したいのだ。婚約破棄を待っているのだ。
どうするハロード?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-23 13:22:27
3736文字
会話率:39%
貴族令嬢のサビーナは、自分を悪役だと思っている。母の期待に応えるため、嫌々ながらに妹を虐める毎日だからだ。
心苦しさから逃げるようにして、のんびりと湖で釣り糸を垂らすサビーナ。スローライフで心を癒すのが、彼女の数少ない楽しみになっていた
。
その湖でサビーナは、同じく釣りを趣味とするイケメン男性に出会う。しかし二人は釣りのタイプが異なるため、微妙に反発し合う仲になるのだった。
ある日、お城の舞踏会に招かれたサビーナたちは、事件に巻き込まれてしまい……。
釣りをすることで、頭も心もリフレッシュさせて、事件の謎を解く。ついでに、イケメン男性の正体もわかるかも? 悪役令嬢のスローライフ探偵物語!
(「カクヨム」「エブリスタ」でも掲載しています)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-21 22:03:24
25501文字
会話率:26%
「お姉様は、私が王太子妃になるのを横で指を咥えて見てるといいわ」
妹の趣味、姉を虐める事……。
姉アレクシアは、妹エルヴィーラの自尊心を満たす為だけに、侍女として付き添う事に。
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
侯爵令嬢のア
レクシアには、エルヴィーラという妹がいる。
「お姉様に、私が劣るなんてあり得ない」
妹の口癖だ。
妹は優秀で美しく、姉アレクシアは平凡で普通だと周囲からは言われた。
だが、それには秘密がある。
両親から溺愛される妹より優秀である事は許されいアレクシア。
妹よりも上手くダンスを踊れば、折檻される。妹よりもヴァイオリンを上手く弾けば、折檻された。
アレクシアはその為に、全てにおいて妹より劣って見えるように振る舞ってきた。
そんなある日、この国の王太子の妃を選ぶと伝令が出される。
妹は、王太子妃候補に選ばれ城へと赴く事になったのだが。その前夜アレクシアは、両親から衝撃の話をされる。
「エルヴィーラの侍女として、貴女も城へ行きなさい」
やがて、どうしても王太子妃になりたい妹は自滅して破滅の道を辿り、それに反するように姉アレクシアは、沢山の人望を集めて人々から愛されるようになり……。
*この作品はアルファポリスにも掲載されています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-21 11:27:12
59364文字
会話率:35%
虐めるようなことはやめてください。
最終更新:2021-10-26 02:32:57
719文字
会話率:0%
馬車の転落事故から意識を取り戻した伯爵令嬢のグレースは自分の中に前世の記憶があることに気づく。
その記憶から、自分が乙女ゲームの世界に転生したことを知るが、今ひとつ信じられない。
乙女ゲームでは腹違いの妹ミラがヒロインで、自分はその妹を虐め
る意地悪な姉の悪役令嬢だという。
確かに妹を虐めていたけど、意地悪な姉って酷くない?
しかし、前世の記憶の所為で今までの自分の行いを自覚し、グレースは謝罪を込めて妹のお見舞いに行くのだった。
えっ!?私の妹、天使なんだけど!??
そこで初めて覚醒する姉としての自覚。
超が付くほどシスコンとなったグレースは心を入れ替え、奮起する。
父親はクズだし、妹を守るのは私しかいないっ!
たくさん勉強して、私が伯爵家を建て直してみせる!
私、可愛い妹に尊敬される『お姉様』と呼ばれたいっ!!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-21 17:12:07
154351文字
会話率:40%
乙女ゲーム『貴方に花を捧ぐ』の中に入ってしまった前世もお嬢様の西園寺雅は、悪役令嬢スミス・ティアレーナに転生してしまった。
ティアレーナはヒロイン・アリシアを虐めようと決意し…?!
最終更新:2021-08-16 11:33:04
11803文字
会話率:42%
名誉ある百姓大名家のお姫様、百姓お蝶は、十歳のある日、しがないイギリスの女学生だった前世を思い出す。そう、そこは前世で遊んだ乙女ゲームの世界、「合縁奇縁!Be my Samurai♥」であり、お蝶はそこでヒロインである巫女を虐める悪役姫様な
のだ。
このままでは破滅フラグまっしぐら!故にお蝶は婚約者である次期天皇、そして他の攻略対象である将軍、武家の倅、公家の嫡男、住職見習いを避けようとするが、何故か逆に気に入られて?!しかも隠れキャラ、「忍者」がどうして…?
知識チートで無双する、異世界東洋戦国風ファンタジー!
…という名のツッコミエッセイ折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-15 10:52:45
1326文字
会話率:12%
弓道麗華(きゅうどうれいか)は高校2年生の16歳だ。
弓道部に所属していた彼女は、重い病を患いベッドから出ることができなくなった。
病名は食道がんの末期。
最後の望みをかけて手術を行うものの、失敗して命を落としてしまう。
しかし彼女は転生
した。
気がつけばそこは、彼女が死ぬ前にハマっていたゲーム『マナアース』の世界であった。
マナアースはシミュレーションRPGで、勇者と聖女が王国と世界を救う物語である。
その世界は、精霊と契約して魔法を使えるようになるのだ。
そんな中、彼女が転生した新たな名前は、ミルロ。
ミルロは勇者でも聖女でもましてや仲間キャラでもない。
聖女でありヒロインであるアリアを虐める悪役令嬢の取り巻きの一人であった。
いわば悪役で、ゲーム内で命を落とす運命だ。
しかし前世の記憶である麗華の記憶を持つミルロは割り切った。
ここはゲームの世界ではない、紛れもない現実だ。
主人公はこのわたし、これはわたしの物語なのだから。
ミルロはゲームの設定を無視して、好き勝手に生きていくことを決意するのであった。
強力な氷魔法と前世の弓の技術で、ミルロは勇者や聖女、魔王を越えて最強になる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-06 12:40:19
174585文字
会話率:17%
家族から残念美人と呼ばれている伯爵令嬢ラドミラは、生まれて直ぐ婚約者が決められてしまっていた。自分勝手でラドミラを虐めるボンクラ坊ちゃんである公爵家子息の婚約者を10年以上嫌ってきたラドミラ。ある時親戚筋の貴族の跡取りになる話が持ち上がり、
気楽にOKした後に婚約者の事を思い出し、後悔する。だが跡取りになりたい。そして婚約を破棄させようと一芝居うって、ボンクラ坊ちゃんとやっと婚約破棄。
念願かなって跡取りになり、領地経営に邁進しようとするが、なぜかあちこちから婚約を望まれて。以前の婚約者のような男性はもう嫌だが、いい人が居たら一緒になって次の跡取りを産み育てたい。でもそう言う人が居るのだろうか、私のような残念美人と一緒になってくれるような男性が・・・。
美貌で有名な伯爵家に生まれた伯爵令嬢は、自分が絶世の美女と言われた祖母の劣化版だとネガティブに思っていたのですが、実は令嬢を気にしている者は打算を含め意外に多くて、選り取り見取りになっていたのです。
短編として投稿致しました「残念美人の伯爵令嬢は婚約破棄を望んでいますhttps://ncode.syosetu.com/n0808gh/」のラドミラ=リーディエのお話の続編を考えていましたら、やはりつながったお話にした方が良いと思いまして、内容を書き足して、連載として投稿します。予想外にリーディエの残念美人部分が可愛くて卒業以降の貴族生活をメインに、ラドミラ=リーディエの婚姻を書きたいと思っています。ご一読くださいませ。あらすじを書き直しました。タグも増やしました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-07 13:00:00
240663文字
会話率:51%
侯爵家の令嬢であるノア=パンドュースは自分が日本人であること、そしてここが前世でやっていた乙女ゲーム『ドキラブ学園』の中であり、ヒロインを虐める悪役令嬢だということを思い出してしまった。このままではゲーム通り国外追放か、平民落ち、最悪死刑に
なってしまうかも!?
いや死刑以外ならなんとかやっていけるか。なら死刑以外に進みましょう!
※ご都合主義展開、誤字脱字について多々あります
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-23 00:00:00
141900文字
会話率:69%